市民フォーラム 「大型風車の建設ラッシュを考える」

 再生可能エネルギーへの期待の高まりから、国内でも数多くの大型風力発電施設の建設計画が進んでおり、なかでも北海道は建設計画ラッシュといえる状況です。
 大規模なウインドファームは広い面積を必要とし、地域の住民や生態系への影響が懸念されることもありますが、非常に急速な計画推進のなか、問題点や課題が十分に議論され、導入への合意が図られているとはいえません。本フォーラムでは、大型風車の建設計画が進む現状を多くの市民と共有し、広く議論を喚起することを目的としています。

日時:
2016年8月20日(土)14:00-17:30(開場13:30)
会場:
北海道大学大学院地球環境科学研究院D棟201号
参加費:
無料
先着順150名:
当日参加も可能ですが事前にお申込みください
申込み先:
<メール> [email protected] <電話> 090-7052-5496(担当:長谷川)
主催:
公益財団法人日本野鳥の会
共催:
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
協力:
北海道大学大学院地球環境科学研究院藤井賢彦研究室
エコ・ネットワーク
助成:
地球環境基金

14:00-14:15
主催者挨拶 葉山政治((公財)日本野鳥の会)
共催者挨拶 宮本尚(エネルギーチェンジ100)
趣旨説明 長谷川理(エコ・ネットワーク)

14:15-14:40
「風力発電の社会的受容性~ステークホルダの多様性を踏まえて~」
丸山康司(名古屋大学大学院環境学研究科)

14:40-15:05
「北海道北部の大型風車建設による生態系と景観への影響の懸念」
小杉和樹(日本野鳥の会道北支部)

15:05-15:30
「宗谷地域におけるメガウインドファームの環境影響評価:現状と課題」
遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類/エネルギーチェンジ100)

15:40-16:05
「地域の議論を踏まえた土地利用規制の必要性~石狩市を例に」
菅澤紀生(すがさわ法律事務所)

16:05-16:30
「北海道の土地利用の変遷と再生可能エネルギー導入」
金子正美(酪農学園大学環境共生学類/エネルギーチェンジ100)

16:30-16:55
「野鳥との共存をはかるセンシティビティマップの重要性」
浦達也((公財)日本野鳥の会)

17:00-17:25
パネルディスカッション
進行:長谷川理 (エコ・ネットワーク)
パネリスト:丸山康司、遠井朗子、菅澤紀生、小杉和樹、金子正美、浦達也

17:30 閉会