No.119 2014年2月号


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目次 ◆支部の動き
 支部報保護・調査記事関連トピックス
◆事務局からのお知らせなど
 80周年記念写真展「未来に残したい鳥風景」
 写真募集
 平成25年度第4回評理事会(定例)議事録
 支部名称等変更のお知らせ
 財団事務局HPのスマートフォン対応
 会員数

支部の動き

■支部報保護・調査記事関連トピックス■

本記事は日本野鳥の会へ送付されてきている各地の支部報/会報から抽出して作成し、調査・保護に関心がある野鳥の会の会員へ配信しております。本記事の一部又は全部を不特定多数が見る可能性があるところへ公開される場合は、各支部/各会の了承を事前に得て下さい。記事は筆者の意向に反しないように、取り扱いをお願いします。

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.689

●2013/12 オホーツク
・鳥情報トピックス2件
・濤沸湖周辺におけるタンチョウの目撃情報2013/11
●2013/12 埼玉
・宇和田公園3つの謎
・2013年秋シギ・チドリ類飛来状況
・埼玉県野鳥チェックリスト2013 (野鳥記録委員会)
●2013/12 東京
・研究論文集「Strix」
・「野鳥の保護研究基金」3年目の報告
(同基金委員会)
・消えゆくツバメをまもろう
●2013/12-1 京都
・2013年タカの渡り一斉調査
・日本野鳥の会連携団体全国総会
・イソヒヨドリの都会進出
・吉田兼好と中西悟堂

●2013/12 オホーツク
・鳥情報トピックス2件
 11/18〜26、網走市・能取岬でコケワタガモ♂成1を確認(写真有)、2012/1/3の紋別港で同幼1がオホーツク地区初記録であったものが再来?11/28、小清水町でコヒバリ1を見る(写真有)。道内では数回の記録があるが、オホーツク地区初記録である。
(オホーツク「ばあどこおる」NO.319,P2)

・濤沸湖周辺におけるタンチョウの目撃情報2013/11
11月、濤沸湖周辺のオホーツク海沿いで、タンチョウ成2、幼1が常に見られた。
(オホーツク「ばあどこおる」NO.319,P5)

●2013/12 埼玉
・宇和田公園3つの謎
 埼玉県の北東のはずれ、茨城、千葉に近い公園で見る鳥に3つの謎がある。シラコバトがかなりの確率で見られ、他の地区では餌場となる養鶏場が無くなり、激減しているのに、ここには養鶏場は無い。海でよく見るイソヒヨドリがここに進出しているのも謎である。第3の謎は猛禽類が多く見られ、ハイイロチュウヒまで見られている。利根川と江戸川の分岐点に近い事が関係しているかも。
(埼玉「しらこばと」NO.356,P2〜3)

・2013年秋シギ・チドリ類飛来状況
 9/23、さいたま市の大久保農耕地で調査、タシギ21、タシギ属不明7、オグロシギ1であった。1999年まで毎年観察されたムナグロは2009年を最後に今年も観察されず。過去27年の調査で記録回数が多い順に、タシギ23回、ムナグロ18、タカブシギ9、クサシギ6、コチドリ4、イソシギ4、オオジシギ3、シロチドリ2、タマシギ2、トウネン2、エリマキシギ2等。
(埼玉「しらこばと」NO.356,P4〜5)

・埼玉県野鳥チェックリスト2013 (野鳥記録委員会)
 鳥類目録第7版に基づき、改訂した。コジュケイは外来種、シラコバトは関東北部の集団は外来種とされたが、県内の自然環境に密接する種であるので、県内リストに残している。1年間で追加された種はアラナミキンクロ、チフチャフ、ホシムクドリ、オオムシクイの4種、これにて県内野鳥リストは22目、68科、329種なる。
(埼玉「しらこばと」NO.356,P10)

●2013/12 東京
・研究論文集「Strix」
 (公財)日本野鳥の会より1982年に創刊され、一時休刊したが、現在、最新刊Vol.29が発行されている。これにはマガン、タカ類、サギ類等の学術論文の他、東京都内のクマタカ、サシバの論文もある。Vol.26〜29は財団本部から購入可能で、Vol.1〜25は本部のHPから全文ダウンロードできる。
(東京「ユリカモメ」NO.698,P10)

・「野鳥の保護研究基金」3年目の報告
(同基金委員会)
 2011/9から自然保護、環境保全等の基礎的な調査、研究、広報活動を目的とした活動資金の募集をしている(募金合計177万円)。これまでに350名以上のご厚志が託された。現在までに八丈島のアカコッコ調査を行い、これから葛西臨海公園の鳥類記録報告集、伊豆諸島の現況調査を予定している。
(東京「ユリカモメ」NO.698,P12)

・消えゆくツバメをまもろう
 ツバメの糞、落下防止のために、ワンタッチで組立、取付できる段ボールの糞受けを作り、お配りした。40cmX35cm、厚さ3oで、壁に接する面にある両面テープで壁面につけられる。巣の直ぐ下は侵入者の踏み台になるため、50cm程下につける。来年も配布する予定で、詳しくはバードリサーチのツバメかんさつ
全国ネットワーク http://www.tsubame-map.jp
(東京「ユリカモメ」NO.698,P12〜13)

