No.170 2018年5月号


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目次 ◆支部の動き
支部報 保護・調査記事関連トピックス
◆ブロックからのお知らせ
2017年度第40回日本野鳥の会東北ブロック
 協議会総会報告
◆事務局からのお知らせなど
支部・代表者・事務局変更のお知らせ
会員数

支部の動き

■支部報 保護・調査記事関連トピックス

 本記事は日本野鳥の会へ送付されてきている各地の支部報/会報から抽出して作成し、調査・保護に関心がある野鳥の会の会員へ配信しております。本記事の一部又は全部を不特定多数が見る可能性があるところへ公開される場合は、各支部/各会の了承を事前に得て下さい。記事は筆者の意向に反しないように、取り扱いをお願いします。

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.887

●2018/3-4 宮城県
・探鳥会リーダーズフォーラムin名古屋
●2018/3-4 群馬
・利根川付近のサシバの渡りピークについて
・オオバンは急増している
●2018/4 神奈川
・鳥類目録
・浜口前支部長の書評
●2018/3-4 諏訪
・カワアイサ死体の残存食物調査
・ブッポウソウ用の巣箱清掃点検
●2018/3 滋賀
・水鳥一斉調査2018
・アオサギ
・今冬湖北に飛来したガン類
●2018/3-4 広島県
・H29年度カワウ生息状況モニタリング調査
・シノリガモ
●2018/3-4 愛媛
・2018年ガンカモ調査(調査研究担当)

●2018/3-4 宮城県
・探鳥会リーダーズフォーラムin名古屋
 1/20、21、本部8名を含め42名(東北1、関東6、東海7、北陸2、関西11、四国1、中国4、九州2)が参加した。初対面の壁を破るための手法アイスブレーキング、同じ課題(探鳥会参加者にどうなって欲しいか)で20分ごとにメンバーを変え、提案等を出し合う手法ワールドカフェを学んだ。分科会でその他のテーマを扱った。新規探鳥会参加者はそのイベントで観察できることに興味があるが、広く他の野鳥のこと、野鳥の会そのものへの興味は示さない。お試し会員になってもらう話で、その先の本会員に取り込むことの検討に触れないのは不満であった。
(宮城県「雁」NO.288,P17〜21)

●2018/3-4 群馬
・利根川付近のサシバの渡りピークについて
 1991年から利根川坂東大橋付近で秋のサシバの渡りを見ている。この地区の渡りのピークは9/22〜25にある。時間帯では、8:40〜10:00、11:40前後、13:20〜14:00に多く飛んだ。
(群馬「野の鳥」NO.346,P6〜7)

・オオバンは急増している
 1/13〜2/18、群馬県立自然史博物館の特別展で発表した。オオバンはクイナ科であるため、環境省の「ガン・カモ・ハクチョウ類全国一斉調査」の対象外のため、個体数変動は把握されなかった。群馬県では嘗ては稀であったが、1980年代には繁殖する個体が現れ、1990年代後半から急増した。国内最大のオオバン越冬地琵琶湖では2007年の2万が2016年には8万に達している。
(群馬「野の鳥」NO.346,P11〜13)

●2018/4 神奈川
・鳥類目録
 支部の鳥類目録は1971年から40年以上記録された神奈川県の鳥類の約40万件のビックデータで、支部のHPからダウンロードできる。2011〜2015年のデータは鳥類目録Zとして今年度中にCD版を出版する予定。これには全国鳥類繁殖分布調査(神奈川県)の記録が書き足されている。
(神奈川「はばたき」NO.551,P2)

・浜口前支部長の書評
 レガシーという言葉を聞くが、先人が残した所有物や業績、仕組み等、成果的なものを言う。前支部長故浜口哲一氏は生前、ご自身が読まれた書籍の評論を書いておられました。今回2007/7〜2010/4(最終)の分、約130編について、同氏の遺志として、下記HPにまとめた。
https://hamagutisan.jimdo.com/
(神奈川「はばたき」NO.551,P4〜5)

●2018/3-4 諏訪
・カワアイサ死体の残存食物調査
 1月、2月、諏訪市、岡谷市で収集されたカワイサ死体内の消化器官内の残存食物を調査した。1羽からは小さい魚の骨片、最大4oのピンク色をした断片数個、小石があった。もう1羽からも小石が確認された。
(諏訪「いわすずめ」NO.179,P2〜3)

・ブッポウソウ用の巣箱清掃点検
 嘗て、ブッポウソウが繁殖し、今は確認できない富士見町でH19年より、電力会社の協力を得て電柱に巣箱を架けている。今回、5個の巣箱の清掃点検を行ったが、ブッポウソウの営巣はなく、シジュウカラ、ムクドリの数回の営巣があった。1つの巣箱内には木屑が多数あり、キツツキ類が板壁を加工し、塒に使ったようだ。
(諏訪「いわすずめ」NO.179,P10)

●2018/3 滋賀
・水鳥一斉調査2018
 1/6〜13、琵琶湖とその周辺(計182箇所)で調査した。カモ科は75,880羽で2007年の12万より漸減している。内訳はヒシクイ152、マガン7、コハクチョウ491、オオハクチョウ7、キンクロハジロ14,696、マガモ13,442、コガモ12,199、ヒドリガモ9,815、カルガモ7,309、カモSP5,306、ホシハジロ3,656、オカヨシガモ2,006、オナガガモ1,797、ヨシガモ1,586、スズガモ907、カワアイサ676、ミコアイサ635、ハシビロガモ602等。オオバンは24,545、2016年に84,869で最大であった。カンムリカイツブリは3,766、ハジロカイツブリは1,684、カワウは2,190であった。
(滋賀「におのうみ」NO.52,P2〜7)

