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ワイルドバードカレンダー

The WILD BIRD CALENDAR 2008 野鳥も人も地球のなかま 採用作品のご紹介

The WILD BIRD CALENDAR 2008
こちらでご紹介する写真は、(財)日本野鳥の会の理念をあらわす「野鳥も人も地球のなかま」をテーマに一般公募を行い、全国から寄せられた620点の力作の中から選ばせていただいた採用作品12点です。※写真をクリックすると大きなサイズの写真をご覧になれます。

 
1月
ハヤブサ   ハヤブサ
タカ目/ハヤブサ科/全長
オス38cm メス51cm
撮影:保井 浩
撮影地:神奈川県藤沢市

九州以北で留鳥。南西諸島では冬鳥。上面は青みのある濃い灰色、下面は白色で黒い横斑、頬の黒い斑が特徴です。海岸の崖や樹枝などに止まり、獲物となる鳥類の通過をじっと待ちます。渡り途中のヒヨドリなど小鳥類が通ると急降下し、鋭い爪で捕らえます。
 
2月
ヒレンジャク   ヒレンジャク
スズメ目/レンジャク科/全長17.5cm
撮影:上戸鉄雄
撮影地:北海道札幌市

黒い過眼線と長い冠羽、尾羽先端の赤色が特徴です。冬鳥として日本全国を訪れますが、年によって渡来数に変動があります。「チリリリ、チリリリ」または「ヒー、ヒー」と鳴きながら、群れで移動します。ナナカマドやヤドリギなどさまざまな木の実を食べます。
 
         
 
3月
ツルシギ   ツルシギ
チドリ目/シギ科/全長32.5cm
撮影:小園卓馬
撮影地:鹿児島県南さつま市

ユーラシア大陸北部の湿原で繁殖し、東南アジアやアフリカで越冬します。春早くから、旅鳥として日本各地を訪れます。淡水域で観察されることが多く、水田やハス田などを歩きまわって昆虫や貝などを採ります。「ピュイ」、「チュイッ」と一声でよく鳴きます。
 
4月
キジ   キジ
キジ目/キジ科/全長
オス80cm メス60cm
撮影:田中 善
撮影地:兵庫県川辺郡

「ケーン、ケーン、バタバタバタ…」。春の草原では、キジのオスの大きな声となわばりを宣言する羽音が響きます。なわばりを構えたオスのところには、目立たない羽色をしたメスが訪れます。メスは一ヶ所に留まらず複数のオスのなわばりを移動し、繁殖します。
 
         
 
5月
ミソサザイ   ミソサザイ
スズメ目/ミソサザイ科/全長10.5cm
撮影:野村 明
撮影地:滋賀県大上郡

日本で最も小さな鳥の一つ。一夫多妻でオスは、早春から沢沿いや崖など苔の多い場所に巣を作り、小さな体全体を震わせながらさえずり、メスを誘います。メスが受け入れると、その後の子育てはすべてメス任せ。オスは別のメスを誘うために新たな巣を作ります。
 
6月
チュウシャクシギ   チュウシャクシギ
チドリ目/シギ科/全長42cm
撮影:小池正明
撮影地:静岡県御前崎市

下に曲がった長い嘴と黒褐色の頭側線、淡色の頭央線が特徴。繁殖地のユーラシア大陸北部と越冬地の東南アジア、オーストラリアの間を渡る途中に、日本各地の干潟や水田、岩礁などを訪れます。「ホィ、ピピピ…」と大きな声で鳴き、カニなど甲殻類を食べます。
 
         
 
7月
オオジシギ   オオジシギ
チドリ目/シギ科/全長30cm
撮影:松村慶太
撮影地:長野県諏訪市

オーストラリアから渡ってくる夏鳥。東北から北海道にかけての湿原や本州の高原で繁殖します。枯れ草色でじっとしていると目立ちにくい鳥ですが、オスは、「ズビー、ズビャク、ズビャク…」と鳴きながら飛翔したり、杭や岩などに止まり繰り返し鳴きます。
 
8月
ホオアカ   ホオアカ
スズメ目/ホオジロ科/全長16cm
撮影:上杉和稔
撮影地:大分県玖珠郡

頬の赤褐色の斑と胸の帯が特徴。東北から北海道にかけての湿原や本州の高原で繁殖し、冬には西南日本に移動します。草本類などに止まり、「チョッ、チュリチッ、チュリチッ」と地味にさえずります。開けた草地で植物の種子や昆虫などを食べて暮らしています。
 
         
 
