No.171 2018年6月号


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目次 ◆支部の動き
支部報 保護・調査記事関連トピックス
◆事務局からのお知らせなど
平成30年度第1回理事会(定例)議事録
平成30年度連携団体全国総会開催要領
連携団体(支部等)・代表者・事務局変更
 のお知らせ

2019年会員証作品を募集中
会員数
訂正とお詫び

支部の動き

■支部報 保護・調査記事関連トピックス

 本記事は日本野鳥の会へ送付されてきている各地の支部報/会報から抽出して作成し、調査・保護に関心がある野鳥の会の会員へ配信しております。本記事の一部又は全部を不特定多数が見る可能性があるところへ公開される場合は、各支部/各会の了承を事前に得て下さい。記事は筆者の意向に反しないように、取り扱いをお願いします。

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.891


●2018/5 埼玉
・トビ不遇な猛禽の汚名返上
●2018/5 千葉県
・日本の海CO2削減に貢献(3/6毎日新聞)
・放鳥コウノトリ野田市に戻る(3/30朝日新聞)
●2018/5 東京
・コアジサシと見る夢(リトルターン・プロジェクト)
・クマタカは東京都に27番以上生息(多摩クマタカ生態調査チーム)
・ワシ
●2018/5 愛知県
・「愛知県鳥類生息調査50年の記録」完成
●2018/3 和歌山県
・ガンカモ調査
●2018/5 岡山県
・2017年度ガンカモ類調査
●2018/5 筑豊
・カラフトワシ出現
・マガン亜種
・ミソサザイ(編集部)

●2018/5 埼玉
・トビ不遇な猛禽の汚名返上
 トビはグライダーとして見ると、素晴らしい性能を持っている。温まった空気が上昇するサーマル(熱上昇風)を猛禽類やグライダーはよく利用する。トビはこれに適した3つの特徴を持っている。翼が胴体の上につく鳥は、航空機で言う高翼機で横風に対し安定性があり、翼に上反角がつくと更に安定する。トビは他の猛禽類と異なり、翼が下に垂れ、この安定性よりも滑空性能を優先させている。トビは高速で飛ぶ必要がないため、丈夫な骨格、筋肉が不要で、体重が軽い。そのため翼面荷重が小さくなり、滑空性能は向上する。トビは餌を探す時間が長いため、小さな上昇風でも体勢を整えるよう、尾羽のバチ構造は有効と思われる。トビ以上の飛翔性能はミズナギドリである。
(埼玉「しらこばと」NO.410,P2〜4)

●2018/5 千葉県
・日本の海CO2削減に貢献(3/6毎日新聞)
 日本の沿岸の藻場、マングローブ林、干潟は2013年時点で総計29万haあり、年間173万トンのCO2を吸収しているとの試算が出た。国内のこれらの環境は急激に減っており、研究会座長の東京大学 佐々木淳教授は保全・再生を進めて欲しいとある。
(千葉県「ほおじろ」NO.445,P12)

・放鳥コウノトリ野田市に戻る(3/30朝日新聞)
 千葉県野田市は2016年に同市で放鳥したコウノトリ1羽が3/29、地元に戻ったと発表した。同市では2015年より計6羽のコウノトリを試験放鳥しているが、今回初めて2016/6の放鳥個体が確認された。GPSデータではその間の国内移動距離は5,870Kmになる。今年から本格的な放鳥を計画し、既に3羽のコウノトリの雛が誕生し、6月以降に放鳥する。
(千葉県「ほおじろ」NO.445,P13)

●2018/5 東京
・コアジサシと見る夢(リトルターン・プロジェクト)
 同プロジェクトは2001年、コアジサシに特化して発足した。2017年末でこの18年間で東京都森ヶ崎水再生センターでは,推定総巣数11,177、孵化数10,068羽に達した。コアジサシのように繁殖地を頻繁に変える野鳥の保全は難しい。東京湾全体で守る仕組みができればと思う。海外との協力も必要である。渡りルート解明を日本鳥類保護連盟、水鳥研究会と行っている。
(東京「ユリカモメ」NO.751,P3)

・クマタカは東京都に27番以上生息(多摩クマタカ生態調査チーム)
 2009〜2011年の調査でクマタカ22番生息、2016/1〜2018/3、追加調査で新規に6番、既知の22番の内、1番が消失で27番となる。
参考:Strix 29: 95-103「東京都に生息するクマタカについて」(山口 御手洗2013)
(東京「ユリカモメ」NO.751,P10)
 
・ワシ
 2000年の鳥学会のチェックリストから、ワシタカ目ワシタカ科はタカ目タカ科となり、奈良時代からあったワシの呼称は種名だけに残ることになった。オオワシの尾羽は矢羽として珍重され、多くのオオワシが狩られた。鳥の代表「真鳥」はワシを指すとされる。
(東京「ユリカモメ」NO.751,P18)

●2018/5 愛知県
・「愛知県鳥類生息調査50年の記録」完成
 愛知県の委託を請けて、県内鳥類生息調査を1967〜2016年行い、その記録集が県自然環境課と共同で完成した。
http://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/yasei/chouturi/kirokusi.pdf
(愛知県「愛知の野鳥」NO.375,P7)

