会員室では、昨年の10月から当会の事業がマスコミでどの位報道されているかを把握し、効果的な広報活動が行えるよう、インターネットで配信されているニュースをインターネットの検索機能を用いて検索し、当会の事業に関連するニュースの件数をモニターする「パブリシティ調査」を実施しています。
今回、1年分の集計がまとまりましたので、ご報告いたします。
1.調査方法
インターネットの一般的なニュースサイトでキーワード検索をし、月ごとに分類・集計を行っています。また、他の自然保護団体の事業も同時に検索することで団体別に掲載量の比較をしています。
検索頻度は3〜4日に1回、検索するニュースサイトは「Yahoo!Japanニュース」、「gooニュース」、「Googleニュース日本版」の3サイト、検索キーワードは下記のとおりです。
- 当会および当会事業に関するキーワード:IBA/サンクチュアリ(各サンクチュアリ名含む)/日本野鳥の会/探鳥会/重要野鳥生息地
- 他団体等に関するキーワード:WWFジャパン/世界自然保護基金/日本自然保護協会/日本鳥類保護連盟/バードウォッチング/野鳥
2.検索結果の分類
検索してヒットした各ニュースは、「日本野鳥の会>財団事務局事業>IBA」などの各項目に分類して集計しています。
この際、以下の分類方針をとっています。
- 当会事業に無関係な記事は除外(その他の野鳥関係を除く)
- 同じ記事でも掲載された媒体数を件数としてカウント
- 当会と他団体が同時にとりあげられている場合は、それぞれに対して1件とカウント
- 支部については、支部長名や支部長のコメントが掲載されている場合は、支部を代表しているとして「支部の活動」とし、会員個人のコメント等は「会員の活動」に分類
- 見出のみの有料記事も1件としてカウント
3.集計結果と分析
(1)全体の概要
1年間のカウント総数は1,008件で、内訳は日本野鳥の会386件、その他野鳥関係の記事が374件、続いてWWF143件、日本自然保護協会61件、日本鳥類保護連盟44件となりました。
また全体を月平均にすると約84件となり、単純計算では1日2〜3件の野鳥に関する記事を目にする機会があったことになります。今後もデータを蓄積し、一般における野鳥に関する話題への関心度を測る上で参考にしていきたいと思います。
(2)その他野鳥関係のニュースの概要
社会的に話題性の高かったニュースに鳥が関わるものがいくつかありましたが、中でも世界中で大きな問題になっている鳥インフルエンザに関しては、中国で渡り鳥が大量死したことを伝えた今年6月の記事を皮切りに、国内の養鶏場でも処分などが相次いだことから掲載数が増えて35件、次に豊岡市のコウノトリの放鳥に関する記事が9月単月のみで20件と、一般の関心の高さがうかがえる結果となりました。
(3)日本野鳥の会のニュースの内訳と概要
日本野鳥の会に関する記事の内訳は、支部・会員の活動が258件(うち、支部の活動107件、会員の活動151件)、財団事務局サンクチュアリ関係50件、同保護関係42件、同普及関係20件、同分類不能11件で、支部・会員の活動が全体の約68%を占める結果となりました。全国89支部と財団の掲載数のみで単純に比較は出来ませんが、地元での保護活動なども多く取り上げられており、支部活動が会の広報活動に大きく役立っていると思われます。
記事の内容としては、支部の活動では、地域の自然保護・調査に関するものが49件、珍鳥などに関するコメントが34件、滋賀支部設立を伝える記事が5件、その他(イベントなど)19件となりました。
会員の活動では、地域で発見された野鳥やその行動についてのコメントが主なものとなっています。
財団事務局サンクチュアリ関係では、主に各地サンクチュアリでの活動やイベントを紹介したものでしたが、三宅島への帰島が実施され、アカコッコ館の再開が伝えられるようになった5月〜7月の3ヶ月間の関連記事は合計13件でした。
同保護関係では、今年度の事業計画で広報活動を目標に挙げているIBA事業に関する記事が5件、「ツバメかんさつ全国ネットワーク」への参加を呼びかける内容の記事が16件などとなりました。
同普及関係では、昨年2月から鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリで稼働を始めたタンチョウライブカメラに関する記事が2件、新たな会員・支援者を増やす目的で行われた「『野鳥』誌1万人キャンペーン」を知らせる記事が1件などでした。
