プレスリリース 2011.05.10_01

2011年5月10日

日本野鳥の会は福島県の物産を取り扱っています
~福島県産食品の販売に関する取り組みと反響について~

 公益財団法人日本野鳥の会(本部:東京、理事長:佐藤仁志、会員・サポーター数:約5万人)は、福島第一原子力発電所の事故で風評被害を受けている福島県産食品の通信販売を4月20日より開始した。

当会は28年間福島市小鳥の森の運営を通じて、福島県の方々にお世話になってきた。その福島県の風評被害に対して何かできないかと模索していたところ、当会会員の仲介によって実現させることができた。

現在、通信販売では、福島県産の農産物を使ったジャムやゼリー、トマトソースと、乾しいたけを取り扱っている。当会のインターネットショップで販売を開始したところ、「福島特集を企画してくれて感謝」「風評被害打破に協力します!」「福島をもっと応援したいです。取り扱い商品を増やして」等のメッセージとともに、100件を超える注文があった。

当会の販売事業は、主にバードウォッチングに必要な商品を取り扱っており、年間約1億7千万円の売上があり、内、通信販売の売上は約1億円。2006年から、自然環境の保全をより推進させるため、自然環境に配慮して生産された食品の取り扱いを始めた。現在、冷蔵庫等の設備を持たないので生鮮食品の取り扱いが困難だが、常温保存可能なものであれば取り扱いが可能。今後は、特に自然環境に配慮して生産された食品や、販売ルートを持たない生産者を探し、取り扱い商品を増やしていきたいと考えている。また、このような生産者情報も求めている。

【公益財団法人 日本野鳥の会】
日本野鳥の会は、1934年(昭和9年)に中西悟堂により創設され、1970年に財団化。「野の鳥は野に」の精神から引き継がれた「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然に親しみながら、自然を守る活動を続けているNGO。会の多岐に渡る活動は全国90の支部と約5万人の会員・サポーターに支えられている。2011年4月1日に公益財団法人になる。

【福島市小鳥の森】
福島市小鳥の森は、1983年に福島市が設置したサンクチュアリ(野鳥の聖域)。当会は設計と設置後の運営を担当している。52haの敷地では、一年を通して70種類前後の野鳥を観察することができ、年間約2万人の来園者がある。日本野鳥の会は、福島市からの委託により、観察会やイベント、自然環境の調査を行うレンジャーを配置している。

【本件のプレス関係者様からのお問合せ先】
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 担当:瀬古
TEL:03-5436-2623 FAX:03-5436-2636
E-mail:seko@wbsj.org http://www.wbsj.org

プレスリリース 2011.05.09

2011年5月9日

報道関係各位

よこはま動物園ズーラシア(横浜、動物園部長:今関三貴也)と(公財)日本野鳥の会(東京、理事長:佐藤仁志、会員・サポーター数約5万人)は、5月10日~16日の愛鳥週間(バードウィーク)の特別企画として、5月14日(土)、15日(日)に、親子向けイベント「鳥の不思議、大発見」を開催します。当日は、鳥の専門家、安西英明(日本野鳥の会主席研究員)が動物園のコウノトリ・マナヅルなどを観察しながら耳・目などの体の不思議を解説するガイドツアーや、自然体験林で野鳥の子育てから生きもののつながりを学ぶ観察会など、さまざまなプログラムを行います。動物を観察しながら園内を回るウォークラリーでは、ゴールした方全員に素敵なプレゼントをさしあげます。つきましては、広く告知にご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。

