Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 熊本県:球磨川河口

熊本県:八代市

位置 N 32°28′ E 130°33′
面積 12,000ha

環境構成


ハマシギ 
写真提供:高野茂樹 

草原
崖地
樹林
広葉樹林・針葉樹林



 球磨川が八代海に注ぐ河口に発達した干潟である。八代海には約4,200haの干潟が残されており、球磨川河口周辺には1,000haを超す干潟が形成されている。砂質干潟であったが、現在では砂泥質の干潟となっている。河口付近にはヨシ原が発達し、シオクグ、ナガミノオニシバなどの塩生植物の群落も見られる。河口に位置する水島にはマサキ−トベラ群集が形成され、大鼠蔵島はタブノキ、クスノキ、アラカシなどの常緑樹で被われている。後背地は干拓地であり、水田、イグサ田、ハス田が耕作されている。


選定理由

A1 ズグロカモメ
A4i ソリハシシギ・チュウシャクシギ

保護指定

サイト名 保護区指定 面積
球磨川河口 -

保全への脅威

球磨川河口 ・上流域におけるダム建設事業
・八代海大築島周辺の埋立事業の進行

保全活動

八代野鳥愛好会 ・干潟を守る日探鳥会
・ガンカモ一斉調査
日本野鳥の会 熊本県支部 ・シギ・チドリ類探鳥会
・クロツラヘラサギ一斉調査
八代市(環境課) ・東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップへの参加
・こどもエコクラブ探鳥会

2006年の動き

日本野鳥の会 熊本県支部 ・2月11日、4月30日、8月19・20日、10月21日:環境学習会
・1月15日、6月11日、7月9日、9月10日、11月12日:球磨川河口探鳥会
・水鳥、底生生物、海浜植物調査


見られる鳥

 河口干潟には一年を通して野鳥が飛来し、その種類は90種類以上となる。春と秋にはシロチドリ、ハマシギ、キアシシギ、ソリハシシギなどシギ・チドリ類が約40種類飛来する。冬にはカモメ類やカモ類が多く、ズグロカモメ、オオズグロカモメ、ツクシガモ、トモエガモなども見ることができる。ここ数年はクロツラヘラサギの飛来もあり、マナヅルが羽を休めることもある。

留鳥 ダイサギ、コサギ、アオサギ、ミサゴ、トビ、カワセミ、キジバト、カワラバト、モズ、イソヒヨドリ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、
夏鳥 アジサシ、コアジサシ、ツバメ、セッカ
冬鳥 カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、クロツラヘラサギ、ツクシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、シロチドリ、ダイゼン、タゲリ、ハマシギ、アオアシシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ、オオズグロカモメ、ハクセキレイ、ツグミ、ミヤマガラス
旅鳥 アマサギ、チュウサギ、メダイチドリ、シロチドリ、ムナグロ、ダイゼン、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、オバシギ、ヘラシギ、ミユビシギ、エリマキシギ、アカアシシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ

交通

バス JR八代駅 ・九州産交バス(平和町行き)
自動車 九州自動車道
八代IC
・国道3号線を水俣方向へ→夕葉橋→球磨川
・左岸堤防を河口へ→金剛橋を渡る→大鼠蔵島の堤防、球磨川河口右岸へ

リンク

  • 日本野鳥の会 熊本県支部