| 位置 | N 36°19′ E 136°18′ |
|---|---|
| 面積 | 100ha |

開放水面(片野鴨池 10ha)
湿生草原
片野鴨池は海面の低下と陸地の隆起、流水の浸食によって形成された谷に水がたまって出来た場所で、ヒシやマコモ、ヨシといった水生植物が繁茂し、その周辺にはハンノキなどの低木林、ミズナラ等の広葉樹林、松林、竹林等が広がっている。
ここは江戸時代以降春から夏にかけて稲作が行われてきたため、湿地としての環境が維持されてきた。しかし、減反政策と高齢化のため農家による水田耕作が行われなくなったため、ヨシ・ウキヤガラが繁茂し、植物遺骸の堆積による池の浅化と遷移が進行している。また、周辺に開発された大規模農園からの土砂の流入が池の浅化に拍車をかけている。
| IBAサイト名 | 保護区指定 | 面積 |
|---|---|---|
| 片野鴨池 | 石川県天然記念物 | |
| 国定公園第一種特別地域 | ||
| 国指定片野鴨池鳥獣保護区(特別保護地区) | 10ha(10ha) | |
| ラムサール条約登録地 | ||
| その他 | 東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク参加地 |
| 片野鴨池 | ・土砂流入 ・水質汚染 ・アライグマ等の外来種による生態系の攪乱 |
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| (財)日本野鳥の会、 日本野鳥の会 石川支部 |
・水田環境の維持など環境管理 ・鴨池の保全のための湿地環境、鴨池の歴史民俗、環境保全の重要性などの普及教育 ・ガンカモ類および生物多様性保全のための採食環境選好性、日中及び夜間の行動、生物相の把握などの調査研究 |
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| 鴨池観察館友の会、 鴨池たんぼクラブ |
・江戸時代から続く水田環境の維持などの環境管理 ・鴨池の保全のための水田、湿地の生物に関する普及教育 |
| 加賀市片野鴨池坂網猟保存会 | ・江戸時代から続く坂網猟の重要性の普及事業 |
| 大聖寺捕鴨猟区協同組合 | ・開水面確保のためのヨシの刈り取りなどの環境管理 ・狩猟の対象としてのガンカモ類保全のための、冬期間の鴨池への立ち入りの監視 |
| 鴨池総合研究グループ (研究者グループ) |
・鴨池の観光利用形態、坂網猟の歴史民俗、動植物相などの調査・研究 |
| 片野鴨池周辺地域保全整備 連絡協議会 |
・保全・活用についての議論 |
片野鴨池及び周辺の山林では、約210種の鳥類が確認されており、秋から冬、春にかけてはガンやカモ等、数千羽の水鳥が羽を休めに来る。
| 留鳥 | ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、キジ、キジバト、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス |
|---|---|
| 夏鳥 | チュウサギ、コサギ、ハチクマ、サシバ、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、サンショウクイ、コマドリ、クロツグミ、ヤブサメ、オオヨシキリ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、サンコウチョウ |
| 冬鳥 | サンカノゴイ、マガン、ヒシクイ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、トモエガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、オジロワシ、オオタカ、ノスリ、チュウヒ、クイナ、オオバン、タシギ、アオゲラ、アカゲラ、キレンジャク、ヒレンジャク、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、キクイタダキ、ヒガラ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、アトリ、マヒワ、ベニマシコ、ウソ、シメ、カケス |
| 旅鳥 | シマアジ、ノゴマ、マミチャジナイ、ノジコ |
| 迷鳥 | アカガシラサギ、ムラサキサギ、コウノトリ、ヘラサギ、シジュウカラガン、コクガン、ハイイロガン、カリガネ、ハクガン、サカツラガン、アカツクシガモ、ツクシガモ、アメリカヒドリ、オオホシハジロ、ケアシノスリ、クマタカ、イヌワシ、ハイイロチュウヒ、ナベヅル、アカエリヒレアシシギ、ムギマキ、オジロビタキ、シマアオジ |
| 自動車 | ・加賀IC下り左に進路をとって直進、突き当って右折し、北陸自動車道の下をくぐって最初の信号(鴨池口)で左折 |
|---|---|
| JR加賀温泉駅から | ・駅舎を出て左の大型ショッピングセンター裏のバス停から観光地周遊バス「キャン・バス」の「海まわり」にのり、「鴨池観察館」下車(約45分) ・タクシーで約20分 |
| JR大聖寺駅から | ・タクシーで約10分 |