| 位置 | N 43°56′ E 144°24′ |
|---|---|
| 面積 | 2,200ha |

潟湖
濤沸湖は北海道東部、網走市と小清水町にまたがる位置にあり、細長い砂丘(小清水原生花園)によってオホーツク海と隔てられてできた海跡湖である。面積は約900ha、岸辺の総延長は約27.3kmで、水深は平均1.1m、最深部でも2.5mと、比較的浅い湖である。湖には数本の河川が流入し、湖周辺には総面積約118haの湿原が広がっている。流入河川周辺にはハンノキ林が分布し、湿原は主にスゲ群落とヨシ群落で占められ、これにガマやフトイが加わる。汽水部にはアツケシソウやオオシバナなどが生育する塩性湿地も分布する。湿原では古くから牛馬が放牧され、家畜の選択的採食によって、ヒオウギアヤメやハマナス、センダイハギなどが優先する群落がパッチ状に成立している。
| サイト名 | 保護区指定 | 面積 |
|---|---|---|
| 濤沸湖 | 国指定濤沸湖鳥獣保護区(特別保護地区) | 2,051ha(900ha) |
| 網走国定公園 | 37,261ha | |
| ラムサール条約登録湿地 |
| 濤沸湖 | ・観光/リクリェーション
・土砂の流入による湿原破壊/湿性植物群落の消失 ・外来植物(アメリカオニアザミ等)の隆盛による在来植物の衰退 ・観光のための餌付け行為による生態系攪乱 |
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| 日本野鳥の会 オホーツク支部 |
・探鳥会、カウント調査など |
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| 日本野鳥の会 オホーツク支部 |
・3・6・9・11月:濤沸湖周辺での探鳥会 |
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| (主催)網走市・網走市教育委員会、(共催)小清水町・小清水教育委員会 | ・10月:ラムサール条約登録湿地記念フォーラム |
| 網走支庁、日本野鳥の会オホーツク支部、網走市、小清水町、北海道ボランティアレンジャー協議会 | ・11月:ハクチョウ類カウント調査 |
| (財)日本野鳥の会 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ | ・10月:タンチョウティーチャーズガイド講習会 |
濤沸湖周辺では約250種の鳥類が確認されている。留鳥は比較的少なく、渡りの中継地として利用する種が多い。水鳥のほか、草原性の鳥や猛禽類も多く見られる。近年、タンチョウが継続して繁殖確認されており、越冬も確認された。
| 留鳥 |
マガモ、カワアイサ、オジロワシ、タンチョウ、コアカゲラ、ハシブトガラなど |
|---|---|
| 夏鳥 |
カイツブリ、アオサギ、カルガモ、オカヨシガモ、チュウヒ、チゴハヤブサ、クイナ、コチドリ、オオジシギ、アオバト、カワセミ、アリスイ、ショウドウツバメ、ツバメ、ツメナガセキレイ、ノゴマ、ノビタキ、エゾセンニュウ、シマセンニュウ、マキノセンニュウ、コヨシキリ、オオヨシキリ、メジロ、ホオアカ、シマアオジ、アオジ、オオジュリン、ベニマシコなど |
| 冬鳥 |
オオハクチョウ、オナガガモ、ホオジロガモ、オオワシ、ケアシノスリ、コチョウゲンボウ、コミミズク、オオモズ、ツグミ、ツメナガホオジロ、ユキホオジロ、ベニヒワ |
| 旅鳥 |
ヒシクイ(亜種ヒシクイ)、ヒドリガモ、ミコアイサ、ミサゴ、ハイイロチュウヒ、オオバン、ハジロコチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、ダイゼン、トウネン、ヒバリシギ、ハマシギ、ヘラシギ、エリマキシギ、アオアシシギ、タカブシギ、キアシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ、タシギ、アジサシ、タヒバリ、など |
| 迷鳥 |
ヘラサギ、クロヅル、ナベヅル、ソリハシセイタカシギ、ホシムクドリなど |
| 鉄道 | JR | ・北浜駅か浜小清水駅下車 |
|---|---|---|
| バス |
・小清水・斜里線を利用、「白鳥公園入口」、「原生花園」、「浜小清水駅前」のいずれかで下車 |
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| 自動車 | 女満別空港から |
・空港から国道(39号〜244号)を走り、網走経由で約1時間 |