企画概要

●日程:2011年5月14日(土)、15日(日)9時30分~16時30分
●会場:よこはま動物園ズーラシア (〒241-0001 横浜市旭区上白根町1175-1)
【公共交通機関】相鉄線鶴ヶ峰駅・三ツ境駅、JR横浜線・市営地下鉄中山駅の各駅からズーラシア行きのバスで約15分
【自家用車】  保土ケ谷バイパス「下川井IC」を出て、中原街道を丸子橋方面へ5分「動物園入口」交差点左折すぐ
※横浜駅西口からも相鉄線鶴ヶ峰駅経由の路線バスがありますが、本数が少なく所要時間も1時間近くなっております。ご注意下さい。
●プログラム内容:
(1)ガイドツアー『安西さんと歩く、ズーラシアの鳥めぐり』
(2)子ども向け観察会『鳥のあかちゃん、何たべてる?』
(3)体験講座『この羽の持ち主はだれ?』
その他、ウォークラリー『楽しさ100倍、観察・ズーラシアの鳥』、鳥の折り紙・ぬりえコーナーなど親子で楽しめるイベントが盛りだくさんです。
●講師:安西英明(公財)日本野鳥の会主席研究員 ほか
●参加費:無料 ※ただし、ズーラシア入園料がかかります。(毎週土曜日は高校生以下無料)
大人(18才以上)600円、中人(高校生)300円、小人(小中学生)200円
●参加者特典:当日、講座・観察会参加者に「ミニミニ野鳥図鑑」、ウォークラリー『楽しさ100倍、観察・ズーラシアの鳥』参加者に「ミニミニ野鳥図鑑」と「エリック・カールのはらぺこあおむしメモ帳」をプレゼントします
●受付:当日園内にて行います
●問い合わせ:(公財)日本野鳥の会 TEL03-5436-2622


安西さんと観察する「コウノトリ」

ズーラシア自然体験林で観察会

【プ ロ グ ラ ム】

①ガイドツアー『安西さんと歩く、ズーラシアの鳥めぐり』
鳥や自然のことなら何でも知っている日本野鳥の会の安西さんが、ズーラシアにいるコウノトリ・マナヅル、クロヅルなどの鳥を近くで観察しながら、耳・目などの体の不思議を解説します。
[場所]日本の山里エリア [定員]各回30名
[時間]14日(土)13時~、15時~
15日(日)11時~、13時~  (各回30分)

②子ども向け観察会 『鳥のあかちゃん、何たべてる?』
鳥、植物、虫・・・季節の自然とふれあいながら、生きもののつながりを学びます。
子どもさんや、家族連れにオススメです。
[場所]自然体験林  [定員]20人  [時間]14日(土)、15日(日)ともに、10時~11時

③体験講座『この羽の持ち主はだれ?』
ズーラシアで活動しているリハビリテーター(※1)による、鳥の羽を使ったワークショップに参加して、鳥の体のしくみや鳥の生活を知ろう!※1リハビリテーター:WRV神奈川支部・神奈川県野生動物リハビリテーター。ズーラシアでは保護動物の飼育作業のお手伝い等をしていただいています。
[場所]アマゾンセンター研修室  [定員]20人
[時間]14日(土)、15日(日)ともに、14時~15時

●特別ガイド『子どもレンジャーのガイド』
「子どもレンジャー養成講座」(※2)で学んだ子どもたちが、自分たちの学んだことを活かしてお客さまにガイドをします!※2こどもレンジャー養成講座:よこはま動物園ズーラシアこのプログラム『子どもレンジャーのガイド』のために、4月から実施している講座です。
[日時]:5月14日(土)14時~(約30分) [場所]:コウノトリ前

●ウォークラリー『楽しさ100倍、観察・ズーラシアの鳥』
ワークシートを手に園内をまわると、鳥たちの不思議を楽しく学べます。
ワークシートをご提出された方全員に学研様ご提供『エリック・カールのはらぺこあおむしメモ帳』をプレゼント。
[配布日時]:14日(土)、15日(日)両日ともに、10時~※配布ワークシートがなくなり次第終了(先着200名)
[配布場所]:園内キジ舎付近
[提出時間]:両日ともに、12時~16時半
[提出場所]:アマゾンセンター付近

●『ぬりえと折り紙をたのしもう』
野鳥の生活がわかるぬりえや折り紙を作ってあそぼう。
[日時]:15(日)13時~15時 [場所]ころこロッジ

●パネル展『野鳥の子育て』を実施
[期間]:5月から6月下旬頃まで
◆お申込み方法
プログラム①~②は当日、ズーラシアへ入園時に入口の受付表でお申込ください(先着順)。
★①~②、ウォークラリーの参加者には身近な野鳥を観察できる『ミニミニ野鳥図鑑』をプレゼント