・アオサギ
 サギ類の中指の爪に櫛状の突起があり、粉綿羽の粉を体につけるためと言われる。サギ類は首が左右に余り動かせないのは、足指で翼を調整するためかもしれない。粉綿羽は脚の付け根付近にあり、先端が粉状にボロボロになり、羽毛に塗って水や汚れをはじくと考えられる。これはハト、インコ、サギの仲間に見られる。仁王立ちの日光浴はアイサギ、トビ以外で殆ど見られない。
(滋賀「におのうみ」NO.52,P18)

・今冬湖北に飛来したガン類 
 12/30、田んぼにコハクチョウの群に亜種シジュウカラガン、滋賀県初記録。1/29、マガンの群にハイイロガン、7年ぶりの渡来。サカツラガン、ハクガン、カリガネはこの10年間湖北で観察されている。
(滋賀「におのうみ」NO.52,P19)

●2018/3-4 広島県
・H29年度カワウ生息状況モニタリング調査
 5月:50巣以上の繁殖地7箇所あり。全体の巣の数560、前年とほぼ同数。塒入り個体数総数2,900羽で前年とほぼ同数。7月:塒入り個体数2,300羽弱で前年から頭打ち。5月の繁殖幼鳥分上乗せて増えるはず?有害駆除、卵へのドライアイスで繁殖抑制の影響か。12月:越冬個体数約4,600羽で、毎年約10%で増加している。
(広島県「森の新聞」NO.215,P9〜10)

・シノリガモ
 1/2、福山市の芦田川河口でシノリガモ(オス)1、1度目の冬の個体が撮影された。広島県東部では初確認と思われる。
(広島県「森の新聞」NO.215,P13)

●2018/3-4 愛媛
・2018年ガンカモ調査(調査研究担当)
 1/6〜8、愛媛県内で越冬している個体数を調査した。総計34,019羽で内訳はオオハクチョウ4、マガン1、マガモ10,247、コガモ6,462、カルガモ5,719、ヒドリガモ5,338、オナガガモ1,854、オシドリ1,322、ホシハジロ1,241、キンクロハジロ367、オカヨシガモ365等。メジロガモ1が昨年に続き、記録された。
(愛媛「コマドリ」NO.243,P23)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.888

●2018/4 札幌
・オオワシ・オジロワシ一斉調査
・シンポジウム「タンチョウの保護のこれから」
●2018/3 北上
・第30回岩手の野鳥を語る会 (野鳥の会岩手県連絡協議会)
・ミソサザイ
・ガン・カモ類調査
・オオワシ・オジロワシ調査
●2018/4 千葉県
・西之島 海鳥の揺りかご(2/2 毎日新聞)
・ライチョウ保全 ネットで募金中(2/6 朝日新聞)
・微小プラスチック海洋汚染の要因(2/23 日本経済新聞)
●2018/4 伊那谷
・カッコウ
●2018/3-4 遠江
・「静岡県西部の野鳥」出版
●2018/4 宮崎県
・日本のヤマシギ

●2018/4 札幌
・オオワシ・オジロワシ一斉調査
 1980年から毎年実施されている。今回は2017/11〜2018/3、計5回調査した。3/4には石狩川流域8区間で。オオワシ4、オジロワシ27であった。2017/2の北海道、本州北部、35地域、204調査地ではオオワシ884、オジロワシ684、不明57、計1,625羽は最低数に近い。
(札幌「カッコウ」NO.402,P10)

・シンポジウム「タンチョウの保護のこれから」
 1/21、札幌で開催され、188人が参加。30年前、383羽のタンチョウは現在約1,800羽まで回復した。古文書の解読から、タンチョウは江戸時代には北海道全体に生息し、本州にも渡っていた。活鶴(生きた鶴)、塩鶴(塩漬けの鶴)が幕府に献上されていた。乱獲で明治時代には道央でしか見られなかった。
(札幌「カッコウ」NO.402,P11)

●2018/3 北上
・第30回岩手の野鳥を語る会(野鳥の会岩手県連絡協議会)
 H29/6/24〜25、岩手県内の3支部が参加し、宮古市で開催された。動物作家遠藤公男顧問の岩手県で初めてイヌワシを発見した時の話を聞き、再生可能エネルギー計画、各支部の課題、オオワシ・オジロワシ調査に関して話し合った。
(北上「北上支部報」NO.24,P6)

・ミソサザイ
 ミソサザイの名は江戸時代には既に定着し、方言名にはミソ・・・が多く、多くは味噌と解される。この名の生まれは室町時代とされ、当時ミソは溝の意であった。奈良時代にはササキとあり、ササは小さいの意、キは鳥を示す接尾語で小さい鳥と呼ばれた。標準和名は1つ設定でミソサザイになっている。
(北上「北上支部報」NO.24,P27)

・ガン・カモ類調査
 1/14、水上市内5箇所で調査、オオハクチョウ145、コハクチョウ8、カルガモ236、マガモ214、オナガガモ199、コガモ134等。
(北上「北上支部報」NO.24,P29)

