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チュウヒサミット2010の開催について
チュウヒ（環境省レッドデータブック絶滅危惧ⅠB類）は広い湿地に棲むタカの一種で、日本国内では現在、繁殖地が少なく局地的であり、イヌワシやクマタカよりも繁殖つがい数が少ないにもかかわらず、これまではあまり注目されておらず保護活動も進んできませんでした。そこで、チュウヒとその生息地である湿地の生物多様性の保全活動を推進するため、「チュウヒサミット2010」を開催いたします。
今回はイギリスから講演ゲストとしてアダム・ローランズ氏を招き、英国王立鳥類保護協会（RSPB）のミンズミア保護区におけるヨーロッパチュウヒの生態と保護活動の先進事例についてお話をいただきます。
また、秋田県八郎潟でのチュウヒの生活の様子について、映像作家の平野伸明氏から映像＆トークでご紹介いただきます。
その他、各地域でのチュウヒの調査結果など報告を受け、日本でチュウヒをどのように保護していくべきか討議いたします。
| 日時： |
平成22年7月18日（日）10：00～17：30 |
| 場所： |
名古屋国際会議場234会議室（名古屋市熱田区熱田西町1-1）
http://www.nagoya-congress-center.jp/ |
| 講演ゲスト： |
- アダム・ローランズ（英国王立鳥類保護協会（RSPB）ミンズミア保護区シニアマネージャー）
- 高橋浩人（大潟村長）
- 平野伸明（つばめプロ・映像作家）
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| 主催： |
（財）日本野鳥の会・日本野鳥の会三重・日本野鳥の会愛知県支部・名古屋鳥類調査会 |
| 後援： |
環境省中部地方環境事務所、愛知県、名古屋市、大潟村 |
| 助成： |
三井物産環境基金 |
| 参加方法： |
自由参加（申込不要・無料）です。当日は会場に直接お越しください。 |
・タイムテーブル
| 9：30～ |
受付 |
| 10：00～ |
開会の辞（名古屋鳥類調査会／森井 豊久） |
| 10：10～ |
チュウヒについて紹介（日本野鳥の会自然保護室／浦 達也） |
| 10：30～ |
【一般講演】チュウヒのくらし‐映像&トーク（つばめプロ／平野伸明） |
| 11：40～ |
【特別講演】田畑が育む野鳥の楽園‐秋田県大潟村（大潟村長／高橋浩人） |
| 12：00～ |
昼休み（ポスター発表、写真展示あり） |
| 13：00～ |
【基調講演】英国のヨーロッパチュウヒ‐増減の歴史と保護策（英国鳥類保護協会／アダム・ローランズ） |
| 14：10～ |
各地からの報告（木曽岬干拓地でのチュウヒの繁殖／近藤義孝、繁殖期のチュウヒにおける農地の利用／境 瑞紀、チュウヒの行動圏と渡り経路／中山 文仁） |
| 16：00～ |
パネルディスカッション‐木曽岬干拓地、日本のチュウヒをどのように守るか |
| 17：00～ |
サミット宣言 |
| 17：20～ |
閉会の辞（日本野鳥の会三重／平井 正志） |
| 17：30～ |
終了 |
★会議場内の食堂は混雑が予想されますので、できるだけ各自で昼食をご準備ください。
過去のチュウヒサミットの様子はこちらから→サミット2006 サミット2008
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