9月
ヨタカ   ヨタカ
ヨタカ目/ヨタカ科/全長29cm
撮影:永井凱巳
撮影地:埼玉県北本市
日本各地の里山に訪れる夏鳥です。日没直後と日の出前に「キョ、キョ、キョ…」という声でよく鳴きます。かつては里山の風物詩として親しまれたこの声もあまり聞けなくなって久しく経ちます。昼間は樹上などで休んでおり、近づくと急に飛び立ち驚かされます。
 
10月
ノビタキ   ノビタキ
スズメ目/ツグミ科/全長13cm
撮影:村田時彦
撮影地:愛知県小牧市

本州中部以北の高原や北海道の草原で繁殖する夏鳥。春秋の渡りの際には、農耕地や海岸、川原の草地など開けた場所を通過します。丈の高い草やササ、低木の枝などに止まり、空中や地面、草の上にいる虫などをねらって飛びつき、採餌をしながら渡っていきます。
 
         
 
11月
カワセミ   カワセミ
ブッポウソウ目/カワセミ科/全長 17cm
撮影:楠田 武
撮影地:熊本県熊本市

漢字では「翡翠」。群青色に輝く体と長い嘴、オレンジ色の腹が特徴です。「ツィー」と細く鋭い声で鳴きながら、水面を矢のように一直線に飛びます。お気に入りの木の枝や岩などに止まり、ねらいをすまして飛び込み、小魚や甲殻類、水生昆虫などを捕食します。
 
12月
スズメ   スズメ
スズメ目/ハタオリドリ科/全長14.5cm
撮影:矢田和子
撮影地:愛知県名古屋市

留鳥として小笠原を除く日本全国に分布します。軒下などに営巣し、私たちに最も身近な野鳥です。秋には、若鳥中心の大きな群れを作り移動します。稲田や川原の草地など開けた場所で、主に植物の種子や昆虫などを食べ、採餌後は繁みや枝上などで休息します。
 

解説:山本 裕/(財)日本野鳥の会

    (参考文献)

  • 安西英明.1998.新・山野の鳥.日本野鳥の会.
  • 安西英明.1998.新・水辺の鳥.日本野鳥の会.
  • 叶内拓哉・安部直哉・上田秀雄.1998.山渓ハンディ図鑑7 日本の野鳥.山と渓谷社.
  • 日高敏隆(監修).1996.日本動物大百科 3 鳥類I.平凡社.
  • 日高敏隆(監修).1997.日本動物大百科 4 鳥類II.平凡社.
  • 高野伸二ほか.1989.フィールドガイド日本の野鳥 増補版.日本野鳥の会.
  • 日本鳥学会.2000.日本鳥類目録 改訂第 6版.日本鳥学会.

    ★「英名」「学名」「和名」「分類」は「日本鳥学会.2000.日本鳥類目録改訂第6版.日本鳥学会」からのデータ。
    ★「全長」は「高野伸二ほか.1989.フィールドガイド日本の野鳥 増補版.日本野鳥の会」からのデータ。

2009年版ワイルドバード・カレンダーを彩る野鳥写真を募集します

(財)日本野鳥の会発行 ワイルドバード・カレンダー2009 写真応募要項 テーマ「野鳥も人も地球のなかま」

◆応募条件
  1. 日本国内で2004年1月〜2008年3月に撮影した、未発表の野鳥写真。
  2. 撮影のため、環境に人為的加工をしたり鳥の声を流したりすることなく、野鳥や生息環境にダメージを与えずに撮った野鳥写真。
  3. 背景の自然に手を加えず、合成等の加工をしていない野鳥写真。

    ご注意
    (1)営巣中など繁殖行動に影響を与える(た)と思われる写真は採用いたしません。野鳥や環境、周囲の人たちへのマナー(フィールドマナー)を守っての撮影をお願いします。
    (2)採用作品は、12カ月を通して変化のある色合いになるよう選んでいます。春の緑色や夏の青色、色とりどりの花、秋の暖色系などという感じです。また、鳥が1羽だけの作品、群れ、複数の種類等の作品を取り混ぜて採用し変化のある構成となるようにしています。応募のヒントとしてください。

