No.33
2006年12月号
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■ブロックの動き
  東北ブロック報告
  関東ブロック報告

■事務局からのお知らせなど
  全国自然系施設のアンケート調査
  支部報とりまとめ発送
  探鳥会と会員数の関係 その2
  会員数

ブロックの動き
■東北ブロック協議会 出席報告■
山川支部長の挨拶
 11月4〜5日に、山形県米沢市にて山形県支部の担当により東北ブロック協議会が開かれ、財団から鈴木専務理事と会員室小林、サンクチュアリ室鈴木の3名が出席しましたので、ご報告します。
 東北ブロックでは、持ち回り制で協議会が毎年1回開催されています。今年はブロック内14支部から約80名の参加がありました。会議の内容などは下記のとおりです。
 山川支部長をはじめ山形県支部の皆さま、そして東北ブロック各支部の皆さまには、大変お世話になりありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
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第29回 東北ブロック協議会・総会
 
概要
日時: 2006年11月4〜5日
場所: 東京第一ホテル米沢(山形県米沢市)
担当: 山形県支部
出席: 青森県、弘前、秋田県、宮古、盛岡、北上、宮城県、福島、郡山、二本松、会津、いわき、南相馬、山形県の計14支部から約80名の出席があった このうち財団よりの出席は、鈴木君子専務、小林豊、鈴木弘之(福島小鳥の森チーフ)の3名
欠席: 白河、南会津、福島県相双の3支部
来賓: 山形県文化環境部みどり自然課 佐藤和彦 課長
米沢市 阿部三十郎 市長
議事
 
1.開会挨拶
  ・山形県支部 山川正吾支部長
2.来賓、参加支部紹介
3.来賓祝辞など 
  (1)祝辞
  ・山形県 佐藤課長
・米沢市 阿部市長
・財団 鈴木専務
  (2)祝電披露
  ・遠藤武彦 衆議院議員
・近藤洋介 衆議院議員
4.議長選出など
  (1)定足数確認
・担当の山形県支部より、ブロック内17支部中、14支部が出席、委任状提出が2支部との報告があった。
(2)議長選出
・山形県支部の大沢八州男副支部長が議長に選出された。
(3)会計報告
・前年度にブロック総会を開催した秋田県支部より、総会でのオークション売上金など18万円が山形県支部へ引き継がれたとの報告があった。
(4)理事、評議員承認
・既に選出されているブロック理事、評議員について、改めて紹介と承認の確認が行われた。
・続いてブロックの白岩康夫理事より理事会の概要報告として、支部規程の改定手続きが進められていること、支部規程改定案では支部の独自運営が認められすっきりした感じになっていることなどの話があった。
5.議事
(1)最上小国川へのダム建設反対について
・山形県支部より最上小国川で計画されているダムについて以下の説明があった。
・予定地近くにクマタカが営巣、ダム上流での森林伐採計画があり、影響大きいと思われる。
・最上川水系流域委員会最上川地区小委員会の編成に偏りがあり、ダム以外の案の検討が不十分。
・ダム予定地下流に支流が多く、ダムの治水効果が限定的。
・このようなダム計画に対し、ブロック協議会・総会での反対決議を求めたい。
・これらの説明を受け、以下の意見が出た。
・ダムの費用便益分析はどうなっているか。利益部分が分かれば争点になるのではないか。
・ダム予定地にどれくらいの鳥がいるのか。鳥への影響を具体的に言っていかないと難しいのでは。
・ダムの形状などを野鳥の会で争点にしていくのは分かり難いのでは。
・他の支部が事情も詳しく分からない中、議論も難しいのでは。
・これらの議論の結果、総会での議決はせず、山形県支部で引き続き対応していくこととなった。
(2)カッコウをもう一度
・宮古支部より、宮古地区で最近渡来期が遅れ数も減っているカッコウについて、意見交換したいとの提案があった。
・これを受け青森県支部から、以前はいなかった八甲田山山上でも声が聞こえるようになっているとの報告があった。
・郡山支部からは、市内の小中高校でのカッコウ調査について報告があった。内容は以下のとおり。
・毎年6月10日の午前7時から5分間、市内の小中高校生に一斉にカッコウの声を聞いてもらい、聞こえたかどうかアンケートで回答してもらっている。
・回答数は1万通程度で、地図上に報告地点をプロットして個体数を推定している。
・郡山は市の鳥がカッコウで、制定時に支部にも相談がありその結果決まったもの。
・この調査で10年前は推定130羽であったが、昨年は90羽になっておりかなり減っている。
(3)山林の荒廃について
・宮古支部より、山林からの木材搬出などで急斜面に切り返しながら林道を開くと、そこから土砂が流れ川が濁り、ヤマセミの生息などに影響する。そのため県に要望し、そういう林道建設は止めて欲しいと言っている、などの報告があった。
6.各支部の活動報告 
(1)青森県支部
・仏沼がラムサール条約に登録されるまでの経過概略が説明され、無事にラムサール登録が完了したことについて各支部の協力へのお礼があった。
・また仏沼では、農業者との話し合いの不足で軋轢が生じてしまったことが反省されるとの報告もあった。
(2)いわき支部
・コアジサシの保護活動として、以下の報告があった。
・16年、17年と繁殖が少なかったが、今年は幼鳥33羽と多くなった。
・今年の繁殖数が多かったのは、成鳥渡来数が多かったことと台風被害がなかったことが挙げられる。
・また海況の変化により餌環境が良くなったことや、営巣地周辺の水質が改善されたことなども考えられる。
・2haの立ち入り禁止区域を会員が当番で監視していた。
(3)福島支部
・摺上川ダム湖に飛来する水鳥などの報告とオシドリ用巣箱の設置の報告があった。 ・このうちオシドリ用巣箱については、昨年11月に5基設置しそのうち3基で使用の形跡があり、うち1基で今年6月6日に産卵を確認、7月15日に8羽が巣立ちしたとのこと。
(4)宮城県支部
・蒲生干潟でのコアジサシ繁殖では、少数が渡来したが繁殖には至らなかったとの報告。 ・伊豆沼湖畔の温泉掘削問題では、県や議会への働きかけ、議会内部での対応などの経過が報告された。また県へ5千通を超える意見が寄せられたことについてのお礼があった。
(5)宮古支部
・密猟対策と違法飼育の取り締まりについて報告があった。
・今年は違法飼育されていた野鳥五十数羽を既に放鳥したとのこと。
7.次期開催支部挨拶
・来年のブロック総会は、順番により福島県となることが報告された。
・続いて福島支部より、福島県支部連合会で検討の結果、福島支部の担当での開催になったこと、日程は6月2〜3日で会場は福島市の土湯温泉「向滝」との報告があった。
懇親会・探鳥会
 