・オオワシ・オジロワシ調査
 2/18、北上川流域で調査した。オジロワシ成2で、カモを襲っていた。
(北上「北上支部報」NO.24,P30)

●2018/4 千葉県
・西之島 海鳥の揺りかご (2/2 毎日新聞)
 2013/11以降の噴火活動で面積が拡大した小笠原諸島の西之島は、現在は噴煙はない。島の面積は噴火前の9.4倍の272km²で、川上和人森林総合研究所主任研究員によると、島にいる白い鳥の多くはアオツラカツオドリで雛もいる。
(千葉県「ほおじろ」NO.444,P12)

・ライチョウ保全 ネットで募金中(2/6 朝日新聞)
 富山市の動物園「富山市ファミリーパーク」、東京都上野動物園等11園が、ライチョウ保全事業のためネットでクラウドファンディング(CF)で寄付金を募っている。目標額は1,000万円で、目標に届かなければ寄付は成立しない。「神の使い」と言われるライチョウは本州の山間部に2千羽以下とされる。
(千葉県「ほおじろ」NO.444,P12)

・微小プラスチック海洋汚染の要因 (2/23 日本経済新聞)
 5o以下のマイクロプラスチックと呼ばれるごみは海中の有害物質に付着し、生態系や人の健康に悪影響が懸念される。これ自体は魚や鳥が食べても体内に留まらず排出されるが、海中の有害物質が付着し10〜100万倍に濃縮される。海鳥は脂肪中のPCB濃度が上がっている。世界で毎年800万トンのプラスチックごみが海に流れ込み、対策を取らぬと20年後には8,000万トンがマイクロプラスチックの発生源になる。
(千葉県「ほおじろ」NO.444,P13)

●2018/4 伊那谷
・カッコウ
 安曇ではカッコウは山賊鳥、親捕子と呼ばれる。托卵する鳥の卵はいったん輸卵管の中に止まり、そこで発育を始めながら仮親の巣に産み込むのを待つ。卵を産むのは数秒から10秒程である。1986年、野鳥の会は全国でカッコウの初鳴き調査をした。それはどの地区でも5/12〜17に集中し、南北の差は殆どなく、北海道と九州で10日程しか違わなかった。
(伊那谷「かわせみ」NO.49,P2〜4)

●2018/3-4 遠江
・「静岡県西部の野鳥」出版
 支部の著作、編集で2018/4、「遠江の鳥 バードウォッチングガイドU 静岡県西部の鳥」が完成し、5/1より発売する。B6版96頁、静岡新聞社 1,000円(税別)、295種掲載、本部安西英明理事の特別監修。
(遠江「遠江の鳥」Vol.294,P10〜11)

●2018/4 宮崎県
・日本のヤマシギ
 NHKテレビ「ダーウインが来た」で昨年8月に、放映されたアメリカのヤマシギはダンサーみたくテンポよく、体を上下させ歩いていた。日本のヤマシギは体をゆっくり上下させ、「日本舞踊」のようである。振動を与えミミズを追い出すと言われ、暗い所を3m程静かに行き来する。人がいても平気なようで、「塊」になり静止する。
(宮崎県「野鳥だよりみやざき」NO.257,P14)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.889

●2017/12 旭川
・オオジシギの生息調査(調査担当)
・旭川市でカササギ正式初記録
●2018/4 道南桧山
・ウミスズメの子育て成功の秘訣は(北海道大学大学院)
●2018/3 茨城県
・2018年ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査(環境計画部)
・防鳥ネット羅網被害調査
●2018/4 東京
・猫が野鳥と生態系に及ぼす脅威(山階鳥類研究所)
・東京都初記録・稀な鳥(野鳥記録委員)
●2018/4 奈良
・2018年ガン・カモ調査
●2018/3 筑豊
・ウグイス(編集部)
●2018/4 筑豊
・ウ類
・鳥の目(編集部)

●2017/12 旭川
・オオジシギの生息調査(調査担当)
 2017/5/28、旭川市内12箇所でオオジシギ生息状況を調査した。16羽確認。前例が無いため、増減のコメントはできない。5/21、ウトナイ湖、勇払原野周辺の調査では77羽で16年前の107羽から3割減となっている。
(旭川「キレンジャク」NO.5,P9〜11)

・旭川市でカササギ正式初記録
 9/27、旭川市内の公園でカササギ1が撮影された。尾羽が擦り減っていないので、飼育下にないようである。上川管内では初期の報告である。それ以前、5月に滝川市内でも目撃情報有り。室蘭では1983年初認で、30年以上かけて北上か。苫小牧市内には2016年、約200羽のカササギが生息し、その周囲に約50羽がいる。札幌市内では2008年冬より見られ、2012年には繁殖した。
(旭川「キレンジャク」NO.5,P13〜15)

●2018/4 道南桧山
・ウミスズメの子育て成功の秘訣は(北海道大学大学院)
 日本でも繁殖が確認されているウミスズメでは、雌雄の繁殖投資量(繁殖に注ぐ労力)はほぼ同程度と考えられている。しかし、抱卵中断がなぜ起こるのかは不明のままであった。 2007〜2009年の繁殖期間、カナダ西海岸のリーフ島で調査した。その結果、親鳥が捕食されたのではなく、採餌できないことが主要因であった。
(道南桧山「はちゃむ」NO.122,P6〜7)

