キャンペーン「愛鳥週間!夏鳥をeBirdに投稿しよう」

ツバメ

5月10~16日は愛鳥週間(バードウィーク)です。野鳥の子育てが始まり、夏鳥も渡ってくるこの季節、日本野鳥の会では、期間中いつでも好きな時に野鳥を観察し、見た鳥を世界最大の市民科学プロジェクト“eBird”に情報を寄せていただくキャンペーン「愛鳥週間!夏鳥をeBirdに投稿しよう」を実施します。

今回のテーマは「夏鳥」。観察対象種は「ツバメ」「キビタキ」「オオヨシキリ」の3種です。通勤・通学路、近くの公園や森、水辺などでバードウォッチングし、eBirdに投稿してみましょう。観察対象種の夏鳥3種をすべて見た方、7日間毎日投稿した方には、素敵なプレゼントも! また、キャンペーンにあわせて、イベントや、オンライン講座も開催します。

キャンペーン「愛鳥週間!夏鳥をeBirdに投稿しよう」

期間

2024年5月10(金)~16日(木)(愛鳥週間)

参加方法

期間中いつでも、好きな時間にバードウォッチングをして、見た鳥を「eBird Japan」またはアプリ「eBirdモバイル」から投稿してください。

※初めて使う方は「これを読めばわかる!eBird&Merlinの使い方」(PDF/6.93MB)をご覧ください。

参加賞

参加された方に、以下の二つの賞をご用意しています。

1.サントリー特別賞

育林材の時計(カワセミ)
サントリーホールディングス(株)提供「育林材の時計(ツバメ)」 直径約16cm
イラスト:薮内正幸

期間中にチェックリストを投稿された方のうち、観察対象種(夏鳥3種:ツバメ、キビタキ、オオヨシキリ)すべてを見た方10人(該当者多数の場合は抽選)に、サントリーホールディングス株式会社提供の「育林材のオリジナル時計(ツバメのデザイン)」をさしあげます。


観察対象種-夏鳥3種-

ツバメ

ツバメ
全長17cm
体の上面は黒く、下面は白、額と喉が赤い。「チュビッ」などと鳴き、さえずりは「土食って虫食ってしぶーい」と聞こえる。家の軒下やアーケードなどに泥でおわん型の巣を作り、子育てをする。
eBirdで写真を見る&音声を聞く


キビタキ

キビタキ
全長13.5cm
オスは体の上面が黒く、翼に白斑があり、のどから下面、眉斑と腰は黄色い。ポッピリリ、ポッピリリなどとさえずる。広葉樹林の林で見られ、渡りの時は市街地の公園や緑地でも見られる。
eBirdで写真を見る&音声を聞く


オオヨシキリ

オオヨシキリ
全長18.5cm
体の上面は黄褐色で、白い眉斑がある。河川や湖沼などのヨシ原で見られる。赤い口の中を見せながら「ギョギョシ、ギョギョシ」と大きな声でさえずる。
eBirdで写真を見る&音声を聞く


※その場で見られた種は、観察対象種以外も記録して投稿してください。貴重な観察記録になります。
※期間中(5月10~16日)であれば、上記3種が複数のチェックリストにまたがっても構いません。

2.日本野鳥の会賞

アウトドアハット

7日間毎日チェックリストを投稿した方 10人(該当者多数の場合は抽選)に、日本野鳥の会オリジナルグッズ「アウトドアハット・セグロセキレイ」 をプレゼント!



キャンペーン関連セミナー/イベントのご案内

1.オンラインセミナー AIと野鳥識別対決-Merlinに挑戦!春夏編

日時
2024年4月24日(水)19:00~20:00
内容
「Merlin」は、世界最大の野鳥観察データベースeBirdと連動して、野鳥の識別をサポートするアプリです。このセミナーでは、Merlin(AI)とバードウォッチャー(日本野鳥の会:奴賀俊光)の識別クイズ対決を通じて、野鳥を識別するポイントと、アプリ「Merlin野鳥識別」をうまく活用するコツをご紹介します。識別クイズには、視聴者の皆さまもご参加いただけます。
方法
Zoomウェビナー(定員300名)
参加費
無料

詳細・お申込みはこちら

2.イベント「東京港野鳥公園ビッグ・デー」

日時
2024年5月11日(土)10:00~16:00(受付15:00まで)雨天決行
会場
東京港野鳥公園 受付:ネイチャーセンター
内容
園内で自由にバードウォッチングし、見た鳥をアプリ「eBirdモバイル」で投稿していただきます。ゴール(ネイチャーセンター内)で、参加者全員に記念品をプレゼント! 観察種数上位者にはさらに素敵なプレゼントがあります。 5月11日は、eBirdによる世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー」でもあり、本イベントに参加いただくことで、グローバル・ビッグ・デーにも参加できます。
定員
なし
参加費
無料(ただし、東京港野鳥公園への入園料がかかります)

詳細・参加方法はこちら

eBirdとは

世界的な科学研究プロジェクト

eBird(イーバード)は、米国・コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する世界最大の野鳥観察データベースであり、市民科学(市民と科学者が協働する科学研究)プロジェクトです。eBirdには世界中のバードウォッチャーから10億件を超える野鳥観察情報が寄せられ、蓄積されたデータは鳥類の調査研究や保全活動に活用されています。

eBirdでは、自分のバードウォッチングの記録をスマートフォンやPCから投稿して、データベースに保存することが(アーカイブ)できます。また、さまざまな検索機能で、見たい鳥の写真や音声、どこに行けば見られるか、人気のバードウォッチングスポットなどを調べることができます。
くわしくはeBird Japanをご覧ください。

お問い合わせ

(公財)日本野鳥の会
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
担当:自然保護室 葉山政治/岡本裕子
電話:03-5436-2633
E-mail:[email protected]