No.1
2004年4月号
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役員名簿など
 理事、監事、評議員の改選がありましたので、それらの名簿を掲載いたします。また新年度ですので、支部長名簿、事務局組織図を掲載いたします。    今後、異動などがありましたら、本通信で随時お知らせいたします。

   
●役員名簿
 2004年4月17日現在の役員は、下記のとおりです。4月17日開催の平成16年度第一回理事会(臨
  時)での執行役員選出結果が反映されています。なお、会長の交代などこの臨時理事会の結果報告については、改めて次号で掲載いたします。
(任期2004年4月1日〜2006年3月31日、理事20名、監事2名)
役 職 名 氏   名 現   職
会 長 柳生 博 俳優
専務理事 佐藤 仁志 日本野鳥の会島根県支部副支部長
常務理事 海老原 美夫 日本野鳥の会埼玉県支部副支部長兼事務局長
常務理事 中村 滝男 (社)高知県生態系保護協会会長
学識経験者理事 親泊 素子 江戸川大学教授
学識経験者理事 木村 春夫  
学識経験者理事 小杉 隆 衆議院議員
学識経験者理事 鈴木 君子 日本野鳥の会奥多摩支部長
学識経験者理事 滑志田 隆 毎日新聞社編集局人口問題調査会事務局次長
学識経験者理事 樋口 広芳 東京大学大学院教授、日本鳥学会会長
学識経験者理事 松田 輝雄 フリーアナウンサー、東京農業大学客員教授
学識経験者理事 吉田 新 (株)ファイブスターズ取締役
ブロック選出理事 花田 行博 日本野鳥の会オホーツク支部顧問
ブロック選出理事 山川 正吾 日本野鳥の会山形県支部長
ブロック選出理事 河地 辰彦 日本野鳥の会栃木県支部副支部長
ブロック選出理事 坂本 宗吏朗 日本野鳥の会東京支部副支部長
ブロック選出理事 細野 哲夫 日本野鳥の会長野支部長
ブロック選出理事 阿瀬 誠一郎 日本野鳥の会和歌山県支部監事
ブロック選出理事 三宅 武 日本野鳥の会徳島県支部普及編集部長
ブロック選出理事 松富士 将和 日本野鳥の会筑後支部長
監事 伊藤 直人 (株)現代文化研究所副社長
監事 高松 健比古 日本野鳥の会栃木県支部長

●評議員名簿
 2004年4月1日現在の評議員は、下記のとおりです。
■ブロック選出評議員
   
(任期2004年2月1日〜2006年1月31日、定数15名・現在数15名、北〜南順)
ブロック等 氏 名 支部役職
北海道ブロック
山田 三夫 日本野鳥の会札幌支部長
盛田 徹 日本野鳥の会苫小牧支部長
東北ブロック 針生 倖吉 日本野鳥の会青森県支部事務局長
大河内 重男 日本野鳥の会福島支部副支部長
関東ブロック 池野 進 日本野鳥の会茨城支部長
橋口 長和 日本野鳥の会埼玉県支部普及部長
東京支部 川端 一彦 日本野鳥の会東京支部副支部長
中部ブロック 高木 清和 日本野鳥の会愛知県支部副支部長
福井 強志 日本野鳥の会岐阜県支部事務局
近畿ブロック 狩野 清貴 日本野鳥の会京都支部幹事
福田 和夫 日本野鳥の会奈良支部幹事総務担当
中国・四国ブロック 日比野 政彦 日本野鳥の会広島県支部長
真鍋 啓二 日本野鳥の会愛媛県支部事務局次長
九州・沖縄ブロック 佐久間 仁 日本野鳥の会佐賀県支部副支部長
高野橋 豊 日本野鳥の会大分県支部研究部長
     
■学識経験者評議員    
(任期2004年2月1日〜2006年1月31日、定数15名・現在数15名、五十音順)
氏 名 現 職
芦ア 治 ジャーナリスト
日本環境ジャーナリストの会副会長
安藤 正治 NHKマルチメディア局デジタル開発担当部長
磯崎 博司 岩手大学教授
伊藤 勝 江戸川大学教授
遠藤 孝一 日本オオタカネットワーク代表
川村 研治 地球環境パートナーシッププラザNPOスタッフ
木内 正敏 株式会社自然教育研究センター代表取締役
国松 俊英 文筆業
駒沢大学非常勤講師
白井  健 朝日カルチャーセンター代表取締役社長
曽我 千文 東京都建設局東部公園緑地事務所事業推進課緑化推進担当係長
中村 桂子 全国野鳥密猟対策連絡会事務局長
蓮尾 純子 市川市臨時職員
(千葉県行徳野鳥観察舎勤務)
日野 迪夫 (財)世界自然保護基金ジャパン事務局長
松田 道生 文筆業
立教大学非常勤講師
横山 隆一 (財)日本自然保護協会常務理事