●2013/12-1 京都
・2013年タカの渡り一斉調査
 9/22、京都、滋賀、大阪の21箇所で調査した。多い箇所は米原市米原西坂でサシバ196、ハチクマ32、東近江市猪子山でサシバ151、ハチクマ34、宇治市岩間山でサシバ206、ハチクマ128、高槻市萩谷運動公園でサシバ299、ハチクマ55であった。
(京都「そんぐぽすと」NO.185,P10)

・日本野鳥の会連携団体全国総会
 11/9、10、千葉市で開催され、全国から40団体(支部)が集まった。安西理事から探鳥会の話、本部から発信している「探鳥会スタッフ通信」の活用依頼があった。各地から探鳥会の地元紙で報告、お試し入会制度、ヤング探鳥会、鳥ガール探鳥会が報告された。サウスカロライナ大学のムソー教授の「福島原発事故放射能が野鳥に及ぼす影響」の講演があり、2日目は自然保護室山本チーフより「野鳥への放射能影響調査」「原発被災地視察ツアー」「シマフクロウの保護対策の現状」等が報告された。各地からは野鳥保護上の問題点報告があった。2014年は本会創立80周年にあたり、記念行事を予定している。
(京都「そんぐぽすと」NO.185,P11)

・イソヒヨドリの都会進出
 京都府では支部報でのイソヒヨドリの報告は2007年頃までは年に数件であったが、それ以降急増している(2012年には22件)。内陸部の河川や市街地での記録が多く、都市進出が本格化している?月別で見ると4月と9月にピークがあるが、7月は僅か2件、雛が育つ頃は人目につかない所にいる?
(京都「そんぐぽすと」NO.185,P13)

・吉田兼好と中西悟堂
 「徒然草」に次の様な記述がある。「馬や牛、その力無しでは人間は暮らせない。犬は家を守る能力が勝っているので飼うべきである。しかし、その他の鳥獣は全て飼う必要は無い。檻に閉じ込め、鎖で繋ぎ、翼を切り、籠に入れる、生き物を苦しめ自分の目を喜ばせるのは暴君と同じ」。「野にあるものは野にあるように」とした中西悟堂の600年も前である。両者の共通点は仏教である。
(京都「そんぐぽすと」NO.185,P17)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.690

●2013/12 札幌
・ミヤマガラスに思うこと
・2013年カッコウ一斉調査
●2013/12 千葉県
・2013年カモ類調査報告
・佐渡の子孫トキ中国で放鳥 (10/10 東京新聞)
・素敵な愛称考えて 野田生れのコウノトリ
(10/13 東京新聞)
●2013/12 神奈川
・嘴の不思議
・動物の名がついた鳥
・神奈川の鳥 2006-2010 神奈川県鳥類目録Y
(鳥類目録編集委員会)
・謎のサシバの大集団を探して
●2013/12 ひょうご
・2013年カモ科・カワウの生息調査
・メジロの研究
●2013/12 筑後
・「日本産鳥類目録改訂7版」の編集に関わって

●2013/12 札幌
・ミヤマガラスに思うこと
 ミヤマガラスは出水干拓で冬季飛来するナベヅル、マナヅルの中でかなり前から観察されていた。94/4、礼文島での標識調査で北海道初確認した。今では北海道では比較的普通に見られる。バードリサーチの調査では北海道での最初の記録は88年で、94年頃から利尻島、礼文島から始まった。
(札幌「カッコウ」NO.359,P9)

・2013年カッコウ一斉調査
 6/14〜16、札幌市及びその周辺49箇所で調査した。27箇所で計59羽のカッコウを確認した(昨年77、ここ数年の平均67)。内訳は石狩市14、札幌市東区10、手稲区10、北区9、白石区9。江別市5。
(札幌「カッコウ」NO.359,P10)

●2013/12 千葉県
・2013年カモ類調査報告
 2013/1、県内152地点で調査した。総計は24種、87,860羽であった。スズガモが2年連続し減り、それ以外は増えているが、総計では減っている。内訳はヒシクイ17(北印旛沼)、マガン1(利根川)、コハクチョウ120、オオハクチョウ19、スズガモ26,773(30.5%)、マガモ15,802(18.0%)、コガモ15,692(17.9%)、ヒドリガモ6,863(7.8%)、カルガモ6,270(7.1%)、オナガガモ5,676(6.5%)、クロガモ4,955(5.6%)、キンクロハジロ1,942(2.2%)、ホシハジロ1,122(1.3%)、オシドリ668(0.8%)、オカヨシガモ585(0.7%)、ハシビロガモ569(0.7%)、ビロードキンクロ307(0.4%)、ヨシガモ258(0.3%)、トモエガモ103(0.1%)、シノリガモ73(0.1%)等
(千葉県「ホオジロ」NO.392,P2〜6)