●2018/3 和歌山県
・ガンカモ調査
 1/14、和歌山県内で調査した。計16種、10,667羽で内訳はマガン1、ヒドリガモ3,434、マガモ2,455、カルガモ2,314、コガモ896、オシドリ407、ホシハジロ366、オカヨシガモ327、カワアイサ120、ヨシガモ119等。
(和歌山県「いっぴつ啓上」NO,133,P11〜12)

●2018/5 岡山県
・2017年度ガンカモ類調査
 1月、岡山県内15箇所で調査した。総計21,425羽で内訳はオナガガモ3,956、ホシハジロ3,802、マガモ3,791、ヒドリガモ1,738、カルガモ1,457、キンクロハジロ1,260、コガモ1,140、スズガモ935、オシドリ835、トモエガモ454等。
(岡山県「野鳥おかやま」NO.226,P16)

●2018/5 筑豊
・カラフトワシ出現
 3/24、宗像市の離島でカラフトワシ1が渡っていく。福岡県内では渡り時期に福岡市の風師山で2回ほど記録がある。
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.483,P35)

・マガン亜種
 3/25、福津市の溜池にカルガモに混じって、それより多少大きい程度のマガンが飛来した。小さいマガンに基亜種ヒメマガン(A.a.frontalis)がおり、ロシア北部で繁殖、冬季に欧州方面に移動する。今回の確認したマガンはこの亜種に似ている。更に、これに近い亜種マガン(A.a.albifrons)が北米、ロシア東部におり、繁殖域がシベリアで重複するため、両亜種の交配もある。日本鳥類目録改訂第七版では、この両種は亜種マガン(A.a.frontalis)に統一されている。
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.483,P35〜36)

・ミソサザイ(編集部)
 ミソサザイ(鷦鷯 三十三才)の和名の由来は「鳥名の由来辞典」(柏書房)で紹介されている。仁徳天皇は大鷦鷯尊と呼ばれ、鷦鷯はササキまたはサザイと読まれ、佐々木の姓の基になっている。ササは小さいの意、キは小鳥を表す接尾語。ササイはこの鳥の外観を表していた。室町時代、溝の側にいる鳥としてミソサザイとなった。ミソサザイの壷巣には入口と出口が反対方向にあり、外敵に備えている。アイヌの伝説にはミソサザイが熊の耳に飛び込み、撃退した話、スコットランド民話には、ワシの首につかまって、ワシより高く昇り、王になった話がある。参考:Wikipedia
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.483,P48〜49)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.892

●2018/5-6 宮城県
・2017年度コクガン生息調査(調査保護グループ)
●2018/5-6 栃木
・オオヨシキリ
・オオタカの鳥獣管理を目標とする捕獲について
・オオジシギ個体数減少(本部自然保護室)
●2018/5-6 諏訪
・シカの角の異常
・マミジロタヒバリ県下初確認
・オオワシ(グル)
●2018/5-6 遠江
・2018年1月ガンカモ類調査(調査・保護部)
●2018/5-6 島根県
・2016年度カモ科鳥類カウント調査(事務局)
●2018/5 北九州
・荒尾干潟のラムサール条約湿地登録〜曽根干潟が学ぶことは?
・環境影響評価書に対する意見書を提出

●2018/5-6 宮城県
・2017年度コクガン生息調査(調査保護グループ)
 宮城県はコクガンの集団越冬地太平洋岸南限である。2011/3の東日本大震災でコクガンの重要な採食場である養殖施設は壊滅的被害を受けた。翌年2012年の調査では、宮城県沿岸で24地点にコクガンは飛来していた。2018/2/10、11、の県内94地点の調査で、31地点でコクガンの生息があり、総計737羽を確認した。大震災前の200〜300羽を大幅に超えた。津波で壊れた堤防の残骸、漁港の船着場など多様な場所を利用している。個体数増加は日本全体の個体数増加によるのか、三陸海岸への集中によるのか判明していない。コクガンの生息に不可欠な淡水の飲水場所、上陸休憩場所の確保が遅れている。
(宮城県「雁」NO.289,P17〜19)

●2018/5-6 栃木
・オオヨシキリ
 東北地方の民話より。昔、燗の強い殿様がいた。下男が出した草履が片方しか見つからなかったことに、怒った殿は下男を手打ちにしてしまった。この下男はオオヨシキリになり変わり、「草履、草履、ジョジョリ、ジョジョリ・・・」と鳴き、開き直って「草履片割れなんだい、寄らば斬れ、斬れ斬れ斬れ・・・」と騒がしく鳴くという。
(栃木「おおるり」Vol.252,P2)

・オオタカの鳥獣管理を目標とする捕獲について
 オオタカが種の保存法の希少種から解除されたことに伴い、鳥獣保護管理法でも「希少鳥獣」から解除されている。オオタカは原則、鳥獣管理を目的とする捕獲は認められず、被害防除策(有害鳥獣駆除)は可能であるが、被害防除策を講じて被害軽減に努めなければならない。この対策でもオオタカの被害が顕著である場合、オオタカの保護に重大な支障を及ぼさない条件で、各都道府県知事が捕獲許可を出すこともありえる。
(栃木「おおるり」Vol.252,P7)