【主催】(財)横浜市緑の協会、(公財)日本野鳥の会共催
【本件のプレス関係者様からのお問合せ先】
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
公益財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:林山雅子  E-mail:[email protected]

■取材される場合は、よこはま動物園事業推進課・広報担当(TEL:045-959-1298)に事前にご連絡下さい。


印刷される方はこちらをご利用ください
[PDF] バードウィーク in ズーラシア「鳥の不思議、大発見」に関するプレスリリース

プレスリリース 2011.02.03

2011年2月3日

報道関係各位

野生動物のために、森や湿地の保全に取り組むボランティア・ツアー
“グリーン・ホリデー” 始まる

 (財)日本野鳥の会(東京、会長:柳生博、会員・サポーター数約5万人)は、タンチョウやシマフクロウ、ガンやカモなどの希少な野鳥が生息する森・湿地を保全するボランティア・プログラム、「グリーン・ホリデー」を、北海道根室市の野鳥保護区、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ、加賀市鴨池観察館の3会場で開催します。
休日を使って気軽に体験できる「グリーン・ホリデー」を通じて、特に若い世代や企業人の方に、生物多様性を守る活動に参加していただきたいと考えています。つきましては、広く告知くださいますよう、お願い申し上げます。
※野鳥保護区:日本野鳥の会では、絶滅の危機に瀕するシマフクロウやタンチョウを守るため、寄付などをもとにその生息地を購入または協定を結ぶなどし、「野鳥保護区」として保全しています。

主な活動 森林開発などで減ってしまったシマフクロウのための広葉樹の植樹、タンチョウが冬の間も自然の中で食べもの(昆虫や植物の根)をとれるような水辺環境の整備、ガンやカモが越冬する湿地を維持するための草刈などに取り組みます。
(※活動内容は、プログラムにより異なります。詳細添付ちらし、ホームページ参照)

【2011年度のボランティア・プログラム(2泊3日・全3回)
①グリーン・ホリデー in 根室 「シマフクロウの森を育てよう」
5月3日(火・祝)~5日(木・祝)活動場所:根室市内の野鳥保護区
②グリーン・ホリデー in 加賀 「ガンやカモがやってくる湿地を守ろう」
9月2日(金)~4日(日) 活動場所:加賀市鴨池観察館
③グリーン・ホリデー in 釧路 「タンチョウの冬の食事場所を整えよう」
9月23日(金・祝)~25日(日)活動場所:鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
対象(定員) 高校生以上の一般(各回10名)
参加費 1名10,000円
※プログラム中の移動交通費、食費、宿泊費が含まれます。

プログラム詳細・お申込み、お問い合わせ

  • プログラムの詳細は、ホームページをご覧ください。
    http://www.wbsj.org/event/greenholiday.html
  • ホームページからオンラインで申込みできます。
    また、希望者には、申込み用紙の付いた案内パンフレットをお送りします。
  • パンフレットの希望、その他お問い合わせは
    (財)日本野鳥の会 普及室 TEL03-5436-2622へ

【企画】(財)日本野鳥の会  
【旅行企画・実施】メープル・ツアーズ

※2011年度グリーン・ホリデープロジェクトは、トヨタ自動車株式会社の
トヨタ環境活動助成プログラムの助成を受けて実施しています。

【本件のプレス関係者様からのお問合せ先】
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
財団法人日本野鳥の会 普及室 
電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635  
担当:岡本/田中
E-mail:[email protected] http://www.wbsj.org

参考資料 <2010年の活動とその成果>

◎グリーン・ホリデーIN根室

 
エゾシカの食害を防ぐため、植樹した場所に フェンスを張る   間伐材の搬出

◎グリーン・ホリデーIN加賀
 
マコモ(イネ科植物)を皆で刈り取る   草刈後の湿地に、ガン、カモがやってきた

◎グリーン・ホリデーIN釧路
 
タンチョウが利用しやすいように
水路を掘って広げる
  2年越しで整えた水辺にタンチョウがやってきた

プレスリリース 2011.01.18 別紙2~6

別紙2

日野鳥発第53号
2011年1月18日

環境大臣
松本 龍様

日本野鳥の会 三重  代表  平井正志
財団法人日本野鳥の会  会長  柳生 博

藤原鉱山およびその周辺の新規開発における
絶滅危惧種イヌワシの保全について(要望)

