カンムリウミスズメを見に行こう!

カンムリウミスズメを見に行こう!

2012年4月現在

カンムリウミスズメロゴ

◆メニュー

伊豆諸島、伊豆半島のツアー、航路

当会では1995年より伊豆諸島、伊豆半島海域でのカンムリウミスズメ調査を行っていますので、この海域での観察状況はかなり把握できています。その調査データを元に、カンムリウミスズメを見に行く方法をご案内します。
伊豆諸島、伊豆半島での観察時期は、2月中旬から5月下旬です。

三宅島のツアー

  • ポイント
    • 伊豆諸島三宅島では、日本野鳥の会協定施設の「三宅島スナッパー」が、カンムリウミスズメの観察ツアーを行っており、日本野鳥の会の会員割引が使えます。
    • この三宅島では、2009年5月12日に最大383羽、2011年では4月6日に123羽、5月9日に132羽の記録があり、百羽以上の観察を期待できる海域です。
    • 三宅島ではアカコッコやイイジマムシクイなど希少な鳥も観察できますので、陸上のウォッチングとセットにしたプランもお勧めです。
    • チャーター漁船にスナッパーのスタッフが専任ガイドとして乗り、約3時間の観察を行います。
    • 三宅島西部の阿古漁港を出航し、島の西約10kmに位置する大野原島(通称:三本岳)までの海域でカンムリウミスズメを探します。大野原島はカンムリウミスズメの繁殖地であり、周囲を断崖に囲まれたその猛々しい姿は圧巻です。
  • 料金、アクセスなど
    • ツアー料金は1名9,000円(最小催行人員5名)。
      会員割引、宿泊割引あり。
    • 東京竹芝旅客ターミナルより三宅島まで、東海汽船で約6時間。東京発は夜行便。
      三宅島の港よりスナッパーまでは送迎あり(要問い合わせ)。
    • 東京羽田空港より三宅島まで、全日空で約45分。1日1往復(就航率は低いです)。
  • 問い合わせ

三宅島でのツアーの様子(YouTube動画)

※動画・写真:三宅島スナッパー提供

伊豆半島のツアー

  • ポイント
    • 伊豆半島伊東市富戸港のイルカウォッチング船「光海丸」に乗船すると、カンムリウミスズメを観察できます。5名以上の団体であればカンムリウミスズメ専門の観察ツアーを行ってくれます。(要問い合わせ)
    • 東京から電車利用で日帰りできます。
    • 調査の記録数は最大21羽(2011年2月25日)とあまり多くありませんが、岸近くで観察できるのが特徴で、城ヶ崎の吊り橋(門脇吊り橋)から200mほどでの記録もあります。
    • 「光海丸」の船長がガイド役も務めます。
    • イルカウォッチングもできる海域のため、カンムリウミスズメの調査中にカマイルカの群れに出会うこともありました。
  • 料金、アクセスなど
    • ツアー料金は1名4,200円(最小催行人員5名)
    • 東京駅から伊豆急線城ヶ崎海岸駅まで、新幹線利用で約1時間40分、東海道線利用で約2時間50分。
    • 城ヶ崎海岸駅から富戸港は、タクシーで10分弱、徒歩なら約30分。
      タクシーは一つ先の伊豆高原駅のほうがたくさん待っています。富戸港まで約10分。
  • 問い合わせ
    • 光海丸:電話0557-51-8181

光海丸での調査の様子(YouTube動画)

光海丸での調査の様子

神新汽船航路

  • ポイント
    • 伊豆半島下田市の下田港から伊豆諸島の4島(利島、新島、式根島、神津島)を巡る神新汽船あぜりあ丸の航路は、シーズン中の調査でのカンムリウミスズメ観察率が100%です。
    • 東京から新幹線利用で日帰り可能です。
    • 途中下船無しの割引チケット「ワンデークルージング」があり、お得に乗船できます。
    • あぜりあ丸は小型の貨客船で、大型フェリーに比べ速度が遅くデッキも低いので、カンムリウミスズメ観察に向いています。
  • 料金、アクセスなど
    • ワンデークルージング 大人5,650円(月により変動があります)
      ワンデークルージング・チケットは、1人から購入でき、予約不要です。
    • 下田港発9:20で、4島を回り下田港着16:20ですが、海況により到着時間が前後します。
      曜日により4島の回り方が逆になり、水曜日は運休です。
    • 東京駅から伊豆急下田駅までは、新幹線利用で約1時間20分。
      東京駅発6:33(こだま631号)