・オオジシギ個体数減少(本部自然保護室)
 栃木県ではオオジシギは2004年には1986年比で約7割減っている(平野)。昨年の苫小牧市勇払原野の調査でも、2001年の107羽が77羽に減っている。繁殖地は主に北海道、サハリン南部で、九州の一部でも繁殖し、越冬期は豪州東海岸、タスマニア島に渡る。2016/9に本部が行った衛星追跡では北海道から飛び立ち、グアム島をかすめ、海上を6日間ノンストップで、ニューギニア島北岸へ到着した。オスのディスプレイフライトは日の出前後の2回、日の入前後の2回の計4回のピークがある。メスはオスより嘴、脚が長いが、オスは尾羽が長く、尾羽の枚数は14、16、18枚の例があり、オスは18枚、メスは14枚が殆どである。
(栃木「おおるり」Vol.252,P9)

●2018/5-6 諏訪
・シカの角の異常
 有害鳥獣駆除で掛かったニホンジカの角が左右とも軽石のように粗く石灰化し、太く短く肥大化していた。この形状異常はPerruque Headと言い、昔、欧州の宮廷でつけていた正装用かつらの意である。男性ホルモンが不十分であると、角の生育が妨げられ、雌鹿の獲得競争に支障が出る。
(諏訪「いわつばめ」NO.180,P5)

・マミジロタヒバリ県下初確認
 10/15、岡谷市の諏訪湖畔の草地でマミジロタヒバリ1が撮影された。旅鳥として日本海側の離島、九州南部、南西諸島に飛来するが、本州では記録が少なく、特に東日本では稀である。今回、長野県初と思われる。コマミジロタヒバリに酷似するが、後趾の爪の長さと直線的な形状、尾の白斑の形状が決め手。
(諏訪「いわつばめ」NO.180,P6)

・オオワシ(グル)
 諏訪湖には19年連続してオオワシ(愛称グル)が越冬にきている。今期は12/23〜3/3、滞在した。今季、湖面の氷が厚く、氷面の割れ目の穴から頭を深く突っ込み、死んだコイを食べる風景が見られた。カワアイサもよく捕った。地元のセイコーエプソンはグルの飛翔をデザインし、超高級機械式腕時計「ミニッツリピーター」(3,465万円)をスイスの国際時計フェアに出品した。
(諏訪「いわつばめ」NO.180,P8〜9)

●2018/5-6 遠江
・2018年1月ガンカモ類調査(調査・保護部)
 今回の総カウント数は23,447羽で、前年より約3割増えた。今回増えたものはスズガモ6,671(+114%)、マガモ5,476(+64%)、コガモ2,109(+59%)等。ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロは長期減少傾向にある。
(遠江「遠江の鳥」Vol.295,P5)

●2018/5-6 島根県
・2016年度カモ科鳥類カウント調査(事務局)
 支部は島根県のガンカモ個体数調査をホシザキグリーン財団に協力して行っている。2016年度調査結果が同財団研究報告で掲載されている。
「島根県に生息するカモ科鳥類の渡来数および月変動について」
http://www.green-f.or.jp/kenhou.html
宍道湖に飛来するカモ科鳥類は11月がピークでその後徐々に少なくなる。マガン、ヒシクイは1、2月が個体数ピークである。
(島根県「スペキュラム」NO.183,P13)

●2018/5 北九州
・荒尾干潟のラムサール条約湿地登録〜曽根干潟が学ぶことは?
 今年2018年は三番瀬の同条約登録を目指している。北九州市は2021年には小倉南区の広谷湿地の登録を目指している。日本では同条約登録地は、予め、国指定鳥獣保護区、または国立公園、国定公園に指定して保全管理しているので、従来からの自然の利用は制限されず、賢明な利用、持続可能な利用が推進される。地元品のブランド化で漁業者は関心を持っている。
(北九州「北九州野鳥」NO.383,P11)

・環境影響評価書に対する意見書を提出
 チュウヒが棲息する響灘埋立地でバイオマス発電所を計画した事業者が「2年後にはチュウヒが棲める所でなくなるので、チュウヒに配慮しない」と配慮書に記載があった。2月に環境影響評価書の縦覧が始まり、支部が配慮書に出した意見が一応反映されている。北九州市長もチュウヒに配慮を求めている。「2年後にはチュウヒが棲める所でなくなる」は不適切な表現で、準備書の中で実行可能な保全措置を検討するになっている。
(北九州「北九州野鳥」NO.383,P12)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.893

●2018/5 根室
・ビーチコーミング(海岸漂着物調査)
●2018/5-6 群馬
・鳥の羽毛
・ヤドリギの実を食べたヒヨドリ
・H29年度ガンカモ類自主調査(総合調査委員会)
●2018/6 軽井沢
・雌雄を決する(鳥追人)
●2018/6 埼玉
・2018年冬カモ科カウント調査(調査部)
・2018年春シギ・チドリ類調査(調査部)
●2018/6 神奈川
・学名にformosaが付く鳥
・サシバの里から(サシバプロジェクトチーム)
●2018/5-6 広島県
・2018年ガン・カモ・ハクチョウ類調査(調査担当)
●2018/5-6 愛媛
・2018年カモ類調査(調査研究担当)

●2018/5 根室
・ビーチコーミング(海岸漂着物調査)
 2006年春、斜里町の海岸に5,600羽の海鳥が重油流出事故で漂着した。それ以来、毎年、オホーツク支部主導で一斉に海岸漂着物調査が行われている。2017年は4/9、根室半島の太平洋側で約5kmを調査した。油汚染の兆候は見られず、13個体の死体を回収した。同日、海上で見られた海鳥はクロガモ713、ホオジロガモ37、オオセグロカモメ32、ウミネコ15、ウミアイサ13、シノリガモ6等。
(根室「フレチカップ」NO.105,P2〜3)