(1)懇親会
・会議後に、同会場で懇親会が開かれた。
(2)探鳥会
・翌朝に米沢市内の最上川にある「窪田水辺の楽校」で開催された。

会議風景

集合写真

オークション風景

最上川での探鳥会
(会員室長/小林豊)

■関東ブロック協議会 出席報告■
会議風景
 11月18〜19日に、さいたま市南区にて埼玉県支部の担当により関東ブロック協議会が開かれ、財団から柳生会長、鈴木専務理事他が出席しましたので、ご報告します。
 関東ブロックでは、持ち回り制で協議会が毎年1回開催されています。今年はブロック内9支部から約45名の参加がありました。会議の内容などは下記のとおりです。
 藤掛支部長をはじめ埼玉県支部の皆さま、そして関東ブロック各支部の皆さまには、大変お世話になりありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げますます。
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第30回 関東ブロック協議会
 
概要
日時: 2006年11月18〜19日
場所: プラザホテル浦和(さいたま市南区)
担当: 埼玉県支部
出席: 奥多摩、東京、群馬県、千葉県、神奈川、茨城、栃木県、吾妻、埼玉県の計9支部から約45名の出席があった このうち財団よりの出席は、柳生博会長(一部)、鈴木君子専務、古南幸弘自然保護室長(一日目)、安藤康弘会員室長代理(一部)、高井健慈自然保護室チーフ(一日目)、小林豊の7名
欠席: 無し
来賓: 地元農家 高野博明 氏
議事
 
