伊万里市・長浜干拓地のナベヅル・マナヅル飛来状況 2008-2009

伊万里市・長浜干拓地のナベヅル・マナヅル飛来状況 2008-2009

11月1日 ナベヅル1羽が飛来しました。


(写真:伊万里鶴の会)

11月1日の午後にナベヅル1羽が飛来し、長浜干拓地に30分ほど滞在したのち飛去しました。
【ツル滞在数 0羽】

11月20日 マナヅル2羽が飛来しました。


(写真:伊万里市役所広報係)

11月20日朝、伊万里鶴の会の方がマナヅル2羽を確認されました。慣れた様子でエサを食べていることなどから、昨年越冬していた個体ではないかと考えられています。
昨年の長浜干拓地へのマナヅルの初飛来は11月2日ですので、今年は少し遅い飛来となっています。
【ツル滞在数 2羽】

12月3日 マナヅル2羽が飛来しました。


(写真:伊万里鶴の会 一ノ瀬秀春さん)

12月3日昼頃、新たにマナヅル2羽が飛来しました。この2羽は、飛来当初より11月20日から飛来しているマナヅル2羽に追われており、12月4日に確認されたのを最後に観察されていません。一体どこにいったのでしょうか。
現在、長浜干拓地には11月20日に飛来したマナヅル2羽だけが滞在しています。
【ツル滞在数 2羽】

12月24日 マナヅル30羽が飛来しました。


(写真:伊万里鶴の会 一ノ瀬秀春さん)

12月24日11時頃、マナヅル30羽が飛来しました。しかし、11月20日に飛来しているマナヅル2羽に追われ、30分ほどで26羽が飛去しました。
現在、長浜干拓地には11月20日に飛来した2羽と、残った4羽(成鳥2羽、幼鳥2羽)が滞在しています。
【ツル滞在数 6羽】

12月25日 マナヅル4羽が飛去しました。
12月24日に飛来したマナヅル30羽のうち、残っていた4羽が飛去しました。
現在、長浜干拓地には11月20日に飛来した2羽が滞在しています。
【ツル滞在数 2羽】

2月12日 長浜干拓地にマナヅルが次々に飛来しています。


2月12日に飛来したマナヅル4羽(成鳥2羽、幼鳥2羽)
(写真:伊万里鶴の会 一ノ瀬秀春さん)

2月12日からマナヅルが次々に長浜干拓地に飛来しています。これらのマナヅルは、鹿児島県出水市で越冬していた個体が北帰行の途中で立ち寄ったものと思われます。

2月12日
14時50分 4羽(成鳥2羽、幼鳥2羽)が飛来
14時55分 1羽(成鳥)が飛来
2月15日
10時30分 12日に飛来した4羽(成鳥2羽、幼鳥2羽)が飛去
2月16日
20時頃 20羽を確認
2月17日
11時頃 16日に飛来した20羽が飛去
14時25分 10羽が飛来
2月18日
9時57分 12日に飛来した1羽と、17日に飛来した10羽が飛去
2月12日
14時50分に飛来した4羽の中の1羽(写真の左から2羽目)が足環をしており、
現在どこで足環を付けられた個体か確認中です。
【ツル滞在数 2羽】
2月21日11月20日から滞在していたマナヅル2羽が飛去しました。
2月21日10時頃、11月20日から長浜干拓地に滞在していた2羽のマナヅルが飛去しました。滞在期間は94日間で、2004年度からの観察開始では過去2番目の滞在日数となりました。
過去の年度別の最長滞在日数は以下の通りです。

2004年度 2005年01月29日~2005年02月22日 25日間
2005年度 2005年12月24日~2006年02月18日 57日間
2006年度 2006年11月16日~2007年02月13日 90日間
2007年度 2007年11月02日~2008月02年21日 112日間
2008年度 2008年11月20日~2009年02月21日 94日間
【ツル滞在数 0羽】

3月3日 マナヅル140羽、カナダヅル4羽、ナベヅル2羽が飛来しました。


マナヅルの群れとカナダヅル(右下の3羽)
(写真:伊万里鶴の会 一ノ瀬秀春さん)

3月3日7時頃にマナヅル18羽が確認されたのをはじめに、群れが次々と飛来し、15時過ぎには146羽となりました。また、カナダヅルは長浜干拓地で初記録となるツルです。