●支部長名簿
 2004年4月1日現在の各支部長は、以下のとおりです。
   
     
ブロック 支 部 支部長
北海道ブロック
(15支部)
小清水 竹田津 実
オホーツク 川崎 康弘
根室 細川 憲了
釧路 林田 恒夫
十勝 鎌田 幸雄
旭川 石川 信夫
滝川 越後 弘
道北 小杉 和樹
江別 松山 潤
札幌 山田 三夫
小樽 渡邊 俊夫
苫小牧
盛田 徹
室蘭 本多 進
函館 有馬 健二
道南桧山 林  吉彦
東北ブロック
(17支部)
青森県
對馬 昭三
弘前 小山 信行
秋田県 佐藤 公生
山形県 山川 正吾
宮古 佐々木 宏
盛岡 中村 茂
北上 高橋 知明
宮城県 竹丸 勝朗
福島 白岩 康夫
郡山
湯浅 孝子
二本松 紺野 一
白河 円谷 福男
会津 冠木 忠之
南会津 長沼 勲
いわき 小野 金次郎
福島県相双 新妻 徳善
福島県原町 佐藤 勝彦
関東ブロック
(9支部)
茨城
池野 進
栃木県 高松 健比古
群馬県 卯木 達朗
吾妻 都丸 省三
埼玉県 藤掛 保司
千葉県 志村 英雄
東京 西村 眞一
奥多摩 鈴木 君子
神奈川 鈴木 茂也
 
ブロック 支 部 支部長
中部ブロック
(21支部)
新潟県 大島 基
佐渡 坂田 金正
富山県 舘  懌二
石川 橘  映州
福井県 中林 喜悦
長野 細野 哲夫
軽井沢 橋本 肇
諏訪 林  正敏
木曽 小林 八千治
伊那
星野 和美
甲府 依田 正直
富士山麓 杉浦 忠睦
東富士 菅  常雄
沼津 神谷 芳郎
南富士 遠藤 英一
南伊豆 大隅  久
静岡 三宅  隆
遠江 青木 正男
愛知県 佐々木 和治
岐阜県 大塚 之稔
三重県
杉浦 邦彦
近畿ブロック
(5支部)
奈良 小船 武司
和歌山県 土岐 頼三郎
京都 田淵 章
大阪 岡本 恭治
兵庫県 重政 慶三
中国・四国ブロック
(9支部)
鳥取県 竹中  稔
島根県 飯塚 洋一
岡山県 丸山 健司
広島県 日比野 政彦
山口県 岡田 雅裕
香川県 中島  章
徳島県 曽良 寛武
高知 西村 公志
愛媛県 森川 國康
九州・沖縄ブロック
(12支部)
北九州 森本 嘉人
福岡 小野  仁
筑豊 松尾 節朗
筑後 松富士 将和
佐賀県 中島 睦子
長崎県 鴨川  誠
熊本県 高野 茂樹
大分県 武石 干雄
宮崎県 前田 幹雄
鹿児島県 下池 和善
やんばる 新田 宗仁
八重山
本若 博次

●財団事務局の組織    
 2004年4月1日現在の財団事務局組織と担当職員は、下記のとおりです。
 サンクチュアリでは、豊田市自然観察の森が新たに加わりました。また、姫路市自然観察の森に
  隣接する同市施設「伊勢自然の里環境学習センター」を受託しましたので、12カ所14施設となっています。
組織図

事業計画・収支予算
 平成16(2004年度)の事業計画と収支予算についてはホームページのインフォメーション―当会の事業に公開されていますので、そちらをご覧下さい。
   事業計画、収支予算書とも、理事会および評議員会で承認された全文を掲載しています。