1.挨拶
  1.挨拶 ・埼玉県支部 藤掛保司支部長
・財団 鈴木専務
・財団事務局 小林豊
2.幹事支部の確認
  ・順番により、次の正幹事支部は奥多摩支部で、ブロック協議会も奥多摩支部担当で開かれるとの報告があった。
3.理事、評議員からの報告
  (1)理事会報告
  ・ブロック選出の河地理事より、以下のような報告があった。
・年2回の定例理事会があり、ブロック内各支部にレポートをメールで送っている。
・支部規程が改定され、NPO法人化ができるようになった。その第一号として鳥取県支部がNPO法人化している。
・永年会員の表彰が議論されたが、反対ないものの選出基準で意見があり継続審議となっている。
  (2)評議員報告
  ・ブロック選出の池野評議員より、以下のような報告があった。
・評議員になって初めて、評議員会というものの役割が分かった気がする。
・本部も財政的に厳しい中で運営されている。
・そういうところがあまり支部には伝わってないようなので、伝えていきたい。
・私見としては、会費の値上げが必要なのではと思っている。
・続いて同じく橋口評議員より、以下のような報告があった。
・評議員と理事の選出時期がずれているという問題があった。
・これについて評議員会内部で検討、任期を理事と揃えるように変更した。
・これにより評議員が2年間の経験の上で理事を選べるようになった。
・評議員会のメーリングリストができ、情報交換がスムーズになった。
4.各支部の近況報告
  ・各支部から以下のような報告があった。
(1)奥多摩
・探鳥会は年183回、開催している。
・調査ではサシバの渡り調査を2週間程度、冬には多摩川でカモの調査。
・遠出探鳥会は企画事業部の担当で、渡良瀬、戸隠、出水へ。
・保護部では多摩川のヨシ原の保全活動をしている。
(2)東京
・・毎月第3土曜日の明治神宮の探鳥会が、今年2月に通算700回を達成した。
・とうきょうのカモ・シンポジウムとして「多摩川のカモの復活を考える」を開催予定。
・東京都産鳥類目録作成プロジェクトとして、市区町村別野鳥リストやメッシュ生息地図などをまとめる。
・8月から研究部のホームページを開設した。
(3)群馬県
・写真展と観察会を吾妻支部と共催で始めて7月に開催した。
・県の少年自然科学館で初めてブースを作り、渡りの生態を解説。折り紙作りなどもした。
・環境・森林フェスティバルで、野鳥誌4月号の内容を使い、展示を行った。
・会員数は800人ちょっと。なんとか会員を増やしたいと議論しているところ。
(4)千葉県
・谷津でアオサが増えて問題になっている。その対応として「ウルバ・プロジェクト」を行っている。「ウルバ」はアオサの地元名。※詳細は5-(4)-d
・千葉県支部ではどちらかというと調査や保護にシフトした活動をしている。
・保護活動には一羽一羽を対象にした密猟対策などから、壊されてしまった環境を復元する活動まであると思う。三番瀬では、土木工事をしてでも環境を復元する必要があるのではと思う。
  (5)神奈川
  ・会員数が減っていて2,800人ぐらいになっている。以前の検討では3千人程度が適正水準と思っていたので、危機感を持っている。
・調査では県内100カ所以上でセンサスをしている。また調査や研究の結果をまとめた『Binos』を刊行している。
・外部からの講師派遣対応も多く、幹事だけでは足りないので、一般会員の方にもお願いしていかなければと思っている。
・多摩川河口の干潟が県内最大だが、そこに架橋計画があり危機感を持っている。野鳥誌で告知する予定。
  (6)茨城
  ・会員数は1,176人、このうち1割ぐらいは県外会員。会費収入は200万ぐらいで、ほとんど支部報に消えてしまい、苦しい経営。
・探鳥会は124回実施。参加者数は2,093人。1回あたりの平均は16.9人。
・子供への愛鳥教育を積極的に対応。親子探鳥会も実施。
・鳥獣保護区の面積を1uでも増やそうと努力。県内の19.6%が保護区で、18年かかり5ポイントほど向上。狭い場所でも、会員からの情報を元に県へ保護区化の要望を挙げている。
・シラコバトは県内で空前の灯火。関東の鳥として、ブロックで調査しても良いのでは。
  (7)栃木県
  ・渡良瀬のラムサール化署名では、ブロック各支部に協力をいただいて感謝する。
・会員数は1,450名で減少。探鳥会は年150回で2,450名参加。ビギナー向けを年6回開催し、カンパでプレゼントも行っている。
・栃木県真岡市の井頭公園の鳥見亭を受託して、観察指導を行っている。
・研究報告として『Accipiter』を発行、研究発表会も行っている。
・支部報は第3種郵便にしていたが、クロネコ・メール便がより安いので変更した。
  (8)吾妻
  ・昨年は遠くまでブロック協議会に来ていただいて感謝する。