 厳寒の候、貴職におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、私どもは、太平洋セメント株式会社が現在、三重県いなべ市藤原町において計画している藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘について、本日付けで添付の要請文を同社徳植桂治社長宛に提出しました。同社が新たに採掘を計画している2鉱区のうち1カ所は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」において国内希少野生動植物種に指定されているイヌワシの営巣地に極めて近く、ここで採掘が開始されると近接して繁殖するイヌワシのひとつがいは確実に営巣を放棄すると予想されます。また、もう一方の藤原岳山頂に近い山頂鉱区もイヌワシの採餌場所と想定され、基本的には開発すべきでありません。
三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈においては、かつて6つがいのイヌワシが生息していましたが、現在はたった3つがいしか生息していません。そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいは、もっとも繁殖成績の良いつがいであり、他の2つがいは、近年ヒナを巣立ちさせることができていません。また当該つがいは、三重県内で繁殖する唯一のつがいです。その意味で、このつがいの現在の生息環境を維持できなければ、鈴鹿山脈に生息するイヌワシ全体が危機にさらされます。

 貴職におかれましては、生物多様性の保全、国内希少野生動植物種の保全のために、太平洋セメント社に対し、必要な指導、助言をされるよう要望いたします。

以上

別紙3

日野鳥発第54号
2011年1月18日

文化庁長官
近藤誠一様

日本野鳥の会 三重  代表  平井正志
財団法人日本野鳥の会  会長  柳生 博

藤原鉱山およびその周辺の新規開発における
天然記念物イヌワシの保全について(要望)

 厳寒の候、貴職におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、私どもは、太平洋セメント株式会社が現在、三重県いなべ市藤原町において計画している藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘について、本日付けで添付の要請文を同社徳植桂治社長宛に提出しました。同社が新たに採掘を計画している2鉱区のうち1カ所は、文化財保護法において天然記念物に指定されているイヌワシの営巣地に極めて近く、ここで採掘が開始されると近接して繁殖するイヌワシのひとつがいは確実に営巣を放棄すると予想されます。また、もう一方の藤原岳山頂に近い山頂鉱区もイヌワシの採餌場所と想定され、基本的には開発すべきでありません。
三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈においては、かつて6つがいのイヌワシが生息していましたが、現在はたった3つがいしか生息していません。そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいは、もっとも繁殖成績の良いつがいであり、他の2つがいは、近年ヒナを巣立ちさせることができていません。また当該つがいは、三重県内で繁殖する唯一のつがいです。その意味で、このつがいの現在の生息環境を維持できなければ、鈴鹿山脈に生息するイヌワシ全体が危機にさらされます。

 貴職におかれましては、天然記念物の保護のために、太平洋セメント社に対し、必要な指導、助言をされるよう要望いたします。

以上

別紙4

日野鳥発第55号
2011年1月18日

経済産業大臣
海江田万里様

日本野鳥の会 三重  代表  平井正志
財団法人日本野鳥の会  会長  柳生 博

藤原鉱山およびその周辺の新規開発における
絶滅危惧種イヌワシの保全について(要望)

 厳寒の候、貴職におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、私どもは、太平洋セメント株式会社が現在、三重県いなべ市藤原町において計画している藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘について、本日付けで添付の要請文を同社徳植桂治社長宛に提出しました。同社が新たに採掘を計画している2鉱区のうち1カ所は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」において国内希少野生動植物種に、また文化財保護法において天然記念物に指定されているイヌワシの営巣地に極めて近く、ここで採掘が開始されると近接して繁殖するイヌワシのひとつがいは確実に営巣を放棄すると予想されます。また、もう一方の藤原岳山頂に近い山頂鉱区もイヌワシの採餌場所と想定され、基本的には開発すべきでありません。
三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈においては、かつて6つがいのイヌワシが生息していましたが、現在はたった3つがいしか生息していません。そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいは、もっとも繁殖成績の良いつがいであり、他の2つがいは、近年ヒナを巣立ちさせることができていません。また当該つがいは、三重県内で繁殖する唯一のつがいです。その意味で、このつがいの現在の生息環境を維持できなければ、鈴鹿山脈に生息するイヌワシ全体が危機にさらされます。

