鳥獣の捕獲規制について

  • 鳥獣の捕獲は原則として禁止
  • 捕獲が認められるのは「1、狩猟による捕獲」又は「2、許可による捕獲」のいずれかの場合。
  狩猟 許可
対象鳥獣の種類 狩猟鳥獣(46種類。国が指定)
(狩猟鳥 26種、狩猟獣 20種)
すべての鳥獣
捕獲の事由 (問わない) 有害鳥獣捕獲、学術研究、個体数調整、愛がん飼養、※その他
捕獲にあたっての個別の捕獲手続き 不要
(ただし狩猟免許の取得、毎年の狩猟前の登録が必要)
必要
(法第9条に基づく捕獲許可申請)
捕獲者の資格要件 狩猟免許及び登録を受けた者
※免許の種類
網猟免許
わな猟免許
第一種銃猟免許
第二種銃猟免許
なし
(ただし、通達により、有害鳥獣捕獲は原則として狩猟免許を受けた者)
対象地域 鳥獣保護区や休猟区外の地域であればどこでも可能 許可された範囲
時期 狩猟期間(冬期のみ) 許可された時期(通年可能)
方法 銃、わな、網など環境大臣が定める猟具による
(かすみ網など禁止猟具や危険猟法を除く)
毒薬等以外の方法による

※捕獲事由でその他に含まれるもの(公共施設の展示・学校教材・保護飼養・人工養殖・う飼漁業など)

現在の狩猟鳥獣

狩猟鳥(26種) カワウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ、ヤマドリ(※1)、キジ(コウライキジを含む)、コジュケイ、ヤマシギ、タシギ、キジバト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
狩猟獣(20種) ノウサギ、ユキウサギ、タイワンリス、シマリス、ツキノワグマ、ヒグマ、アライグマ、タヌキ、キツネ、テン(※2)、イタチ(※3)、チョウセンイタチ(※3)、ミンク、アナグマ、ハクビシン、イノシシ、ニホンジカ、ヌートリア、ノイヌ、ノネコ

※1 亜種コシジロヤマドリを除く。
※2 亜種ツシマテンを除く。
※3 オスのみ。