No.128 2014年11月号


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目次 ◆支部の動き
 支部報保護・調査記事関連トピックス
◆ブロックからのお知らせ
 北海道ブロック会議報告
◆事務局からのお知らせなど
 新たな『フィールドガイド日本の野鳥』に向けて
 補改訂新版の取り組み

 12月は「ウィンターフェア」!
 連携団体向け卸販売をご利用下さい
 支部名称等変更のお知らせ
 会員数

支部の動き

■支部報保護・調査記事関連トピックス■

 本記事は日本野鳥の会へ送付されてきている各地の支部報/会報から抽出して作成し、調査・保護に関心がある野鳥の会の会員へ配信しております。本記事の一部又は全部を不特定多数が見る可能性があるところへ公開される場合は、各支部/各会の了承を事前に得て下さい。記事は筆者の意向に反しないように、取り扱いをお願いします。

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.725

●2014/9-10 栃木
・渡良瀬遊水地の賢明な活用2014inおやま
・那須塩原市のメガソーラー着工
・ガンカモ類はどの程度給餌に依存しているのか
●2014/10 千葉県
・成田空港が鷹匠を起用 (8/23 エコノミックニュース)
●2014/9 東京
・東京の空を飛ぶコウモリ
・シジュウカラのテリトリー調査
・キノコ
・葛西東なぎさクリーン作戦
●2014/9 富士山麓
・第26回国際鳥類学会議開催
●2014/9 沼津
・6羽のチョウゲンボウの雛を移転
●2014/9 和歌山県
・野鳥の仮はく製
●2014/10 高知
・今ノ山風力発電中止

●2014/9-10 栃木
・渡良瀬遊水地の賢明な活用2014inおやま

 小山市主催、当会共催で本部柳生会長をお招きし、シンポジウムを開催した。
ヤナギ、セイタカアワダチソウを除去する順応的管理が300名以上参加し、始まった。ウシガエルやブルーギル等の外来種除去にも取り組みたい。子供レンジャーを育成し、子供が湿地や田圃で遊ぶ風景、それを見て喜ぶ大人たちを想像する。
(栃木「おおるり」Vol.233,P6)

・那須塩原市のメガソーラー着工 
 7月、那須塩原市で大規模太陽光発電施設の建設が始まった。県のアセス対象にならぬが、「自然環境調査及び保全対策検討委員会」を設置し、その助言に基づき、適切な調査や保全対策をし、その結果を事業者のHPで公表し、意見を受け付ける形になっている。本会は今回のような暫定的な対応だけでなく、自然エネルギーと地域の生態系の共存のあり方を提言していく。
(栃木「おおるり」Vol.233,P7)

・ガンカモ類はどの程度給餌に依存しているのか
 伊豆沼の給餌池で2007、8年の冬に給餌量とガンカモ類の個体数を記録した。給餌内容から1日当たりの給餌エネルギーを求め、ガンカモの代謝量を各種の平均体重から求めた。両者の比は、11月と3月は給餌依存率が100%に近く、12月は依存率が72%に減り、厳寒期は35〜40%となり、給餌だけでは代謝量が不足する。2008、9年の冬季は鳥インフルの影響で給餌が大幅に減り、集まる水鳥は1/4〜1/5に減った。夕方周辺のレンコン畑や水田に出ていた。急に水辺を立入り禁止にすると、鳥インフルは怖いとの意識を広めるので、科学的データで鳥と人の共存ができた。
(栃木「おおるり」Vol.233,P11)

●2014/10 千葉県
・成田空港が鷹匠を起用 (8/23 エコノミックニュース)
 江戸時代には、軍陣演習や民情視察のため「放鷹」が行われ、そのための役職が幕府や諸藩にあった。成田空港では8/11〜17、バードストライク防止策として鷹匠を起用した。一定の効果があれば本格導入も検討する。日本ではバードストライク被害が最も多いのは羽田で年間約200件、続いて福岡、成田の順になる。
(千葉県「ほおじろ」NO.402,P12〜13)

●2014/9 東京
・東京の空を飛ぶコウモリ 
 アブラコウモリの超音波は5/1000秒程の短いパルスで、虫に近づくと更に短くなる。バッドディテクターという超音波を可聴音に変換する装置で検出する。世界には1300種近くのコウモリがおり、日本には37種である。東京では島嶼を含み14種の記録がある。小笠原諸島では翼開長1m近くあるオガサワラオオコウモリがおり、超音波は使わず、有視界飛行をする。
(東京「ユリカモメ」NO.707,P3)

・シジュウカラのテリトリー調査 (研究部)
 2012/9より、港区の自然教育園で鳥相を調べている。その中でシジュウカラのテリトリーマッピング法での調査結果が出ている。2013年は同地のシジュウカラの縄張りは34個で1999年の54、1976年の44より少なく、1961年の37と同程度になっている。
(東京「ユリカモメ」NO.707,P8)