【ツル滞在数 146羽】

3月5日長浜干拓地のツルは北へ向かって飛び立ちました。
3月3日に飛来した146羽のツルは、3月4日にマナヅル131羽、カナダヅル4羽、ナベヅル2羽、3月5日にマナヅル9羽が飛去し、現在、長浜干拓地に滞在しているツルはいません。ツルの越冬期もほぼ終わりです。これから繁殖地に戻り、子育ての準備に取りかかります。
【ツル滞在数 0羽】

2008-2009のシーズンまとめ

  • 2008年から2009年に長浜干拓地にはマナヅル209羽、ナベヅル3羽、カナダヅル4羽が飛来しました。
    カナダヅルの飛来は長浜干拓地では初記録となりました。
  • 11月20日~2月21日までの94日間滞在したマナヅルは、過去2番目の滞在日数となりました。

2011年度デコイ設置

11月14日、長浜干拓地に飛来したツルが安心して定着してくれることを願って、6体のデコイ(実物大模型)の設置作業を行いました。これは当会が製作し伊万里市に無償で貸し出しているものです。今回も地元の伊万里市立東山代小学校から、5年生の2クラス62人の児童が参加してくれました。


デコイ設置の指導にあたってくださったのは、長崎野生生物環境研究所代表で、日本野鳥の会長崎県支部長もされている鴨川誠さん。地元でツル達を見守ってくださっている伊万里鶴の会の一ノ瀬秀春さん。日本野鳥の会佐賀の松原忠夫さん。伊万里市ツル監視ボランティアの皆さん。伊万里市産業部農山漁村整備課の溝江龍史郎さん。当会からは自然保護室の古南幸弘が参加しました。


鴨川さんから長浜干拓地に飛来するマナヅル、ナベヅルについて、また溝江さんからは長浜干拓地のツル保護活動の目的について、お話を聞いたあと、6班に分かれそれぞれデコイを設置しました。設置したのはマナヅル3体、ナベヅル3体の合計6体です。


昨年まではマナヅルとナベヅルのデコイは東側と西側に離して設置していましたが、今年は2種類の家族が一つの群に見えるように、並んで設置しました。それぞれ、田んぼでエサをついばんでいるメスと幼鳥、そして首をあげて外敵がいないか見張っているオスの3羽からなる家族のようすをかたどっています。
子どもたちは、デコイが自然なポーズに見えるよう、何度も確かめながら設置していました。


デコイ設置のあとは、10月26日から長浜干拓地に滞在している2羽のマナヅルと当日朝に飛来したマナヅルの幼鳥1羽を、望遠鏡で観察しました。子どもたちは、事前にツルについて教室で学習して来ていますが、ツルを見るのは初めての子もいます。みな、指導にあたってくださった方々の説明を聞きながら、熱心に望遠鏡をのぞいていました。


デコイ設置に参加された皆さん、お疲れさまでした!

2011年度ツル越冬地整備

長浜干拓地ではツル達が安心して越冬できるように、毎年以下のような越冬地整備を行っています。当会はこうした活動にアドバイスを行い、サポートしています。

(1)デコイ(実物大模型)の設置
干拓地におりたツルが安心できるよう、実物大の模型(デコイ)を設置しています。これは当会が製作し伊万里市に無償で貸し出しているものです。
今年は11月14日に、地元の伊万里市立東山代小学校5年生の児童62名がマナヅル3体、ナベヅル3体のデコイを設置しました。


(2)監視小屋の設置
干拓地の入り口には、伊万里市により監視小屋が設置されています。ここは伊万里鶴の会のメンバーや市のボランティアの皆さんによる、ツルの観察や訪問者への案内などの活動の拠点になっています。また来訪者の案内のために、当会の寄贈した望遠鏡が役立てられています。これは当会会員からご寄付いただいたものです。


(3)ねぐら整備
水田に水をはって、ツルたちが夜を過ごすためのねぐらをつくっています。ツルたちは回りが見渡せる、浅い水の中にねぐらをとります。越冬したツルだけでなく、渡りの途中で立ち寄ったツルもこの水田でねぐらをとります。
また、カモやガンなどの野鳥もこの水田の周囲に飛来しています。


(4)稲の刈り残し
ツルのエサとなるように、農家のご協力で、一部の水田に稲を刈り残したままにしています。


(5)音声装置の設置
上空を通過していくツルたちに、長浜干拓地の安全性をアピールするため、ツルの鳴き声を再生するスピーカーシステムを例年、設置しています。このスピーカーシステムは伊万里西ロータリークラブが伊万里市にご寄贈くださったものです。今年度は設置前にツルが飛来したため、音声は流していません。