●2018/5-6 群馬
・鳥の羽毛
 鳥の色は羽毛の重なりで出る。1枚の羽毛は色が淡く、羽軸の外側の色が重なって普段見る色になる。通常、初列風切羽は10枚、次列風切羽は9枚、三列風切羽は3枚、尾羽は12枚が多い。羽毛の数はツグミは4,657枚(我孫子市の博物館展示品)、コガモは11,450枚、コハクチョウは25,216枚である(樋口 2016)。ヨタカの尾羽の中央2枚はなく、10枚である。初列風切羽3枚の内弁にフクロウのようなギザギザがあり、羽音を小さくしている。
(群馬「野の鳥」NO.347,P2〜6)

・ヤドリギの実を食べたヒヨドリ
 2月下旬、前橋市の公園でヤドリギにレンジャクが来ていた。その中でヒヨドリがヤドリギの実を食べ、レンジャクと同じような糞をした。「ヤドリギの実は、レンジャクだけでなく、ヒヨドリやツグミも食べる」と説明はあるが、観察した写真は殆ど見当たらない。
(群馬「野の鳥」NO.347,P7〜8)

・H29年度ガンカモ類自主調査(総合調査委員会)
 2月、群馬県内38地点で調査した。結果はオオハクチョウ41、コハクチョウ167、ヒシクイ1、マガン75。カモ類は13,528羽、内訳はオナガガモ3,601、コガモ3,322、マガモ2,763、カルガモ1,584、ヒドリガモ1,206等。
(群馬「野の鳥」NO.347,P11〜12)

●2018/6 軽井沢
・雌雄を決する(鳥追人)
 鳥では一般的にオスがメスより綺麗である。1871年、ダーウィンはメスはオスの美しさを基準に配偶者を選ぶと発表したが、鳥が美意識を持っている?として反対意見も多い。仮説の1つに「セクシー・サン」説があり、メスはハンサムな子孫を作るのが良いと判断してる?「寄生虫」説では寄生虫に悩まされるオスは羽色が悪いので、羽が綺麗なオスを選ぶとある。一般的に動物ではメスは繁殖コスト、授乳、子育ての負荷が大きいので、メスが交尾相手を選ぶとされる。鳥ではこれが逆になっている種が少数いる。
(軽井沢「野鳥軽井沢」NO.422,P10〜11)

●2018/6 埼玉
・2018年冬カモ科カウント調査(調査部)
 1/6〜14、埼玉県内64箇所で調査した。20種、総数11,022羽で、内訳はコハクチョウ177、オオハクチョウ3、カルガモ2,561、マガモ2,442、コガモ2,425、ヒドリガモ1,482、キンクロハジロ643、ホシハジロ476、オナガガモ423等。ソーラー発電パネルが設置されたばかりの箇所では個体数が1/5まで減った所もある。
(埼玉「しらこばと」NO.411,P2〜3)

・2018年春シギ・チドリ類調査(調査部)
 4/29、さいたま市の大久保農耕地で調査した。2種、16羽(コチドリ、タシギ)に留まった。この5年間で4回もムナグロが観察されなくなった。昨年はムナグロは64羽記録されている。
(埼玉「しらこばと」NO.411,P4)

●2018/6 神奈川
・学名にformosaが付く鳥
 台湾は普通、英語でTaiwanと記すが、Formosaとも言う。鳥の学名でformosaがつく種は13種ある。formosaはポルトガル語で「美しい、麗しい」の意で、台湾を見たポルトガル人が美しい島(Ilha Formosa)と言った事に由来する。鳥名にformosaがつくものは「台湾の・・・」、「美しい・・・」のどちらかの意味がある。
(神奈川「はばたき」NO.553,P4)

・サシバの里から(サシバプロジェクトチーム)
 小田原市で消えたサシバの繁殖を復活させようと、棚田の整備をして10年になる。月2回、棚田の草刈りをしている。草刈りや田植えで次第に昔の姿を取り戻しつつあるが、未だサシバの繁殖はない。4/8、サシバ2羽が現れたが、上空高く通過した。
(神奈川「はばたき」NO.553,P9)

●2018/5-6 広島県
・2018年ガン・カモ・ハクチョウ類調査(調査担当)
 1/7〜21、環境省、広島県のガンカモ調査、270箇所の内、支部は206箇所を担当した。その結果、カモ類21種、33,732羽を記録した。内訳はホシハジロ6,771、ヒドリガモ6,095、スズガモ4,146、マガモ3,932、カルガモ3,905、コガモ2,480、オシドリ1,828、オカヨシガモ1,039、オナガガモ994、ハシビロガモ913、キンクロハジロ706、ヨシガモ389、カワアイサ266、ミコアイサ106、ツクシガモ85、トモエガモ44等。
(広島県「森の新聞」NO.216,P4〜5)

●2018/5-6 愛媛
・2018年カモ類調査(調査研究担当)
 1/6〜16、愛媛県内で総計34,010羽のカモ類が記録された。内訳はマガモ10,247、コガモ6,462、カルガモ5,719、ヒドリガモ5,338、オナガガモ1,854、オシドリ1,322、ホシハジロ1,241、ハシビロガモ538等。
(愛媛「コマドリ」NO.244,P16〜17)