・キノコ 
 キノコの本体は菌糸で傘や茎は植物の花や実に相当する。キノコは菌界に属し、植物界とは別である。世界最大の生物は2003年に米国で発見されたキノコのオニナラタケで965haの広さ、推定体重600トン、推定年齢2400歳、1本の菌糸である。毒キノコを排除しろと言うが、食べなければ毒ではない。キノコが多数あるのは朽木になる森がある場所である。
(東京「ユリカモメ」NO.707,P9)

・葛西東なぎさクリーン作戦
 7/5、葛西東なぎさで清掃作業をした。集めたごみは燃えるゴミ12袋、燃えないゴミ4袋、ペットボトル7袋、粗大ごみ4つであった。その後、野鳥、植物、水生生物の各分野の講師が観察会を行った。
(東京「ユリカモメ」NO.707,P10)

●2014/9 富士山麓
・第26回国際鳥類学会議開催
 8/18〜24、東京池袋の立教大学で第26回国際鳥類学会議(実行委員会委員長 上田恵介 (立教大学理学部生命理学科教授)、樋口広芳 (東京大学名誉教授、慶應義塾大学特任教授))が開催された。参加1,117名(内、海外は60ヶ国から711名)、その中で富士山・青木ケ原樹海へのツアーがあった。本国際会議は1884年にウィーンで開催後、4年毎に開かれ、次回はバンクーバーを予定。
(富士山麓「野鳥の声」NO.139,P3〜4)

●2014/9 沼津
・6羽のチョウゲンボウの雛を移転 
 三島市の田園地帯、5階建てビルの4階でチョウゲンボウが子育てをしている。ビルメンテナンスのため、ビル全体がネットで覆われたため、巣に近い場所に穴をあけてあるが、60〜70m先の5階建てビルベランダに巣を移転した。翌朝から約1時間間隔で♂が餌のスズメ、ノネズミ、ムクドリを運び、♀が下処理して巣に運び込む。樹林を飛ぶハイタカ、ツミョウゲンボウはヒヨドリ、シジュウカラを餌とし、食べ分けしている。チョウゲン部ボウは昔は崖に営巣していたが、キジバト、ハクセキレイのように環境変化に合わせている。
(沼津「野鳥だより沼津」2014/9、P1〜3)

●2014/9 和歌山県
・野鳥の仮はく製 
 昆虫は標本作りが比較的簡単であるが、落鳥した野鳥は多少手法を知っていれば、可能な限り生きている姿に保つ方法がある。仮はく製は魚を捌くように、内臓や肉を取り出し、表皮と骨のみにし、粉末ホウ酸で保全性を高めるものである。博物館に作業をお願いする場合は個体を新聞紙で包みビニール袋に入れ、冷凍保存し、速やかに冷凍宅急便で送付する。
(和歌山県「いっぴつ啓上」NO.119,P7〜8)

●2014/10 高知
・今ノ山風力発電中止 
 電源開発(Jパワー)は土佐清水市今ノ山での計画を中止した。尾根沿いの国有林に15〜23基(総出力4万4700KW)に対し4月、支部は本部、高知野鳥の会との連名で事業者へ意見書を出していたが、中止の理由は「風が安定して吹かず、事業性にリスクがる」とされる。4月の時点では「年間を通じ、安定した風が吹き、発電に適している」と風況調査もしていた。県内の他の場所で計画が復活する可能性もある。
(高知「シロペン」NO.334,P2)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.726

●2014/10 道南桧山
・鳥の俳句歳時記について
・道南桧山と風力発電
●2014/9-10 群馬
・裏妙義のイヌワシ
・虐待されたシロエリオオハム
●2014/10 埼玉
・スマホでGPS
・コムクドリの集団塒
●2014/10 東京
・都心部に進出したエナガ (研究部)
●2014/10 南富士
・秋季シギ・チドリ調査 (調査研究部)
●2014/10 愛知
・キビタキの繁殖
・コアジサシ勉強会
●2014/10 筑豊
・クイナ類
・鳥にまつわることわざ

●2014/10 道南桧山
・鳥の俳句歳時記について
 「花鳥風月」と言うが、花に比べ、鳥はかなり少ない。1943年に「野鳥歳時記」が刊行され、その後は類書は無く、2002年になって「鳥の俳句歳時記」(長谷川草洲、梅里書房)が出ている。春の季題:ヒバリ(雲雀、初雲雀、揚雲雀)、イカル(斑鳩)、センダイムシクイ(仙台虫喰)、さえずり(囀)、ウグイス(鶯)、夏:ホトトギス(時鳥)、カッコウ(郭公、閑古鳥)、シジュカラ(四十雀)、イワツバメ(岩燕)、アオバズク(青葉木菟)、秋:ヒヨドリ(鵯)、イナスズメ(雀)、冬:鷹、鷲、隼、梟、カイツブリ(鳰)。アホウドリをオキノタユウに改名提案は北海道のニシン漁で呼ばれていた「シカベ」の方が良い。
(道南桧山「はちゃむ」NO.108,P5〜8)