最後に同分類不能は、11件中10件が柳生会長の活動を伝える記事で、仏沼を視察された際の様子やコウノトリの国際会議、東山動物園再生検討委員会など公の場で広くご活躍されている様子が伝えられました。
(4)財団事務局事業と他団体の掲載割合
法人の事業活動のみで掲載数を比較するために、日本野鳥の会全体から、支部・会員の活動を除いた数で他団体と比較してみると、財団事務局事業は128件34%、WWF143件38%、日本自然保護協会61件16%、日本鳥類保護連盟44件12%という結果でした。
他団体の特徴として、WWFでは会員独自の活動を伝える記事は0件で、全て法人が行う事業活動に関する記事や自然保護問題、社会現象などに対する同団体の意見表明などでした。日本自然保護協会では、法人が行う事業のひとつが継続的に掲載されており、効果的な広報が行われていると思われます。日本鳥類保護連盟では、会員の活動の掲載数が法人を上回る結果となり、法人に関する記事のほとんどは同法人が主催する「全国野鳥保護のつどい」に関するものでした。
(5)まとめ
今回の集計では、野鳥に関する話題が既に一般的なものとして扱われ、それが自然保護や自分たちの身近に感じられるものであれば、さらに大きく取り上げられる要素であることがうかがえるものとなりました。一方、財団事務局の活動については、事業規模に対してまだまだ取り上げられる頻度が少ないと言える結果となりました。今後さらに各部署において積極的な広報活動を行っていくことが必要と感じられる結果でした。
4.入会問合せ件数/入会者数との関連性について
今年度は、昨年度に比べて一般の方が会に直接入会の問合せをされる件数が大幅に減少しています(昨年度4月から10月の間に電話やEメールなどで直接問合せをいただいた件数は711件でしたが、今年度同期は414件でした)。この現象について、ニュースに取り上げられる件数との関連性に着目しており、各月の財団事務局、支部・会員を合わせた当会関係のニュース件数と入会問合せ件数、および問合せされたうちで入会した人数の関係をみたところ、若干の関連性が認められる結果になりました。
報道される件数が多いほど、関心を抱く人が増え、入会の問合せにつながるというのは理屈としては十分考えられることです。しかし、このパブリシティ調査は昨年10月からであり1年分のデータしか手元になく、実際に今年度より入会の問合せが多かった昨年度のパブリシティ件数との比較ができていないため、これだけを以って関連があるというにはデータが不足しています。今後も十分に注視していきたいと考えています。
(会員室/齋藤英一郎)
■東京バードフェスティバル2006にご参加ください■
来年も東京港野鳥公園において、東京バードフェスティバルを開催します。
このイベントは、バードウォッチングの楽しみを多くの方に知っていただくきっかけにしようと2004年からスタートしたもので、昨年は1万人の来場者に参加いただきました。当会は実行委員会のメンバーとして企画実施に当たっております。
参加の方法としては、ブース出展や観察会などのイベント実施などがあります。これから、実施に向けて企画を作り上げてまいります。
バードウィークでお忙しい折かと存じますが、支部の皆さまにも、ぜひご参加くださりますようにお願いいたします。
開催日 2006年5月13日、14日
今年の様子は以下のホームページでご覧いただけます。
http://www.tptc.or.jp/park/event/tbf2005.htm
(サンクチュアリ室長/葉山政治)
■「支部報とりまとめ発送」次回の日程のご案内■
次回の支部報取りまとめ発送日は1月17日(火)ですので、支部報は下記の要領でお送りくださるようお願いします。(支部報取りまとめ発送についての詳細は、
支部ネット通信2005年6月号をご覧下さい。)
送付期日:
平成18年1月16日(月)必着
送付先:〒151-0061東京都渋谷区初台1-47-1小田急西新宿ビル1階
(財)日本野鳥の会総務室 支部報担当宛
※本件に関するお問合せ先:
03-5358-3513 総務室 吉家(きっか)
■平成18年度の支部事業補助金について■
支部事業補助金の募集は従来12月に行ってきましたが、平成17年度の申請要項(平成16年12月22日付支部へ送付)でお知らせのとおり、平成18年度より、年度始めの4月にご案内することとなりました。次回の申請要項は来年4月に支部ネット通信へ掲載するとともに支部宛に郵送する予定です。
■理事会、評議員会日程のお知らせ■
理事会、評議員会の日程が決まりました。正式通知は後日あらためて文書にてお送りする予定ですが、取りいそぎ日程のみお知らせいたします。関係各位におかれましてはスケジュールに入れておいてくださるようお願いいたします。