・会員数143人、幹事18人、月1回幹事会、機関誌は年1回発行。
・北軽井沢などの別荘地があり、県外会員もけっこう多い。
・7ヶ町村あるが、各町村年1回は探鳥会をやろうということでやっている。
・嬬恋地区ではツバメ調査を5年に1回やっている。ビキニ環礁水爆実験を機に調査依頼があり、その後継続されているもの。
  (9)埼玉
  ・会員数は2,310名。減少傾向だが減少率も落ちてきている。
・探鳥会は年に109回。参加者数は1回当たり46.5人。
・調査ではタカの渡り調査やガンカモ調査などをやっている。
・会員数では18年度に会員減少率をゼロにすることを目指している。
・渡良瀬の保全を求める署名は1千名を超えて集まった。
5.議事・意見交換
(1)財団(本部)の説明などを求める事項
a.改正鳥獣保護法と第10次鳥獣保護事業計画について
・茨城支部より求められ、財団の古南より以下の説明があった。
・鳥獣保護法の近年の改正の経過としては、91年のカスミ網改正、99年の特定鳥獣保護管理計画制度創設と地方分権化、02年の法文をひながな口語体化、そして今回の改正。
・今回の鳥獣保護法改正の骨子は、狩猟免許の区分が変わり網猟と罠猟に分けられた、飼い鳥として輸入される21種類を識別し、標識として足輪を装着することなど。
・第10次鳥獣保護事業計画では、指針の部分が第9次より大幅な増加になっている。
・これは当会などNGOが強く要望して、環境省が何をするかを示すことになったため。
・この他、鳥インフルエンザなどのため、人畜共通感染症への対応が新しく入ってきた。また罠に狩猟者の名前を書くことも載せられている。
・問題としては、罠猟の区分で獣類を獲りやすくしている部分があり注意が必要。
・鳥獣保護員のレベルが一定していなく、自治体担当者も異動の度に支部で一から説明するということもあると思う。人材育成を当初は入れていたが、結局骨抜きになっている。
・この説明を受けて、以下の意見交換があった。
・栃木ではここ10年ほどで鳥獣保護区が5ポイントほどしか増加していない。このまま11次、12次と進んでも成果が少ないと思う。全国を保護区にして、一部だけ猟区することを取り組んで欲しい。
・どういう法改正が必要か、ブロック会議で集まったものを本部が環境省にぶつけていくことが必要では。
・鳥獣保護区化では、最近は農業被害のために保護区化が進まないこともある。また農家へのインセンティブも含めて保護区化を進めようとの議論もある。
・全国保護区化は中西先生の時代からの主張であるが、猟友会の抵抗により進まなかったこともある。猟友会も高齢化しており、これからの課題として認識している。
.珍鳥情報の取り扱いについて
・栃木県支部より求められ財団の鈴木専務より、珍鳥情報の取り扱いについて、検討委員会の設置までは進んでいないが常務会で議論はしている。財政問題などが優先しており取り組めていないなどの説明があった。
・これに対し、マスコミで映像が流れると影響が大きいので本部で対応して欲しい、インターネットで情報が素早く流れ止めることができない、観察現場で会が交通整理することなど必要ではといった意見があった。
(2)財団(本部)から伝えたい事項
・IBA事業について財団の高井より、白書の各サイト執筆は、地元の方にお願いするのがよいと思っている。関東では執筆が決まっていないサイトが4つあるので、よろしくお願いしたい。また新規IBAの情報があればお願いしたい、などの説明があった。。
・これに対して各支部より以下の意見があった。
・IBAはラムサールに比べて認知度が低い。登録されるとどのような保護につながるのか。
・先のインドネシア津波の時などは、IBAサイトはどうなっているのだろうと思った。 あのような機会を通じてPRしても良いのでは。
・IBAの説明の仕方を、支部ネット通信を通じて周知して欲しい。
・渡良瀬はIBAではないがラムサールを目指している。こういう状況は困るので、整合性が取れるよう取り組んで欲しい。
(3)栃木県支部のシンポジウム後援
・栃木県部より、渡良瀬をテーマにしたシンポジウム開催の説明があり、ブロックとして後援することが了承された。
(4)保護活動
a.ハス田の防鳥ネット
・茨城支部より以下の報告があった。
・霞ヶ浦近くのハス田に補助金による防鳥ネットが増え、多くの野鳥が被害を受けている。
・多いのはコガモ、ヒドリガモなどで一冬に千羽ぐらい。フクロウやオオタカなどもかかる。
・鳥がかかりにくいネットを支部で推奨しているが、価格が高く普及できてない。
・支部推奨ネットを補助の対象にするよう働きかけている。
b.シロハラクイナ繁殖