○支部報/会報 保護・調査記事関連トピックスNO.894

●2018/4 福島
・野鳥の世界に異変?
●2018/5 奥多摩
・大阪湾にも干潟があった
・ホオジロガモモニタリング(研究部)
・ムギマキ支部新記録
・サンショウクイ
●2018/5 甲府
・メガソーラー発電の現状
●2018/3 富士山麓
・山中湖、河口湖カモ類減少続く
●2018/5 南富士
・ガビチョウの分布
・普通種がいつの間にか絶滅危惧種に
●2018/5 大阪
・外来種ハッカチョウの分布
●2018/4 兵庫
・ツバメの古巣にジョウビタキ
・シティ派になって久しいキジバト

●2018/4 福島
・野鳥の世界に異変?
 福島市近郊で2007〜2017年、年間100回以上、野鳥を観察をしている。その結果、1回当たりの平均出現種は2009年:24.1種、2010:25.4、2011:23.6、2012:24.7、2013:24.0、2014:22.0、2015:21.1、2016:21.7、2017:20.7と、この4年間は急激に出現種が減っている。
(福島「きびたき」NO.226,P2〜3)

●2018/5 奥多摩
・大阪湾にも干潟があった
 大阪湾は干潟消失率100%、大阪城では嘗て、潮騒を間近に聞いていた。蒲谷鶴彦が同地で野鳥の声を録音し始めた1962年頃は、未だ多少干潟があった。大阪湾の埋立推移は環境省が報告している。
http://www.env.go.jp/water/heisa/heisa_net/setouchiNet/seto/kankyojoho/shakaikeizai/01umetate-1.htm
(奥多摩「多摩の鳥」NO.242,P6〜10)

・ホオジロガモモニタリング(研究部)
 青梅市の多摩川で調査。ホオジロガモ初認11/24、2羽。終認は3/7で、1月下旬に最大羽数22を記録した。
(奥多摩「多摩の鳥」NO.242,P22)

・ムギマキ支部新記録
 10/31、奥多摩横沢入周辺尾根でオスの若鳥と思われるムギマキの写真が撮影された。奥多摩支部内初記録である。
(奥多摩「多摩の鳥」NO.242,P25)

・サンショウクイ
 サンショウクイは奥多摩では春の渡り時、観察が極めて少ない。支部では繁殖期、秋は記録が無い。繁殖は長野県、山梨県、新潟県の高原で報告がある。巣はコサメビタキのように、ウメノキゴケで作り、目立たない。最近、低地で冬季に亜種のリュウキュウサンショウクイの目撃が増えている。渡りをしない留鳥とされるが、南方から北へ拡大しているのか。
(奥多摩「多摩の鳥」NO.242,P27)

●2018/5 甲府
・メガソーラー発電の現状
 2012年に再生可能エネルギーの固定価格買収制度が開始され、20年間一定価格で売電可能となり、太陽光発電は爆発的に増えた。山梨県では2015年に25.6万kWが稼働し、134.5万kW(定格出力値)まで増える。これによる農地転用は60.5ha、林地開発は101ha(最終的に391ha)に達している。山梨県は2015/11、ガイドラインを設けた。メガソーラーは1000kWでその面積は1.5ha〜になる。斜面地ではこれより面積が増える。全国最大は長崎県宇久島にあり、43万kW、敷地630haもある。
(山梨県「カワセミ」NO.142,P4〜5)

●2018/3 富士山麓
・山中湖、河口湖カモ類減少続く
 1/16のカモ類調査で、山中湖で総計282(カワアイサ121、ヒドリガモ70、マガモ38、ホシハジロ30等)、河口湖で440(カワアイサ196、ホシハジロ96、マガモ83、キンクロハジロ38等)で、共に2004年以来年々減少し、半減になっている。
(富士山麓「野鳥の声」NO.146,P8〜9)

●2018/5 南富士
・ガビチョウの分布(調査研究部長)
 全国鳥類繁殖分布調査の2016〜2017年のバードリサーチの報告が届いた。急激に分布拡大しているのはガビチョウで、1990年代は福島の太平洋側、東京、神奈川、静岡の一部、福岡を中心にした北九州で記録があったが、現在、福島、関東、長野、山梨、静岡、四国の一部、九州北部に拡大している。地上採食性のため、積雪のある地方への北上は無いようである。
(南富士「囀」NO.61,P6)

・普通種がいつの間にか絶滅危惧種に(保護部長)
 2007年のスズメの個体数は1990年頃の少なくとも半減〜1/5になっている(三上修)とある。あそこに行けば必ずいると言われた種を見るのが困難になっている鳥がいる。ここ朝霧高原では、昨年、アカモズは僅か1番、オオジシギも同様である。タゲリも急激に減っている。
(南富士「囀」NO.61,P9)

●2018/5 大阪
・外来種ハッカチョウの分布
 沖縄県以外で観察されるハッカチョウはペット由来の外来鳥類と考えられる。鹿児島県から福島県まで記録がある。繁殖定着は香川県、兵庫県、大阪府、神奈川県である。神奈川県では1976年、横浜市で初めて記録され、1980年繁殖した。兵庫県では1982年、姫路市で繁殖した。大阪府では1983年、豊中市で繁殖した。香川県では1993年、高松市で初記録、その後繁殖している。
(大阪「むくどり通信」NO.253,P15)