・佐渡の子孫トキ中国で放鳥 (10/10 東京新聞)
 10/10、中国河南省で佐渡生れのトキ34羽が初めて放鳥された。中国には飼育個体も含め、1,650羽以上のトキが生息する。日本では03年に♀の「キン」が死んで絶滅した。98年、中国から2羽のトキが寄贈され、その子孫が今回、中国へ渡った。
(千葉県「ホオジロ」NO.392,P12)

・素敵な愛称考えて 野田生れのコウノトリ
(10/13 東京新聞)
 野田市はコウノトリの野生復帰と豊かな自然再生のため、2012年12月、東京都日野市の多摩動物園から番を譲り受け、雛が誕生した。市はこの2羽の幼鳥の愛称を募集している。
(千葉県「ホオジロ」NO.392,P12)

●2013/12 神奈川
・嘴の不思議
 冬のカラ類の混群を見ると、概ね嘴の短い順に群が流れていく。先頭はエナガ、小さな虫や卵を素早く採る。次はシジュウカラで最後がコゲラになる。干潟のシギも嘴が小さいトウネンが表面の小さなものを摘み速く移動し、次はハマシギ、キアシシギの標準嘴のもの、遅いのは嘴の長いダイシャクシギ等。互いに同じ場所で異なるものを採っている。クロツラヘラサギ等の嘴がヘラになっているものは、首を横に振るのが目立つ。イスカの嘴は上下に曲がり、左右に曲がっているわけではない。左右は自在に変えられる。西洋ではイスカは十字架の釘を引き抜きキリストを助けようとして、嘴が曲がったとある。
(神奈川「はばたき」NO.499,P3)

・動物の名がついた鳥
 ・動物に似ているもの:ウミネコ、カツオドリ、サメビタキ、トラツグミ。想起されるもの:クマゲラ、クマタカ、サルハマシギ、イヌワシ(犬鷲、狗鷲)。共生関係:アリスイ、ハチクマ、ハチクイ。シマアジは縞味で鰺ではない。英語の野鳥総称名に現れる動物は蟻、蜂、水牛、猫、牛、象、虻、ぶよ、山羊、鶏、鼠、羊、牡蠣、蛇と多彩である。その内、蟻がつく名は日本産ではアリスイのみで、外国産には多数ある。蟻酸がある蟻を食べるように進化した鳥は多くなく、ant follower(蟻の随行者)と呼ばれるものが多い。集団で移動する蟻に驚き、飛び出した昆虫、蜘蛛を捕る鳥である。
(神奈川「はばたき」NO.499,P5)

・神奈川の鳥 2006-2010 神奈川県鳥類目録Y
(鳥類目録編集委員会)
 今回発行された第6集では鳥の行動を20項目に整理しているおり、行動観察を重視する支部の姿勢を反映している。県内の生息数は470種、内、在来種は398
種、自然渡来か疑問のある種は7種、定着した帰化種は25種、一時的な逸脱種は39種、参考保留種が26種であった。5年前の5集から増えた在来種はアホウドリ、ハジロミズナギドリ、マダラシロハラミズナギドリ、オナガミズナギドリ、ヒメクロウミツバメ、シラオネッタイチョウ、リュウキュウヨシゴイ、 タカサゴクロサギ、アカアシチョウゲンボウ、シジュカラガン、コウライアイサ、コバシチドリ、アカアシミツユビカモメ、ヒメクロアジサシ、ウミガラス、ツノメドリ、 カラスバト、セアカモズ、ワキアカツグミ、マキノセンニュウ、シロハラホオジロ、キマユホオジロ、シマアオジ、ミヤマシトド、キヅタアメリカムシクイ、ギンムクドリ、 オウチュウの27種。
(神奈川「はばたき」NO.499,P6〜7)

・謎のサシバの大集団を探して
 神奈川県のサシバの渡り関門は万葉公園、矢倉岳でシーズンの確認数は約2千羽で、その流れは静岡県の明星山で捕捉される。更に西の静岡市の杉尾山・平山林道では1万5千になっており、関東からそこへのルートを3年前から探している。東京都内上空を高く通過するサシバがいる。その一部は丹沢南麓を通過する?八王子付近を通った個体は一部南西へ、そして丹沢北側を通過する?山梨県都留市の山中を通過する集団が見つかり、そこでは八王子を西へ進むもの以外に北関東からの個体も通過している?北関東の個体は関東山地を越え、その後南進している?(東京支部Y氏、八王子カワセミ会S氏、茨木支部 I氏から情報を頂いた)
(神奈川「はばたき」NO.499,P8〜10)

●2013/12 ひょうご
・2013年カモ科・カワウの生息調査
 2013/1/13を中心に、兵庫県中南部の178箇所を調査した。20種、23,866羽を記録した。内訳はコハクチョウ67、ホシハジロ5,950、ヒドリガモ4,102、コガモ2,445、スズガモ2,010、オナガガモ1,533、マガモ1,451、カルガモ1,374、ハシビロガモ1,271、キンクロハジロ1,230、オシドリ1,150、オカヨシガモ656、ミコアイサ289等。環境別では、海岸・河口:13,332、溜池:8,033(内コハクチョウ67)、河川:1,398、ダム湖:1,103。カワウは80箇所で記録され、総計4,023であった。
(ひょうご「コウノトリ」Vol.197,P4〜12)

