Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 北海道:コムケ湖・シブノツナイ湖

北海道:紋別市、紋別郡湧別町

位置 N 44°15′ E 143°31′
面積 1,516ha

環境構成


凍るコムケ湖
写真提供:大館和広

初夏のシブノツナイ湖
写真提供:大館和広

潟湖

 コムケ湖は3つの水域に別れており、一番大きな東よりの水域で人工水路により海と繋がっている。湖内には広大な干潟が出現する。湖と海は砂州(海浜草原)で区切られている。湖岸は塩沼地特有のアッケシソウ群落が見られる。周囲はヨシ原の湿原で囲まれており、湖畔林へと続く。その外側はほぼ農地となっている。流入河川は2本あるが水量は多くない。
 シブノツナイ湖湖口には水門があり、時化(シケ)の時には海水が流れ込む。周りはヨシ原湿原であり、その外側は農地となっている。流入する河川は2本で水量はコムケ湖のそれより多い。冬期は全面結氷する。

選定理由

A4i ヒドリガモ・オナガガモ・トウネン・チュウシャクシギ

保護指定

サイト名 保護区指定 面積
コムケ湖・シブノツナイ湖 道指定コムケ鳥獣保護区 1,516ha

保全への脅威

コムケ湖
シブノツナイ湖
・海岸侵食
・酪農汚水の流入
・人工ゴミの漂着
・湿原の乾燥化

保全活動

日本野鳥の会 オホーツク支部 ・探鳥会
もんべつかいはつくらぶ ・シギチドリ調査、モニタリング1000
・ガンカモ調査、モニタリング1000
もんべつかいはつくらぶ
 ・オジロオオワシ調査会
・ワシ調査
もんべつかいはつくらぶ
 ・ハクチョウの会
・ハクチョウ調査

2006年の動き

保全活動
もんべつかいはつくらぶ ・シギチドリ調査、1月、4〜5月、7〜10月モニタリング1000
・ガンカモ調査、1月、4月、10月、モニタリング1000
もんべつかいはつくらぶ
 ・オジロオオワシ調査会
・2月:ワシ調査
もんべつかいはつくらぶ
 ・ハクチョウの会
・10〜5月:ハクチョウ調査

普及活動
紋別体験くらぶ ・9月:カヌー体験

見られる鳥

 2006年末までに256種が記録されている。渡り鳥が90%を占める。近年の鳥類相の変化として、ツバメの繁殖が見られるようになった。

留鳥 マガモ、オジロワシ、アカゲラ、オオアカゲラ、コアカゲラ、コゲラ、エナガ、ハシブトガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、スズメ
夏鳥 カイツブリ、アオサギ、カルガモ、チュウヒ、クイナ、コチドリ、オオジシギ、カッコウ、ツメナガセキレイ、ノゴマ、ノビタキ、サマセンニュウ、マキノセンニュウ、アオジ、シマアオジ、ニュウナイスヅメ、コムクドリ、ショウドウツバメ
冬鳥 ヒメウ、コオリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、オオワシ、オオモズ、シロカモメ、ユキホオジロ、ウソ
旅鳥 カワウ、コハクチョウ、シマアジ、ハシビロガモ、メダイチドリ、ダイゼン、ムナグロ、トウネン、ハマシギ、オバシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ホウロクソギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、アカエリヒレアシシギ、セグロカモメ、ユリカモメ、カモメ、アマツバメ、タヒバリ、ルリビタキ、カシラダカ
迷鳥 クロツラヘラサギ、ヘラサギ、コウノトリ、ダイサギ、チュウサギ、オサギ、アマサギ、タンチョウ、カナダヅル、

交通

自動車 オホーツク紋別空港から ・車で10分
JR石北線 遠軽駅 ・車で30分
都市間バス
札幌(旭川)-紋別ターミナル
・終点下車、車で20分