調査報告 2011年1月 - 伊豆半島周辺海域では確認できず、人工巣異常なし –

調査報告 2011年1月 - 伊豆半島周辺海域では確認できず、人工巣異常なし –

2011年最初の調査を、1月21日に静岡県伊豆半島で実施しました。
洋上調査は、伊豆半島下田港よりチャーター調査船で約6時間の洋上調査を行いましたが、カンムリウミスズメは確認できませんでした。調査範囲は東伊豆の稲取沖から南伊豆石廊崎沖、西伊豆松崎沖にかけての海域です。この調査では、伊豆下田フィッシングの第二七島丸のご協力をいただきました。
上陸調査は、下田沖の神子元島で2010年9月に設置した人工巣の点検と利用痕跡調査を行いました。人工巣に異常はありませんでしたが、利用痕跡も見つかりませんでした。この調査では伊豆下田フィッシングのみこもと丸のご協力をいただきました。
これらの結果から、伊豆半島海域にはカンムリウミスズメはまだ渡来していないものと思われます。2010年調査でのカンムリウミスズメの初認は2月14日に伊豆諸島三宅島で確認されています。
各調査の詳細は以下のとおりです。

A.洋上の個体数調査

(1)伊豆半島
場所:
伊豆半島・神子元島周辺海域
方法:チャーター船で航行しながら、目視した個体をカウントする。航行コースはダブルカウントを避けるようにとる。
調査員:
当会職員3名
日程と結果:
1月21日 9:00~14:50 観察できず。
調査航路:
調査の様子:

当日の状況は、ブログにも掲載しています
http://kanmuriumisuzume.seesaa.net/article/181746744.html


下田港を出港する第二七島丸


調査船の舳先に立ち、カンムリウミスズメを探す
(石廊崎を西に回り駿河湾側に入ったところ)

B.繁殖地での営巣調査

1.昼間の上陸調査

(1)神子元島
場所:
伊豆半島南部、下田市の南側の沖に位置する神子元島
方法:
渡船で上陸し、人工巣に異常がないかを点検するとともに、カンムリウミスズメの利用痕跡を探す。
調査員:
当会職員2名
実施日:
1月21日 6:00~8:30
結果:
人工巣には異常は見られなかったが、人工巣内でイソヒヨドリと思われる死体を発見した。寒さなどで弱った個体が人工巣内に入り込み、そのまま死亡したものと思われた。
また、カンムリウミスズメの利用痕跡は確認できなかった。
調査の様子:

当日の状況は、動画とブログでも公開しています。
動画 http://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/sw_hogo/sw_movie/#date20110121
ブログ http://kanmuriumisuzume.seesaa.net/article/181732386.html


人工巣の点検作業


人工巣内で発見したイソヒヨドリと思われる死体

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