・メジロの研究
 メジロの子育ての情報は少なく、いつ頃から繁殖を始めるのかよく分かってない。NPO法人バードリサーチの中に「メジロとランチ♪」プロジェクトが始まった。朝夕以外に比較的メジロが鳴く11〜13時頃、昼休みでもメジロの囀りが聞かれたかをチェックに協力いただければ。
(ひょうご「コウノトリ」Vol.197,P14)

●2013/12 筑後
・「日本産鳥類目録改訂7版」の編集に関わって
 1912年、日本鳥学会が発足し、創立100周年を迎えた2012年、同目録改訂7版が記念出版された。同目録は創立後10年毎に改訂版が出て、1942年の第3版の後、第4版が出たのは1958年、第6版は情報のまとめが進まず、やっと2000年発行と遅れた。野鳥観察人の増加時期で未掲載種が多く、DNA分析等の遅れがあり、今回の第7版の発行になった。
(筑後「まめわり」NO.51,P8〜9)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.691

●2013/11-12 盛岡
・球体モデルによる風車の鳥類衝突数の推定方法
●2013/9-11 栃木
・オオタカの種の保存法「希少種」解除の検討開始
・謎多い鳥、ヒヨドリ
●2013/12 長野
・ツバメの天敵
●2013/12 富山
・野鳥しりとり
●2013/10 奈良
・ツバメの巣立ち雛
●2013/12 香川県
・紫雲出山秋のワシタカ渡り調査
●2013/12 徳島県
・コウノトリの調査
●2013/12 高知
・ツメナガホオジロ県内初記録
・五台山タカの渡り
●2013/12 山口県
・2013年秋期第81回シギ・チドリ類県内一斉調査
●2013/11 佐賀県
・カササギを知ろう
・東与賀干潟ラムサール登録を目指して
(9/30 佐賀新聞)

●2013/11-12 盛岡
・球体モデルによる風車の鳥類衝突数の推定方法
 東北地域環境計画研究会の下記の頁で同論文が閲覧できる。
http://www.tokanken.jp/?page_id=2345
(盛岡「山翡翠」NO.355,P6)

●2013/9-11 栃木
・オオタカの種の保存法「希少種」解除の検討開始
 解除検討は妥当と考えるが、意見として1・最新のデータに基づく解除根拠を示すべき。2・鳥獣保護法を改正し、違法捕獲や違法飼養の抑制。3・環境影響評価制度の中で生態系の上位種の保全義務、配慮事項の明確化。これらも同時に検討し、慎重に進めるべきである。
(栃木「おおるり」Vol.228,P7)

・謎多い鳥、ヒヨドリ
 04〜08年、全国のヒヨドリの渡り情報を集めるて分かった事がある。秋は北海道から渡りが始まるのではなく、関東が最も早く、その後、東北、最後に北海道で移動がある。関西から九州では移動時期は年により変動が大きく、南へ行くほど遅くなる傾向であった。つくば市でのラインセンサスでは、繁殖期の5〜9月、10羽以下の観察が、9月後半から増え出し、12月には10倍以上になる。北から来た個体が越冬し、木の実を食べ尽くすと、地面に降り、草や農作物、ユズリハなどの高木の葉を食べる。3月末には激減し、4月に甘い花の蜜を求めて(南からの渡りのため)一時的に増える。
(栃木「おおるり」Vol.228,P11)

●2013/12 長野
・ツバメの天敵
 ハシブトガラスに次ぐツバメの天敵はスズメである。スズメはツバメの巣に嫌がらせをして、営巣を放棄させるが、その巣を自分では余り使わない。モズは抱卵中の♀親や、巣の中の雛を襲う。蛇は一度ツバメの巣を襲うと、毎年来るので注意が必要である。チョウゲンボウはホバリングしてツバメの巣から雛を持ち去る。巣の前にCDディスクを下げ防ぐ。ハイタカ、ツミ、ハヤブサはツバメの最強の天敵である。
(長野「野鳥ながの」NO.522,P6)

●2013/12 富山
・野鳥しりとり
 「ン」で終わる鳥名はしりとりではアウトで、○○ガンとつくもの8種、○○ショウビン、トウネン、ダイゼン、バン、オオジュリン等がいる。○○シギでギで終わるものはキで受け継ぐ。ロから始まる日本産鳥名は無く、ホオジロ、○○ハジロ、ムナグロ、マミジロが来ると負ける。ラはライチョウのみで、○○カラで攻めるのは有効。○○カモの攻め返しはモズ、モリツバメのみで、モモイロペリカンでは自爆する。
(富山「愛鳥ニュース」NO.92,P2〜3)