(6)遮光ネットの設置
ツルが夜間、自動車のヘッドライトに驚かされず安心してねぐらを利用できるように、遮光用の寒冷紗(かんれいしゃ)を設置しています。


(7)立入り制限と銃猟規制
ツルたちが安心して越冬できるように、長浜干拓地は、2004年11月から特定猟具使用禁止区域(銃猟禁止区域)になりました。
また、長浜干拓地の地権者の皆さんの協力を得て、ツル飛来時には、通常の農作業を除いては、干拓地への立入りを極力しないよう制限しています。立入り制限期間は 11月1日から2月28日(バリケード設置は11月15日)です。皆様もご協力をお願いします。


(8)伊万里市上空の飛行制限のお願い
伊万里市上空を飛行するヘリコプター等の音を怖がって越冬中のツルが飛び立ったことがあったため、上空を飛行する関係機関・団体に対し、緊急な場合を除き、冬期はなるべく伊万里市上空を避けて飛行していただくよう、伊万里市からお願いしています。

2010年度デコイ設置

今年度も11月4日に、長浜干拓地にツルを招くためにマナヅル3体、ナベヅル3体のデコイ(実物大模型)の設置作業を行いました。これは当会が製作し伊万里市に無償で貸し出しているものです。今回も地元の伊万里市立東山代小学校5年生の児童54名が参加しました。


デコイ設置の指導にあたってくださったのは、長崎野生生物環境研究所代表で、日本野鳥の会長崎県支部長の鴨川誠さん。地元でツル達を見守ってくださっている伊万里鶴の会の一ノ瀬秀春さん、弘川幸一さん。日本野鳥の会佐賀の松原忠夫さん。伊万里市ツル監視ボランティアの皆さん。伊万里市産業部農山漁村整備課の溝江龍史郎さん、江口康史さん。当会からは自然保護室の古南幸弘が参加しました。


溝江さんから長浜干拓地へのツル誘引の活動の目的、鴨川さんから長浜干拓地に飛来するマナヅル、ナベヅルについてお話を聞いたあと、マナヅルのデコイ設置班とナベヅルのデコイ設置班とに別れてそれぞれデコイの設置を行いました。


デコイ設置のあとは、10月28日から長浜干拓地に滞在している4羽のマナヅルを望遠鏡で熱心に観察していました。


デコイ設置に参加された皆さん、お疲れ様でした。

2010年度ツル越冬地整備

長浜干拓地ではデコイの設置だけでなく、以下のような越冬地整備が今年度も行われています。当会はこうした活動にアドバイスを行い、サポートしています。

(1)なわばり争い防止のためのネット設置
過去の観察結果から長浜干拓地へ飛来したツルが、後から飛来したツルを追出す行動が多く観察されたため、長浜干拓地の中央にネットを設置しました。これはツルがお互いの姿を常時見ることを防ぎ、なわばり争いを軽減させる目的で設置します。
今年度は昨年度より高くし、色を黒くして、よりお互いを見えにくくするようにしました。


(2)監視小屋の設置
干拓地の入り口には、伊万里市により監視小屋が設置されています。ここは伊万里鶴の会の皆さんのツルの観察や訪問者への案内などの活動の拠点になっています。また来訪者の案内のために、当会の寄贈した望遠鏡が役立てられています。これは当会会員からご寄付いただいたものです。


(3)ねぐら整備
水田に水をはって、ツルたちが夜を過ごすためのねぐらをつくっています。ツルたちは回りが見渡せる、浅い水の中にねぐらをとります。越冬したツルだけでなく、渡りの途中で立ち寄ったツルもこの水田でねぐらをとります。また、カモやガンなどの野鳥も数多く飛来しています。


(4)稲の刈り残し
ツルのエサとなるように、刈り残した水田を長浜干拓地内に設けています。


(5)音声装置の設置
上空を通過していくツルたちに、長浜干拓地の安全性をアピールするため、ツルの鳴き声を再生するスピーカーシステムを設置しています。このスピーカーシステムは伊万里西ロータリークラブが伊万里市にご寄贈くださったものです。今年度は設置前にツルが飛来したため、音声を流すか検討中です。


(6)遮光ネットの設置
ツルが夜間、自動車のヘッドライトに驚かされず安心してねぐらを利用できるように、遮光用の寒冷紗(かんれいしゃ)を設置しています。


(7)立入り制限と銃猟規制
ツルたちが安心して越冬できるように、長浜干拓地は、2004年11月から特定猟具使用禁止区域(銃猟禁止区域)になりました。
また、長浜干拓地の地権者の皆さんの協力を得て、ツル飛来時には干拓地への立入りを極力しないよう制限しています。
立入り制限期間は 11月1日から2月28日(バリケード設置は11月15日)です。皆様もご協力をお願いします。