ブロックや事務局各室からのお知らせなど
■ブロックの動き
 現在までに財団事務局にご連絡いただいているブロック行事で、5月に開催予定のものは下記のとおりです。
  ・東北ブロック
   ブロック協議会総会 
   5月15〜16日 青森県支部主管
  ・中国・四国ブロック
   ブロック交流会  
   5月22〜23日 香川県支部主管
(会員室長/小林豊)

■普及室より
■ 支部探鳥会の広報を充実します ■
 会の普及事業の中で、支部の探鳥会が果している役割は非常に大きなものがあると考えています。そのため、今年度より支部探鳥会情報の広報や結果把握の仕組みを変更させていただきたいと思います。
 このことから、4月9日付で各支部へ「「探鳥会予定記入用紙」「結果記入用紙」提出のお願い」をお送りさせていただきました。しかし、この文書では説明が不足しておりましたため、戸惑われた方が多いのではないかと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
 後先になってしまい申し訳ありませんが、この紙面で改めて支部探鳥会の情報収集の取り扱いの変更についてご説明させていだだきます。どうぞご理解とご協力のほどお願いいたします。

●変更の背景
 支部探鳥会は、財団事務局で把握しているだけでも2002年度に3,066回開催されており、参加者数は延べ57,676人になっています。毎年これだけの規模の行事を長年継続している団体は、国内ではあまり無いと思われますし、日本野鳥の会の根幹をなす活動と言っても過言ではないでしょう。
 しかし、これまでこの支部探鳥会の広報は不十分だったと思われます。また、年間の開催数や参加者数を把握する仕組みも整備していなく、正確な規模は分かりません。実際には前述の数字よりさらに多いのではないかと思われます。
  ●変更のポイント
(1)開催情報の告知の充実
 これまで支部報など支部発行物以外での支部探鳥会の告知は、野鳥誌が中心でした。しかし野鳥誌では紙面が限られるため、掲載できる探鳥会の数は非常に限られていました。またホームページにも掲載していましたが、野鳥誌用の原稿を流用していたためホームページという媒体を生かしきれず、同じく限られた情報発信になっていました。
 これらのことから、今後は公開できるすべての探鳥会情報をホームページに掲載いたします。また、野鳥誌上では一件あたりの情報量を減らし目録的に公開できるすべての探鳥会を掲載します。ホームページを見ることができず、野鳥誌上の目録的なものではなく詳しい情報を希望される会員の方には、電話やFAXなどで普及室にお問い合わせをいただければ、ホームページに掲載されている情報をお伝えいたします。
 
(2)実績の把握と広報
 実施結果についての情報収集を行っていないため、せっかく実施された支部探鳥会の実績が、会の実績として対外的なPRに生かされていませんでした。
 今後は、開催回数や参加者数など把握し、具体的な数値を用いて社会にPRしてまいります。また、この開催回数や参加者数などを支部ネット通信でお伝えしていきます。これにより、他支部の状況や全国的な実施状況を支部間で共有化することができます。

●実施方法
 4月9日付文書に同封しております「探鳥会予定記入用紙」と「結果記入用紙」にご記入の上、ご返送ください。記入方法、ご返送時期などは4月9日付文書に記載しておりますので、ご参照ください。なお、各記入項目につきましてはわかる範囲で結構でございます。例えば「探鳥会結果記入用紙」の(会員・非会員)、(リーダー・サブリーダー)など、支部によってはわからないデータもあろうかと思います。
 締め切りにつきましては、支部報の編集のペースにあわせて2〜3か月分まとめてお送りいただいても結構です。
 
 事務の手間を増やしてしまい大変申し訳ありませんが、趣旨をご理解の上、ご協力のほどをお願い申し上げます。
(普及室長/箱田敦只)



■サンクチュアリ室より
■ 2003年度の利用者は33万人 ■

●利用者数実績
 年度も改まり、昨年度の事業の反省などを行っております。今回はその中から野鳥の会が運営もしくは運営の一部を受託しておりますサンクチュアリの利用者数についてご報告いたします。
 2003年度は、ウトナイ湖と鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの直営2ヶ所と地方自治体からの受託で10ヶ所の施設をサンクチュアリとしてレンジャーを配置しました。2003年度中にこれらの施設を訪れた方の総数は、329,669人でした(表参照)。

