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私たちにできること ‐使い捨てプラスチックの排出を減らそう

イラスト:片岡海里
プラスチックごみによる海洋汚染をくい止めるために、私たちにできることを考えてみましょう。
- ①まず、リデュース:
- プラスチックごみによる汚染を食い止めるには、使い捨てプラスチックの使用をできるだけ減らすことが大切です。外出するときには、ペットボトルではなくマイボトル(水筒)を持っていきましょう。買い物では、レジ袋をもらわずに、マイバッグを使いましょう。使い捨てのスプーンやストローをもらわない、旅行先で使い捨ての歯ブラシやシャンプーなどのアメニティを使わないなど、少し気をつけるだけでできることがあります。
プラスチック製スポンジの代わりに天然素材のスポンジを使う、プラスチックではなくビン入りの製品を選ぶなど、プラスチックに代わるものがあれば、代替品を使いましょう。大量生産、大量消費社会を変えていくには、プラスチックに限らず、モノを使い捨てせずに大切に使うことが重要です。 - ②ごみを拾おう:
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干潟のクリーン活動身の回りのごみを拾いましょう。全国各地で、さまざまな団体によるごみ拾い活動が行われています。海辺や川のごみを拾うクリーン活動に参加してみましょう。
- ③広げよう:
- この問題を解決するには、プラスチックに依存する社会を変えていくことが必要です。消費者である私たちが行動に移すことが、社会を変える第一歩になります。量り売りや詰め替えサービスなど、プラスチック削減に積極的に取り組む企業やお店で買い物をし、応援しましょう。
使い捨てプラスチックを作らない・使わないように事業者に働きかけたり、プラスチックに頼る社会を変えるような政策を国に提言するNGOや団体の活動に参加し、支援することも、海洋プラスチック問題を解決する大きな力になります。
一人ひとりにできることは小さくても、多くの人が取り組むことで、社会が変わっていきます。プラスチックの使用を減らすために何ができるか、考えてみましょう。そして、この問題を家族や友達に伝えて、行動する仲間を増やしていきましょう。
≫プラスチックごみによる海洋汚染とプラスチック廃棄処理の問題
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