・理事会(臨時) 平成17年12月3日(土)※理事・監事の皆さまにはお知らせ済みです
・理事会(定例) 平成18年2月12日(日)
・評議員会(定例)平成18年3月18日(土)
(総務室/吉家保奈美)
■寄付パンフレットを野鳥誌12月号に同封、寄付の呼びかけDMを発送■
会員室では毎年末、日頃ご支援いただいている皆さまへパンフレットやDMをお届けし、ご寄付の呼びかけを行っております。昨年度は野鳥誌12月号に寄付パンフレットを同封し、ご協力をお願いしたほか、昨年1年間にイベントなどに参加された非会員約8,600名の方へパンフレット一式(寄付・入会・活動)をお送りし、寄付と入会の呼びかけを行いました。その結果、これらこの呼びかけを通じて年度末までにいただいたご寄付の合計は1,517,667円となりました。
今年度は、上期の寄付金収入実績が昨年度に比べ非常に厳しい結果となりましたが、今年もまた会員の皆さまには野鳥誌12月号に寄付パンフレットを同封してご支援をお願いするほか、個人特別会員の方や昨年度にご寄付をいただいた方々には個別にDMをお送りし、ご寄付のお願いに努めることとしております。なお、今年度に各種イベントに参加された方で非会員の方へ入会をご案内するDMも続けて準備しております。
会が自然保護団体として積極的な活動や自由な発言を行っていくためには、安定した事業収入を得るだけでなく、自主財源を充実させるための会費収入と寄付金収入の増加が重要です。今年も是非皆さまのご協力をお願い申し上げます。
(会員室/吉倉浩子)
■ 会員数 ■
●11月1日会員数 46,754人(対前月 −106人)
3ヶ月連続して会員数がマイナスとなり、先月に比べ106人の会員数減少となりました。
10月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より116人少なくなっています。会員の増減は、入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。10月の会員への復活者数を入会者数に加えても、退会者数が多かったために、前月に比べて106人の会員数減少という結果になりました。
10月の入会者数は前年同月の入会者数に比べ±0人と同数です。10月の退会者数は前年同月の退会者数214人に比べ52人増えました。2005年4〜10月までの入会者累計は1,311人で、前年同期の入会者累計1,428人に比べると−177人となり、今年度の入会申込みは前年度に比べて減少傾向にあります。
表1 10月の入会・退会者数 |
|
入会者数 |
退会者数 |
個人特別会員 |
5人 |
8人 |
総合会員(おおぞら会員) |
28人 |
88人 |
本部型会員(青い鳥会員) |
35人 |
38人 |
支部型会員(赤い鳥会員) |
55人 |
75人 |
家族会員 |
27人 |
57人 |
合計 |
150人 |
266人 |
年度累計 |
1,311人 |
1,407人 |
10月の入会案内発送件数 1,710件(年度累計26,611件)
10月のホームページアクセス件数 20,999件(年度累計165,741件) |
|
■都道府県および支部別会員数■
都道府県別の会員数の合計47,007人には野鳥誌の贈呈数も含まれており、野鳥誌贈呈数253を引いた数が公称会員数となります。都道府県別の会員数合計の対前月差は−99人となっており、11月1日会員数の対前月−106より多くなっていますが、これは野鳥誌贈呈先+7が含まれているためです。
表2 都道府県別の会員数 (11月1日時点)
都道府県 |
会員数 |
対前月差 |
都道府県 |
会員数 |
対前月差 |
都道府県 |
会員数 |
対前月差 |
都道府県 |
会員数 |
対前月差 |
北海道 |
2,101人 |
-1人 |
神奈川県 |
4,895人 |
-17 |
大阪府 |
2,465人 |
-18人 |
福岡県 |
1,599人 |
-7人 |
青森県 |
372人 |
2人 |
新潟県 |
498人 |
2 |
兵庫県 |
1,791人 |
-5人 |
佐賀県 |
232人 |
-3人 |
岩手県 |
497人 |
0人 |
富山県 |
259人 |
-1 |
奈良県 |
688人 |
-2人 |
長崎県 |
290人 |
0人 |
宮城県 |
598人 |
0人 |
石川県 |
345人 |
-1 |
和歌山県 |
234人 |
-1人 |