(8)伊万里市上空の飛行制限のお願い
伊万里市上空を飛行するヘリコプター等の音を怖がって越冬中のツルが飛び立ったことがあったため、上空を飛行する関係機関・団体に対し、緊急な場合を除き、冬期はなるべく伊万里市上空を避けて飛行していただくよう、伊万里市からお願いしています。

2009年度デコイ設置

今年度も11月13日に、長浜干拓地にツルを招くためにマナヅル3体、ナベヅル3体のデコイ(実物大模型)の設置作業を行いました。これは当会が製作し伊万里市に無償で貸し出しているものです。今年度も地元の伊万里市立東山代小学校5年生の児童41名が参加しました。
デコイ設置の指導にあたってくださったのは、長崎野生生物環境研究所代表で、当会長崎県支部長の鴨川誠さん。地元でツル達を見守ってくださっている伊万里鶴の会の一ノ瀬秀春さん、弘川幸一さん、弘川大樹さん。伊万里市ツル監視ボランティアの山本博さん、弘川文子さん。伊万里市産業部農山漁村整備課の溝江龍史郎さん、江崎早耶佳さん。当会からは自然保護室の古南幸弘、浦達也の二名が参加しました。

溝江さんからツル誘引の活動の目的、鴨川さんから長浜干拓地に飛来するマナヅル、ナベヅルについて、古南からツルの渡りについてのお話を聞いたあと、6班に別れそれぞれ1体づつデコイの設置を行いました。

設置されたナベヅル3体、マナヅル3体のデコイです。昨年度とは場所を入れ替え、ナベヅルのデコイを稲の刈り残しとねぐらの近くへ設置しました。周囲を警戒するオスの近くで、メスと幼鳥がエサを食べている形になっています。

デコイ設置に参加された皆さん、お疲れ様でした。

2009年度ツル越冬地整備

長浜干拓地ではデコイの設置だけでなく、以下のような越冬地整備が今年度も行われています。当会はこうした活動にアドバイスを行い、サポートしています。

(1)なわばり争い防止のためのネット設置
過去の観察結果から長浜干拓地へ飛来したツルが、後から飛来したツルを追出す行動が多く観察されたため、今年度は長浜干拓地の中央にネットを設置します。これはツルがお互いの姿を常時見ることを防ぎ、なわばり争いを軽減させる目的で設置します。(写真:伊万里市提供)


(2)監視小屋の設置
干拓地の入り口には、伊万里市により監視小屋が設置されています。ここは伊万里鶴の会の皆さんのツルの観察や訪問者への案内などの活動の拠点になっています。また来訪者の案内のために、当会の寄贈した望遠鏡が役立てられています。これは当会会員からご寄付いただいたものです。


(3)ねぐら整備
水田に水をはって、ツルたちが夜を過ごすためのねぐらをつくっています。ツルたちは回りが見渡せる、浅い水の中にねぐらをとります。越冬したツルだけでなく、渡りの途中で立ち寄ったツルもこの水田でねぐらをとります。また、カモやガンなどの野鳥も数多く飛来しています。


(4)稲の刈り残し
ツルのエサとなるように、刈り残した水田を長浜干拓地内に設けています。また、屑米などを撒いています。


(5)音声装置の設置
上空を通過していくツルたちに、長浜干拓地の安全性をアピールするため、ツルの鳴き声を再生するスピーカーシステムを設置しています。このスピーカーシステムは伊万里西ロータリークラブが伊万里市にご寄贈くださったものです。


(6)遮光ネットの設置
ツルが夜間、自動車のヘッドライトに驚かされず安心してねぐらを利用できるように、遮光用の寒冷紗(かんれいしゃ)を設置しています。(写真:伊万里市提供)


(7)立入り制限と銃猟規制
ツルたちが安心して越冬できるように、長浜干拓地は、2004年11月から特定猟具使用禁止区域(銃猟禁止区域)になりました。
また、長浜干拓地の地権者の皆さんの協力を得て、ツル飛来時には干拓地への立入りを極力しないよう制限しています。立入り制限期間は11月1日から2月28日(バリケード設置は11月16日)です。皆様もご協力をお願いします。(写真:伊万里市提供)