●2018/3 茨城県
・2018年ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査(環境計画部)
 1/14、茨城県71箇所で調査した。総数10,886羽で前年より12%減。内訳はヒシクイ125、オオハクチョウ436、コハクチョウ309、コブハクチョウ49。マガモ39,111、オナガガモ22,735、カルガモ10,681、ヒドリガモ10,101、コガモ8,357、スズガモ6,317、オカヨシガモ2,807、ヨシガモ1,955、カモSP1,507、ホシハジロ1,460、キンクロハジロ1,110、ハシビロガモ702等。
(茨城県「ひばり」NO.342,P3〜5)

・防鳥ネット羅網被害調査
 1/27、蓮田の防鳥ネット羅網事故個体カウントで1,295羽、前年より572羽少ない。カモ類の飛来数が減ったのと耐用年数過ぎネットがかなり外された、天井をネットで覆わなくなった、収穫後水抜きする蓮田が増えた等の理由が考えられる。蓮田の防鳥ネット羅網事故が始まって10年、本会報、支部のHP、国立環境研究所の協力、本部の野鳥誌、バードリサーチの協賛、色々な面からハス生産農家が仕掛けた防鳥ネットがカモからの被害を本当に防いでいるのか、社会へ問題を投げかけていきたい。
(茨城県「ひばり」NO.342,P6〜7)

●2018/4 東京
・猫が野鳥と生態系に及ぼす脅威 (山階鳥類研究所)
 日本で猫の飼育頭数は1千万に達した。リビアヤマネコを起源に中東で約1万年前、ネズミ駆除目的で家畜化が始まり、イエネコになった。国際自然保護連合(IUCN)はイエネコを侵略的外来種ワースト100の1つに掲げた。日本では鳥獣管理保護法と外来生物法にノネコを入れたが、生態系からの排除は殆どされていない。米国では猫数は1億を超え、1頭の猫は年間30〜48羽の野鳥、177〜299匹の小型哺乳類を捕っている。伊豆諸島の御蔵島では1978年、175〜350万羽のオオミズナギドリ、2016年には11万羽に減った。主な要因は猫で、猫対策を急ぐべきである。
(東京「ユリカモメ」NO.750,P3)

・東京都初記録・稀な鳥(野鳥記録委員)
 2015/7/20、八丈島沖でハワイシロハラミズナギドリ1を記録。東京都初記録。2016/4/24、須崎沖で数十羽のオーストンウミツバメ乱舞の中にマダラシロハラミズナギドリ1を記録。東京都初記録。1986/6、広島県で保護された個体が日本初記録。2017/10/28、八王子市高月町でハシボソガラスの中に5羽のコクマルガラス。全て暗色型で幼鳥と思われる。2008/1、同所で確認された1羽が東京都初記録であるが、今回2例目。2017/10/11、大田区小池公園でハイイロオウチュウ1、2015/10、八王子市で東京都初記録以来今回3例目。2017/10/30、狛江市の多摩川でコウライアイサ成(オス)1を確認、東京都2例目。
(東京「ユリカモメ」NO.750,P12〜13)

●2018/4 奈良
・2018年ガン・カモ調査 
 奈良県内117箇所で調査した。総計18,943羽で内訳はコガモ5,890、マガモ3,980、カルガモ3,357、ヒドリガモ1,970、ハシビロガモ1,495、オシドリ1,009、ホシハジロ468、キンクロハジロ349等。
(奈良「いかる」NO.161,P16〜18)

●2018/3 筑豊
・ウグイス(編集部)
 ウグイスは日本三鳴鳥の1種で、福岡県、山梨県の県鳥である。英名のBush Warblerは藪で囀る鳥の意である。一夫多妻で、卵は長径18o、托卵鳥のホトトギスの22oより小さいが色は殆ど同じ。囀りは1日、1,000回に達する程であり、ホーは吸う息、ホケキョは吐く息である。囀りには低くホーホホホケキョのL型音があり、侵入した他のオスを威嚇する時に鳴く。鶯の漢字は中国ではコウライウグイスを指す。ウグイスは1950〜1979年、日本では愛玩飼養対象種であった。
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.481,P38〜39)

●2018/4 筑豊
・ウ類
 ウ類は従来ペリカン目に分類されていたが、日本産鳥類目録第7版でカツオドリ目に変更された。日本には、従来のウ3種に加え、チシマウガラスの計4種が生息する。ウ類の趾(あしゆび)は全蹼足(ぜんぼくそく) と言って、4本の趾全てに蹼(みずかき)があり、水中を泳ぐときに大きな推進力を得る。
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.482,P45〜47)

・鳥の目(編集部)
 哺乳類の祖先は、恐竜から逃れるため夜行性であり、哺乳類の目は暗闇に特化している。もともと四原色(赤・青・緑・紫外線)を感知していた哺乳類は、夜中心の生活で内2種類を失ったが、人間は再び昼間活動で、何とか三原色(赤・青・緑)に戻った。それに対し、恐竜の子孫である鳥は殆どが昼行性で、四原色を維持し、紫外線の領域まで見ることができる。鳥は目の焦点距離を長くして、遠くのものが見えるようにしている。そのため目を大きくし、大きくなり過ぎて目を動かす筋肉のスペースが無くなったものは、首を動かして物を見る。網膜の中心部の錐体の数は人間の数倍あり、ツバメ、モズ、カワセミ等はこの中心窩が2箇所あり、全体に注意を払いながら小さい虫が見えるような目を持っている。人間は網膜に多くの血管があり、その部分は見えにくい。鳥では 網膜の血管が少なく、櫛膜(しつまく)という組織で網膜に栄養を送っている。フクロウは人間の100倍、夜間に見えている。
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.482,P59)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.890

