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「森のいきもの観察DAY」開催!(2025年4月26日開催)のご報告
「森のいきもの観察DAY」開催!
4月26日に横浜自然の森にて親子向けの自然体験イベント「森のいきもの観察DAY」を株式会社ニコンビジョンと共催で開催しました。
自分で見て、触れて、自然体験の楽しさを学ぶ
望遠鏡を使えば、
遠くの鳥もくっきりと見える
このイベントは、自然学習体験から理科学習への興味を持ってもらうことを目的に、2022年から開催されていて今回で4回目です。当日は「親子でバードウォッチング」と「いきもの観察スタンプラリー」の2つのプログラムが行われました。
「親子でバードウォッチング」では、オオルリやウグイスのさえずりを聴きながら、初夏の森にてバードウォッチングを行いました。参加者の皆さんには、ニコンの双眼鏡「モナークM7」や「トラベライトEX」が貸し出されました。望遠鏡の「フィールドスコープ」を使った観察では、高い木の上で咲くフジやミズキの花もしっかりと見ることができました。
「いきもの観察スタンプラリー」は、横浜自然観察の森に設置した3つのポイントを巡りながら、いきもの観察を楽しめるプログラムです。サクラの蜜腺や水生生物を実体顕微鏡の「ファーブル ミニ」を使って観察してもらい、それにまつわるクイズにもチャレンジしました。
葉が生い茂る森の中では鳴き声を頼りに鳥を探す
どんないきものが見つけられたかな?
ヘビトンボやヤゴなどの水生昆虫たちを観察
参加者からは「身近な植物なのに、知らないことばかりで驚きました」「双眼鏡を使って自分で鳥を見つけられてうれしかった」などの感想がありました。
これからも当会では、自然体験を通して野鳥やいきものに興味を持ってもらえるよう、さまざまなイベントを開催していきます。
文/深澤友香(普及室)
写真/株式会社ニコンビジョン