プレスリリース 2006.09.25
「風力発電施設が鳥類に与える影響に関する国際シンポジウム」の開催
2006.9.25
最近は風力発電施設に鳥類が衝突するバードストライクの問題が注目されるようになってきましたが、財団法人日本野鳥の会では、国際シンポジウムとしては国内で初の「風力発電施設が鳥類に与える影響に関する国際シンポジウム」を地球環境基金の助成を受け、開催することにしました。この件について、報道発表および当日の取材をしていただけるようお願い申し上げます。
日時: 2006年11月4日(土) 開演10:00 閉演16:30
場所: 日本教育会館 一ツ橋ホール(〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
地球温暖化防止のための自然エネルギーとして風力発電の設置が推進されていますが、欧米では鳥類への悪影響が数多く報告されています。日本国内でも設置基数が増えるに従い、希少種を含む鳥類が風車に衝突死するケースが報告されるようになってきました。風車は風況のよい地域に計画されますが、そのような場所は鳥の通り道にもなりやすいため、風車と鳥類の関わりについて慎重に考える必要があります。しかし、我が国では風力発電事業は環境影響評価の対象外であり、施設設置にあたっての環境影響評価のガイドラインも十分とはいえません。また、事故のメカニズムについても系統的な調査研究はなされておらず、野生生物への影響の回避については制度的にも方法論的にも整っていない状況です。
風力発電の導入を推進する一方で、生物多様性に与える影響を回避、最小化するために、我が国でも鳥類に実際にどのような悪影響を与えるか調査研究を行い、環境影響評価の枠組みを整備する必要性と緊急性が高まっています。こうした取り組みが遅れている日本では、海外の事例を参考にし、それを国内の状況に合わせながら対応を進めていくことも必要と考えられます。
そこで(財)日本野鳥の会は、風力発電と野鳥の関係について多くの知見を持つアメリカとイギリスから専門家を招き、外国の事例を参考にしながら、国内の関係者とともに国内でどのようにこの問題について取り組んでいくかを議論していくために、平成18年11月4日(土)に東京は一ツ橋の日本教育会館で風力発電施設が鳥類に与える影響に関する国際シンポジウム(通称:バードストライク国際シンポジウム)を開催いたします。
- 本件に関する問合せ先
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(財)日本野鳥の会自然保護室:浦 達也
(TEL042-593-6871)
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PDF 風力発電施設の影響についての国際シンポジウムに関するプレスリリース