●2018/3 茨城県
・羅網死 全国の課題に発展
●2018/3 新潟県
・ホオジロガモ
・イヌワシ
●2018/3 富山
・ガンカモ類・ハクチョウ類調査2017
●2018/5 軽井沢
・水飲み、浴び(鳥追人)
●2018/4-5 京都
・鵜飼はウミウ?カワウ?
・キツツキ
・2017年度ガンカモ調査
・キツツキの舌、尾羽
●2018/4 山口県
・ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査(調査研究部)
●2018/4 福岡
・2018年ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査(研究部)

●2018/3 茨城県
・羅網死 全国の課題に発展
 本会の防鳥ネット問題はNPOバードリサーチの調査研究プロジェクトで、支援金が第一位になった。ハス田の野鳥羅網死が10年以上続いている異常事態の根源がどこにあるのか。ハス田の恒例の有害鳥獣駆除申請は昨年のバンから今年はオオバンに変更され、実施される。オオバンを悪者にするための作文のみで、本会は委託調査で「その根拠無し」を明らかにしてきている。許可担当部局はどこに正義があるのかを知ることになる。
(茨城県「ひばり」NO.343,P2)

●2018/3 新潟県
・ホオジロガモ
 ホオジロガモは冬鳥として主に北日本に分布する。新潟県の生息環境は沿岸の湖沼や河川の中下流域が中心で、海域では港湾、漁港、河口に入るが、岩礁や単調な浅海域は選好されない。環境を比べると共通する環境因子は見えてこない。採食生態を詳しく調べる必要がある。潜水深さは0.5〜5m程度が観察されており、餌は水中、水底の小動物を捕食するのは知られている。
(新潟県「野鳥」NO.85,P2〜5)

・イヌワシ
 北半球高緯度を中心に分布するイヌワシは低灌木草地、草原、樹木の少ない開けた環境に生息する。世界に6亜種分布し、中央アジア、モンゴルの大草原の亜種は体重約6kg、翼開長240pで最大である。日本は樹木が多く、イヌワシ本来の狩は不向きで、体形はメスで体重約4kg、翼開長200pで最少の亜種である。日本には現在約650羽が生息し、番は約40〜100km²を行動圏にしている。雪国では晩秋に落葉広葉樹は葉を落とし、積雪は狩場のスクリーンとなり、捕食行動がしやすい。
(新潟県「野鳥」NO.85,P6〜7)

●2018/3 富山
・ガンカモ類・ハクチョウ類調査2017
 2017/1、富山県内44箇所で調査した。総計22,217羽で、内訳はマガン2、オオハクチョウ146、コハクチョウ273、マガモ6,741、コガモ6,302、カルガモ4,052、オナガガモ1,969、ヒドリガモ1,297、ホシハジロ531、オカヨシガモ454、キンクロハジロ422等。
(富山「愛鳥」NO.74,P2,4〜5)

●2018/5 軽井沢
・水飲み、浴び(鳥追人)
 鳥の水の飲み方、水に嘴を入れ、少し水を含んだら上を向いて水を流し込む(ニワトリ型)、これが多数派である。水に嘴を入れ、そのままゴクゴク飲む(ハト型)がある。砂浴びは比較的乾燥した地帯の鳥に多く、キジ類(ライチョウもこの仲間)、ヒバリ、スズメに見る。寒い地方では砂浴びのかわりに雪浴びが見られる。
(軽井沢「野鳥軽井沢」NO.421,P9)

●2018/4-5 京都
・鵜飼はウミウ?カワウ?
 現在、日本では14カ所で鵜飼が行われていて、 使われるのはウミウで、日本で活躍するウミウすべてが茨城県日立市の海岸で捕獲された個体。中国の鵜飼ではカワウを使うそうで、日本では観光産業 、中国では現在も漁業として継続されている。 日本でも元々はカワウを使っていたが、一時カワウが激減して捕獲が難しくなったため、ウミウに切り替えられた。カワウは40〜50 年前は珍鳥で、 カワウからウミウに変わったもう一つの理由は漁師が川岸を歩きながら行う「放ち鵜飼」 を舟に乗って行う「舟鵜飼」では大きいウミウの方が好都合だったからではないかとある。 鵜飼は日本や中国だけではなく、ペルーでは1400年前の土器に描かれており、さらに、欧州でも一時スポーツとして鵜飼が行われていた。
(京都「そんぐぽすと」NO.211,P5)

・キツツキ
 札幌市の森で1995年から15年間、301例のアカゲラの営巣を観察した結果によると、樹種では落葉広葉樹23種、針葉樹2種の計25種で営巣した。多いのはシラカバで23.9%、エゾヤマザクラの20.6%で、この2種で半分近くを占める。生木と枯れ木では、生木が36.9%、枯れ木が59.5%、生木の枯れた部分が3.7%であった。巣穴の方角は特になく、高さは0.8〜16.0mで中央値は3.8m。古巣の再利用は10〜30%で、新しい巣穴を掘る割合の方が高い。幻のキツツキと呼ばれるミユビゲラ、1988年以降目撃が無く、2006年に大雪山国立公園内で再発見された。
(京都「そんぐぽすと」NO.211,P10〜14)