      熱海駅で伊豆急線直通電車に乗り換え

      伊豆急下田駅着 8:49

      下田港神新汽船乗り場までタクシーで約10分
    • あぜりあ丸と下田港乗り場には食堂、売店がありませんので、弁当は持参してください。
      下田駅前にコンビニがあります。
      飲み物の自動販売機は、乗り場と船内にあります。
  • 問い合わせ

神新汽船あぜりあ丸での調査の様子(YouTube動画)

神新汽船あぜりあ丸
神新汽船あぜりあ丸

東海汽船三宅島航路

  • ポイント
    • 三宅島から東京行きの東海汽船航路では、ヒナ連れを観察できます。
      ヒナ連れの記録日は5月11~20日、三宅島出航の1~2時間後に観察されています。
    • 東京からだと、スナッパーでのツアーを含めて船中一泊、三宅島一泊でアカコッコなども観察できるプランが可能です。
    • 東京から三宅島行きは夜行便になるので、観察できません。
      三宅島-八丈島間の航路では、まだカンムリウミスズメが記録されていません。
    • カンムリウミスズメ以外にも、オオミズナギドリやハシボソミズナギドリ、オーストンウミツバメ、クロアシアホウドリなどの海鳥が観察されています。また、伊豆大島の東沖ではマッコウクジラがよく観察されています。
  • 料金、アクセスなど
    • 三宅島-東京間 2等船室 大人6,760円(月により変動があります)
    • 三宅島発14:20で東京竹芝着20:50ですが、海況などより変更があります。
    • 船内には食堂があり、軽食と飲み物の自動販売機もあります
  • 問い合わせ


三宅島入港中のさるびあ丸


さるびあ丸の最上部デッキ

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▲カンムリウミスズメ保護の取り組み

その他の海域のツアー、航路

広島県呉市のツアー

  • 広島の自然観察保全協会が、カンムリウミスズメの観察ツアーを行っています。
  • このツアーの時期は、夏を中心にほぼ通年です。
  • チャーター漁船に同協会のスタッフが専任ガイドとして乗り、約2時間の観察を行います。そのほか、カンムリウミスズメの生態や生息状況などのレクチャーもあります。
  • 詳しくはこちらから
    http://www3.ocn.ne.jp/~kumataka/umisuzumetour.html


ツアーの様子


レクチャーの様子

北海道根室市のツアー

  • 落石ネイチャークルーズ協議会が行っている海鳥観察のツアーで、2010年7月にカンムリウミスズメの目撃情報があります。
  • このツアーは、年末年始を除いて通年実施されています。
  • チャーター漁船に同協議会のスタッフが専任ガイドとして乗り、約2時間半の観察を行います。
  • 詳しくはこちらから
    http://www.ochiishi-cruising.com/


ツアーの様子


ツアーの様子

北海道羅臼町のツアー

  • 知床ネイチャークルーズが行っているツアーで、主にイルカ・クジラ類の観察が中心ですが、2009年8月にカンムリウミスズメの目撃情報があります。
  • このツアーは、通年実施されています。
  • 専用ツアー船に同クルーズのスタッフが専任ガイドとして乗り、約2時間半の観察を行います。
  • 詳しくはこちらから
    http://www.e-shiretoko.com/index.htm


ツアーに使われる船


ツアーの様子

北海道網走市のツアー

  • あばしりネイチャークルーズが行っているツアーで、イルカ・クジラ類の観察が中心ですが、2011年8月にカンムリウミスズメの目撃情報があります。
  • 当会スタッフはまだ乗ってないツアーですので、詳細は分かりません。
  • 詳しくはこちらから
    http://www.abakanko.jp/event/nature_cruise.html

