日本のスズメは稲作(いなさく)とむすびついて人が暮らしているところをすみかとしたといわれているよ。田んぼでは春夏は虫を、秋には米を食べることができるし、昔の日本の家のつくりは巣づくりにもちょうどよかったんだ。 ★田んぼでは春夏は虫を、秋には米を食べることができた上に、昔の日本の家のつくりは巣を作るすきまがあって都合がよかったのでしょう。タカやヘビのような自然界の天敵(てんてき)が少ないことも人家(じんか)近くで暮らすのにプラスになったと考えられます。
スズメのオスとメスは見た目は同じだけれど、春の子育(こそだ)ての季節には行動で見わけることができるよ。およめさんをさがしてダンスをおどる(顔や尾をあげてのけぞるようなかっこうをします)のがオスだよ。よ〜くかんさつしてみてね。 ★交尾の時に上に乗るのがオスです。また、巣作りの際に青葉を運ぶのはオスではないかと言われますが、詳しくわかっていません。 ◎ もっと知りたい、スズメの子そだて ひなこのお散歩鳥講座9
鳥はほ乳類(ほにゅうるい)とともに学習能力(がくしゅうのうりょく)があって、ほかの生きものよりもあたまがいいと言えるよ。なかでも、いろんなものを食べ、人の行動をよく観察しながらゴミをあさるカラスのような鳥はかなりかしこいんだ。 ★カラス科にはカケスやオナガなど美しい鳥も多いのですが、共通した習性として、貯蔵(ちょぞう)というたべものを蓄(たくわ)えることもします。 ◎食べものをたくわえるのはどうして? ひなこのお散歩鳥講座14
カラスが人をおそうのはこどもをまもるときなので、春から夏の子そだてのきせつに巣やヒナに近づかなければ、おそってこないのがふつうだよ。もしもおそわれたら、巣やヒナからはなれよう。 ★こわい時にはカサを持っていると脅しにもなりますし、攻撃(こうげき)も防(ふせ)げます。ハシブトガラスではこどもは親鳥よりも甘い声で鳴くこともおぼえておくとよいでしょう。