 生物多様性の保全が人間にとって生存の基盤であることは、先ごろ行われました生物多様性条約第10回締約国会議においても明らかにされております。
貴職におかれては、産業振興の観点からのみでなく、生物の多様性を維持し、環境を保護することについても従来以上に勘案し、また、関係部局とも連携をとり、太平洋セメント社に対し、新規鉱区の採掘について適切に指導されることを要望いたします。

以上

別紙5

日野鳥発第56号
2011年1月18日

いなべ市長
日沖 靖様

日本野鳥の会 三重  代表  平井正志
財団法人日本野鳥の会  会長  柳生 博

藤原鉱山およびその周辺の新規開発における
絶滅危惧種イヌワシの保全について(要望)

 厳寒の候、貴職におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、私どもは、太平洋セメント株式会社が現在、貴市藤原町において計画している藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘について、本日付けで添付の要請文を同社徳植桂治社長宛に提出しました。同社が新たに採掘を計画している2鉱区のうち1カ所は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」において国内希少野生動植物種に、また文化財保護法において天然記念物に指定されているイヌワシの営巣地に極めて近く、ここで採掘が開始されると近接して繁殖するイヌワシのひとつがいは確実に営巣を放棄すると予想されます。また、もう一方の藤原岳山頂に近い山頂鉱区もイヌワシの採餌場所と想定され、基本的には開発すべきでありません。
三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈においては、かつて6つがいのイヌワシが生息していましたが、現在はたった3つがいしか生息していません。そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいは、もっとも繁殖成績の良いつがいであり、他の2つがいは、近年ヒナを巣立ちさせることができていません。また当該つがいは、三重県内で繁殖する唯一のつがいです。その意味で、このつがいの現在の生息環境を維持できなければ、鈴鹿山脈に生息するイヌワシ全体が危機にさらされます。

 貴職におかれては、いなべ市の象徴ともいえる鳥であり、豊かな生態系の頂点にあって生物多様性の象徴ともなるイヌワシの生息を維持、保護されるよう、太平洋セメント社に対し、必要な指導、助言をされるよう要望いたします。また、三重県環境影響評価条例にもとづく市長意見においては、上記を勘案し、当該新規計画をイヌワシの繁殖を妨害しない範囲にとどめるようご意見を提出していただくことを要望します。

以上

別紙6

日野鳥発第57号
2011年1月18日

三重県知事
野呂昭彦様

日本野鳥の会 三重  代表  平井正志
財団法人日本野鳥の会  会長  柳生 博

藤原鉱山およびその周辺の新規開発における
絶滅危惧種イヌワシの保全について(要望)

 厳寒の候、貴職におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、私どもは、太平洋セメント株式会社が現在、貴県いなべ市藤原町において計画している藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘について、本日付けで添付の要請文を同社徳植桂治社長宛に提出しました。同社が新たに採掘を計画している2鉱区のうち1カ所は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」において国内希少野生動植物種に、また文化財保護法において天然記念物に指定されているイヌワシの営巣地に極めて近く、ここで採掘が開始されると近接して繁殖するイヌワシのひとつがいは確実に営巣を放棄すると予想されます。また、もう一方の藤原岳山頂に近い山頂鉱区もイヌワシの採餌場所と想定され、基本的には開発すべきでありません。

 三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈においては、かつて6つがいのイヌワシが生息していましたが、現在はたった3つがいしか生息していません。そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいは、もっとも繁殖成績の良いつがいであり、他の2つがいは、近年ヒナを巣立ちさせることができていません。また当該つがいは、三重県内で繁殖する唯一のつがいです。その意味で、このつがいの現在の生息環境を維持できなければ、鈴鹿山脈に生息するイヌワシ全体が危機にさらされます。