●2018/4 兵庫
・ツバメの古巣にジョウビタキ
 11月初めから、毎晩、玄関の軒先のツバメの古巣で塒する小鳥が報告された。写真撮影の結果、ジョウビタキのメスで、兵庫県北部の高原や鳥取県の大山では繁殖期に人工物に巣を作るので、人家で塒をするのは抵抗がないようだ。2/10まで使用した。
(兵庫「コウノトリ」Vol.223,P12)

・シティ派になって久しいキジバト
 斎藤茂吉が「ほのかなるあけびの花の散るやまに啼く山鳩のこえの寂しさ」と詠んでいるが、キジバトが何故、都市部に進出したのか。一説には1960年代、都市部で銃猟が制限されたことによるとある。街路樹の整備、公園の植樹、その成長が大きい。ハトの歌に「ポッポッポ」とあるが、そうは鳴かず、作詞者は不詳だが、ハトの事を良く知らない人の作詞のようだ。ハトが頭を前後に動かして歩くのは、脚が着地するまで、頭の位置が変わらないよう、脚に合わせて首を前に出して視界を確保しているため。
(兵庫「コウノトリ」Vol.223,P15)

・カモ類やタカの渡りの単なるカウント調査記録は今後、未掲載としました。

(自然保護室・野鳥の会・神奈川/森 要)

事務局からのお知らせなど

■総務室より

■平成30年度第1回理事会(定例)議事録

1 開催日時:平成30年5月22日(火)
午後4時05分〜午後5時35分

2 開催場所:当財団会議室
東京都品川区西五反田3-9-2
丸和ビル3階

3 出席者
出席理事 8名(理事現在数8名)
安西 英明
上原 健
遠藤 孝一
笠原 逸子
狩野 清貴
松田 道生
見田 元
吉田 新

出席監事
川村 研治
曽我 千文

傍聴
上田 恵介(評議員)
手嶋 洋子(職員労働組合副委員長)
三浦 岳志(職員労働組合副委員長)

事務局
富岡 辰先(事務局長兼普及室長)
安藤 康弘(会員室長兼事務局長代理)
葉山 政治(自然保護室長兼保全プロジェクト推進室長代理)
田尻 浩伸(保全プロジェクト推進室長)
大畑 孝二(施設運営支援室長兼自然保護室長代理)
五十嵐 真(総務室長)
林山 雅子(総務室員)
松本 直子(総務室員)

4 議長 理事長 遠藤 孝一

5 議決事項
第1号議案 平成29年度事業報告及び決算(案)承認の件

6 議事の経過の要領及びその結果
 理事会開催にあたり、冒頭、遠藤孝一理事長から挨拶があった。上原健常務理事が開会を宣言し、本理事会は定款第42条の規定に定める定足数を満たしており、適法に成立している旨の報告がされた。
 また、上田恵介評議員及び職員労働組合から2名の傍聴者が出席している旨の報告がされた。
 なお、議事録署名人については、定款第44条に基づき、出席した代表理事及び監事とされており、遠藤理事長、吉田新副理事長、川村研治監事及び曽我千文監事が署名人となることを確認した後、次の議案の審議に入った。

(1) 第1号議案 平成29年度事業報告及び決算(案)承認の件
 各室より、平成29年度事業報告(案)について、資料に基づき説明があり、五十嵐真総務室長より、平成29年度決算(案)について、一般正味財産は、鳥と緑の日野センター建物除却損などがあり約178,049千円の減少、指定正味財産は、大口寄付により約90,175千円の増加であること、公益事業会計の一般正味財産が減額となり、収支相償基準は達成したこと、収益事業等会計から公益事業会計への他会計振替額は、7,693千円となったことが資料に基づき説明がされた。
 引続き、曽我監事より、業務監査の結果、業務執行状況及び決算書類等に問題がない旨、資料に基づき監査報告がされた。
 松田道生理事より、ホームページ訪問者について、地域、性別、年齢等は把握しているのかとの質問がされ、安藤康弘会員室長より、現時点では、小冊子等の申込者以外は把握できていないと説明がされた。また、葉山政治自然保護室長より、グーグルアナリティクスというアクセス解析ソフトがホームページに埋め込んであるので、地域情報の把握は可能であると追加説明がされた。松田理事より、訪問者の詳細情報はホームページ等の構成作成等の有効検討材料となるので、収集を検討してはどうかとの意見が述べられた。
 曽我監事より、重要野鳥生息地(IBA)の保全レベル向上のための取り組みについて、サイトの優先順位はあるのかとの質問がされ、葉山自然保護室長より、保全のレベル向上については法的な保護の指定の働きかけはあるが、一方で風力発電所やメガソーラー建設等による開発の問題が浮上しているサイトに関してはそれらの問題解決を優先していると説明がされた。
 安西英明理事より、ウトナイ湖サンクチュアリについて、以前問題になっていた地元との関係が質問され、田尻浩伸保全プロジェクト推進室長より、美々川源流域の大規模養豚施設建設計画についての地元との協議等でも特段問題はなく、良好な関係を築けていると説明がされた。
 笠原逸子理事より、マナヅル、ナベヅルの越冬地分散の取り組みにおける出水市の対応について質問がされ、葉山自然保護室長より、越冬地分散による他の農家への被害等を懸念している出水市が給餌を続けている現状はあるが、出水市の理解なくしてこの事業は進められないので、時間をかけても理解を得ていくとの説明がされた。
 また、笠原理事より、クロツラヘラサギの一斉個体数調査の結果、前年度より17%増となっているが、どの地域で増えているのかとの質問がされ、葉山自然保護室長より、九州の中部から南部、特に八代海で増えており、近年、越夏個体も見られ、日本での繁殖が期待されていると説明がされた。
 審議を経て、議長がこの賛否を諮ったところ、全員が異議なくこれを承認した。

