Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 岩手県:三貫島

岩手県:釜石市

位置 N 39°18′ E 141°59′
面積 25ha

環境構成


三貫島
写真提供:関川 實

森林
島嶼

 箱崎半島のオイデ崎の沖約2qに位置する無人島。島の周囲は高い崖で周囲に大小の小島や砂浜がある。島内は、南方系のタブノキの老齢林が全体を覆い、トチ、ミズナラ、オオオバイボタなどが混じる。タブノキ林内は裸地となっている。尾根筋は、ヤダケが広く覆い、オオバジャノヒゲ、オオイタドリ、ツルマサキ、ヨモギ類などが見られる。島内は急傾斜地が多く、岩や浮き石が多い。

選定理由

A4i ウミネコ
A4ii オオミズナギドリ
A4iii オオミズナギドリ

保護指定

サイト名 保護区指定 面積
三貫島 国指定三貫島鳥獣保護区(全て特別保護地区) 25ha(25ha)
国指定天然記念物

保全への脅威

三貫島 ・餌となる海洋生物の減少 
・ウミツバメ類の営巣地となるオオバジャノヒゲなどの減少
・ウミツバメ類を捕食するオオセグロカモメの増加
・ヤダケの増加
・島の周辺の延縄、刺し網等
・PCBや環境ホルモンなど海洋汚染
・重油流失等の事故
・繁殖期の釣り人などの上陸

保全活動

環境省大船渡自然保護官事務所  ・島内の繁殖状況調査等


2006年の動き

保全活動
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普及活動
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見られる鳥

 島全体がオオミズナギドリの繁殖地となっている。ヒメクロウミツバメ、クロコシジロウミツバメ、コシジロウミツバメが生息しているがどの種類も激減している。現在、繁殖が確認されているのはコシジロウミツバメのみで、しかもすべて岩の隙間で確認されている。ウミネコは、1970年代に繁殖しなくなったが個体数は回復しつつある。ケイマフリは1970年代に絶滅。ウミスズメの繁殖は、1971年の確認以降、繁殖記録はないが夏期にしばしば島の周辺海域で確認されている。冬期は、オオワシ、オジロワシの越冬地となっている。

繁殖海鳥 オオミズナギドリ、コシジロウミツバメ、ウミウ、オオセグロカモメ
周辺海域 夏季 ウミスズメ、ウトウ
留鳥 ウミウ、ウミネコ、ハヤブサ、トビ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、ウグイス、ミソサザイ
夏鳥 クロコシジロウミツバメ、コシジロウミツバメ、ミサゴ、ゴイサギ、アマツバメ
冬鳥 カイツブリ類、ウミスズメ類、カモメ類、ヒメウ、クロガモ、シノリガモ、オオワシ、オジロワシ

交通

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リンク

  • 日本野鳥の会 宮古支部