・2017年度ガンカモ調査
 1/7、8、13、14、京都府の委嘱で府内190箇所を調査した。総計18,549羽で、内訳はコハクチョウ2、マガモ4,599、コガモ3,690、カルガモ3,598、ヒドリガモ1,375、ホシハジロ1,303、キンクロハジロ1,117、オシドリ816、オナガガモ466、スズガモ389、オカヨシガモ375等。
(京都「そんぐぽすと」NO.211,P15〜19)

・キツツキの舌、尾羽
 アオゲラの舌の長さは25cm程で、喉の奥を通って頭骨の後へ回り、前頭部までつながっている。舌の先は矢尻のような突起があり、粘り気のある唾液が付着している。唾液はアルカリ性でアリの蟻酸を中和する。足の指は木の幹に垂直に止まれるよう、前後2本ずつで、後の1本は退化し短い。ミユビゲラはこれが無い。尾羽は中央の4枚の羽軸が太く、これを弓状にしならせ体を支える。鼻孔には木屑が入らぬよう剛毛が生えている。
(京都「そんぐぽすと」NO.211,P24)

●2018/4 山口県
・ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査(調査研究部)
 1/14、山口県下46箇所で調査した。総計25,921羽で内訳は、マガモ9,050、カルガモ4,731、ヒドリガモ3,332、オシドリ2,343、オナガガモ1,432、ホシハジロ1,370、コガモ1,368、トモエガモ567、ヨシガモ541、キンクロハジロ489等。
(山口県「やまぐち野鳥だより」NO.256,P17〜19)

●2018/4 福岡
・2018年ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査(研究部)
 1/6〜16、福岡県内134箇所で調査した。総計24,486羽で内訳はマガモ6,450、ホシハジロ4,267、ヒドリガモ3,182、カルガモ2,251、ハシビロガモ2,194、スズガモ2,050、オナガガモ1,604、キンクロハジロ704、オカヨシガモ455、オシドリ353、コガモ314、ツクシガモ231、トモエガモ182等。
(福岡「野鳥だより」ふくおか」NO.462,P13〜18)

(自然保護室・野鳥の会・神奈川/森 要)

ブロックからのお知らせなど

■2017年度第40回日本野鳥の会東北ブロック協議会総会報告

【日程】2018年2月24日(土)〜25日(日)
【場所】ホテルサンルーラル大潟村(秋田県南秋田郡大潟村)
【担当支部】日本野鳥の会秋田県支部
【来賓】秋田県生活環境課自然保護課長、大潟村長
【参加者】11支部(青森県支部3名、弘前支部6名、もりおか13名、宮古支部3名、宮城県支部7名、北上支部3名、山形県支部6名、ふくしま8名、郡山支部5名、白河支部2名、秋田県支部24名)、財団(遠藤理事長、箱田普及室室長代理、井上普及室員、野口自然保護室員) 合計:84名
【スケジュール】
・1日目
13:00〜17:00 総会  ※終了後、懇親会ならびにオークション
・2日目
 9:30〜11:00 探鳥会(大潟村周辺のマガン、ヒシクイ、ハクガン等の飛来地)
【議事】
<開会挨拶及び来賓挨拶>
 冒頭に秋田県支部支部長の佐藤氏より開会のあいさつ、秋田県生活環境課自然保護課長の高松氏、大潟村長の高橋氏、(公財)日本野鳥の会理事長の遠藤より、来賓のあいさつがあった。

<財団からの報告>
 井上(普及室員)より、探鳥会に参加した非会員の方にその後の探鳥会を財団から告知するDM発送サービスについて、サービスの仕組みや申し込み方法、支部が導入することのメリットについて説明を行い、更なる活用を提案した。
 野口(自然保護室員)より、2016年から調査を開始した全国鳥類繁殖分布調査について、東北地方での調査の進捗状況の報告と、この2年間の結果から見えてきた鳥類の動向について紹介を行い、引き続き調査への協力をお願いした。

<基調講演>
 日本野鳥の会秋田県支部副支部長の西出氏より、八郎潟周辺に飛来するガン(特にハクガン)について、その生息数の推移と飛来時期の特徴等を1971年から現在までの観察記録や写真を用いて講演して頂いた。

<総会>
1.第一号議案:平成28年度会計報告
 青森県支部支部長の関下氏より平成28年度東北ブロック協議会総会の収支決算の報告を行い、承認された。前年度(平成28年度)は総会参加者へ提供する当日の集合写真をインターネットからダウンロードできるようにしたことで、印刷費を削減し支出を抑えることができたとのことであった。