7 報告事項
(1) 鳥と緑の日野センター土地返還の件
吉田副理事長より、すでに手続きが完了している鳥と緑の日野センター土地返還について、4月10日に日野市役所において返還式を行った旨、資料に基づき報告がされた。

 議長は以上をもって全部の報告を終了した旨を述べ、午後5時35分閉会を宣言し解散した。

 上記の議事を明らかにするために議事録を作成し、遠藤理事長、吉田副理事長及び出席監事の名において記名、押印する。

平成30年5月30日

公益財団法人日本野鳥の会

議長 代表理事 遠藤 孝一

代表理事 吉田 新

監事 川村 研治
監事 曽我 千文
以上

(総務室/林山 雅子)


■平成30年度連携団体全国総会開催要領

 平成30年度連携団体全国総会についてお知らせします。
 参加申込、テーマ募集などの詳細はこれからになりますが、先ずはご予定くださるようお願いします。

【開催日】
平成30年11月10日(土)13時〜11日(日)12時
【開催場所】
クロスウェーブ幕張
〒261-0023 千葉市美浜区中瀬1-3 ☎ 043-298-1161
最寄駅:JR京葉線海浜幕張駅徒歩3分
交通手段:(羽田)リムジンバスで40分
(東京)JRで35分
【交通費補助】
1万5千円を上回る交通費(実費)を全額補助。ただし、補助は原則として1団体1人のみ。
【その他】
会場の都合により、オークションは実施いたしません。


▲クロスウェーブ幕張全景写真


▲会議会場(2017年度総会の様子)


▲懇親会場(2017年度懇親会の様子)


▲集合写真(2017年度集合写真)


▲宿泊施設

以上

(総務室/林山 雅子・松本 直子)

■連携団体(支部等)・代表者・事務局変更のお知らせ

 名称変更などがあった支部についてお知らせいたします。(敬称略)

●日本野鳥の会伊那谷支部
【支部長の変更】
新):吉田 保晴
旧):小澤 勝美
変更年月日:2018年1月20日

●日本野鳥の会東富士
【事務局長の変更】
新):勝又 立雄
旧):滝 道雄 
変更年月日:2018年4月1日

●日本野鳥の会ふくしま
【事務局長の変更】
新):古木 勇
旧):鈴木 滋  
変更年月日:2018年5月6日

●日本野鳥の会栃木県支部
【組織名称の変更】
新):日本野鳥の会 栃木県支部
旧):日本野鳥の会 栃木
変更年月日:2018年5月27日

【支部長の変更】
新):内田 裕之
旧):高松 健比古(代表)
変更日:平成30年5月27日

●日本野鳥の会島根県支部
【事務局長の変更】
新):佐藤 仁志
旧):井山 明
変更年月日:2018年5月28日

●日本野鳥の会京都支部
【支部長の変更】
新):船瀬 茂信
旧):石川 順一  
変更年月日: 2018年6月3日

(総務室/松本 直子・鈴木 美智子)


会員室より

■2019年会員証作品を募集中

 2019年会員証を飾る野鳥写真を募集しております。
テーマは自由で、郵送またはメールにて受け付けております。詳細は当会ホームページまたは野鳥誌6月号の応募要項をご確認ください。野鳥写真を撮影される連携団体(支部等)の会員の方にご紹介いただけましたら幸いです。
皆様からのご応募をお待ちしております。

○応募締切
2018年8月3日(金)

○応募資格
当会の会員であること

○選考について
 会員証選定作品1作品と特別賞3作品を選考し、野鳥誌に掲載、記念品をプレゼントさせていただきます。また、最終選考まで残った20作品につきましては当会媒体(HPなど)にて別途ご紹介させていただきます。

○応募要項の詳細は下記をご覧ください。
https://www.wbsj.org/join/join-and-changes/personal/kaiinsho_boshu/

※当会HPトップページの「おしらせ」欄、または、トップページ>ご支援>ご入会・ご変更>個人会員>2019年会員証作品募集 からお入りいただけます。

○お問合せ先
会員室 会員グループ
TEL:03-5436-2631 FAX:03-5436-2636
E-mail:[email protected]

(会員室/佐藤 ゆき乃)

■会員数

 6月1日の会員数は34,883人で、先月に比べ53人増加しました。5月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より32人多くなっています。会員の増減は入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。
 5月の入会者数は213人で、前年同月の入会者208人に比べ5人増加しました。また、5月の退会者は181人で、前年同月の退会者209人に比べ28人減少しました。

表1. 5月の入会・退会者数

入会者数退会者数
個人特別会員 15人 9人
総合会員(おおぞら会員) 38人 53人
本部型会員(青い鳥会員) 43人 29人
支部型会員(赤い鳥会員) 79人 56人
家族会員 38人 34人
合計 213人 181人
年度累計 422人