・ 道南桧山と風力発電
 私たちは風力発電を頭から否定する立場にはない。生態系への影響を最小限に抑える方法を模索するのが一番必要である。道南の渡島半島は渡り鳥のルートに当り、その日本海岸沿いに現在、58基の装置があり、更に新たに鞄d源開発がせたな町に22基、潟Gコ・パワーが60基の申請を北海道に出している。7/27、支部は本部と連名で鞄d源開発の環境影響評価準備書に意見を出した。
http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/wind-plants-construction-pj/setana/
(道南桧山「はちゃむ」NO.108,P10)

●2014/9-10 群馬
・裏妙義のイヌワシ
 1974年、裏妙義でイヌワシが繁殖し、観光開発進む生息地に野鳥関係者は驚いた。1974/4/7、急斜面を直登した尾根上の小岩峰の凹地に枝で組んだ巨大な巣を発見した。4/17、鶏大に成長した雛2羽、大きさに差がある。5/26、巣内に親と同じ大きさになった白い産毛を背部に一部残す黒褐色の幼鳥1羽のみ。6/16、空を舞う幼鳥を見る。あれから40年、環境は残っているが、イヌワシは復活していない。
(群馬「野の鳥」NO.325,P2〜3)

・虐待されたシロエリオオハム
 5月下旬、高崎市で飛べないシロエリオオハムが見つかった。撮影画像で確認すると、両翼の風切りの大半がザックリ切り裂かれていた。6/20には全く姿が見られなくなった。NHK前橋支局の紹介映像放映があり、それから辿ってみると、釣糸が付いていたので、保護依頼がされ、収容する前に2人の釣人が網で捕獲し、更に翼を切り裂き、水路に投げ込んだとの目撃証言があった。絶対に許せない犯罪である。
(群馬「野の鳥」NO.325,P7〜9)

●2014/10 埼玉
・スマホでGPS
 個人向けの携帯GPSは用途に応じ、数千〜数万円で市販されている。手持ちのスマホでも無料でアプリが導入できる。簡単に軌跡を地図上に表示し、パソコンにデータ取り込める。欠点は電池の消費が大で予備バッテリが必要である。スマホには屋外で使える便利な機能がある。さえずりナビ:野鳥の鳴き声が検索でき、地図上での記録も検索できる。山カメラ:スマホを山に向けるとその山の情報が得られる。天気予報は屋外にいる時は役に立つ。
(埼玉「しらこばと」NO.366,P2〜3)

・コムクドリの集団塒
 8/7、春日部市の運動公園のユリノキに18:20〜40、1,000羽を下らないコムクドリが順次、塒入りした。8/5は確認されていないので、8/7頃から塒使用開始で今年も同じ場所を使っている。
(埼玉「しらこばと」NO.366,P4)

●2014/10 東京
・都心部に進出したエナガ (研究部)
 2011年以降、東京23区でエナガの繁殖に関する情報を集めてみたところ、緑地の少ない下町を除いて、多くの区で巣立ち雛が確認できた。
(東京「ユリカモメ」NO.708,P17)

●2014/10 南富士
・秋季シギ・チドリ調査 (調査研究部)
 9/15、富士川河口部で調査した。結果はコチドリ14、イソシギ10、トウネン6、メダイチドリ5、シロチドリ1、ハマシギ1、オオソリハシシギ1、アカエリヒレアシシギ1、計39羽。
(南富士「さえずり」NO.383,P11)

●2014/10 愛知
・キビタキの繁殖
 キビタキは樹洞や繁茂した木枝の間で営巣し、期間は5〜6月、産卵は4〜6個とされる。名古屋市でも繁殖が記録されている。今回、同市平和公園での繁殖記録を見ると、4/15〜6/30、キビタキの囀りが聞かれた。♀が5月には水浴びに良く来ていたが、6/4以降姿を見せない。8/8、巣立ちしたと思われる幼鳥を見る。フィールド内では♂の囀りが最終確認されるのは7月上旬で、8月に巣立ち雛を見るので、繁殖過程で、♂は何を契機に囀らなくなるのか、今後の課題である。
(愛知「愛知の野鳥」NO.332,P6〜7)

・コアジサシ勉強会
 7/17、愛知県庁舎でコアジサシの勉強会があった。支部から5名、環境省、県の機関、名古屋港管理組合、中部国際空港、関連企業、名城大学、藤前干潟を守る会等が出席し、コアジサシの現状と保全の重要性が認識された。今後の保全体制として(名港管理組合、愛知県、名古屋市、支部)の四者面談が提案されている。
(愛知「愛知の野鳥」NO.332,P11)