2003年度のサンクチュアリ 利用者数(人)
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 3,104
ウトナイ湖サンクチュアリ 14,778
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター 75,855
春国岱原生野鳥公園 15,682
福島市小鳥の森 21,540
谷津干潟自然観察センター 49,777
東京港野鳥公園 47,038
三宅島アカコッコ館 閉鎖中
横浜自然観察の森 39,771
加賀市鴨池観察館 16,331
姫路市自然観察の森 25,737
福岡市油山自然観察の森 20,086
合   計 329,699
一部施設名を省略しております

 サンクチュアリでの事業には、保護、普及、調査や環境管理などがありますが、利用者数は、普及事業の重要な指標と考えております。年間約30万人に対して、自然に親しみ、その大切さを伝える事業を展開することができたと評価しています。また、この数は野鳥の会の活動を広報できた数ともいえます。
  ●施設数と利用者数の関係
 サンクチュアリの数は、1981年にウトナイ湖サンクチュアリがオープンしたのち、10年後の91年には9施設、93年には12施設と増えてきました。利用者数も順調に増え95年に約35万6千人に達しました。その後、おおの自然観察の森が契約終了となったり、三宅島のアカコッコ館が噴火のため、閉鎖されたりして、利用者数も2000年には25万人まで落ち込んでしまいました。
 現在、2002年度にオープンしたウトナイ湖野生鳥獣保護センターの利用者に加えて、各施設での利用者数もやや増加してきて、昨年度の数値となりました。今年度は、豊田市自然観察の森が、オープン後14年目にして本会が運営の受託をしまして、新たにサンクチュアリに加わります。
地方財政も厳しく、類似の団体も増えていく中で、サンクチュアリ事業と施設の関係も多様化していくと考えております。そのなかで本会の普及事業をサンクチュアリの場でいかに展開していくか工夫を重ねたいと考えています。

グラフ:サンクチュアリの利用者数と施設数の推移

(サンクチュアリ室長/葉山政治)



■会員室より
●4月1日会員数
4月1日現在会員数 48,181人(対前月 −312人)
  3月の入会者数    249人
  3月の退会者数    572人
  3月の入会案内発送件数 5,785件
(年度累計41,635件)

●お早めに支部からのご連絡をお願いします 
 バードウィークが近づき、1年を通して入会者数が多い時期(4〜6月)となりました。この時期、支
  部への入会者の登録も増えます。会員室から送金一覧表とともに月に2度、支部に新入会された方のお名前やご住所などを支部へお知らせしています。
 支部に入会された方は、支部報や支部からのご連絡を心待ちにされています。入会されて1ヶ月経っても支部から何も連絡がないと、入会手続きが完了しているのか不安になられて会員室へ連絡される方がいらっしゃいます。どうかお早めに、支部から支部報をお送りするなどご連絡をお願いします。
 
(会員グループ/八木典子)



■支部ネット通信担当より
 無事、支部ネット通信第1号を発行することができました。今号では、新年度ということもありまして04(H16)年度の事業計画全文をはじめ、新役員・評議委員名簿、事務局組織図などを掲載しましたので、ページ数がかなり多くなりました。どうぞご了解ください。

●メール配信も行っています
 この支部ネット通信のテキスト版を電子メールでお送りしています。また支部ネット通信のバックナンバーはホームページ上の限定ページに掲載しておりまして、その限定ページのURLも電子メールでお知らせしています。電子メール配信ご希望の場合は、お手数ですが[email protected]まで配信希望アドレスをご通知ください。配信アドレスは1支部2アドレスまで登録可能です。
 このメール配信では、無料の配信サービスを利用しておりますので、配信メールに広告が入ってしまいます。また登録いただいた配信アドレスにも自
  動的に広告メールが届いてしまいます。この広告メールは削除していただいてかまいません。ご不快に感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、経費節減のためご理解のほどお願いします。

●ご投稿もできます
 支部ネット通信では、支部やブロックから全国の支部・ブロックへ発信したい情報をご投稿いただいて掲載することができます。投稿にあたって特に字数の制限などは設けていません。できるだけ弾力的に対応したいと考えております。原稿は毎月10日頃が締め切りで、20日頃に発行となります。
(会員室長/小林豊)


支部ネット通信 第1号 
発行:財団法人日本野鳥の会 2004年4月20日
担当:会員室
   〒151-0061 東京都渋谷区初台1-47-1
   小田急西新宿ビル1F
   TEL03-5358-3510・3511 FAX03-5358-3608
   E-mail:[email protected]

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