●2013/10 奈良
・ツバメの巣立ち雛
 5/21〜8/10、法隆寺駅北口商店街でツバメが繁殖した巣は28個、内7個は2回繁殖した。最初の巣立ちは5/21、最後は8/10で、巣立った雛は計140羽であった。140羽の月別内訳は5月下旬:21、6月上旬:25、6月中旬:14、6月下旬:18、7月上旬:23、7月中旬:8、7月下旬:21、8月上旬:10。
(奈良「いかる」NO.143,P16)

●2013/12 香川県
・紫雲出山秋のワシタカ渡り調査
 9/17〜28の調査でサシバ167、ハチクマ121、ノスリ6、オオタカ4を記録した。ピークは9/23、24で、瀬戸内海の島(高見島、広島当り)辺りから出現し南東へ向う。
(香川「かいつぶり」NO.359,P1)

●2013/12 徳島県
・コウノトリの調査
 8/20〜10/10、2羽のコウノトリを小松島市、阿南市で観察した。2羽が一緒に採餌したのは9/14のみであった。10/5〜8、住宅地の電柱最上部で塒するのを見る。その地区は半分程度しか入居しておらず、電柱には街灯があるが、下からは上のコウノトリは見えない。
(徳島県「野鳥徳島」NO.423,P2〜4)

●2013/12 高知
・ツメナガホオジロ県内初記録
 10/22、土佐市でツメナガホオジロが観察された(写真有)。北海道や日本海側で記録が多いが、高知県では初記録である。
(高知「しろぺん」NO.342,P1)

・五台山タカの渡り
 10/12〜14の観察で、計1,738羽のサシバの渡りがあった。10/9〜12は高知県のタカの渡り特異日で、以前はこの間に渡りのピークがあったが、ここ数年は少し早まり10/6頃で、今年は複数の台風の接近でこれよりずれた。
(高知「しろぺん」NO.342,P3〜4)

●2013/12 山口県
・2013年秋期第81回シギ・チドリ類県内一斉調査
 9/15、県内20箇所を調査した。22種、427羽を記録した。内訳はシロチドリ87、ソリハシシギ86、ハマシギ45、トウネン44、イソシギ27、アオアシシギ26、ホウロクシギ21、タシギ15、チュウシャクシギ12、キアシシギ11、コチドリ10、オオソリハシシギ10、ダイシャクシギ9等。
(山口県「やまぐち野鳥だより」NO.230,P11)
 
●2013/11 佐賀県
・カササギを知ろう
 カササギの巣の例として、直径90cm、斜め上に出入り口があり、奥の部屋に534gの土を敷き、15gの藁、草、毛があった。小枝1,632本から巣ができていた。マークを付けた雛で10箇月後でも見られたのは25〜30%であった。カササギは2、3の巣を作り、同じ巣は再利用しない。50年間で半減している。
S10年頃には佐賀城内にオナガが生息したが、森が減るとカササギに圧倒され九州から姿を消した。嘗てはカササギは集団でカラスに立向かっていたが、現在はカラスがカササギの巣を乗っ取る。県が出すカササギの巣の数は、九州電力が撤去した数を基にしているため、実数を反映していない。
(佐賀県「野鳥さが」NO.190,P5〜8)

・東与賀干潟ラムサール登録を目指して
(9/30 佐賀新聞)
 2015年、ウルグァイで開かれる国際会議で佐賀市が同干潟のラムサール条約登録地を目指しており、NPO法人「有明海ぐるりネット」等が9/29、シンポジウムを開催した。200名の参加があった。
(佐賀県「野鳥さが」NO.190,P13)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.692

●2013/12 旭川
・2013年旭川市初確認 
・2013年カラスの塒調査 
●2013/12 郡山
・ヒヨコとカモ類の雛は近縁
●2013/12-1栃木
・環境省「サシバ保護の進め方」発行へ 
・モズとアカモズから進化を考える 
●2014/1 奥多摩
・野鳥切手発行
・ハギマシコ 
●2013/12 福井県
・2013年秋季タカの渡り調査結果 
●2013/12 三重
・ムジセッカ 
●2014/1 徳島県
・ちよっと気になる野鳥の名前 ウグイス 
●2013/12 佐賀県
・ツル保護監視事業
●2013/冬 鹿児島
・オレンジツグミ、ヨローッパビンズイの記録 
・リュウキュウサンショウクイ営巣記録

●2013/12 旭川
・2013年旭川市初確認
 4/16、ハクガン。4/20、クロガモ。これで旭川市で確認された鳥類は219種となる。近郊では昨年、上川でジョウビタキ繁殖、今年は士別でツバメが繁殖した。
(旭川「北の野鳥」NO.48,P2)

・2013年カラスの塒調査
 上川盆地のカラスは旭川市の見本林(三浦綾子の氷点の舞台)で塒をしている可能性が高い。2/22、同地へ向うコースで通過数をカウントした。総計6,596羽であった。旭川でのカラスのピークは2004年頃の1万羽以上で、その年6,480羽を捕獲し、ごみ焼却開始、即日覆土、ゴミの分別化があり、35〜45%減った。今回、その後の最大数を記録した。
(旭川「北の野鳥」NO.48,P9)

