このたび当サンクチュアリは、「自然ふれあい」部門で、標記の表彰をうけました。「国指定鳥獣保護区において、永年にわたり、鳥類等の調査・研究、自然観察会等の開催、人材の育成を行うなど、自然とのふれあい及び普及啓発活動に尽力」した功績によるもの、との理由です。 1981年の開設以来、当サンクチュアリは、シマアオジやアカモズ、チュウヒなど、絶滅のおそれのある野鳥が生息する、国指定ウトナイ湖鳥獣保護区および周辺に広がる勇払原野の、貴重で豊かな自然環境の重要性を多くの人々に伝え、守る活動を行ってきました。今回の表彰は、これまで30年間の活動について評価されたものです。 去る4月25日(水)に新宿御苑インフォーメーションセンターで開催された表彰式には、現チーフレンジャーの中村聡が出席し、表彰状を拝受しました。当サンクチュアリではこの表彰を謙虚に受けとめ、今後もウトナイ湖および勇払原野についての普及啓発、および保全活動を積極的に進めていきたいと考えています。 なお、本件は4月19日に環境省より記者発表となっています。詳細はこちらをご覧ください。
ウトナイ湖サンクチュアリの沿革や活動についてはこちらをどうぞ。 http://www.wbsj.org/sanctuary/utonai