熊本県 |
474人 |
-2人 |
秋田県 |
268人 |
1人 |
福井県 |
278人 |
-4 |
鳥取県 |
245人 |
0人 |
大分県 |
280人 |
-5人 |
山形県 |
231人 |
0人 |
山梨県 |
375人 |
-1 |
島根県 |
167人 |
0人 |
宮崎県 |
303人 |
1人 |
福島県 |
880人 |
-4人 |
長野県 |
1,047人 |
7 |
岡山県 |
643人 |
0人 |
鹿児島県 |
409人 |
2人 |
茨城県 |
1,228人 |
-1人 |
岐阜県 |
679人 |
5 |
広島県 |
758人 |
3人 |
沖縄県 |
154人 |
2人 |
栃木県 |
558人 |
1人 |
静岡県 |
1,776人 |
-12 |
山口県 |
535人 |
-3人 |
その他 |
195人 |
-3人 |
群馬県 |
1,003人 |
-1人 |
愛知県 |
1,931人 |
-7 |
徳島県 |
419人 |
-1人 |
全国 |
47,007人 |
-99人 |
埼玉県 |
2,838人 |
-5人 |
三重県 |
540人 |
4 |
香川県 |
271人 |
1人 |
|
千葉県 |
2,476人 |
-7人 |
滋賀県 |
352人 |
2 |
愛媛県 |
420人 |
-1人 |
東京都 |
7,239人 |
-8人 |
京都府 |
976人 |
-9人 |
高知県 |
195人 |
-2人 |
備考:その他は海外在住の会員を示します。
表3 支部別の会員数 (11月1日時点)
支部 |
会員数 |
対前月差 |
支部 |
会員数 |
対前月差 |
支部 |
会員数 |
対前月差 |
支部 |
会員数 |
対前月差 |
小清水 |
4人 |
0人 |
福島 |
213人 |
0人 |
長野 |
558人 |
5人 |
島根県 |
179人 |
1人 |
オホーツク |
180人 |
0人 |
郡山 |
233人 |
-3人 |
軽井沢 |
284人 |
-2人 |
岡山県 |
634人 |
-2人 |
根室 |
87人 |
-1人 |
二本松 |
60人 |
-1人 |
諏訪 |
275人 |
2人 |
広島県 |
733人 |
1人 |
釧路 |
184人 |
-1人 |
白河 |
74人 |
-1人 |
木曽 |
53人 |
0人 |
山口県 |
539人 |
-3人 |
十勝 |
156人 |
2人 |
会津 |
74人 |
1人 |
伊那 |
91人 |
1人 |
香川県 |
237人 |
1人 |
旭川 |
95人 |
0人 |
南会津 |
21人 |
-1人 |
甲府 |
266人 |
-1人 |
徳島県 |
459人 |
-1人 |
滝川 |
54人 |
0人 |
いわき |
160人 |
1人 |
富士山麓 |
96人 |
-2人 |
高知 |
200人 |
0人 |
道北 |
36人 |
0人 |
福島県相双 |
12人 |
0人 |
東富士 |
68人 |
0人 |
愛媛県 |
412人 |
-1人 |
江別 |
28人 |
0人 |
福島県原町 |
17人 |
0人 |
沼津 |
240人 |
-3人 |
北九州 |
439人 |
1人 |
札幌 |
441人 |
-1人 |
茨城 |
1,185人 |
-5人 |
南富士 |
297人 |
-1人 |
福岡 |
787人 |
-3人 |
小樽 |
168人 |
1人 |
栃木県 |
540人 |
4人 |
南伊豆 |
62人 |
0人 |
筑豊 |
230人 |
-3人 |
苫小牧 |
242人 |
-1人 |
群馬県 |
895人 |
-4人 |
静岡 |
603人 |
-12人 |
筑後 |
188人 |
-5人 |
室蘭 |
176人 |
1人 |
吾妻 |
104人 |
1人 |
遠江 |
499人 |
-1人 |
佐賀県 |
286人 |
-2人 |
函館 |
109人 |
0人 |
埼玉県 |
2,352人 |
-7人 |
愛知県 |
1,557人 |
-10人 |
長崎県 |
309人 |
-1人 |
道南檜山 |
74人 |
1人 |
千葉県 |
1,892人 |
-10人 |
岐阜県 |
706人 |
-2人 |
熊本県 |
471人 |
-3人 |
青森県 |
229人 |
-1人 |
東京 |
5,224人 |
-25人 |
三重県 |
469人 |
5人 |
大分県 |
293人 |
-4人 |
弘前 |
152人 |
0人 |
奥多摩 |
1,094人 |
-1人 |
奈良 |