・埼玉県支部より以下の報告があった。 ・ヨシ原で営巣していたシロハラクイナのヒナが、隣接する田圃の方に出てる来るようになったため、田圃の所有者に農薬散布の自粛をお願いし、快く聞き入れてもらった。 ・撮影の人たちにも、少し離れた土手の上から観察、撮影するよう支部の腕章をつけてお願いした。稲刈り期には、農家の迷惑にもなるので、近くに駐車しないよう呼びかけた。
c.冬水田んぼ
・茨城支部より以下の報告があった。
・隣接の千葉県内でコハクチョウへ給餌が始まり、千羽ぐらいが狭い範囲に密集するように。
・そのため、広い田んぼのある茨城側で冬季湛水を行い、分散誘致してはとの話がある。
・茨城北部では、冬季湛水で小規模な新しい越冬地になったところもある。
・この話を受けて神奈川より、神奈川での湛水はわずかな補助金を例外的に使っただけなので2年間しかできなかった、タゲリ米の協力農家は当初少なかったが最近では地域の半分になっている、価格は高かったが初年に完売し実績を示せた、などの報告があった。
・この他の意見交換として、平野部では冬季の水利権が設定されてなく難しいのでは、井戸水汲み上げで湛水を試みたがポンプ費用などかなりかかる、山沿いの谷津田なら水利権問題が無く可能では、秋から湛水すれば淡水性シギチが利用できる、などがあった。
d.谷津干潟ウルバ・プロジェクトの推移
・千葉県支部より以下の報告があった。
・谷津干潟でシギチの渡来数は、90年頃に5万羽ぐらいだったが、05年には1万5千羽ぐらいになっている。減少要因はアオサにあるのでは考えている。
・95年には干潟面の約17%ぐらいをアオサが覆っているだけだったが、今年は90%ぐらいになっている。以前は夏場だけだったが、最近は通年になっている。
・採餌選択調査で、アオサ上とアオサのないところで採餌個体数が10倍違うことが分かった。成長調査では、海水だけに比べ淡水混じりだと4割に下がることも分かった。
・下水道整備で淡水流入が減ったことがアオサ増加の原因と思われるので、下水処理場からの処理水導入を働きかけていきたい。
e.成田新高速鉄道の北印旛沼の鳥類繁殖に与える影響
・千葉県支部より以下の報告があった。 ・東京都心から成田空港への新しいアクセス線として計画されている鉄道。 ・サンカノゴイの繁殖地でありチュウヒのねぐらになっているところを通る計画。 ・計画はもう決定されてしまったので、通過部分に遮音壁整備などを求めている。 ・予算的に無理と事業者からいわれているが働きかけ中。
f.コアジサシコロニーの保護活動
・埼玉県支部より以下の報告があった。
・さいたま市内のマンション予定地で、コアジサシ数十羽が営巣していた。
・この確認後、マンション事業者へ営巣期終了までの工事延期を申し入れ。
・県の担当へも申し入れ、県からも事業者へ申し入れが行われた。
・この結果、38日間に渡り予定地内の一部が立ち入り禁止にされ、数十羽が巣立ちした。
g.移入種への対応
・群馬県支部の発議により、以下の情報交換が行われた。
・群馬では、ガビチョウが増えている。外来種は注目されているが、他県の状況はどうか。 ・埼玉でも、ガビチョウが増えている。ソウシチョウも入ってきている。
・神奈川では、西部にガビチョウ、ソウシチョウとも多く生息。アライグマの問題も大きくH16年度に974頭駆除されているが減っていない。
・栃木では、00年に茨城からガビチョウが進入した模様。カオグロガビチョウは01年に群馬から進入した模様。ウグイスとの競合が心配される。
・奥多摩では、10年以上前からソウシチョウがいた。標高1,700mぐらいでも繁殖している。ガビチョウは探鳥会でよく出ている。
・埼玉では、アライグマが県南の河川沿いに分布域を広げている。
・東京では、ガビチョウは多摩川、高尾山など、多摩地区で普通。23区内では未確認。ソウシチョウは23区内でも見られる。
・千葉では、ガビチョウ、ソウシチョウの確認は無し。ワカケホンセイインコはいる。カミツキガメ、キョンなどもいる。ヌートリア、マスクラットはいなくなった模様。
・茨城では、以前からソウシチョウは筑波山にいる。ガビチョウは県北で拡大しており南進している。
(5)支部の運営の関する事項
  ・茨城、吾妻、東京の各支部の発議により、支部後継者の育成や若い新入会員勧誘、会員数減少対策について以下の意見交換が行われた。
・会全体の年齢構成では、90年頃は比較的各年齢層が均等であったが、その後年々20〜30代が減少し、60〜70代が増加してきている。
・入会したくても入り方が分からないとの声を聞いた。そういう認識も必要では。
・日本の年齢構成として団塊の世代が多い。比較的少ない子供を狙っても効率悪いのでは。
・支部型の本部会費千円を最初の一年は支部で負担して、より安く入れるようにしている。
・地元マスコミへ行事案内などの情報提供も重要では。一般の人から見て、どこへ探鳥会に行けばいいのか分からない。
・会員の年齢構成と国民の年齢構成との比較をした方がよい。
懇親会・探鳥会
 