2.第二号議案:狩猟鳥の種類の削減について
 宮古支部支部長の関川氏より現状定められている狩猟鳥から8種(ヨシガモ、ハシビロガモ、クロガモ、ヤマシギ、タシギ、バン、ヤマドリ、ニュウナイスズメ)の野鳥を外すことを求める要望書を東北ブロック協議会名義で環境省ならびに東北各県知事宛に提出することが提案された。
 議論の結果、今回の議案資料には狩猟鳥対象から挙げられた8種を外すための根拠となるデータが不足しているため、の提案は否決された。関連して、今回提示された鳥獣統計のデータは狩猟者からの報告を基にまとめられており、正確さに疑問があるため、今後は各支部で集めたガンカモ調査等のデータを基に個体数の増減を判断し、必要に応じて要望書の提出を検討していくべきであるとの意見があった。財団からは、狩猟鳥獣の削除は重要な案件なので要望する際には強い根拠に基づいて行う必要がある。また、都道府県ごとに働きかけを行って捕獲制限を行う地域を増やし、それを踏まえて狩猟鳥獣から外すように国に働きかけるような段階的なやり方もある。今後も財団として狩猟鳥獣については注視していくとの意見があった。

3.第三号議案:カシラダカのIUCNレッドリスト絶滅危惧U類指定について
カシラダカのICUNレッドリスト絶滅危惧U類の指定によって、支部としてどのような対応をすべきなのか、意見交換を行った。秋田県支部からは、個体数等の変化やそれに伴う保護対応は専門家によって行われるものという認識との意見があがった。ふくしまからは、越冬地の日本だけの問題ではなく、繁殖地の状況も関係しているため国際的な対応が必要になるという意見があがった。この意見を受け、財団より現在は緊急性の高いシマアオジの保護・保全活動に国際機関と協力して取り組んでいることを紹介した。

<活動報告>
 各支部3〜4分程度で、平成29年度の活動報告を行った。
・青森県支部
 風力発電や太陽光発電といった自然再生エネルギー開発とバードストライクの問題について、青森県内でも大規模な計画があがっている。しかし、計画地の鳥類データが不足しており、業者にも現地の渡り等の状況を調べるようにとしか言えない状況である。今後は様々な事案に対応するためにデータの蓄積、論文化が必要であると感じている。

・弘前支部
 月2回の探鳥会やオオセッカの調査を継続して実施している。去年の調査実績では、80羽前後の個体数を確認できた。支部の会員でも実働できるメンバーは限られているため、調査については弘前大学の学生とも協力しながら行っている。夜の勉強会等も開催しており、支部の会員による報告や学生の調査内容等を紹介してもらっている。支部の平均年齢は63歳となっている。

・宮古支部
 オオワシ、オジロワシ一斉調査を宮古支部、もりおか、北上支部と共に行っている。宮古支部では1985年から継続して行っている調査であり、近年オオワシよりオジロワシの確認個体数が多い。直近の結果では、オオワシ5羽、オジロワシ14羽の合計19羽が確認された。本調査に興味がある方は是非参加してほしい。

・北上支部
 月1探鳥会を行なっている。特徴ある取組みとしては、夜の探鳥会を1泊で実施している。もとはオオジシギの調査で夜間に行っていたもので、それを探鳥会化したものである。

・宮城県支部
 震災の際に発生した津波以降、海岸部に大規模なメガソーラーの設置が相次いでおり、支部内でもこれらが鳥類に与える影響について議論を行っている。そんな中、蔵王国定公園内のメガソーラー設置申請があり、県からも審議会に参加してほしいと要望があった。しかし、審議会開催間近で業者側が審議対象以下の規模に計画を変更したことにより審議会は取りやめとなった。今後も全国的なメガソーラー開発等の案件について各地の支部と情報交換をしながら対応を考えていきたい。

・山形県支部
 今年度(平成29年度)に設立40周年を迎え、記念講演会と記念探鳥会ツアーを企画した。また、飛島の海鳥生息状況調査を実施した。ウミスズメ、ウトウは3年連続で繁殖していない可能性が高い。一方でカンムリウミスズメは繁殖の可能性が高いと考えられる。本調査は今年度で一区切りになるが、今後も継続して調査を実施するよう調整していきたい。

・郡山支部
 郡山市内全ての小中学生を対象にカッコウ調査を再開した。これまで過去約20年間で5,000/15,000部の回答を得てきたが、データの処理が大変なため、一度中断していた。しかし、小中学生からの再開希望が強く今回再開することとなった。調査方法は、7:00〜7:05の間にカッコウの鳴き声を聞いたかどうかを伺うアンケート調査を用いた。ツバメのねぐら入り観察会も行っており、参加者も多い。

・白河支部
 昨年(平成29年)に白河にてバードデータチャレンジを開催し、無事に終了することができた。現在、支部の会員数は40名前後になっているが、これからは会員を増やすために取り組んでいく必要があると感じている。

・秋田県支部
 タカの渡りのシーズンに観察会を行なった。その際にイヌワシの幼鳥が2羽確認された。カモ類カウント調査では、ヒシクイ13,101羽、マガン9,593羽、ハクガン332羽、シジュウカラガン102羽、コクガン10羽が今シーズン確認できた。

(自然保護室/野口 真麿子)

事務局からのお知らせなど

■総務室より

■支部・代表者・事務局変更のお知らせ

 名称変更などがあった支部についてお知らせいたします。(敬称略)
●日本野鳥の会秋田県支部
【事務局長の変更】
新):加藤 正敏
旧):船橋 功
変更年月日:2018年4月8日

(総務室/鈴木 美智子)


