各地にあるサンクチュアリを拠点にレンジャーがさまざまな活動を行っています。
自然保護活動
サンクチュアリは、そのエリアだけでなく地域の自然保護活動も行っています。地域の方からの自然環境や野生生物についての問い合わせや相談に応じています。
特に当会の直営サンクチュアリの場合は、サンクチュアリを中心とした地域全体の活動を行っています。ウトナイ湖サンクチュアリでは、集水域の自然を守るた
めの「千歳川放水路計画反対運動」や「勇払原野保全プロジェクト」。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリでは「タンチョウ保護事業」などがあげられます。
普及教育活動
サンクチュアリは自然と触れ合う場所です。レンジャーは、そこを訪れた方に自然の成り立ちや仕組み、大切さを楽しみながら知っていただくための企画に取り
組んでいます。展示、映像、自然に親しむ観察会の実施、ニュースレターの発行やホームページの作成などがあります。また、近年は「総合的な学習の時間」に
代表される地域の自然を学ぶ活動が増えてきています。サンクチュアリでは利用者のニーズにあわせてさまざまな活動のプログラムを用意しています。
調査・研究活動
サンクチュアリは、保護区や公園などの指定を受けたり、土地の所有者との協定を結んだりすることにより、そのエリアは開発などから守られています。しか
し、自然環境は年月とともに変化して行きます。サンクチュアリが野生鳥獣の生息地として適切な状態にあるかモニタリングするための調査を行っています。特
定の種にとってそのサンクチュアリが重要な場合には、その種の生態調査も実施しております。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリで行っているタンチョウの
調査はこの例に該当します。
また、利用の増進を図るためニーズの把握やネイチャーセンターの利用状況の調査などの社会科学的な調査も随時実施しています。
環境管理活動
モニタリング調査の結果、野鳥の生息環境が悪化したことが判明した場合、環境管理を実施します。環境管理には、「管理作業」と管理の効果を調べる「効果測定調査」が含まれます。
また、サンクチュアリによっては新たな生息地を創り出す作業を行なっている場所もあります。
人材育成活動
サンクチュアリがある地域の自然保護活動の主体は地域の市民です。地域で活動する市民をサポートするための各種講座の実施や、レンジャーとともに活動するボランティアの受け入れなどを行なっております。
また、レンジャーになることを目指す方を対象に、レンジャー養成講座と、その後のトレーニングの仕組みとしてのインターンレンジャー制度を設けています。
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