小さな海鳥・カンムリウミスズメを知っていますか? 春になると神津島の海にやってくるこの鳥は、かつては島の風物詩でした。 しかし今、その数は世界でたった5千羽ほど。絶滅が心配されています。 このコンサートは、神津の海に生きるカンムリウミスズメと海の生きものをテーマとした オカリナとギター、美しい映像と語りによる音楽物語です。 知ってほしい、もういちど。神津の海で共に生きる、小さな命のことを。
カンムリウミスズメは国の天然記念物で、国内および世界の絶滅危惧種に選定されています。神津島では「ギャバ」と呼ばれ、昔はよく知られた存在でした。神津島周辺に多く分布し、祗苗島(ただなえじま)と恩馳島で子育てをしています。神津島は世界的にも重要なカンムリウミスズメの生息地なのです。
善久(Zenkyu)/作曲・オカリナ オカリナという楽器の領域を超え、クラシックからジャズまで幅広いジャンルを演奏し、国内外で活躍中。このコンサートでは、カンムリウミスズメのテーマ曲「鳥の歌」の作曲も手掛ける。
竹内永和/ギター ギタリストとして様々なジャンルの演奏、アレンジを手掛け活躍中。ギター教本の執筆やオーケストラとのコラボCDをリリースするなど、その技術を多方面で発揮している。
主催/公益財団法人日本野鳥の会 共催/東京都神津島村 助成/日本財団