会員室より

■会員数

 5月1日の会員数は34,830人で、先月に比べ6人増加しました。4月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より50人多くなっています。会員の増減は入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。
4月の入会者数は209人で、前年同月の入会者171人に比べ38人増加しました。また、4月の退会者は159人で、前年同月の退会者178人に比べ19人減少しました。

表1. 4月の入会・退会者数

入会者数退会者数
個人特別会員 20人 9人
総合会員(おおぞら会員) 34人 38人
本部型会員(青い鳥会員) 33人 36人
支部型会員(赤い鳥会員) 80人 47人
家族会員 42人 29人
合計 209人 159人
年度累計 209人

※会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活する方がいらっしゃるため、退会者数の年度累計は、実際の退会者数とずれた数字となります。このため、退会者数合計については年度末の集計後にお知らせいたします。

■都道府県および支部別会員数■
野鳥誌贈呈者数を除いた数を掲載します。

表2 都道府県別の会員数(5月1日現在)

都道府県会員数対前月差
北海道1680人3人
青森県243人-1人
岩手県367人2人
宮城県473人-1人
秋田県245人2人
山形県210人3人
福島県617人5人
茨城県891人0人
栃木県632人0人
群馬県628人1人
埼玉県2146人-2人
千葉県1619人-2人
東京都4857人-3人
神奈川県3304人-21人
新潟県376人7人
富山県208人4人
石川県276人1人
福井県228人1人
山梨県270人-1人
長野県859人-2人
岐阜県467人4人
静岡県1321人-1人
愛知県1541人0人
三重県430人10人
滋賀県294人-2人
京都府800人1人
大阪府2006人-2人
兵庫県1286人-5人
奈良県482人0人
和歌山県192人3人
鳥取県184人1人
島根県165人-1人
岡山県565人4人
広島県546人-1人
山口県374人4人
徳島県314人4人
香川県193人0人
愛媛県352人-3人
高知県128人2人
福岡県1310人-7人
佐賀県193人-3人
長崎県204人0人
熊本県411人0人
大分県217人4人
宮崎県243人-2人
鹿児島県329人-3人
沖縄県109人2人
海外10人-1人
不明35人2人
全国34830人6人

備考:不明は転居先が不明の会員を示します。

表3 支部別の会員数(5月1日現在)

都道府県会員数対前月差
オホーツク支部242人0人
根室支部81人0人
釧路支部158人3人
十勝支部179人-3人
旭川支部82人3人
滝川支部48人0人
道北支部30人0人
江別支部18人0人
札幌支部303人0人
小樽支部66人-1人
苫小牧支部162人1人
室蘭支部155人-1人
函館支部24人0人
道南檜山64人0人
青森県支部136人0人
弘前支部112人0人
秋田県支部233人2人
山形県支部194人4人
宮古支部90人-1人
もりおか157人-2人
北上支部104人0人
宮城県支部438人-1人
ふくしま161人1人
郡山支部164人4人
二本松12人0人
白河支部42人2人
会津支部51人1人
奥会津連合10人0人
いわき支部111人0人
福島県相双支部12人-2人
南相馬14人0人
茨城県797人-3人
栃木614人-1人
群馬551人1人
吾妻41人0人
埼玉1625人-7人
千葉県1048人2人
東京2822人-4人
奥多摩支部843人5人
神奈川支部2324人-7人
新潟県287人4人
佐渡支部31人1人
富山188人3人
石川255人1人
福井県221人0人
長野支部461人2人
軽井沢支部168人2人
諏訪支部235人0人
木曽支部19人0人
伊那谷支部82人0人
甲府支部187人-1人
富士山麓支部55人0人
東富士62人-1人
沼津支部163人0人
南富士支部249人1人
南伊豆38人0人
静岡支部347人-4人
遠江400人1人
愛知県支部1125人2人
岐阜473人4人
三重370人9人
奈良支部444人0人
和歌山県支部193人3人
滋賀296人3人
京都支部770人3人
大阪支部1914人2人
ひょうご968人-3人
鳥取県支部208人2人
島根県支部153人0人
岡山県支部530人2人
広島県支部477人-1人
山口県支部350人5人
香川県支部155人-2人
徳島県支部328人6人
高知支部116人0人
愛媛331人-2人
北九州304人-1人
福岡支部 586人-1人
筑豊支部231人-1人
筑後支部165人-2人
佐賀県支部218人-2人
長崎県支部191人-2人
熊本県支部405人0人
大分県支部215人2人
宮崎県支部241人-1人
鹿児島301人-3人
やんばる支部74人0人
石垣島支部19人0人
西表支部44人0人
 29961人27人

備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。


(会員室/佐藤ゆき乃)


★支部ネット担当より

 皆さまいかがお過ごしでしょうか。いつも支部ネット通信をご愛読いただき、ありがとうございます。今月はホームページ等でもバードウィーク全国一斉探鳥会をPRしておりましたが、各地でのご参加状況はいかがでしたでしょうか?
 今月号では、名称変更などがあった支部についてお知らせしております。
 早くも夏日が続き、季節が移り変わっていきますね。皆さま、お体をくれぐれもご自愛ください。


■支部ネット通信は支部の代表の方に電子メールでも配信をしています。電子メールでの配信を希望される支部の代表の方は下記メールアドレスまでお気軽にお申し込みください。

支部ネット通信 第170号
◆発行
公益財団法人日本野鳥の会 2018年5月25日
◆担当
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