●2014/10 筑豊
 ・クイナ類
 日本には15種のクイナ類(内マミジロクイナは絶滅)がいる。クイナの「コンコンコンコン・・・」の声は古くから「クイナのたたき」と呼ばれる。ヒクイナもポピュラーである。他にシマクイナ、シロハラクイナ、オオクイナ、ツルクイナ、ヤンバルクイナ(2012年推定個体数1,500、2013年は30羽以上が交通事故死している)、コウライヒクイナ、ミナミクイナ(ハシナガクイナ)、 コモンクイナ、ウズラクイナ、最後の4種は国内で一度しか記録がない。マミジロクイナは嘗て硫黄島に生息したが1935年以降記録されず。現在はその亜種が太平洋の島々に分布している。セイケイの記録はいずれも「かご抜け」とされる。
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.440,P20〜23)

・鳥にまつわることわざ
 ・鵜の真似をする烏(人真似して失敗する)・雁が飛べば石亀も地団駄(自分の能力を考えず、人の真似をしたがる)・鳩を憎み豆作らぬ(拘って肝心な事を忘れる)・焼け野の雉、夜の鶴(親が子を思う気持ち)・花は根に鳥は古巣に(物事はもとに帰る)・鳥なき里のこうもり(優れたものがいなくなると、つまらぬ者が幅をきかす)・飛ぶ鳥の献立(手にいれていないもので計画する)。参考:故事ことわざ事典
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.440,P36〜37)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.727

●2014/10 神奈川
・珍鳥情報の取り扱いについて
・他の鳥の鳴き声から名前がついた鳥
・鳥の塒入り
・湘南タゲリ米近況
・車窓探鳥会
●2014/11 神奈川
・営巣地での観察・撮影の注意
・「ツバメ」が名前につく鳥
●2014/10-11 京都
・マヒワ
・クロガモ等を狩猟鳥から除外して!
●2014/10 ひょうご
・2014年ツバメの集団塒調査

●2014/10 神奈川
・珍鳥情報の取り扱いについて
 故高野伸二氏は「決してrarity hunter(珍鳥狙い)にはなりたくないが、珍しい鳥に出会った時の感情は否定できない。この感激を憶えない人は野鳥観察者として長続きしないように思える」(「野鳥を友に」1985)と述べている。野鳥を見る楽しみ方に他人が口出す事ではないが、弊害があれば問題である。情報を不要に流さず後日きっちりした記録を残す人に拍手である。「多くの人が観察するのであれば、より多くの観察記録を残す事も考えた方が良い」
(故浜口哲一氏)。
(神奈川「はばたき」NO.509,P2〜3)

・他の鳥の鳴き声から名前がついた鳥
 ブウッポウソウはコノハズクの鳴き声から名前がついたのは有名である。日本産の鳥の和名に他にこのような例は無い。英名ではホトトギスはLesser Cuckoo(小さいカッコウ)、ジュウイチはRufousHork-Cuckoo(赤褐色のタカのようなカッコウ)とある。ダイシャクシギはEurasian Curlewとあり、英語ではCurlewと鳴くからきている。そのように鳴かないホウロクシギ、チュウシャクシギ、コシャクシギ等にもCurlewが付いている。ブッポウソウはDollabird($の鳥)と呼ばれ、飛行中、翼に現れる白斑が米1ドル硬貨に似ているとか、$字を描いて枝に出入りするとかの説がある。
(神奈川「はばたき」NO.509,P5)

・鳥の塒入り
 「神奈川県鳥類目録」には約40種の鳥の就塒記録がある。記録が多い順にヒヨドリ、スズメ、シジュウカラ、キジバト、ハシブトガラス・・である。「野鳥の調査 バードカウント入門」(松田道生)にはキジバトは集団で塒入りする事があるとある。ムクドリ、カワラヒワ、ツバメ、ハクセキレイ、カワウ、サギ類も集団塒入りするが記録が少ない。
 (神奈川「はばたき」NO.509,P6)

・湘南タゲリ米近況
 「湘南タゲリ米」の販売も14年目になった。湘南地区(茅ヶ崎、寒川、藤沢)の昨冬の飛来タゲリ数調査では僅か4羽確認で、前年より1羽増えたが、水田、タゲリの減少は続いている。地元三翠会が農家25軒の協力を得て約2トンの米を販売し、水田保全を図っている。この活動は今年、「かながわ地球環境賞」を受賞し、環境大臣からH26年度「地域環境保全功労者」の表彰を受けた。
 (神奈川「はばたき」NO.509,P8)

・車窓探鳥会
 JRの規定に則り、東京近郊区間で途中下車しない乗車での「車窓探鳥会」を実施して3年目、野鳥誌541号でも紹介された異色な探鳥会、今回で終了した。(大阪支部でも同じような企画あり 森)
 (神奈川「はばたき」NO.509,P10)

