Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 奈良県:二津野ダム

奈良県:吉野郡十津川村

位置 N 33°56′ E 135°46′
面積 230ha

環境構成


写真提供:岩崎弘典

ダム湖



 紀伊山地十津川本流に作られた面積約200haのダム湖。
 本ダムのある十津川村は奈良県の最南部に位置し、面積は奈良県の約5分の1を占める日本一広い村である。
 東は近畿の屋根大峯山脈、西は伯母子山地に囲まれていて、村の中央部を十津川が北から南へと流れている。
 ダム湖周囲の斜面には、かつて薪炭材を採取していたシイ・カシの二次林が豊かに広がり、湖面にまで覆いかぶさっていて、ドングリはこのダム湖で越冬するオシドリ達の餌となり、木陰は天敵から身を守る格好の隠れ場となっている。
 ここで越冬するオシドリの個体数は、ダムの上流域、湖面、堰堤下、を含めると2,000羽を超えることもあり、国内最大級の越冬地である。


選定理由

A4i オシドリ

保護指定

サイト名 保護区指定 面積
二津野ダム (銃猟禁止区域)

保全への脅威

二津野ダム ・レジャーによる生息環境の撹乱
・ダム湖の水位変動

保全活動

日本野鳥の会 
奈良支部
・探鳥会
・毎年「ガンカモハクチョウ調査」を行っている
・「オシドリ探鳥会」を数回実施
奈良県 ・ガンカモハクチョウ類全国一斉調査2004(奈良支部)
・二津野ダム水面は銃猟禁止区域

見られる鳥

 十津川村で見られる鳥類は37科112種(市町村別鳥獣生息調査報告書;奈良県農林部)であるが、ここでは留鳥、夏鳥、冬鳥の分類ではなく、このダム湖および周辺で冬季,夏季、通年に見られる鳥として主なものを下記に列挙した。

留鳥 カワウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、オオタカ、ツミ、ヤマドリ、キジ、アオバト、フクロウ、ヤマセミ、カワセミ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、モズ、カワガラス、トラツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、カケス
夏鳥 ハチクマ、サシバ、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、コノハズク、アオバズク、ヨタカ、アカショウビン、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ
冬鳥 オシドリ、マガモ、カルガモ、ノスリ、ビンズイ、カヤクグリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、クロジ、アトリ、ベニマシコ、ウソ、シメ
参考 十津川村内の大峯山脈、伯母子山地で見られる主な鳥
クマタカ、オオアカゲラ、ミソサザイ、コマドリ、コルリ、ルリビタキ、メボソムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、キバシリ

交通        

(十津川温泉まで)
バス 近鉄八木駅発、
または
JR和歌山線五条駅発奈良交通
・バスで十津川温泉、新宮方面行き(八木駅から約4時間20分、五条駅から約2時間50分)
*発車時刻等の詳細は各バス会社に確認が必要
JR紀勢本線新宮駅発の熊野交通、
または奈良交通
・バスで十津川温泉、五条方面行き(新宮駅から約2時間)
*発車時刻等の詳細は各バス会社に確認が必要
自動車 奈良県五条市から ・国道168号線を南下(五条より約81km;約2時間)
大阪、名古屋から ・高速道等を利用して新宮市へ、新宮市から国道168号線を北上(新宮より約57km;約1時間10分)
和歌山県白浜から ・国道311号線〜168号線で(白浜より約80km;約1時間30分)
その他 ・交通、宿泊等の問合せは十津川村役場観光課
TEL;07466−2−0001
FAX;07466−2−0580
メール;kankou@vill.totsukawa.lg.jp

リンク