公益財団法人日本野鳥の会
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Activity

当会の活動

ナベヅル・マナヅル分散プロジェクト

2011年度ツル越冬地整備

 長浜干拓地ではツル達が安心して越冬できるように、毎年以下のような越冬地整備を行っています。当会はこうした活動にアドバイスを行い、サポートしています。

①デコイ(実物大模型)の設置
 干拓地におりたツルが安心できるよう、実物大の模型(デコイ)を設置しています。これは当会が製作し伊万里市に無償で貸し出しているものです。
 今年は11月14日に、地元の伊万里市立東山代小学校5年生の児童62名がマナヅル3体、ナベヅル3体のデコイを設置しました。

②監視小屋の設置
 干拓地の入り口には、伊万里市により監視小屋が設置されています。ここは伊万里鶴の会のメンバーや市のボランティアの皆さんによる、ツルの観察や訪問者への案内などの活動の拠点になっています。また来訪者の案内のために、当会の寄贈した望遠鏡が役立てられています。これは当会会員からご寄付いただいたものです。
③ねぐら整備
 水田に水をはって、ツルたちが夜を過ごすためのねぐらをつくっています。ツルたちは回りが見渡せる、浅い水の中にねぐらをとります。越冬したツルだけでなく、渡りの途中で立ち寄ったツルもこの水田でねぐらをとります。
 また、カモやガンなどの野鳥もこの水田の周囲に飛来しています。
④稲の刈り残し
 ツルのエサとなるように、農家のご協力で、一部の水田に稲を刈り残したままにしています。
⑤音声装置の設置
 上空を通過していくツルたちに、長浜干拓地の安全性をアピールするため、ツルの鳴き声を再生するスピーカーシステムを例年、設置しています。このスピーカーシステムは伊万里西ロータリークラブが伊万里市にご寄贈くださったものです。今年度は設置前にツルが飛来したため、音声は流していません。
⑥遮光ネットの設置
 ツルが夜間、自動車のヘッドライトに驚かされず安心してねぐらを利用できるように、遮光用の寒冷紗(かんれいしゃ)を設置しています。
⑦立入り制限と銃猟規制
 ツルたちが安心して越冬できるように、長浜干拓地は、2004年11月から特定猟具使用禁止区域(銃猟禁止区域)になりました。
 また、長浜干拓地の地権者の皆さんの協力を得て、ツル飛来時には、通常の農作業を除いては、干拓地への立入りを極力しないよう制限しています。立入り制限期間は 11月1日から2月28日(バリケード設置は11月15日)です。皆様もご協力をお願いします。
⑧伊万里市上空の飛行制限のお願い
 伊万里市上空を飛行するヘリコプター等の音を怖がって越冬中のツルが飛び立ったことがあったため、上空を飛行する関係機関・団体に対し、緊急な場合を除き、冬期はなるべく伊万里市上空を避けて飛行していただくよう、伊万里市からお願いしています。
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