(8)伊万里市上空の飛行制限のお願い
伊万里市上空を飛行するヘリコプター等の音を怖がって越冬中のツルが飛び立ったことがあったため、上空を飛行する関係機関・団体に対し、緊急な場合を除き、冬期はなるべく伊万里市上空を避けて飛行していただくよう、伊万里市からお願いしています。

カンムリウミスズメのグッズのご案内

nonoBIRDシリーズ「カンムリウミスズメ」

nonoBIRDペーパースタンドシリーズ:
メッセージ、絵葉書、写真などを立てて飾り、お部屋のアクセントにご使用ください。
単体でも。可愛らしい置物として楽しめます。
●素材:木製 ●サイズ(約):5cm

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nonoBIRDブローチシリーズ:
特徴を残して可愛らしくデフォルメした、半立体樹脂製の型に手彩色で一つひとつ小鳥たちを描いています。
オリジナル製作の最初のシリーズで、60種以上揃っています。
好きな鳥を帽子などにつけてコレクションされる方が多いので、一度は出会っている方もいるかもしれません。
●素材:セラミック樹脂 ●サイズ(約):2.5~4cm

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CeraBIRDマスコットシリーズ:
携帯電話に取り付け可能。
●素材:セラミック樹脂 ●サイズ(約):2~3.5cm

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バードメイト

バードメイトは、会の保護活動を支える大切な資金となります。
1口1,000円のご寄付につきピンバッジ1個をプレゼントします。

●デザイン:関口 尚
●サイズ:約2×3cm
●仕様:真鍮、ニッケルメッキ、多色シルクプリント

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カンムリウミスズメ人工巣の開発

カンムリウミスズメ人工巣設置実験

最新情報

最新情報は下記をご覧ください。

設置の経過

2010 U字溝製人工巣 下田市神子元島にて設置開始
2011 人工巣の利用確認調査開始、自然巣調査実施
2014 U字溝人工巣の改良1開始 (入口のサイズを変更)
2015 U字溝人工巣の改良2を実施 (本体のサイズを変更)
2016 U字溝人工巣の改良3を実施 (捕食者(カラス)対策を追加)
☆☆世界で初めて人工巣を使ってカンムリウミスズメの繁殖が成功!☆☆(PDF 6.34MB)
新規にプラスチック製人工巣を導入
2017 U字溝人工巣を継続して設置
プラスチック製人工巣改良1 (サイズの変更)
2018 U字溝人工巣を継続して設置
プラスチック製人工巣改良2 (巣内温度対策、構造・産座の変更)
☆プラスチック製人工巣へのカンムリウミスズメの出入りを確認
2019 U字溝人工巣を継続して設置
→以前使用した人工巣を利用しなくなる
プラスチック製人工巣改良3 (産座の素材を変更)
☆☆初めてプラスチック製人工巣で産卵・ふ化を確認☆☆(PDF 6.34MB)
福岡県烏帽子島にプラスチック製人工巣を初設置
2020 U字溝・プラスチック製人工巣を継続して設置
☆神子元島・烏帽子島に設置したプラスチック製人工巣で、産卵・ふ化を確認
アルミ製人工巣を神子元島に初設置
2021 プラスチック製・アルミ製人工巣を継続して設置
木製人工巣を神子元島に初設置
☆すべてのタイプで産卵・ふ化を確認
2022 プラスチック製・アルミ製・木製人工巣を継続して設置
烏帽子島にて、長崎大学と人工巣の設置方法に関する共同研究を開始
2023 プラスチック製・アルミ製・木製人工巣を継続して設置
烏帽子島にアルミ製巣箱を初設置

目的

カンムリウミスズメは、かつては伊豆諸島のほとんどの島で繁殖していたとされています。しかし1980年代以降に繁殖が確認されているのは、新島(にいじま)の根浮岬(ねぶざき)と早島(はんしま)、神津島(こうづしま)の祗苗島(ただなえじま)と恩馳島(おんばせじま)、三宅島(みやけじま)の大野原島(おおのはらじま)、御蔵島(みくらじま)の元根(もとね)、八丈島(はちじょうじま)の小池根(こじね)、それに鳥島(とりしま)の8ヶ所で、昔に比べると、繁殖地は減少しています。
こうしたことから、繁殖地の減少をくい止めるとともに、繁殖数の増加を図るため人工巣の開発に着手しました。