(1)懇親会
・会議後に、同会場で懇親会が開かれた。
・懇親会の冒頭で、農薬散布を自粛しシロハラクイナの保護に協力された地元農家の高野氏へ、柳生会長より感謝状が贈呈された。
(2)探鳥会
・翌朝にさいたま市内の彩湖で開催された。

議長ほか会議事務局

集合写真

高野氏への感謝状贈呈

彩湖での探鳥会風景
(会員室長/小林豊)

第三回理事会(書面表決)概要
普及室より
■「全国自然系施設総覧」のためアンケート調査を実施■
 サンクチュアリ室では、全国の「自然系施設」の総覧を作成することを目的に施設宛てにアンケート調査を実施しています。

●「自然系施設」とは 
 自然環境の中に拠点となる建物があり、環境教育、自然環境保全に関する事業を行い、広く一般市民が利用できる施設です。当会サンクチュアリの類似の施設を指しています。

●製作の背景
 当会ではサンクチュアリをつくる運動を1970年代に開始し、1981年に第1号であるウトナイ湖サンクチュアリを開設しました。当時このような施設は非常に少ないものでしたが、4半世紀が過ぎ、類似の施設は1000近くに増えているものと推測しています。
 2003年度に当会では、IBA基準生息地における自然系施設の現状調査を行いました。その結果として「低予算、人材不足」「運営目標が不明確」「設置目的に則った運営がされていない」という施設も多いことがわかりました(支部ネット通信04年10月号で一部報告)。しかし、自然系施設全体の運営状況を把握した資料はまだ国内にありません。
 当会では全国12のサンクチュアリにレンジャーを配置していますが、全国の自然系施設のごく一部に過ぎません。またここ数年で自然系施設にもの指定管理者制度が導入され、コスト重視や自然環境に関連のない業種の民間事業者が運営に当たるなど、今後運営状況が大きく変わる可能性もあります。サンクチュアリを日本に導入し、普及してきた当会としては、今後全国の自然系施設の運営が向上し、各施設が地域の自然保護に寄与できるような支援を行いたいと考えています。そこで、施設全般の管理運営が一覧できる資料として「全国自然系施設総覧」を製作します。

●調査内容
 自治体のホームページなどで該当すると思われる施設を探し、914施設をリストアップしました。これらの施設に11月末にアンケート用紙を発送しました。アンケートには、所在地、管理運営者などの施設概要、および環境教育、環境保全、調査研究に関する事業の実施状況をご記入いただきます。アンケートの回答をもとに1施設1ページで総覧に掲載します。発行は今年度末の予定です。

●支部の皆様にお願い
・アンケート送付施設一覧をご覧いただき、ご存知の施設で一覧からもれている施設がございましたらサンクチュアリ室までお知らせください。ご連絡いただいた施設宛に追加でアンケート用紙を送付いたします。
(電話03-5358-3517 ファクス03-5358-3608 Eメール[email protected]
※施設一覧はこちらから
・アンケートをお送りしている自然系施設には支部の皆様がお勤めされている施設もあるかと思います。趣旨をご理解の上、アンケート調査へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
(サンクチュアリ室/東陽一)

総務室より
■「支部報とりまとめ発送」次回のご案内■
 次回の支部報取りまとめ発送日は1月23日(火)ですので、支部報は下記の要領でお送りくださるようお願いします。(支部報取りまとめ発送についての詳細は、支部ネット通信2006年6月号をご覧下さい。)
送付期日: 2007(平成19)年1月22日(月)必着
送付部数: 110部
※東京支部におかれましては130部お願いします
※神奈川支部、埼玉県支部、奥多摩支部、千葉県支部におかれましては120部お願いします
※ご事情により必要部数に満たない場合は、総務室にて発送先を調整させていただきます
送付先: 〒151-0061東京都渋谷区初台1-47-1
小田急西新宿ビル1階 (財)日本野鳥の会総務室 支部報担当宛
本件に関するお問合せ先:
  03-5358-3513 総務室 吉家(きっか)
(総務室/吉家奈保美)

会員室より

■探鳥会と会員数の関係 その2 探鳥会100回で会員数51万人!? ■

 前号で、普及室よりの報告を元に探鳥会の回数と会員数の伸び率、会員数の人口比の比較を試み、伸び率でははっきりした関係は分からず、人口比ではばらつきはあるものの探鳥会回数が多いほど高い傾向が見られるとの報告をさせていただきました。
 今号では、毎月各支部からの探鳥会保険申し込みデータを元に、会員数との関係比較を試みてみました。探鳥会保険は、各支部から「探鳥会予定記入用紙」でお知らせいただいている行事を保険加入しているもので、その申し込み回数を支部毎に集計したものが今回の比較を試みた元データです。このデータには室内例会や調査活動も含まれていますが、これらは今回の集計から除外してあります。また宿泊を伴う遠出探鳥会ですと、例えば2泊3日なら探鳥会保険では日数分に当たる「3回」という申し込みになるのですが、これらはすべて何泊でも1回としてカウントしています。ただし、申し込みデータからは調査活動なのか探鳥会なのか判然としないようなものもあり、そういうものは探鳥会としてカウントしました。その結果、05年度の探鳥会としての保険申し込みは68支部で3,033回となりました。
 また定例探鳥会は、「探鳥会予定記入用紙」で定例探鳥会の欄に記入されているものを抽出しています。3,033回のうち、定例探鳥会として申し込まれているのは59支部から883回でした。探鳥会全体の29.1%が定例探鳥会ということになります。