●2013/12 郡山
・ヒヨコとカモ類の雛は近縁
 キジ類とカモ類は古い系統で、最近のDNA研究では両者は近縁である。進化の系統は外見だけでは分からず、眼には見えない「あるがまま」と捉えてはと思う。鶏のヒヨコとカモ類の雛が同じようにピヨピヨと鳴くのは、両者は近縁であるので納得できるのでは。
(郡山「かっこう」NO.84,P2〜3)

●2013/12-1栃木
・環境省「サシバ保護の進め方」発行へ
 12月に改正された「猛禽類保護の進め方(改訂版)」に2頁でサシバの項が入った。これだけでは内容が不十分であるので、新たに「サシバの保護の進め方」の発行準備が進んでいる。
(栃木「おおるり」Vol.229,P7)

・モズとアカモズから進化を考える
 縄張りには同種個体間ではなく、異種間での「種間縄張り」が知られいる。サバクヒタキ属、ヨシキリ属、モズ属等で同じ属の他の種と縄張りを形成する。これらに共通する特徴は、利用する環境が単純で階層が発達しておらず、平面的である。モズは世界に27種、外見が似ているため攻撃行動が誘発され、異種間でも縄張りを持つと思われる。生態学的には生活要求が同じ種は競争排除で他種と同じ場所で生息できない原則がある。しかし、モズとアカモズは同じ場所に生息しているのは何故か。遺伝子解析では両種は比較的最近分離し、モズは隔離された日本列島で進化し、交流が無い大陸ではアカモズが進化したが、以前の特徴を残したまま、再度、祖先の種がいた地域で共存している。
(栃木「おおるり」Vol.229,P11)

●2014/1 奥多摩
・野鳥切手発行
 12/3、野鳥の会本部と郵便局との協力でオリジナルフレーム切手「オオタカ東京に生きるハンターたち」が東京管内の郵便局で発売開始された。猛禽類、フクロウ類、各80円切手計10点、1200円、5000シート限定。当支部会員の図案が採用されている。
(奥多摩「多摩の鳥」NO.216,P3)

・ハギマシコ
 支部のフィールドでは2月の厳冬期の記録が多い。最早は2012/12/9の城山湖(神奈川県)、遅いのは2009/2/22の奥多摩湖であった。94年頃には奥多摩湖畔の岩山に飛来するようになっているが、アトリ科の鳥の特性で、飛来は予測しずらい。5/1、飛島で全身真黒なハギマシコを見たが、北米大陸にいるハイガシラハギマシコの亜種で、アリューシャン列島からカムチャッカにいる別の種らしい。
(奥多摩「多摩の鳥」NO.216,P23)

●2013/12 福井県
・2013年秋季タカの渡り調査結果
 嶺南地方(若狭湾沿い)はハチクマの渡りで1日に500〜600羽通る事があり、日本のハチクマの渡り主ルート(湖西-姫路・書写山-広島市-福岡油山-五島列島)に近い。福井県の入口である石川県境の刈安山では5日間の調査でサシバ45羽であった。「トライ・アンド・エラー」で多く観察できた定点の4、5q先に新しい定点を設け、観察する事で飛行ルートを確定していっている。
(福井県「つぐみ」NO.168,P4〜15)

●2013/12 三重
・ムジセッカ
 ムジセッカは繁殖地はロシアのバイカル湖以東の沿海地方、サハリン、中国北部で、越冬地は中国南部、インドシナ半島等である。渡りの時、稀に日本海側で記録される。2012/12/29、南牟婁郡御浜町で、第1回冬羽のムジセッカが
標識調査で三重県初として記録された。
(三重「しろちどり」NO.78,P13)

●2014/1 徳島県
・ちよっと気になる野鳥の名前 ウグイス
 貝原益軒著の「日本釈名」に「ウグイスは奥出ずの意味」とあり、中村浩著の「動物名の由来」(1981)もその説(奥出ず→オクイズ→ウグイス)をとっている。しかし、ウグイスはその囀りに特徴があり、その声に因んで名前がついたと考えるのが自然である。奈良時代は「は行」は「ぱ行」で、「さ行」は「ツァ、ツィ、ツ、ツェ、ツォ)と発音していたと言われる。ウクイス→ウクピツ→ウークピスとなり、ウグイスの囀りにかなり近い。1078年の内裏歌合にも「いかなれば春来る毎にうぐひすの己の名をば人に告げらん」とあり、ウグイスは自分の名で鳴いていると詠んだ歌がある。
(徳島県「野鳥徳島」NO.424,P6)
 
●2013/12 佐賀県
・ツル保護監視事業(分散化計画)
 10/22、伊万里市で実務者会議を持った。H24年度は6名で11/1〜2/E、監視し、伊万里市長浜干潟へのツルの飛来数は494羽、6羽は113日間越冬した。H25年度は干拓地の農地の借り上げはしない、監視通知板を立てる、監視ボランティア7名募集、ツル監視小屋に電気、電話、トイレを設置、給餌はしない、水たんぼ(塒)は作らず、川の中洲を塒にする。本当のツル分散化計画は毎年後退している感じ。
(佐賀県「野鳥さが」NO.191,P6)