◆フィルムの場合
【規格】
35mm判以上のリバーサルカラーフィルム(オリジナルポジ)
※プリント、デュープは不可
【応募方法】
(1)フィルムは透明なポジ袋に1点ずつ入れ「種名/撮影場所(都道府県名と郡市区名)/撮影年月日/カメラ/レンズ/撮影コメント/氏名(漢字、フリガナ、ローマ字)」を必ず明記してください。
※必要に応じ下の『撮影データ記入用紙』を切って、1点ずつマウントまたはポジ袋に貼付してご応募ください。
撮影データ記入用紙
撮影データ記入用紙を用意いたしました。必要な方は下記よりダウンロード後、プリントアウトしてお使い下さい。
記入用紙をダウンロード   Adobe Acrobat Readerダウンロードページへ
記入用紙をダウンロード
(2)応募点数の制限はありませんが、厳選してください。
(3)作品返却のため、郵便番号/住所/氏名/電話番号を必ずご明記ください。
(4)作品を送る時は必ず書留、または宅配便で送ってください。
【作品返却】
フィルムでの応募作品はすべて返却いたします(返信用封筒などは不要です)。
採用作品は2009年3月末頃に、それ以外は2008年6月中旬頃までに返却予定です。
◆デジタルデータの場合
【規格】
レンズ交換のできる800万画素以上の一眼レフカメラで、かつ、JPEG最高画質L(ラージ)・FINE(ファイン)またはRAWにて撮影したデータで、応募はJPEGに限ります。RAW画像は、必ずJPEG最高画質で圧縮保存して応募してください。
また、画像補正、画像処理、合成等は不可です。厳守してください。
採用決定後、画像容量が不足する場合には新たにRAWデータを送っていただくことがあります。
【応募方法】
(1)デジタルデータはCD−Rに保存し、郵便番号/住所/氏名/電話番号を明記の上、必ずケースに入れてください。
    ※必ずCD-R本体へも氏名の記入をお願いします。
(2)上記(1)のデータとともにA4サイズのプリントサンプル(トリミング不可)を必ず添付してください。下の『撮影データ記入用紙』を切って、プリントの裏面に1点ずつ必ず貼付してください。
撮影データ記入用紙
撮影データ記入用紙を用意いたしました。必要な方は下記よりダウンロード後、プリントアウトしてお使い下さい。
記入用紙をダウンロード   Adobe Acrobat Readerダウンロードページへ
記入用紙をダウンロード
※A4サンプルプリント段階で画質が不鮮明になる(劣化する)場合、応募はご遠慮願います。
(3)応募点数の制限はありませんが、厳選してください。
(4)作品を送る時は必ず書留、または宅配便で送ってください。
【作品返却】
採用・不採用に関わらずCD−R、プリントサンプルの返却はいたしません。あらかじめご了承ください。
※審査等終了後に、当会にて責任もって処分いたします。
◆応募にあたって
お手数でも、下の「写真応募票」にもれなくご記入の上、必ず応募作品に同封してお送り願います。
写真応募票
写真応募票を用意いたしました。必要な方は下記よりダウンロード後、プリントアウトしてお使い下さい。
*ファイルはAdobe Acrobat形式です。
写真応募票をダウンロード
Adobe Acrobat Readerダウンロードページへ
◆作品の取り扱い
(1)応募時の配送途中の事故・破損・紛失等につきましては責任を負いかねます。
(2)応募作品の受付から選考(ポジ返却)、カレンダーの制作まで、作品の取扱につきましては万全を期しますが、これらの過程での微細なキズや、万一、紛失・汚破損等が発生した場合、弊会は補償いたしかねますことをあらかじめご了承ください。
◆受付期間
2007年12月1日〜2008年3月31日(消印有効)
◆選考
採用作品12点を選ばせていただきます。
◆結果発表
2008年6月予定  ※採用・不採用に関わらず全員に書面で通知します。
●12点の採用者にそれぞれ作品使用料として4万円。
●12点の採用者にそれぞれカレンダーを2部進呈。
◆発行
2008年10月(予定)
◆その他特記
(1)採用作品は「ワイルドバード・カレンダー2009」の他、写真展、プリント販売、ポストカード、宣伝用印刷物、当会ホームページ、その他に使用予定です。
(2)採用作品及びその類似の作品を、他のコンテスト等への応募や印刷物等に使用されぬようお願いいたします。
(3)採用作品を使った商品(例・カレンダー)のご購入時には、著者割引を適用いたします。
(4)制作物により作品をトリミング等させていただくことがございます。予めご了承ください。
(5)作品採用通知後、万一、応募条件や規格に反する事実が判明した場合は、採用を取り消すことがあります。
◆個人情報の取り扱いについて
作品応募に際してお知らせいただきました皆様の個人情報は、作品の選考、結果通知(ポジ返却)、カレンダーの制作等に必要な範囲でのみ利用させていただきます。
◆作品の送り先
〒108-0071 東京都港区白金台3−14−4 LBビル3F
アートメディア明星
「日本野鳥の会カレンダー」係
TEL:03-6231-0015
◆応募に関する問い合わせ
(財)日本野鳥の会
普及室 担当:笹川泰次
TEL:03-5436-2623  FAX:03-5436-2636
http://www.wbsj.org

