Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 岩手県・秋田県:八幡平・和賀岳

岩手県:八幡平市、岩手郡滝沢村・雫石町、西和賀町
秋田県:横手市、大仙市、仙北市、北秋田市、鹿角市、
     仙北郡美郷町

位置 N 38°52′ E 140°50′
面積 98,000ha

環境構成


和賀岳
写真提供:瀬川強

森林


 
 中央脊梁山脈の那須火山帯にありながら、火山活動によって造り出された火山ではなく、新第三紀の火山岩・火砕岩(砂岩を含む)と白亜紀の花崗岩が、東西両側に逆断層を伴って隆起しつつ、激しい浸食を受けて作られた。この逆断層の働きは明治29(1896)年の陸羽地震を引き起こし、岩手県側に和賀川断層(川舟断層)と秋田県側に真昼岳断層(千屋断層)を生じさせた。現在でも1000年あたり0.5〜1m隆起し続けているという。岩手と秋田を分ける奥羽山脈の中程にあり、国道46号線仙岩峠から南に連なるモッコ岳、和賀岳、高下岳、真昼岳、女神山などの南北に連なる山々を真昼山地と呼ばれている。この山塊の山麓は鋭く深い沢となり、標高の割には急峻となっているが、主稜部はなだらかでいたる所に雪田や草原が見られる。一方、和賀川源流域は山が深く、ブナ原生林が広がる。

保護指定

サイト名 保護区指定 面積
八幡平・和賀岳 十和田八幡平国立公園 40,491ha
和賀岳自然環境保全地域 1,451ha

保全への脅威

和賀岳 ・道路建設(現在凍結中)
・秋田にぬける町道安ヶ沢線(現在凍結中)
・県道花巻大曲線(現在工事中)

保全活動

グリーンベルト推進協議会 緑の回廊の働きかけ
沢内村雪国文化研究所 和賀川源流部の鳥類に関する調査1996
・カタクリの会
・もりっこの会
・野鳥の会北上
東北緑の回廊一斉自然観察会
カタクリの会 奥羽自然観察会
日本野鳥の会 北上支部 オオジシギ調査

2006年の動き

カタクリの会 ・5月:奥羽自然観察会(雪椿と夏の渡り鳥) 
・6月:奥羽自然観察会(新緑のブナの森) 
日本野鳥の会 北上支部 ・6月:オオジシギ一斉調査 

見られる鳥

和賀岳周辺

オオジシギ、ノジコ、アオジ、カッコウ、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリ、ヨタカ、オオヨシキリ、アカショウビン、サンコウチョウ、アカハラ、コムクドリ、ノスリ、クマタカ、イヌワシ、オオタカ、キジ、ヤマドリ、コマドリ、クロジ、マミジロ、オオルリ、エゾムシクイ、キビタキ、センダイムシクイ

交通

鉄道 JR北上駅から ・JR北上線に乗り西和賀町ほっとゆだ駅下車
・和賀岳登山口までは車で約50分
自動車 高速秋田道
湯田ICから
・和賀岳登山口までは車で約50分