●2014/11 神奈川
・営巣地での観察・撮影の注意
 営巣地での人の活動は卵や雛の生死にかかわる重要な事柄である。巣立ち後も育雛があり、巣立ち雛が独立するまで親鳥は営巣場所中心の生活を余儀される。営巣場所が分かると、容易に鳥を見たり、撮影が可能になる。親鳥に人が近づいても、逃げない事があるが、繁殖行動への執着であり、警戒していないと思ってそのまま長時間居続けると、繁殖失敗につながる。撮影者は絶えず毎日来るばかりか、ブログで世の中に情報を発信し、親鳥撮影のために追い回す事までしている。その観察者の目印が密猟者への(カラスにも)害のある情報になる場合もある。野鳥の生活を脅かさないのが観察者のマナーである。
(神奈川「はばたき」NO.510,P2〜3)

・「ツバメ」が名前につく鳥
 「ツバメ」と付いていてもツバメの種類でないものがいる。ツバメ類の英名総称はswallowであるが、martinを使うツバメ類もいる。イワツバメ、チョウドウツバメで長い燕尾を持たず、高速で飛ぶとアマツバメ類と見間違う時がある。martinは人名のようで、欧州では聖マルチヌス祭(11/11)頃、渡去するとあり、日本と時期が違う。アマツバメ類の英名総称はswift(迅速)で、「ツバメの巣のスープ」にされる東南アジアに生息するジャワアナツバメがいる。
(神奈川「はばたき」NO.510,P5)

●2014/10-11 京都
・マヒワ
 マヒワは我国では冬鳥で、一部は北海道、本州北部の針葉樹林で繁殖する。繁殖期以外は数十〜数百羽の群で行動し、スギやハンノキ等の種子を食べる。年ごとの越冬個体数は大きく変動し、京都府では2010/秋〜2011/春には市街地でも大群が見られたが、2013〜14年は皆無、観察記録は11月に小ピークがあり、減った後、2月にピークがある。これは京都ではマヒワの越冬以外に秋春に通過個体群があることを示している。
(京都「そんぐぽすと」NO.190,P10)

・クロガモ等を狩猟鳥から除外して!
 日本では野鳥の捕獲は原則禁止であるが、「狩猟による捕獲」は認められている。狩猟期(11/15〜翌2/15)に28種の野鳥が捕獲許可されている。その中には府県によっては絶滅危惧種もいる。8/15、支部は京都府知事へこれらを狩猟鳥から除外するよう要望書を出した。該当鳥として特にクロガモは今年のガンカモ調査で近畿では見つからず、ヤマドリ、ミヤマガラス、ニュウナイスズメは減っている。
(京都「そんぐぽすと」NO.190,P12)

●2014/10 ひょうご
・2014年ツバメの集団塒調査
 8/2、3を中心に調査した。神戸市内にあった市街地の電線や街路樹を使う塒は以前は〜800羽程が利用していたが、2009年頃より減りだし、今年はほぼ解消した。河川敷は加古川下流で6万羽等4箇所で安定している。溜池ではヨシ原が安定している箇所では健在である。
(ひょうご「コウノトリ」Vol.202,P6〜7)

(自然保護室・野鳥の会・神奈川/森要)

ブロックからのお知らせなど

■北海道ブロック会議報告■

■日時:2014年10月 13:30〜17:00
■場所:室蘭市プリンスホテル
■担当幹事:日本野鳥の会室蘭支部
■参加した連携団体:オホーツク支部(3名)、根室支部(1名)、釧路支部(2名)、旭川支部(2名)、滝川支部(1名)、道北支部(1名)、札幌支部(2名)、江別支部(1名)、十勝支部(1名)、苫小牧支部(1名)、道南檜山(2名)、小樽支部(1名)、室蘭支部(17名)
欠席:小清水支部、函館支部
■財団からの参加者:佐久間常務理事、富岡普及室長、中村ウトナイ湖サンクチュアリチーフレンジャー、松本野鳥保護区グループチーフ、浦自然保護室員


