寄せられた野鳥の被害状況(2025年4月~6月投稿分)

当会では、自然環境に流出したプラスチックによって、海鳥をはじめとした野鳥がどのような被害を受けているのか把握するため、具体的な事例を集める調査をおこなっています。
これまでに寄せられた被害の事例を公開します。

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事例64. 釣り針が足に刺さりウキが巻き付いていたウトウ

事例64. 釣り針が足に刺さりウキが巻き付いていたウトウ
撮影日
2025年4月7日
撮影場所
長崎市
コメント
磯釣りの釣り針が左足に刺さりウキが巻き付いていた。左足を気にする様子が見られたが潜水して餌は取れていた。

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事例65. 釣り針を飲み込んでいたシロチドリの死体

事例65. 釣り針を飲み込んでいたシロチドリの死体(1)
事例65. 釣り針を飲み込んでいたシロチドリの死体(2)
事例65.釣り針を飲み込んでいたシロチドリの死体(3)

撮影日
2025年4月30日
撮影場所
千葉県山武郡横芝光町
撮影者
奴賀俊光
コメント
釣り針を誤って飲み込み、釣り糸とともに体に絡まって死んでいた。

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事例66. マイクロプラスチック類をついばむハクセキレイ

事例2. マイクロプラスチック類をついばむハクセキレイ(1)
事例2. マイクロプラスチック類をついばむハクセキレイ(2)
撮影日
2025年1月14日
撮影場所
東京都板橋区
撮影者
鈴木敏祥
コメント
ハクセキレイがマイクロプラスチックらしきものをついばんでいた。その後吐き出してはいなかったため、誤食したと考えられる。

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事例67. 釣り糸が絡まったウミネコの死体

事例67. 釣り糸が絡まったウミネコの死体
撮影日
2022年11月21日
撮影場所
新潟県新潟市
撮影者
本間 萌
コメント
釣り糸と思われるものが絡まり死んでいた。死骸はバラバラになっていた。

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事例68. 首にビニール袋が巻き付いているヒシクイ(オオヒシクイ)

事例68. 首にビニール袋が巻き付いているヒシクイ
撮影日
2021年1月25日
撮影場所
石川県加賀市
コメント
首にビニール袋のようなものが巻き付いていた。

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事例69. ビニールひもを巣材として利用するヒヨドリ

事例69. クビニールひもを巣材として利用するヒヨドリ
撮影日
2025年5月14日
撮影場所
北海道根室市
撮影者
掛下尚一郎
コメント
木の枝に絡まったビニールひもにとまり、細かく裂いたビニールひもを口にくわえていた。巣材として利用。

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「流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査」にご協力をお願いします!

日本野鳥の会では自然界に流出したプラスチック類による野鳥への被害情報を集めています。野鳥への被害を観察された方は写真をお送り下さい。

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流出プラスチックによる野鳥への被害事例

関連リンク

野鳥を許可なく捕まえたり、飼育することは、法律で禁止されています。必ず都道府県の担当部署に連絡し、指示を仰いでください。
行政からの指示などで保護する時には、感染症を予防するために素手では触れないようにしてください。
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