実験地の神子元島

神子元島の概要

神子元島(みこもとじま)は伊豆諸島に隣接する伊豆半島にあり、伊豆諸島の最寄りの繁殖地である新島の根浮岬から約35kmの距離があります。静岡県下田市に属しており、下田港から南へ約11kmの沖合です。
島の周囲は約2km、標高約30mで北西から南東にやや長細い形の無人島です。樹木は生えておらず、一部にスゲ類などの草本類が茂っています。島の中央には日本最古の石造り灯台で文化財にもなっている神子元島灯台があります。この灯台は1871年から点灯しており、1976年までは職員が島に常駐していましたが現在は無人となっています。


神子元島全景


神子元島中央部の灯台関係施設

近年の営巣状況

1995年の調査では繁殖は確認されませんでした。2010年になり当会が2月から5月に5回の上陸をして、夜間滞在も含めて延べ30時間の踏査を行いました。その結果、3月23日に卵殻1個を発見したものの、巣を確認することはできませんでした。2013年以降の調査では数つがいの営巣を確認しています。このことから、83年に比べ、繁殖数は少なくなっていると考えられます。


2010年3月23日に発見した卵殻


神子元島周辺での洋上調査

捕食者の状況

過去にネズミ類やは虫類が生息していたという記録はありません。しかし灯台建設以降にネズミ類の侵入が疑われるため、2010年以降、複数回にわたりセンサーカメラやフットプリントによる調査を行いました。その結果、生息は確認できず、ネズミ類はいないかいたとしても非常に少ないと考えられました。また上陸調査で、は虫類の生息も確認していません。
その他の捕食者としては、ハヤブサ、ハシブトガラス、カモメ類を確認しています。


フットプリントの回収と確認作業

人工巣の設置場所

用地と許認可

神子元島の土地所有は、灯台のある中央部が海上保安庁、岸近くの周辺部は下田市になります。今回の人工巣設置予定地はちょうど中央部と周辺部の境界付近でしたので、下田海上保安部と下田市それぞれに土地使用を申請して許可をいただいています。
文化財の指定地内へ設置については、下田市教育委員会に現状変更願を提出して許可いただきました。また国立公園内への設置では、静岡県賀茂農林事務所に了解をいただきました。この他、環境省関東地方環境事務所、文化庁記念物課、静岡県教育員会からご助言をいただきました。

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アムール・ドゥ・ラ・メール「海に愛を」 ロゴマーク&ポスターご紹介

ロゴのダウンロード

現在、世界的に海洋における生物多様性の危機が課題となっています。海は、海洋汚染、地球温暖化、乱獲などによって傷つき、海の生物多様性が失われています。
海鳥であるカンムリウミスズメもまた、推定個体数は5000羽程度と極めて少なく絶滅危惧2種に指定されています。カンムリウミスズメの減少の要因には、釣り人が残したゴミに誘われたカラスやネズミ類による卵やヒナの捕食、また油の流出事故などの海洋汚染があります。
そこで、カンムリウミスズメ保護の取り組みをテーマにしたロゴマークを制作し、コピーは海に思いを寄せ、母なる海を大切にということから、「Amour de la mer」(アムール・ドゥ・ラ・メール「海に愛を」)にしました。イラストは、『野鳥』誌のエッセイのコーナーでお馴染みの絵本作家の村上康成さんの作品です。

個人で楽しむ場合ほか、営利を目的としない場合において媒体を問わず、ご自由にダウンロードしてお使いいただけます。
ロゴをそのまま、又は二次加工したものを再配布・販売することは禁止します。

ポスター

ロゴマークに続き、この度、ポスターが完成しました。デザインは、国際グラフィック連盟(AGI)会員の松井桂三さんの作品です。
カンムリウミスズメは日本近海の限られた離島にしか生息しないため、一般の人がその姿に接する機会はほとんどありません。
知らぬ間に絶滅してしまう恐れがあることから、カンムリウミスズメという存在を知ってほしいという思いをポスターで表現しました。
巣立ち後、広い海に旅立っていくカンムリウムスズメの親子。私たちが保護の手を差し伸べることができなかったら、消えてしまうかもしれない。デザインにはそのようなメッセージをこめています。

松井桂三(まつい・けいぞう)
1946年広島市出身。大阪芸術大学大学院教授。ドラマティカ有限会社アートディレクター。東京アートディレクターズクラブ会員。日本を代表するグラフィックデザイナー。広告、パッケージなどのデザインにとまらず、彫刻をはじめ幅広い分野で活躍。日本パッケージデザイン大賞金賞など、受賞多数。www.keizomatsui.com