プレスリリース 2013.05.09

2013年5月9日

全国調査で減少傾向のツバメ
バードウィークに日本野鳥の会から全国へ呼びかけ
「ツバメの巣を落とさないで、見守ってください!」

 (公財)日本野鳥の会(会長:柳生博,会員・サポーター数:約5 万人)は、近年減少傾向にあるといわれているツバメの現状を明らかにするため、2012 年に広く全国に呼びかけてツバメの調査を行いました。その結果、約4割の方が「ツバメが減っている」と感じており、また、天敵であるカラスの影響に次いで、人が巣を落としてしまう例が数多く報告されました(*1)。
 そこで2 年目にあたる今年は、ツバメの減少の一因と考えられる、人が巣を落としてしまうことへの保護対策の一環として、「ツバメの巣を落とさないで、子育てを見守り、応援してください!」と全国に呼びかけます。
ツバメは、人と自然の共存を示すバロメーターです。一人でも多くの方々に、ツバメの子育てを見守り、応援していただき、その情報やレポートを「ツバメの子育て状況調査」や当会Twitter などへお寄せいただくことで、ツバメを保護しつつ、その機運を高めていきます。
 また併せて、ツバメの子育てを応援する情報を掲載したハンドブックを無料で差し上げます。

ツバメの子育てを見守って、ヒナの成長を記録してください!

 どなたでも気軽に参加できる「ツバメの子育て状況調査」(*2)にご協力ください!

広く全国に呼びかけてツバメの子育てを記録する「ツバメの子育て状況調査」を実施しています。スマートフォンにも対応した専用ウェブサイトを立ち上げ、参加者に継続して同じ巣を観察していただき、何羽のヒナが巣立ったのか、どのような原因で失敗したのかなど、広く情報を集めます。子育ての情報を記録・共有して見守りつつ、保護のための情報を蓄積します。ぜひご協力をお願いします。

ツバメの子育てを見守って、あなたのまわりにも呼びかけてください!

 見守りノウハウ満載の小冊子「あなたもツバメ子育て応援団」(*3)を希望者に無料配布します!

「ツバメのフン対策は?」、「カラスから守る方法は?」、「巣を落とそうとしている人には、どうしたらいい?」など、ツバメの巣を見守り、子育てを応援するために役立つ情報をまとめた小冊子を1 万部無料配布いたします。このハンドブックを手に、ぜひあなたのまわりにも声をかけ、たくさんの方に巣を落とさずに子育てを見守っていただければと思います。

 日本野鳥の会では上記の取り組みのほか、昨年から引き続き、全国からツバメの目撃情報を集める「あなたの町のツバメ情報」、また福島県を中心に放射性物質の影響が懸念されているツバメの部分白化(*4)について情報を集めています。
 当会ではこれらの取り組みを通して、ツバメを見守ってくれる人々を増やし、「人と自然の共存を象徴する野鳥」であるツバメが、いつまでも日本で子育てできる社会を目指します。

 補足資料はこちらから >>

【本件に関するお問い合わせは】
公益財団法人 日本野鳥の会
 担当:自然保護室 葉山政治 [email protected]
     会員室     篠木秀紀 [email protected]
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
  TEL:03-5436-2633(自然保護室) http://www.wbsj.org
  FAX:03-5436-2635