カレンダーの購入

ペーパーリング部分の拡大図
  • 「野鳥の写真と書き込んだ予定は、毎月めくってとっておきたい」という皆さまのご要望を、できるだけ環境に配慮した仕様で形にするため、製本には「ペーパーリング」を、印刷には再生紙と大豆油インキを使用しています。
サウンドリーダー写真
  • SNGサウンドリーダー(別売)で、野鳥の声を聞くことができます!
    カレンダー巻末の解説ページには、SNGサウンドリーダー(別売)を使って野鳥の鳴き声を再生できる音声バーコードを印刷しました。12ヶ月の野鳥を見て、聞いてお楽しみいただけます。

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卓上カレンダー バーズ・イン・セゾン 2008

卓上カレンダー バーズ・イン・セゾン 2008 −プロ野鳥写真家作品−

BIRDS IN SEASONS 2008
野鳥写真ライブラリー「ナチュラリー」と日本野鳥の会との共同企画により製作しました。
「日本の野鳥」をテーマに、第一線で活躍する4名の野鳥写真家が撮影した写真で構成しています。

各月の野鳥をご紹介します。
写真をクリックすると大きなサイズの写真をご覧になれます。

 
1月
ギンザンマシコ   ギンザンマシコ(アトリ科)
Pinicola enucleator
銀山猿子
英名 Pine Grosbeak
L22cm

雄の鮮やかな紅色とどっしりした体つきが印象的な小鳥。ユーラシア大陸北部や北米大陸に広く分布する。日本では大雪山系などのハイマツ帯で少数が繁殖し、冬には北海道の平地にも現れることがあるが、全国的には稀。ハイマツなどの木の実を主食とする。ピュルピュル、ヒョロリーンなどと鳴く。雌は黄褐色主体の色調。

撮影:大橋弘一 Koichi OHASHI
撮影地:北海道札幌市
 
2月
ヒレンジャク   ルリビタキ(ツグミ科)
Tarsiger cyanurus
瑠璃鶲
英名 Red-flanked Bushrobin
L14cm

雄の瑠璃色が印象的な小型ツグミ類。亜高山帯から高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬期は本州中部以南で茂ったやぶがあれば低地の都市公園などでも見られる。地鳴きはヒッヒッなどとジョウビタキに似た声で、また枝に止まって細かく尾をふるわせる点もジョウビタキに似る。雌や雄の若い個体はオリービ色の地味な色合い。

撮影:江口欣照 Yoshiteru EGUCHI
撮影地:東京都府中市
 
         
 
3月
クロサギ   クロサギ(サギ科)
Egretta sacra
黒鷺
英名 Pacific Reef Egret
L62cm

海岸の岩礁地帯や干潟などに棲む「海のサギ」。雌雄同色だが黒色型と白色型があり、黒色型は墨染めの衣をまとっているかのような特徴的な黒いサギ。白色型は全身の羽毛が白く、他の白いサギ類との識別に注意が必要。男鹿半島以南の日本から、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドまで留鳥として分布している。

撮影:福与義憲 Yoshinori FUKUYO
撮影地:静岡県御前崎市
 
4月
メジロ   メジロ(メジロ科)
Zosterops japonicus
目白
英名 Japanese White-eye
L12cm

全国に広く分布する森林性の小鳥。人里にも多く、住宅街や都市公園でも見かける日本人にとって最も身近な野鳥のひとつ。本州以南で留鳥、北海道では夏鳥。小さな体で機敏に動き、チチチュルチーチーなどと高い声で複雑なさえずりを聞かせてくれる愛らしい小鳥だ。花の蜜や果肉の軟らかい木の実などを好んで食べる。

撮影:石田光史 Koji ISHIDA
撮影地:栃木県那須郡
 
         
 
5月
サンカノゴイ   サンカノゴイ
Botaurus stellaris
山家五位
英名 Bittern
L70cm

湿地のヨシ原などに生息するずんぐりとした体形の大きなサギ類。北海道と本州で少数が繁殖するが、多くの地域では少ない冬鳥。生息数が少ないうえ日中はヨシの茂みなどに隠れていて夜間に行動するため、姿を見る機会は少ない。繁殖期には、夜明け前後や日没後にボォー、ボォーとよく響く大きな低い声で鳴く。環境省RDBで絶滅危惧TB類。

撮影:石田光史 Koji ISHIDA
撮影地:千葉県印旛郡
 
6月
コヨシキリ   コヨシキリ(ウグイス科)
Acrocephalus bistrigiceps
小葦切
英名 Black-browed Reed Warbler
L14cm