655人 |
-3人 |
宮崎県 |
306人 |
1人 |
秋田県 |
272人 |
0人 |
神奈川 |
3,939人 |
-16人 |
和歌山県 |
232人 |
-1人 |
鹿児島県 |
379人 |
4人 |
山形県 |
234人 |
0人 |
新潟県 |
418人 |
5人 |
滋賀 |
269人 |
2人 |
八重山 |
79人 |
1人 |
宮古 |
124人 |
0人 |
佐渡 |
21人 |
0人 |
京都 |
1,063人 |
-5人 |
やんばる |
117人 |
-1人 |
盛岡 |
237人 |
2人 |
富山県 |
234人 |
0人 |
大阪 |
2,409人 |
-20人 |
合計 |
43,252人 |
-133人 |
北上 |
137人 |
-1人 |
石川 |
332人 |
-1人 |
兵庫県 |
1,560人 |
0人 |
|
宮城県 |
605人 |
-1人 |
福井県 |
275人 |
-3人 |
鳥取県 |
270人 |
0人 |
備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。
■ANA(全日空)のホームページで自然情報発信中! 引き続きご協力を!■
先月号でもお伝えしたとおり、ANA(全日空)のホームページで現在、当会が提供する北海道の最新自然情報を連載しています。「旅プラス」(
https://www.ana.co.jp/travelplus/)というページの中ほどにある「どさんこ日報」がそれです。10月末に「ウトナイ湖サンクチュアリ」提供によるものからスタートし、毎週更新しており、これまでに「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」、「根室市春国岱原生野鳥公園」と続きました。11月の第4週には「オホーツク支部」からの情報が掲載される予定です。
毎日多数のアクセスがあるANA(全日空)のホームページに、当会の名前入りで自然情報を掲載できるというのは、たいへん広報効果のあることですので、ぜひとも継続したいと考えておりますが、そのカギは、リアルな最新情報を提供し続けられるかどうか、及び掲載ページのクリック数がどれだけあるかの2点になります。つきましては、道内各支部にはぜひ情報提供をたまわりたく、引き続きお願いのご連絡を差し上げますが、可能とお考えの支部がございましたら、ご一報いただけると幸いです。また北海道外の各支部におかれましては「どさんこ日報」を頻繁にクリックして見ていただけると、大変ありがたく存じます。ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
(会員室/中村聡)
■鳥インフルエンザ対応情報をメールで提供■
鳥インフルエンザが世界的に拡大しつつあり、日本国内でも野鳥の大量死や感染をおそれるあまりの風評被害などが発生する可能性が考えられます。またそのような事態になりますと各支部への問い合わせも増えると思われ、各支部への迅速な情報提供も必要になると思われます。財団事務局でも、ホームページなどを用いまして随時、情報提供を行っていきたいと思っておりますが、月一回発行の支部ネット通信印刷版では、このような情報をお伝えするのが遅くなってしまいます。
そのため、今後、鳥インフルエンザ関係の情報は、支部ネット通信の電子メール版を用いまして、随時、各支部にお伝えして参りたいと思います。現在のところ、支部ネット通信の電子メール配信をご登録いただいているのは22支部です。この機会にぜひ電子メール配信のご登録をお願いします。
(会員室/小林豊)
各支部やブロックからの投稿記事をお待ちしております。原稿はメールでお送りいただけます。特に締め切りはありませんが、月の前半にお送りいただければ、その月の号に掲載可能です。
本通信は電子メールでもお送りしております。1支部あたり2アドレスまで登録いただけます。まだご登録されてない支部もありますので、どうぞご利用ください。また、本通信のバックナンバーは、ホームページから閲覧できます。URLは以下のとおりです。
http://www.wbsj.org/info/shibu/net/
(会員室長/小林豊)
支部ネット通信 第20号
発行:財団法人日本野鳥の会 2005年11月25日
担当:会員室
〒151-0061 東京都渋谷区初台1-47-1
小田急西新宿ビル1F
TEL.03-5358-3510・3511 FAX.03-5358-3608
E-mail:
[email protected]