 貴職におかれては、現在三重県で唯一のイヌワシつがいの生息、繁殖を維持、保護されるよう、太平洋セメント社に対し、必要な指導、助言をされるよう要望いたします。また、三重県環境影響評価条例にもとづく知事意見においては、イヌワシ研究者の意見、助言を得た上で上記を勘案し、当該新規計画をイヌワシの繁殖を妨害しない範囲にとどめるようご意見を提出していただくことを要望します。

以上

プレスリリース 2011.01.18

2011年1月18日

日本野鳥の会三重と(財)日本野鳥の会は太平洋セメント株式会社に対し
絶滅危惧種イヌワシの保全のため
三重県いなべ市の藤原鉱山新鉱区の計画を見直すことを要請しました

日本野鳥の会三重(事務局:三重、代表:平井正志)、と財団法人日本野鳥の会(事務局:東京、会長:柳生博、会員・サポーター数約5万1千人)は、1月18日、太平洋セメント株式会社に対して、三重県いなべ市における藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘計画について、絶滅の恐れがあり国の天然記念物に指定されているイヌワシの保全のため、計画の見直しを求める要請書を提出しました(別紙1)。また環境省、文化庁、経済産業省、いなべ市、三重県に対し、本件に関する太平洋セメントへの助言と指導を求めました(別紙2~6

藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘については、同社により現在、環境影響評価のため各種調査などが進められています。日本野鳥の会三重の調査によれば、この採掘計画の事業地周辺でイヌワシ1つがいの生息が確認されており、その営巣や採食に影響が予測されることが判明しました。

イヌワシは絶滅する可能性が極めて高い鳥類で、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)においては国内希少野生動植物種、文化財保護法においては天然記念物に指定されています。2005年時点において確認されているのはわずかに192つがいであり、繁殖に加わっていない若鳥などを加えても400~500羽であろうと推定されています。さらに繁殖成功率が極めて低くなっており、近年ではわずかに20%程度です(日本イヌワシ研究会HPより)。イヌワシの保護のため、その生息地では多くの開発計画が取りやめになっています(添付資料参照)。
三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈においては、かつて6つがいのイヌワシが生息していましたが、現在は3つがいしか生息していません。そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいは、もっとも繁殖成績の良いつがいであり、他の2つがいは、近年ヒナを巣立ちさせることができていません。また当該つがいは、三重県内で繁殖する唯一のつがいです。その意味で、このつがいの現在の生息環境を維持できなければ、鈴鹿山脈に生息するイヌワシ全体が危機にさらされると判断されます。
藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘が、このつがいの生息環境を破壊し、鈴鹿山脈のイヌワシを絶滅へと導くのは、ほぼ間違いないと考えられます。このことから、環境影響評価準備書の結果を待つまでもなく、この開発を中止すべきことを申し入れました。
(なお本件については、日本自然保護協会、日本イヌワシ研究会からのご助言をいただいております。記して感謝いたします。)

イヌワシについて

日本野鳥の会三重

イヌワシ(狗鷲) 英名 Golden Eagle
大きさ 翼開長(翼を広げた状態の横幅)210―220 cm 全長75―95 cm

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸に生息するが、各国で生息数が減っている。
主として草原で繁殖する大型の猛禽、日本では山岳地帯で生息している。イヌワシは食物連鎖の頂点に位置し、生物多様性の象徴ともなる種である。日本での主な獲物はノウサギ、ヘビ類、ヤマドリ、一営巣期に2卵を産み、1羽のヒナを育てる。
イヌワシはかつて日本全国の山地・高山に生息しているが、全国でも2005年時点で確認されているのはわずかに192つがい。繁殖に加わっていない若鳥などを加えても400~500羽であろうと推定されている(日本イヌワシ研究会HPより)。環境省の試算では260つがい、650羽(可能性を含めた数)(環境省 2004)。繁殖率が極めて低くなっており、近年ではわずかに20%程度である(日本イヌワシ研究会HP)。
三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈には1970年代には6つがいが生息していたが(京都新聞2009年3月5日)、現在はたった3つがいしか生息していない(山崎亨氏の2010年11月24日いなべ市における講演会講演による)。2つがいは滋賀県側、そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいはもっとも繁殖率の良いつがいであり、1999年以降の11繁殖期で6回巣立ちを成功させている。他の2つがいは近年ヒナを巣立ちさせることができない。鈴鹿山脈での近年の繁殖成功率は16.7%(山﨑亨 2008『空と森の王者イヌワシとクマタカ』)。当該つがいは三重県で繁殖する唯一のつがいである。紀伊半島ではかつて大台山地でも繁殖していたが、現在は繁殖してない。
イヌワシの場合は採餌に広大な森林、草地を必要とし、また営巣には人などの動物が接近できない岩棚を利用し、人に対し警戒心が極めて高い。一度絶滅させると、このような猛禽を復活させる技術は確立していない。
国土交通省の事業等でもイヌワシの生息が確認されれば事業を根本的に見直し、生息域には手を付けないのが常識である。風力発電の計画も中止になっている(次表参照)。