千葉県銚子市のツアー

  • 銚子海洋研究所が行っているツアーで、イルカ・クジラ類の観察が中心ですが、2010年5月にカンムリウミスズメの目撃情報があります。
  • 当会スタッフはまだ乗ってないツアーですので、詳細は分かりません。
  • 詳しくはこちらから
    http://www.choshi-iruka-watching.co.jp/

苫小牧-八戸航路

  • 川崎近海汽船シルバーフェリーが運航する航路で、大型フェリーが就航しています。2011年8月に観察実績があり、他にも見られたとの話しがあります。
  • 青森県八戸市の八戸フェリーターミナルと北海道苫小牧市の苫小牧フェリーターミナルを結び、一日4便が就航しています。このうち観察時間が長く取れるのは、八戸8時45分発と苫小牧9時15分発の便です。
  • 観察実績は、苫小牧沖約50km付近です。この他、八戸沖でも見られたとの話しがあります。またこの航路ではありませんが、苫小牧沖約30km付近でも目撃情報があります。
  • 運行スケジュール、時刻などはこちらから。
    http://www.silverferry.jp/index.asp


八戸港停泊中のフェリーはちのへ


シルバークイーン左舷側での観察の様子

苫小牧-大洗航路

  • 商船三井フェリーが運航する航路で、大型フェリーが就航しています。2008年7月と2009年9月に目撃情報が、2010年6月には観察実績があります。
  • 茨城県大洗町の大洗港と北海道苫小牧市の苫小牧港を結び、一日2便就航しています。このうち観察時間が長く取れるのは、大洗港と苫小牧港をそれぞれ午前1時台に出港する深夜便です。
  • 観察実績、目撃情報とも苫小牧沖から青森県尻屋崎沖、岩手県から宮城県にかけての三陸沿岸、宮城県仙台湾沖で記録されています。
  • 運行スケジュール、時刻などはこちらから。
    http://www.sunflower.co.jp/ferry/index.shtml


大洗フェリーターミナル停泊中のさんふらわあしれとこ


さんふらわあしれとこ右舷デッキからの視界

東京-北九州航路

  • オーシャン東九フェリーが運航する航路で、大型フェリーが就航しています。2010年3月17日に目撃情報があります。
  • 東京都江東区の有明フェリーターミナルから徳島県徳島市の津田港フェリーターミナルを経由し、北九州市門司区の新門司港を結んでいます。東京出港は夜ですので、観察できるのは、夜が明ける三重県熊野灘から寄港地の徳島を経由して高知県室戸岬沖にかけてです。
  • 2010年3月に徳島県阿南市沖での目撃情報があります。また乗組員にバードウォッチャーがおられ、徳島沖での観察や高知県足摺岬近海で保護したことがあるなどのお話があります。
  • 運行スケジュール、時刻などはこちらから。
    http://www.otf.jp/


有明フェリーターミナル停泊中のおーしゃんいーすと


おーしゃんいーすとの船首デッキからの眺め

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ツアーと航路、どっちを選ぶ?

ツアーと定期航路での観察は、それぞれメリット、ディメリットがあります。ご希望に応じて選んでください。

ツアーのメリット、ディメリット

○経験豊かなガイドや船長が見つけてくれるので、高確率で観察できる。
○見つけたら船を止めたり近づけたりして、ゆっくり観察できる。
○光線のあたりかたで船を回してもらえるので、撮影もしやすい。
○出港時間を遅らせるとか、早めに切り上げて港に戻るなど、融通が利きやすい。
×人数が集まらないとツアーが出ない。
×船が小さめなので揺れやすく、天候が悪いとツアーが中止になる。
×防寒、防水などの、準備をしっかりしておく必要がある。

航路のメリット、ディメリット

○1人でも観察にいける。
○ツアー船よりは揺れにくく、天候の影響も少なめ。
○客室やトイレ、食堂、自動販売機などがあるので、休憩できるし、準備も楽。
×自力でカンムリウミスズメを見つけないといけない。
×鳥が出ても船は止まってくれない。あっという間に通り過ぎる。
×船が大きいので、鳥までの距離が結構ある。

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