Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 兵庫県・鳥取県・岡山県:氷ノ山

兵庫県:養父市、宍栗市、美方郡新温泉町・香美町
鳥取県:鳥取市、八頭郡若桜町・智頭町・八頭町、岩美郡岩美町
岡山県:英田郡西栗倉村

位置 N 35°21′ E 134°31′
面積 10,000ha

環境構成


坂の谷
写真提供:松重和太

森林

 山岳、隆起準平原、火山地形、落葉広葉樹林(原生林)
 氷ノ山は、中国山地の東端にあって兵庫県北部の但馬地域の西部に位置し、兵庫県と鳥取県にまたがる山岳地帯の国定公園にあり、兵庫県における最高峰(標高1,510m)でもある。
 地勢は、隆起準平原に溶岩が噴出してできた古い火山で、地盤は安山岩が主体となっている。
 山の中腹以下では暖地性の常緑広葉樹がよく茂り、あちこちでスギ、ヒノキの造林も行われているが、標高700m以上の上部の大部分は、ブナ、トチノキ、ホウノキ、ミズナラ等の落葉広葉樹を主とする原生林で、その林床を2〜3mのチシマザサが覆っている。
 モニタリングサイトとしているコースは、氷ノ山の西尾根(県境尾根)南斜面に建設された坂ノ谷林道の標高m地点から西尾根登山道との合流地点近くの標高,400m地点までの1kmで、ブナの原生林地域である。



保護指定

サイト名 保護区指定 面積
氷ノ山 氷ノ山後山那岐山国定公園
音水ちくさ県立自然公園 6,293ha

保全への脅威

氷ノ山 ・不十分な森林管理 ・繁殖期の山菜取り

・4輪駆動車とバイクの無秩序な林道への侵入

・5月〜6月に山菜採りを目的に林道をはずれて人が大挙して入り込むこと

・原生林のブナ、トチノキ、ホオノキ等の巨木が弱ってきていること

保全活動

ブナを植る会 ・ブナ林の復活を目指して植樹、育成
兵庫県生物学会
西播磨支部
・古生沼の高山性湿性植物群落の復元作業
(財)日本野鳥の会 ・第2回鳥の生息環境モニタリング調査1999(兵庫県支部)
日本野鳥の会 
兵庫県支部
・環境省モニタリングサイト1000の「森林・草原の鳥類調査」の対象地として、兵庫県支部が定期的に野鳥の生息調査を実施している。
・不定期だが、探鳥会を実施することがある。

2006年の動き

日本野鳥の会 兵庫県支部 ・5・6月:モニタリングサイト1000による鳥類生息調査

見られる鳥

留鳥 トビ、ヤマドリ、アオバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ミソザザイ、トラツグミ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、イカル、カケス、ハシブトガラス
夏鳥

ミゾゴイ、ツミ、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、コノハズク、ヨタカ、ハリオアマツバメ、アマツバメ、コルリ、マミジロ、アカハラ、キビタキ、オオルリ、クロジ

交通

バス JR姫路駅 ・神姫バス「特急戸倉行き」または「急行鳥取行き」で約2時間、「戸倉」下車
・「坂ノ谷コース登山口」まで約30分