イヌワシ イヌワシ(写真 日本野鳥の会三重)

表 イヌワシ生息地における近年の開発計画

事業の名称 地域 開発主体 結果・状況 終結時期
奥只見(湯之谷揚水発電) 新潟 湯之谷村 電源開発株式会社 中止 2001年8月
奥只見(佐梨川ダム) 新潟 湯之谷村 新潟県 中止(調査費計上見送り) 2003年
根子岳風力発電 長野 須坂市 IPPジャパン 中止 2009年7月
夏虫山における風力発電所計画 岩手 三陸町 住友商事・三陸町 中止 2001年1月
段ヶ峰ウインドファーム 兵庫 朝来市・宍粟市 クリーンエナジーファクトリー、エコ・パワー 中止 不明
田沢湖 巨大リゾート 秋田 駒ヶ岳山麓 JR東日本 中止 不明
新治村(にいはる)リゾート開発(スキー場、ダム) 群馬 新治村(現 水上町) コクド・国土交通省 中止 2000年1月
鳥海山大規模スキー場 山形 八幡町 コクド 中止 1997年9月
奥伊吹における風力発電所計画 滋賀 米原市 未公表 中止 2006年
オートサーキット「スパ霧積」 群馬 安中市・松井田町(妙義山) カワサキモータース 中止 2004年11月
大船渡工場次期原料山開発事業 岩手 住田町 太平洋セメント(大船渡工場) 環境影響評価準備書  
藤原工場周辺次期原料山開発事業 三重 いなべ市 太平洋セメント(藤原工場) 環境影響評価方法書終了  