●やはり探鳥会回数と人口比は比例

  会員数の伸び率では、保険申し込みのあった3,033回を支部毎に比較してみましたが、グラフ1のとおりはっきりした傾向は分かりませんでした。
 人口比では、前号と同様に複数の支部がある都道府県では全支部の報告が揃っていないところ、および回数が突出して多い東京都(354回)、大阪府(230回)を除き、38府県の2,620回の探鳥会で比較しています。結果はグラフ2のとおり、やはりばらつきはあるものの探鳥会回数が多いほど人口比も高くなる傾向が見られました。

●定例探鳥会での傾向は見られず

  前述の定例探鳥会883回を元に伸び率、人口比と比較したものがグラフ3、グラフ4です。
 グラフ3の伸び率との比較では、やはりはっきりした傾向は分かりませんでした。
 グラフ4は、グラフ2と同様に全支部のデータが揃っている都府県に限りましたが、回数では特に突出した都府県はなかったため、東京都や大阪府も含んでいます。予想に反して、定例探鳥会の回数と人口比の間の傾向ははっきり分かりませんでした。
 グラフ4で傾向が出なかった原因としては、元のデータの精度が考えられます。例えば前号でご紹介した徳島県支部での定例探鳥会ですが、探鳥会保険の申し込みデータから抽出した回数は年19回。しかし実際に支部で伺ったのは月6回ですから、年にすると72回。保険データでは26.4%しかカバーできていません。また前号の普及室報告で最も探鳥会の回数が多いと紹介された大阪支部ですが、支部報で定例と紹介されている探鳥会は月20回。年にすれば240回ですが、保険データから抽出できたのは45回でわずか18.7%です。
 前述のように保険データでの定例探鳥会は、探鳥会記入用紙の該当欄に記入されいなければカウントされませんので、そこで漏れているものが多いようです。

●まとめ

  残念ながら定例探鳥会との関係は分からなかったものの、探鳥会の回数と会員数が比例する傾向にあることが今回の結果から分かりました。単純に回数別で人口比の平均をとると表1のとおりで、はっきり違っています。あくまでも平均ですが、年間40回以上の探鳥会があると人口比は0.03%以上という関係になります。またこの結果を基に単純計算すると、各都道府県で年間100回以上の探鳥会があれば人口比は0.04%ですから会員数は511,072人ということになります(人口は平成17年度国勢調査の127,767,994人を用いた)。

 しかし、これは探鳥会の限られたデータからの推計に過ぎません。1年分の回数を用いただけですので、探鳥会回数の経年的な変化も出ていません。また探鳥会だけが会員数を左右するものではないでしょう。したがいまして、探鳥会の回数を増やせば会員も増えると言い切れるものではありません。今後は経年的な変化なども踏まえて、分析してみたいと思います。

表1.探鳥会回数と人口比
年間探鳥会回数 都府県数 人口比平均
100回以上 10都府県 0.040%
50回以上100回未満 7府県 0.034%
20回以上50回未満 15県 0.028%
20回未満 6県 0.024%
H17国勢調査人口 100回以上% 会員数推計
127,767,994人 0.04 511,072
(会員室長/小林豊)
■会員数■
●12月1日会員数 45,266人(対前月−235)
 1年4ヶ月連続して会員数がマイナスとなり、先月に比べ235人の会員数減少となりました。
 11月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より251人少なくなっています。会員の増減は、入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。この復活者数を入会者数に加えても、退会者数が多かったために、前月に比べて235人の会員数減少という結果になりました。
 11月の入会者数は前年同月の入会者数に比べ+8人と、3ヶ月ぶりに前年同月を上回りました。
表1.11月の入会・退会者数
入会者数 退会者数
個人特別会員 3人 19人
総合会員(おおぞら会員) 28人 144人
本部型会員(青い鳥会員) 36人 59人
支部型会員(赤い鳥会員) 42人 79人
家族会員 29人 88人
合計 138人 389人
年度累計 1,281人
※会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活する方がいらっしゃるため、退会者数の年度累計は、実際の退会者数とはずれた数字となります。このため、退会者数合計については年度末の集計後にお知らせいたします。