●2013/冬 鹿児島
・オレンジツグミ、ヨローッパビンズイの記録
  4/26、、トカラ列島の平島でOrange-headed Thrush (仮称和名 オレンジツグミ)が日本初記録として撮影された。ネットで情報が流れると、同島にウオッチャーが多数押し寄せたが、5月には見られなかった。5/2、同島でヨローッパビンズイ2+が確認できた。鹿児島県では1995/4に笠沙町で記録がある。
(鹿児島「るりかけす」Vol.140,P8〜9)

・リュウキュウサンショウクイ営巣記録
 同種は鹿児島県では留鳥とされるが、10〜5月の観察例が多く、冬鳥ではと思っていた。しかし、鹿児島市内の公園で、6月末、巣材を運ぶ番を見る。8月上旬に3羽が巣立ったのを確認した。尚、スズメがこの雛への餌運びに参加していた。(巣内写真有 編集部注:観察は営巣放棄等がないよう充分な注意を。営巣中の親鳥は神経質になる事が多いので、巣の間近での観察、撮影は慎みましょう)
(鹿児島「るりかけす」Vol.140,P10〜12)

(自然保護室・野鳥の会・神奈川/森 要)

事務局からのお知らせなど

■普及室より

■80周年記念写真展「未来に残したい鳥風景」写真募集■
 日本野鳥の会は、2014年に創立80周年を迎えます。普及室では創立80周年を記念して、キヤノンマーケティングジャパン様にご協力いただき、写真展「未来に残したい鳥風景」を開催することになりました。
この写真展では、未来に残していきたい野鳥と野鳥のいる風景を全国の野鳥写真愛好家の方々からご応募いただき、入選作品を写真展として多くの方々に見ていただこうというものです。これまでの80年間を振り返りながら、今後の野鳥保護への決意を新たにしていく機会としたいと考えております。
たくさんのご応募をいただきたいと考えておりますので、ぜひ会員のみなさまへご周知をお願いいたします。

【写真募集について】

【写真展の開催について】 【お問い合わせ】普及室 普及教育グループ
電話 03-5436-2622/FAX 03-5436-2635
メール [email protected]

(普及室/江面康子)

総務室より

■平成25年度第4回理事会(定例)議事録■

1開催日時  平成25年12月25日(水)
午後4時30分〜午後6時00分

2開催場所  当財団会議室
東京都品川区西五反田
3-9-23丸和ビル3階

3出席者 理事現在数 6名
出席理事 5名(代表理事を含む。)
理事 佐藤 仁志
吉田 新
佐久間 仁
安西 英明
松田 道生

監事現在数 2名
出席監事  1名
監事 見田 元

傍聴    2名
山本 裕(職員労働組合委員長)
篠木 英紀(職員労働組合副委員長)

事 務 局
安藤 康弘(事務局長代理兼会員室長)
飯塚 利一(施設運営支援室長)
富岡 辰先(普及室長)
田尻 浩伸(保全プロジェクト推進室長代理)
猪沢 則子(会員室長代理)
奥田 秋穂
(総務室長代理兼総務室総務グループチーフ)
五十嵐 真(総務室経理人事グループチーフ)
植月 智子(総務室員)

4 議長 代表理事 佐藤 仁志

5 議決事項
第1号議案 遺贈不動産売却の件

6 議事の経過の要領及びその結果
理事会開催にあたり、冒頭、佐藤仁志理事長から挨拶があった。佐久間仁常務理事兼事務局長兼総務室長が開会を宣言し、本理事会は定款第42条の規定に定める定足数を満たしており、適法に成立している旨の報告があった。
また、職員労働組合から2名の傍聴者が出席している旨の報告があった。
なお、議事録署名人については、定款第44条に基づき、出席した代表理事及び監事となっており、佐藤理事長、吉田新副理事長及び見田元監事が署名人となることを確認した。
議長より、発言者の予定を考慮して報告事項「平成25年度事業進捗の件」を先に行う旨、議事次第の変更説明があった。

(1) 報告事項
平成25年度事業進捗の件
各室長より担当事業の進捗状況につき、概ね計画通りに推移している旨資料に基づき報告があった。
なお、安藤康弘事務局長代理兼会員室長から、瀬戸内寂聴氏が来年度のトリーノの連載を降板、また野鳥誌をA4・カラー版にリニューアルすることが報告された。 
また、飯塚利一施設運営支援室長から加賀市鴨池観察館の運営を来春から加賀市の外郭団体へ移行する方向で調整中であるとの報告がされた。

(2) 第1号議案 遺贈不動産売却の件
故内藤宏樹氏から遺贈された不動産の売却について、前回理事会後に購入希望者が現れ、緊急の処理を必要とする案件として理事会規程第11条を適用、理事会決議を経ずに売却を執行した案件であり、理事会規程に基づき、執行直後の本理事会に付議するものである。
五十嵐真総務室経理人事グループチーフより理事会規程第11条に基づく手続きについて、猪沢則子会員室長代理より売却経緯についてそれぞれ資料に基づき説明があった。
審議を経て、議長がこの賛否を諮ったところ、全員が異議なくこれを承認した。