≪内容≫
■開会の挨拶:日本野鳥の会室蘭支部
支部長 篠原盛雄
■財団挨拶:公益財団法人 日本野鳥の会
常務理事 佐久間仁

会議の様子
会議の様子

■議事:
1.風力発電への対策協議
(1)各支部および財団事務局からの取り組み現状報告
・道北支部
  現在770〜1170基の計画がある。オロロンラインの鳥類センサスを実施している。道北支部は80名しか会員がいない。また、支部の範囲が広いため、滝川支部に協力をいただきながら進めている。
・滝川支部
  昨年8月、滝川市と企業で、滝川市内丸加山に発電所を設置する計画を明らかにした。風況計測タワーを立てて、平均風速等を調査している。支部では、昨年10月から一帯の鳥類生息調査を実施し、希少種などの情報を集めている。
・根室支部
  日本野鳥の会渡邊野鳥保護区フレシマの隣接地に計画されていた風力発電の計画が、支部と財団事務局との連携で対応したところ、中止になった。今の段階では、特に新規の計画はない。これからまた出てくるかも知れないが、同様に対応していきたい。
・道南檜山
  現在102基が立っている。準備書に係る公聴会で1人に割り当てられる時間が15分と短い。この時間では、こちらの意見がしっかりとは伝わらない。見直しが必要であると考えている。
・釧路支部
  現在、浜中町に2ヶ所(各1基)設置されている。オジロワシの事故が1件起きている。新たな計画持ち上がり、地元ナショナルトラストの団体が危機感を持った。風車は、景観上好ましくないとの理由である。「風は、地域の資源。東京の企業が持っていくのはけしからん」という考え方もある。
 ガン・カモ類、シギ・チドリ類の渡りの経路であろうということで、意見書を出した。その結果、今年9月に中止となった。
・室蘭支部
  現在5基。計画24基。現在、計画地の野鳥の調査を行っているが、調査をやればやるだけ重要な生息地であることが分かってきた。公聴会は、時間が短いし、資料の提出は許されないし、形骸化している。生物多様性保全等の条例はあるが、機能していない。
・オホーツク支部
  1件計画がある。サロマ湖と能取湖の間に20基の計画である。鳥類の調査をしていたが、現在はやっていないようである。中止との話しも聞こえてく る。興部でも1基あるが、こちらは故障で止まっている。
・財団事務局
  日本野鳥の会渡邊野鳥保護区フレシマの隣接地の風力発電の計画があったが、中止になった。ワシ類の重要な生息地であることが分かったが、企業は、中止の経緯を採算性の問題としている。
 道北に、経済産業省の送電線網を計画している。大規模な風力発電計画を複数の企業が考えている様子がうかがえる。
  環境省の委員会において、特に野鳥への影響について、意見を出している。アボイドマップの活用やゾーニングなどの考え方を伴った戦略的アセスメント様の手続きの導入が必要である。

(2)風力発電への具体的取り組みについて対策協議(結果)
  意見書等を提出する際、北海道ブロックや財団事務局が連名になると心強い。また、他団体の連名も望ましいと思われる等の意見がだされ、活発に議論された結果、支部が意見書等を提出する際は、北海道ブロックと財団事務局の連名にすることとなった。また、他団体については、ケースによって検討することとなった。
  ブロック協議会の総会は年1回であり、情報交換の場がない、各支部との情報交換をより活発にさせたいとの意見が出た。結果、支部長、副支部長、事務局長が参加する、風力発電のみのメーリングリストを開設し、情報交換をしていくこととなった。

2.2013年度北海道ブロック協議会活動報告及び会計報告(釧路支部)
3.各支部の活動報告(懇親会にて)
4.来年度以降の開催地について 2015年度 滝川支部2016年度 旭川支部
5.財団事務局から報告・連絡
(1)日本野鳥の会創立80周年に向けた取り組み
@功労者表彰
 各連携団体から推薦された方に対し、功労者表彰を行う。
 全国連携団体総会にて、数名を表彰予定。
A感謝状の贈呈
 当会の活動を日々支援くださっているボランティア組織や個人。当会の活動に多大な貢献をいただいた
 団体・個人に感謝状を贈呈する。
B記念写真展「未来に残したい鳥風景」の開催
 1775点の応募があり、その中から30点を展示。合わせて昔の白黒写真10点を展示する。
 10月24日のキヤノンギャラリー(品川)から、全国8ヶ所で巡回展を行う。北海道は、12月24日〜1月10日まで、
 タンチョウ釧路空港で開催。
C「創立80周年法人特別会員感謝の集い」の開 催
 法人特別会員の皆様への感謝を伝えるため、同会を開催する。30年以上の法人特別会員へは感謝状を贈呈する。
D記念Tシャツ、記念カレンダーを発売中。

(2)2014年度日本野鳥の会連携団体全国総会を開催(11月8日〜9日)
(3)個人会員・法人会員・支援者の獲得と維持
特に、支部等から紹介で入会いただいた、法人・個人特別会員については、会費の3割を支部等に還元する制度があるので、ぜひとも紹介いただきたい。
(4)Strixの販売促進・原稿の寄稿
現在、Vol.31を発刊に向けて原稿を募集中。販売についても、支部での一括購入や会員へのPRにご協力をお願いする。
(5)探鳥会保険の拡充
2013年8月より、賠償責任等を拡充した。しかし、イベントでの事故等で主催者側の責任を問う賠償請求は上昇傾向にあり、支部にあっても、ボランティア保険等を活用していただきたい。