草原性の夏鳥。北海道では低地、本州中部では高原の草地に渡来し、少数は低地や九州の高原でも繁殖する。繁殖期には、雄は草の上などのソングポストにとまって、ジッピリリ、キリキリキリピッ、チュチュチュ、ピピピなどと賑やかに昼夜を問わずさえずる。

撮影:石田光史 Koji ISHIDA
撮影地:山梨県富士吉田市
 
         
 
7月
カイツブリ   カイツブリ(カイツブリ科)
Tachybaptus ruficollis

英名 Little Grebe
L26cm

湖沼や河川に棲む小さなカイツブリ類。全国の池・湖沼などで繁殖し、北日本では冬期に渡去する。都市公園の池などでも多く見られ、頻繁に潜水して小魚や甲殻類などを捕食する。キリリリリリリリリリリリ…と鋭い声で鳴き、雌雄でよく鳴き交わす。水生植物の繁茂した場所に水草を積み上げて浮巣を作り、繁殖する。

撮影:福与義憲 Yoshinori FUKUYO
撮影地:静岡県榛原郡
 
8月
チゴハヤブサ   チゴハヤブサ(ハヤブサ科)
Falco subbuteo
稚児隼
英名 Hobby
L雄34cm 雌37cm

本州北部や北海道で繁殖する小型のハヤブサ類。夏鳥で、春秋の渡りの季節には各地で観察されている。色彩的には胸から腹にかけての縦班と体下面の橙褐色が特徴。軽快に飛び回りながら小鳥や大型昆虫類を捕食する。元来、原野や疎林の鳥だが、繁殖地では農耕地や住宅街近くなどでもカラスの空き巣を利用して繁殖する。

撮影:大橋弘一 Koichi OHASHI
撮影地:北海道札幌市
 
         
 
9月
ノグチゲラ   ノグチゲラ(キツツキ科) 
Sapheopipo noguchii
野口啄木鳥
英名 Okinawa Woodpecker
L31cm

沖縄本島北部の山林にのみ分布するキツツキで、日本固有種。「やんばる」のスダジイ、タブノキなど常緑樹のよく茂った湿り気のある森に通年生息する。1属1種でもあり、推定個体数は数百羽のみという世界的希少種。国の特別天然記念物で、環境省RDBでは絶滅危惧TA類。雌雄ほぼ同色だが雄は頭部が赤みを帯びている。

撮影:江口欣照 Yoshiteru EGUCHI
撮影地:沖縄県国頭郡
 
10月
ノビタキ   ノビタキ(ツグミ科)
野鶲
英名 Stonechat
L13cm

スズメより小さい草原性の小鳥。日本では本州中部以北の高原および北海道の平地で繁殖し、他の地域では春秋の渡りの時期に見られる。特に秋には、その年生まれの幼鳥も加わった小群を草地や農耕地で見かける機会が多い。この時期、夏には黒い頭部と橙色の胸が鮮やかだった雄も全体に褐色系の地味な色彩となっている。

撮影:江口欣照 Yoshiteru EGUCHI
撮影地:長野県南佐久郡
 
         
 
11月
ヒヨドリ   ヒヨドリ(ヒヨドリ科)
Hypsipetes amaurotis

英名 Brown-eared Bulbul
L28cm

全国でごく普通に通年見られる身近な鳥。耳羽が茶色であるほかは全身灰色系の地味な色調で、ほっそりした体形とボサボサ頭、それにピーヨピーヨとうるさく鳴く声が特徴的。庭先でも見られ、決して人気があるとは言えないが、じつは世界的に見れば日本列島と台湾周辺にしか生息せず、分布域のとても狭い鳥と言える。

撮影:福与義憲 Yoshinori FUKUYO
撮影地:静岡県静岡市
 
12月
オオハクチョウ   オオハクチョウ(カモ科)
Cygnus cygnus
大白鳥
英名 Whooper Swan
L140cm

本州以北の湖沼、河川などで越冬する水鳥。観光名所になっている越冬地が東北、北海道などで各地にある。足は短いが、全長や翼開長は日本の野鳥の中で最大級。体重も10kgを超える。家族群単位で行動し、コオーコオーと大きな声でよく鳴き交わす。姿はコハクチョウに似るが、大きさと嘴の色の違いで識別できる。

撮影:大橋弘一 Koichi OHASHI
撮影地:北海道川上郡
 

  • 紙製ケース入り、カレンダーとして卓上、壁掛けのどちらでもご利用いただけます。使用後はポストカードとして再利用できます。
  • ケース以外には「再生紙」と大豆油インキを使用しています。

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