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(財)日本野鳥の会(本部:東京、会長:柳生博、会員・サポーター数5万1千人)は、国の天然記念物であり絶滅の危機に瀕する”シマフクロウ”のことをより多くの方に知っていただくため、小冊子「こんばんはシマフクロウ」を2万部制作し、無償で配布いたします。
シマフクロウは世界最大級のフクロウで、国内では北海道東部にのみ生息し、その数は約130羽と最も絶滅が危惧される野鳥の一つです。しかしその数の少なさや、人が近づくと繁殖を放棄してしまうことなどから広報も少なかったため、その生態は一般にはあまり知られていません。これまで野鳥保護区の設置などでシマフクロウの保護に取り組んできた同会は、その暮らしや必要な環境を広く知ってもらうことが保護活動をより進めることになると考え、小冊子の無償配布を行うことにしたものです。
この小冊子は、シマフクロウの生態や生息環境を誰にでも分かりやすいイラストやマンガを交え解説しています。また保護のために何ができるかを読みながら考えていただけるように構成されています。
この小冊子の制作と無償配布は、シマフクロウ保護にご理解のある企業からの協賛で実現しました。
報道関係各位におかれましては、告知・報道へのご協力をお願いいたします。
この冊子を無料で差し上げます
≪申し込み先≫
①住所 ②氏名 ③電話番号 ④性別 ⑤生年月日 ⑥職業 ⑦どこでこのプレゼント企画をご覧になったか
を明記して、次の申し込み先までハガキ、FAX、E メールでお申し込みください。
財団法人日本野鳥の会 こんばんはシマフクロウ 係
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
FAX:03-5436-2635 E-mail:[email protected]
この冊子の特長

- 名前の由来や子育ての様子など、シマフクロウのヒミツが、親しみやすいイラストやマンガを交えて紹介されています。
- 減ってしまったのはなぜか、私たちにはシマフクロウを守るために何ができるか、考えながらお読みいただけるよう、わかりやすく説明されています。
- シマフクロウを守ることは、シマフクロウがすむ環境全体とそこに暮らす生き物を守ること=「生物多様性の保全」につながることをお伝えしています。
シマフクロウ(Ketupa blakistoni blakistoni)について
シマフクロウは極東地域に狭い分布域を持ち、我が国では北海道および北方領土に生息し、アイヌ語で「コタンクルカムイ(村の守り神)」と呼ばれています。全長70
㎝、翼を広げると約180cm の世界最大級のフクロウで、河川および湖沼で魚類やカエルなどを捕食し、広葉樹の大木の樹洞に営巣します。
20世紀初頭までは、北海道全域に分布していましたが、森林伐採による営巣木の減少と河川改修によるエサの魚類の減少等により、現在、北海道東部を中心に約40
つがい130羽ほどが生息しているに過ぎません。
その約半数が知床に生息し、残りが日高地域、根室、十勝地域に生息しています。知床地域以外では何らかの人による手助けにより生息が維持されている状態がほとんどです。
釣り人や心無い撮影者などにより、採食や営巣が妨害されている生息地もあります。人間の生活圏に近い場所では交通事故や感電事故に遭って死んだり、生息地が分断・孤立化していることにより、繁殖地から巣立った若い個体がうまく分散することができず、近親交配が起こりやすい状態にもあります。
保護活動
シマフクロウの暮らす北海道東部の森を買い取って野鳥保護区とし、その生息環境を守っています。根室地方と日高地方に3
箇所87.1ヘクタールを買い取りました。また、タンチョウの保護区なども含めると、26箇所2,269ヘクタールになります。(2008
年8月現在)将来、シマフクロウが棲める森をつくるため、植樹活動を行っています。また、フクロウが生息できない環境には、シマフクロウは生息できないため、まずはフクロウの巣箱を設置し、あわせてネズミやカエルなど、エサとなる生き物の調査を行っています。
普及活動
シマフクロウの生態や置かれている危機的な状況を伝え、保護の必要性を広く知ってもらえるよう、子ども達がシマフクロウについて知り、その生息環境を守る活動に参加できるワークキャンプを開催したり、イベントなどでの普及に努めています。
【本件のプレス関係者様からのお問合せ先】
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:掛下尚一郎 E-mail:[email protected]
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