■閉会の挨拶 日本野鳥の会滝川支部 越後弘支部長より

野鳥観察会の様子
野鳥観察会の様子

■補足 翌日の野鳥観察会について
 同市のスマイチ浜にてノスリをはじめとするタカ類の渡りの観察会が開催された。ノスリ、ハイタカ、オオタカ等が多数出現し、2時間の間、歓声があがり続けた。一方で、渡り鳥の集中する室蘭市内の風力発電計画について、バードストライク等の危険性を実感できる良い機会にもなった。ヒヨドリ、メジロ、カラ類、カワラヒワ、ホオジロ等、多数の小鳥類も海に向けて飛び立つ姿を観察できる素晴らしい場所であった。
 また、室蘭支部の方々が、暖かいミルクティーやコーヒーを用意し、私たちを暖かく迎え、歓迎していただいた。日本野鳥の会の支部の探鳥会の原点を思い出すことができた。初めて参加する方、ビギナーの方、遠方から参加される方、子供たち・・・、参加者を「おもてなし」する心がしっかりと伝わる観察会だった。室蘭支部の皆様、ありがとうございました。

(普及室/富岡辰先)

事務局からのお知らせなど

■普及室より

■新たな『フィールドガイド日本の野鳥』に向けて補改訂新版の取り組み■

 支部ネット通信3月号から連載で『フィールドガイド日本の野鳥』についてです。

<分類の混乱?>

 全国の支部報などを拝見していると、発行物や野鳥リストを日本鳥学会による新たな日本鳥類目録、改訂第7版に沿って改訂されたところが少なくありません。ご苦労が偲ばれ、遅れている新版を担当している立場と致しましては、ご尽力に頭が下がる思いです。なお、前回、お詫び致しました印刷の遅れについては、パソコンソフトを古いものから新しいものに変えながら作業しているためと判明し、現在は印刷があがったものから編集、校正に入っております。
 博物館や動物園はどうしているのか? 付き合いがあるところに聞いてみました。某動物園では展示鳥類の目や科については、日本鳥類目録とIOC(国際鳥類学会議)によるリストに準拠させる方針とのことでした。が、「新たな目録に沿った書き直しは済んだのでしょうか?」と確認してもらったら、チョウゲンボウがタカ目のままになっていたそうです(タカ目ハヤブサ科という分類は、目録7版ではハヤブサ目ハヤブサ科とされた)。某博物館では標本の分類は目録7版に沿わせたものの、展示についてはこれからとのことでした。
 仕事で立ち寄った動物園で分類の表示に注意してみると、ヒトの分類を「霊長目」として表記してありました。新しくするならサル目としてヒト科にはチンパンジーやゴリラも含めるべきでしょうが、その場合は食肉目や齧歯目は、それぞれネコ目やネズミ目に改めた方がよいでしょう。
 哺乳類の分類は鳥類ほど話題にならないようですが、絶滅さえ話題にされないトキノウモウダニ(日本産のトキにはいたが、現在、飼育や放鳥されているトキからは見つからない)のような生物もいます。ダニの研究者に聞いた話ですが、鳥類の鼻孔だけに生息するダニもいることがわかってきたものの、鳥の嘴を切断しないと調べられないので、まだ分類以前の段階のようです。また、ある菌類の研究者は「キノコの分類は不明や変更が多すぎて、図鑑の改訂どころではない」と言っておられました。
 鳥の世界に話しを戻すと、今年6月に国立科学博物館と山階鳥類研究所の共同プロジェクト「日本産鳥類のDNAバーコーディング」が完成し、発表されました。当会では2012年に野鳥誌7月号で同プロジェクトの要である西海功さんに「鳥の分類―DNAによる最新知見と分類の行方」を解説いただいていますが、11月8日の連携団体総会でも西海さんに「DNA解析で見えてきた東アジア鳥類の多様性と分類の今後」と題して、最新の研究成果を講演していただくことになりました。
 小見出しを「混乱?」としてしまいましたが、「日本鳥類目録改訂第7版の変更点」として野鳥誌(2013年)などに書かせていただいたように、今も研究は続いており、今後も研究が必要であることを再確認する機会と捉えたいと思います。

<掲載順をどうする?>

 新版の原稿から抜粋します・・・
 「生物とは何か?」「種とは何か?」は生物学の大きなテーマであり、分類も確定されているものではない。近年はDNAを用いた分子系統学的研究が進み、これまでの、主として形態による分類の学説とは違う見解が採用されはじめている。目録7版もそのような世界的潮流になりつつある新たな分類の考え方が採用され、掲載順も目録6版までと異なり、キジ目から掲載された。
 本書の日本鳥類リスト、分類や種名は目録7版に準拠させたが、解説の掲載順は変えなかった。目録6版までのアビ目アビ科ではじまりスズメ目カラス科で終わる掲載順を原則とし、「水辺の鳥」・「山野の鳥」に分けた原著の構成を活かし、見返しやカラーインデックスもそれに対応させた増補改訂版のままとした。目録7版でヒタキ科に統合された旧ツグミ科はツグミ類として、キジ科に統合された旧ライチョウ科はライチョウ類として原著の掲載順のままとしたが、目や科の変更については科の解説で触れるようにした。・・・多くの種を扱う図鑑では、掲載順も目録7版に沿わせて改訂版が発行されたものもあります。これまでの掲載順に慣れている方にとっては、7版の掲載順に馴染むのは大変ですが、7版と同じ順番のリストを使う場合には対応させやすいという利点はあります。分類が固定的なものではない以上、著者がどう考えるか次第であるのは止む無いと言わざるを得ません。ただ、掲載順にこだわるとしたら、まずは目・科・種などの配列の意味、どのように研究されているかを知る必要があると思います。