(3)報告事項
平成25年度決算見込の件 
 五十嵐総務室経理人事グループチーフより、経常収益は補正予算比36百万円増加し903百万円、経常費用は補正予算比18百万円減少し974百万円、この結果、経常収支では補正予算比17百万円改善するが、最終71百万円の赤字を見込む平成25年度決算見込について、資料に基づき報告があった。
 また、資金収支ベースでは、補正予算比1百万円改善するが、57百万円の赤字が見込まれるとの報告があった。
見田監事から物品販売の健闘が顕著、また今後の寄付金動向について質問があり、猪沢会員室長代理より12月初めに3万通の寄付金DMを送付したので小口寄付はこれから動意が見られるが、大口寄付はいまのところ具体的な話はきてないとのコメントがあった。

(4)報告事項
理事の職務執行状況の件
 吉田副理事長より、定款28条第4項に基づき、平成25年6月から11月における役員の職務執行状況について、資料に基づき報告があった。
そのなかで、東京オリンピック葛西臨海公園カヌースラローム会場問題については、日本野鳥の会東京支部と連携を取りながら政策提言を展開、鳥と緑の日野センター(WING)の運営については、同施設の運営が当会の財政負担になっているため、同施設の今後のあり方について日野市との協議を継続、また、函館支部の今後について関係者で検討している旨のコメントがあった。
 松田道生理事より、函館支部の話は初めて聞くものである、どのような内容か、と説明を求められ、佐久間常務理事兼事務局長兼総務室長から、函館支部は創立30年になるが、会員はピーク時の8分1程度に減少、役員も支部長のみで最近4年程は実質休止状態にある。近くに道南檜山支部があることから解散・合併も含め支部の今後について関係者で話合いを持った結果、函館支部は存続、道南檜山支部が全面的に協力して再建を図ることになった旨説明があった。

 上記の議事を明らかにするために議事録を作成し、佐藤理事長、吉田副理事長及び出席監事の名において記名、捺印する。

平成26年1月17日

公益財団法人日本野鳥の会

 議長 代表理事 佐藤 仁志
 代表理事 吉田 新
 監 事 見田 元

(総務室/奥田秋穂)


■支部名称等変更のお知らせ■

名称変更などがあった支部についてお知らせいたします。

今月は支部名称等の変更はありません。

(総務室)

会員室より

財団事務局HPのスマートフォン対応

財団事務局のHPでは、2014年4月1日に、スマートフォンで見た場合の表示を、見やすいように変更いたします。パソコンで見ることを想定して作られた既存のページをスマートフォン仕様にするには、調整が必要です。
各支部から情報をいただいている「探鳥会情報」や「支部一覧」も体裁がかわるため、あらかじめご連絡させていただきます。
掲載内容自体は変更ありませんが、スマートフォンで情報を見やすくなるので、閲覧者の利便性が高まるものと期待しております。
以下の点について、ご確認ください。

調整内容 スケジュール

ご不明な点などありましたら、ホームページ担当の三浦まで直接お問い合わせください。
Tel: 03-5436-2632 (メディアグループ直通)
Email: miura@wbsj.org

(会員室/三浦岳志)

■会員数■

2月3日会員数37,181人(対前月0±)会員数は先月と同じとなります。
1月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より28人少なくなっています。
会員の増減は入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。1月の入会者数は187人で、前年同月の入会者216人に比べ29人減少しました。また、1月の退会者は215人で、前年同月の退会者256人に比べ41人減少しました。

表1. 1月の入会・退会者数

※会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活する方がいらっしゃるため、退会者数の年度累計は、実際の退会者数とずれた数字となります。このため、退会者数合計については年度末の集計後にお知らせいたします。

■都道府県および支部別会員数■
野鳥誌贈呈者数を除いた数を掲載します。

表2 都道府県別の会員数(2月3日現在)

備考:不明は転居先が不明の会員を示します。今月からは転居先不明の会員も会員数に含めています。

表3.支部別の会員数(2月3日現在)

備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。
これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。

(会員室/沖山展子)

■支部ネット担当より

立春を過ぎましたが、東京では45年振りになる大雪に見舞われるなどまだ寒さ厳しき日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。いつも支部ネット通信をご愛読いただき有難うございます。
さて、今回は普及室より創立80周年を記念に行う写真展「未来に残したい鳥風景」の写真募集のお知らせがありました。皆さん是非応募してください。
春を待ちわびるこの頃、くれぐれもお自愛ください。

■支部ネット通信は支部の代表の方に電子メールでも配信をしています。電子メールでの配信を希望される支部の代表の方は下記メールアドレスまでお気軽にお申し込みください。


支部ネット通信 第119号
◆発行
公益財団法人日本野鳥の会 2014年2月21日
◆担当
総務室 総務グループ 奥田秋穂/植月智子
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23
丸和ビル
TEL:03-5436-2620
FAX:03-5436-2635
E-mail:[email protected]