※会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活する方がいらっしゃるため、退会者数の年度累計は、実際の退会者数とずれた数字となります。このため、退会者数合計については年度末の集計後にお知らせいたします。

■都道府県および支部別会員数■
野鳥誌贈呈者数を除いた数を掲載します。

表2 都道府県別の会員数(6月1日現在)

都道府県会員数対前月差
北海道1679人-1人
青森県243人0人
岩手県365人-2人
宮城県475人2人
秋田県247人2人
山形県209人-1人
福島県617人0人
茨城県893人2人
栃木県635人3人
群馬県630人2人
埼玉県2147人1人
千葉県1617人-2人
東京都4862人5人
神奈川県3300人-4人
新潟県376人0人
富山県209人1人
石川県276人0人
福井県228人0人
山梨県267人-3人
長野県859人0人
岐阜県467人0人
静岡県1322人1人
愛知県1543人2人
三重県430人0人
滋賀県298人4人
京都府805人5人
大阪府2011人5人
兵庫県1291人5人
奈良県486人4人
和歌山県192人0人
鳥取県184人0人
島根県165人0人
岡山県560人-5人
広島県547人1人
山口県374人0人
徳島県315人1人
香川県191人-2人
愛媛県356人4人
高知県130人2人
福岡県1313人3人
佐賀県192人-1人
長崎県206人2人
熊本県411人0人
大分県221人4人
宮崎県242人-1人
鹿児島県340人11人
沖縄県109人0人
海外10人0人
不明38人3人
全国34883人53人

備考:不明は転居先が不明の会員を示します。

表3 支部別の会員数(6月1日現在)

都道府県会員数対前月差
オホーツク支部242人0人
根室支部81人0人
釧路支部159人1人
十勝支部178人-1人
旭川支部81人-1人
滝川支部49人1人
道北支部29人-1人
江別支部18人0人
札幌支部305人2人
小樽支部66人0人
苫小牧支部161人-1人
室蘭支部156人1人
函館支部24人0人
道南檜山61人-3人
青森県支部136人0人
弘前支部110人-2人
秋田県支部235人2人
山形県支部196人2人
宮古支部88人-2人
もりおか158人1人
北上支部102人-2人
宮城県支部443人5人
ふくしま160人-1人
郡山支部165人1人
二本松12人0人
白河支部42人0人
会津支部51人0人
奥会津連合8人-2人
いわき支部112人1人
福島県相双支部12人0人
南相馬14人0人
茨城県797人0人
栃木615人1人
群馬552人1人
吾妻41人0人
埼玉1623人-2人
千葉県1044人-4人
東京2819人-3人
奥多摩支部845人2人
神奈川支部2319人-5人
新潟県288人1人
佐渡支部31人0人
富山187人-1人
石川255人0人
福井県221人0人
長野支部460人-1人
軽井沢支部168人0人
諏訪支部235人0人
木曽支部20人1人
伊那谷支部82人0人
甲府支部184人-3人
富士山麓支部55人0人
東富士61人-1人
沼津支部164人1人
南富士支部248人-1人
南伊豆37人-1人
静岡支部348人1人
遠江403人3人
愛知県支部1126人1人
岐阜473人0人
三重370人0人
奈良支部448人4人
和歌山県支部193人0人
滋賀299人3人
京都支部773人3人
大阪支部1921人7人
ひょうご968人0人
鳥取県支部208人0人
島根県支部154人1人
岡山県支部526人-4人
広島県支部480人3人
山口県支部349人-1人
香川県支部155人0人
徳島県支部329人1人
高知支部117人1人
愛媛333人2人
北九州304人0人
福岡支部 585人-1人
筑豊支部231人0人
筑後支部165人0人
佐賀県支部217人-1人
長崎県支部195人4人
熊本県支部403人-2人
大分県支部217人2人
宮崎県支部240人-1人
鹿児島311人10人
やんばる支部74人0人
石垣島支部19人0人
西表支部42人-2人
 29981人20人

備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。


(会員室/佐藤ゆき乃)

■訂正とお詫び

先月号(支部ネット通信5月号/第170号)のp8『■会員数』8行目及び『表1 4月の入会・退会者数』8行目に誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。

<本文>
正:38人増加しました。
誤:38人減少しました。

<『表1 4月の入会・退会者数』の年度累計>
正:209人
誤:2005人

(総務室/松本 直子)

★支部ネット担当より

 皆さまいかがお過ごしでしょうか。いつも支部ネット通信をご愛読いただき、ありがとうございます。
今月号では、『2019年会員証作品募集』が掲載されています。ご応募おまちしております。また、今年度の連携団体全国総会の日程をご案内しております。ご予定くださいますようお願いいたします。これから暑くなってきますが、皆さま、お体をくれぐれもご自愛ください。


■支部ネット通信は支部の代表の方に電子メールでも配信をしています。電子メールでの配信を希望される支部の代表の方は下記メールアドレスまでお気軽にお申し込みください。

支部ネット通信 第171号
◆発行
公益財団法人日本野鳥の会 2018年6月26日
◆担当
総務室 総務グループ
林山雅子/松本直子
〒141-0031
東京都品川区西五反田3-9-23
丸和ビル
TEL:03-5436-2620
FAX:03-5436-2635
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