<ツグミかヒタキか?、小型か大型か?>

 日本鳥類目録の改訂は10年を目処に検討されるため、現時点では目録の改訂第8版がどういうものになるのか?はわかりません。当会としてはその時代の目録に沿うように努めたいと考えていますが、すべてを合わせることがよいとは限りません。例えば、これまでの小型ツグミ類、大型ツグミ類などの仲間分けはなくしてしまってよいのでしょうか? 新版ではこれまで通りの掲載順としたので、ヒタキ科小型ツグミ類、ヒタキ科大形ツグミ類、ヒタキ科ヒタキ類として、便宜的に慣例として使われてきた仲間分けは残すようにしました。樹上の夏鳥が多いヒタキ類と、丈夫な足で地上採食、冬鳥が多いツグミ類は野外識別では区分しやすいためです。
 ただし、ヒタキ類とされるオジロビタキは冬に見られるなど例外もあります。小型か、大型か?では増補改訂時に悩みました。ほぼスズメ大の大きさで小型ツグミ、ムクドリ大前後で大型ツグミと呼ぶことが慣例でしたが、増補改訂版でハイイロチャツグミを追記することになりました。その全長は17pです。小型ツグミと呼ぶには大きいし、大型ツグミと呼ぶには小さいので、結局、どちらにも属させていません。新版では、全長16cm以下を小型ツグミ類と定義しておきました。

(普及室/主席研究員 安西英明)

■12月は「ウィンターフェア」! 連携団体向け卸販売をご利用下さい。■

 会誌「野鳥」12月号に、「ウィンターフェア2014」の通販カタログを同封いたします。また、事業担当の皆様には、当フェアの連携団体向け卸販売のご案内を別途お送りします。双眼鏡や望遠鏡の割引販売や、雑貨・食品・書籍など冬のおすすめ商品を取りそろえたカタログです。
 探鳥会やイベント等で会員や参加者の皆様にご案内いただき、ご注文を取りまとめていただければ、卸価格で販売させていただきます。商品を通じたコミュニケーション、支援者の輪の拡大にぜひご活用ください。

※ご注文方法につきましては、11月下旬に、事業ご担当の皆様に案内お送りしますので、ご確認下さい。ご不明点はお気軽にお問合せ下さい。
※12月27日〜1月4日は休業いたします。ファックスやメールでのご注文は休業中も受け付けております。

●支部卸販売のご注文、お問い合わせ
普及室 販売出版グループまでお願いします。
TEL:03-5436-2626 FAX:03-5436-2636
Email:[email protected])
(普及室/江面 康子)

総務室より

■支部名称等変更のお知らせ■

 名称変更などがあった支部についてお知らせいたします。

【代表者等の交代】

●日本野鳥の会 室蘭支部
新事務局長:市毛 三朗
旧事務局長:堀本 富宏

(総務室/鈴木美智子)

会員室より

■会員数■

 11月4日会員数36,602人(対前月-62)会員数は先月に比べ62人減少しました。10月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より92人少なくなっています。 会員の増減は入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。10月の入会者数は117人で、前年同月の入会者98人に比べ19人増加しました。また、10月の退会者は209人で、前年同月の退会者236人に比べ27人減少しました。

表1. 10月の入会・退会者数

※会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活する方がいらっしゃるため、退会者数の年度累計は、実際の退会者数とずれた数字となります。このため、退会者数合計については年度末の集計後にお知らせいたします。

■都道府県および支部別会員数■
野鳥誌贈呈者数を除いた数を掲載します。

表2 都道府県別の会員数(11月4日現在)

備考:不明は転居先が不明の会員を示します。今月からは転居先不明の会員も会員数に含めています。

表2.支部別の会員数(11月4日現在)

備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。
これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。

(会員室/沖山展子)

■支部ネット担当より

 朝夕冷え込む季節になりましたが、お元気にお過ごしでしょうか。いつも支部ネット通信をご愛読いただき有難うございます。
 今月号では、ウィンターフェアのお知らせが掲載されています。双眼鏡や望遠鏡の割引販売や、雑貨・食品・書籍など冬のおすすめ商品を取りそろえておりますので、この機会に是非ご利用ください。
 寒さに向かう季節、お体に気をつけてお過ごしください。

支部ネット通信 第128号
◆発行
公益財団法人日本野鳥の会 2014年11月25日
◆担当
総務室 総務グループ
奥田秋穂/植月智子/柴田英美
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23
丸和ビル
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FAX:03-5436-2635
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