Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 愛媛県:加茂川河口

愛媛県:西条市

位置 N 33°56′ E 133°09′
面積 470ha

環境構成


写真提供:山本貴仁

河口干潟(砂泥質)
河川
ヨシ原


 加茂川は石鎚山系を源流とする2級河川であり、幹川流路延長は約28q、河口には隣接する中山川の河口干潟と合わせて約383haと愛媛県最大の干潟が干出する。砂泥質の干潟にはヤマトオサガニなど多くのカニが生息しているが、海岸線は護岸整備によりコンクリート堤防となっている。河口周辺には水田地帯が広がり、河口部と合わせて多くの鳥類が生息する。干潟の先端部では冬季に海苔養殖が盛んに行われている。


選定理由

A1 ズグロカモメ
A4i キアシシギ・チュウシャクシギ

保護指定

サイト名 保護区指定 面積
加茂川河口 県指定古川鳥獣保護区 56ha

保全への脅威

加茂川河口 ・湿地の干拓
・狭い鳥獣保護区
・満潮時の休憩地がないこと

保全活動

日本野鳥の会 愛媛県支部 ・探鳥会
・カモ類調査
野鳥の会東予地区連絡会 ・探鳥会
・シギ・チドリ類の調査

2006年の動き

日本野鳥の会 愛媛県支部 ・1月:ガンカモ調査 
野鳥の会東予地区連絡会 ・4月:シギ・チドリ春の渡り探鳥会 

見られる鳥

 春と秋にはハマシギ、シロチドリなどのシギ・チドリ類が多く観察され、特に春には300羽を越えるチュウシャクシギの群れが見られる。
 冬季には多くのマガモ、ヒドリガモなど多くのカモ類が渡来し、河口沖ではホオジロガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが見られる。
 また、ズグロカモメの越冬地となっており、近年では100羽を越える個体数が観察されている。他にもクロツラヘラサギ、ヘラサギ、カラシラサギなど希少な種が渡来する。

留鳥 カイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、イソシギ、シロチドリ、ミサゴ
夏鳥 コアジサシ、オオヨシキリ
冬鳥 カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ホオジロガモ、ユリカモメ、セグロカモメ
旅鳥 キアシシギ、ソリハシシギ、オバシギ、ダイシャクシギ、チュウシャクシギ、ダイゼン

交通

バス JR伊予西条駅から ・瀬戸内バスにて禎瑞経由小松行きにて「砂入」下車、徒歩約20分
自動車 JR伊予西条駅から ・車で約10分