11月の入会案内発送件数 1,066件
11月のホームページアクセス件数 30,154件
■都道府県および支部別会員数■
 都道府県別の会員数の合計45,791人には野鳥誌の贈呈数も含まれており、野鳥誌贈呈数290を引いた数が公称会員数となります。
表2 都道府県別の会員数 (12月1日現在)
都道府県 会員数 対前月差 都道府県 会員数 対前月差 都道府県 会員数 対前月差 都道府県 会員数 対前月差
北海道 2,043人 -9人 神奈川県 4,699人 -45人 大阪府 2,358人 -8人 福岡県 1,569人 -10人
青森県 354人 -4人 新潟県 491人 -3人 兵庫県 1,757人 -6人 佐賀県 217人 1人
岩手県 481人 0人 富山県 259人 0人 奈良県 642人 -6人 長崎県 275人 -2人
宮城県 582人 -9人 石川県 332人 1人 和歌山県 223人 -2人 熊本県 457人 -2人
秋田県 258人 -1人 福井県 289人 -2人 鳥取県 235人 0人 大分県 273人 1人
山形県 220人 1人 山梨県 364人 -5人 島根県 161人 0人 宮崎県 300人 -2人
福島県 863人 -6人 長野県 1,020人 -7人 岡山県 630人 -8人 鹿児島県 420人 -4人
茨城県 1,194人 -8人 岐阜県 663人 -3人 広島県 720人 1人 沖縄県 155人 0人
栃木県 549人 -6人 静岡県 1,691人 -8人 山口県 5219人 2人 その他 190人 1人
群馬県 977人 -8人 愛知県 1,879人 -9人 徳島県 401人 -2人 全国 45,556人 -235人
埼玉県 2,747人 -7人 三重県 531人 -8人 香川県 270人 1人  
千葉県 2,367人 -13人 滋賀県 376人 -3人 愛媛県 402人 -1人
東京都 6,997人 -20人 京都府 969人 -2人 高知県 185人 -4人
備考:その他は海外在住の会員を示します。
表3 支部別の会員数 (12月1日現在)
支部 会員数 対前月差 支部 会員数 対前月差 支部 会員数 対前月差 支部 会員数 対前月差
小清水 4人 0人 福島 205人 -2人 長野 524人 -3人 島根県 173人 0人
オホーツク 212人 0人 郡山 227人 -2人 軽井沢 266人 1人 岡山県 608人 -8人
根室 83人 -4人 二本松 58人 -1人 諏訪 265人 1人 広島県 689人 0人
釧路 187人 -3人 白河 74人 0人 木曽 50人 0人 山口県 530人 3人
十勝 154人 -2人 会津 71人 -2人 伊那 94人 -1人 香川県 237人 1人
旭川 93人 1人 南会津 18人 0人 甲府 251人 -4人 徳島県 439人 -1人
滝川 53人 -1人 いわき 156人 0人 富士山麓 89人 1人 高知 189人 -3人
道北 34人 1人 福島県相双 13人 0人 東富士 64人 -1人 愛媛県 392人 -1人
江別 23人 0人 南相馬 20人 0人 沼津 241人 -1人 北九州 430人 -2人
札幌 411人 0人 茨城 1,155人 -5人 南富士 292人 -1人 福岡 777人 -2人
小樽 147人 -3人 栃木県  526人 -7人 南伊豆 58人 0人 筑豊 219人 -4人
苫小牧 229人 0人 群馬県 860人 -8人 静岡 554人 -3人 筑後 186人 -2人
室蘭 165人 -1人 吾妻 103人 0人 遠江 465人 -3人 佐賀県 255人 1人
函館 92人 0人 埼玉県 2,261人 -12人 愛知県 1,483人 -10人 長崎県 287人 -3人
道南檜山 69人 -2人 千葉県 1,784人 -12人 岐阜県 689人 -5人 熊本県 455人 -2人
青森県 215人 -2人 東京 4,948人 -10人 三重県 466人 -6人 大分県 278人 0人
弘前 151人 -5人 奥多摩 1,056人 -5人 奈良 605人 -7人 宮崎県 298人 -2人
秋田県 257人 1人 神奈川 3,738人 -34人 和歌山県 226人 -1人 鹿児島県 377人 -4人
山形県 219人 0人 新潟県 410人 0人 滋賀 316人 -1人 八重山 80人 -1人
宮古 122人 0人 佐渡 22人 0人 京都 1,029人 6人 やんばる 127人 -1人
盛岡 226人 3人 富山県 237人 0人 大阪 2,277人 -12人 合計 41,484人 -211人
北上 136人 -1人 石川 319人 2人 兵庫県 1,504人 -5人  
宮城県 570人 -9人 福井県 282人 0人 鳥取県 255人 0人
備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。
(会員室/伊野純子)

支部ネット通信担当より
 先月は東北ブロック、関東ブロックにお邪魔しました。山形の皆様、埼玉の皆様、ありがとうございました。これで今年は全部のブロック会議に出させていただいたことになります。それぞれブロック毎の違いを次号でまとめてみたいと思っています。
 今年の支部ネットもこれで最後です。一年間ありがとうございました。どうぞ良いお正月をお迎えください。

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(会員室長/小林豊)
支部ネット通信 第33号
発行:財団法人日本野鳥の会 2006年12月25日
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