日本野鳥の会三重調べ

別紙1

日野鳥発第52号
2011年1月18日

太平洋セメント株式会社
代表取締役社長 徳植桂治様

日本野鳥の会 三重   代表  平井正志
財団法人日本野鳥の会  会長  柳生 博

藤原鉱山およびその周辺の新規開発についての要請

 厳寒の候、貴職におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、貴社が現在、三重県いなべ市藤原町において計画されている藤原鉱山およびその周辺の新鉱区の採掘については、これまでも日本野鳥の会三重からご意見申し上げてきているところです。
貴社が新たに採掘を計画されている2鉱区のうち1カ所、治田鉱区は絶滅のおそれのある鳥類であるイヌワシの営巣地に極めて近く、ここで採掘が開始されると、近接して繁殖するイヌワシのひとつがいは確実に営巣を放棄すると想定されます。また、もう一方の藤原岳山頂に近い山頂鉱区もイヌワシの採餌場所と想定されるので、基本的には開発すべきでありません。
ご承知の通り、イヌワシは、トキやコウノトリと同様に絶滅する可能性が極めて高い鳥類で、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)においては国内希少野生動植物種、文化財保護法においては天然記念物に指定されています。イヌワシはかつては日本全国の山地・高山に生息していましたが、2005年時点において確認されているのはわずかに192つがいであり、繁殖に加わっていない若鳥などを加えても400~500羽であろうと推定されています。さらに繁殖成功率が極めて低くなっており、近年ではわずかに20%程度です(日本イヌワシ研究会HPより)。
イヌワシは採餌に広大な森林、草地を必要とし、また営巣には人などの動物が接近できない岩棚を利用し、人に対する警戒心が極めて高いため、現在の生息地を別の場所で代替させることはきわめて困難と考えられます。さらにイヌワシは食物連鎖の頂点に位置し、生物多様性の象徴ともなる種です。
国土交通省の事業などでもイヌワシの生息が確認されれば、事業を根本的にみなおし、生息域には手を付けないのが常識です。また、風力発電の計画についても、兵庫県・段ヶ峰、長野県・根子岳など多くが中止になっています(別紙参照)。現在の日本でイヌワシはそれほど貴重な種なのです。
三重県と滋賀県の県境の鈴鹿山脈においては、かつて6つがいのイヌワシが生息していましたが、現在はたった3つがいしか生息していません。そのうち、計画中の鉱区の直ぐそばで営巣するつがいは、もっとも繁殖成績の良いつがいであり、他の2つがいは、近年ヒナを巣立ちさせることができていません。また当該つがいは、三重県内で繁殖する唯一のつがいです。その意味で、このつがいの現在の生息環境を維持できなければ、鈴鹿山脈に生息するイヌワシ全体が危機にさらされます。
今回の貴社の藤原工場周辺の新鉱区、特に治田鉱区の採掘(採掘準備を含む)が、このつがいの生息環境を破壊し、鈴鹿山脈のイヌワシを絶滅へと導くのは、ほぼ間違いありません。したがって、私どもは環境影響評価準備書の結果を待つまでもなく、この開発を中止すべきと考えています。もし、これらの鉱区の開発に着手するなら、文化財保護法、種の保存法の趣旨に反することは明らかで、社会的・道義的責任は免れ得ません。
以上を踏まえ、私どもは貴職に対し、以下のことを要請いたします。

  1. 貴職が日本の自然、生物多様性を保護することに理解を示し、大局的な判断の上、治田鉱区の計画を中止されることを求めます。
  2. 山頂鉱区に関しても当該つがいの採餌場所と想定されるので、開発すべきでありません。もし開発をめざすのであれば、当該イヌワシつがいの行動圏とその内部構造を詳しく解析し、繁殖への影響を十二分に検討し、影響を回避することを求めます。

以上

なお、イヌワシ保護のため、本件に関する詳しい生息場所については公表しません。お問い合わせにも応じられませんので、ご了承ください。

プレスリリース 2010.12.14

2010年12月14日

諫早湾干拓の「開門」による有明海の生物多様性の回復を求める緊急共同声明を
内閣総理大臣宛に提出

当会とラムサール・ネットワーク日本、世界自然保護基金ジャパン、日本自然保護協会は12月14日、菅直人内閣総理大臣に対し、12月 6日に福岡高等裁判所が諫早湾干拓事業の潮受堤防閉め切りによる有明海への漁業被害を認め、5年にわたる「開門」を命じた判決に対し、上告しないよう求める共同声明を提出しました。

声明の全文はこちら (PDFファイル、110KB)

プレスリリース 2010.11.25

2010年11月25日

日本野鳥の会が「シマフクロウ」の生息地37.8ヘクタールを購入

シマフクロウのための野鳥保護区は8箇所に
根室地域で、合計184.3ヘクタールの森林を保全

 (財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:柳生博 会員・サポーター数:約5万人)は、東芳枝氏(ひがしよしえ・故人)からのご寄付および当会の野鳥保護区基金への寄付金を元に、根室地域のシマフクロウ生息地37.8haの山林を購入した。それぞれ「東野鳥保護区シマフクロウ根室第4」「野鳥保護区シマフクロウ根室第5」とし、恒久的に保全する。
国内に生息するシマフクロウの総つがい数は僅か40つがいであり、絶滅の危機に瀕している。また、生息つがい数の4割は民有林等で法的な保護指定の無い場所に生息していることから、森林伐採による生息環境の悪化などの恐れがある。このため当会では、シマフクロウを保護するため、寄付を財源として土地を購入すること、また土地所有者との協定を締結することにより、生息地を野鳥保護区として保全する活動を継続している。今回の保護区を含め、当会が野鳥保護のために設置した保護区は合計32箇所、2870.8haになった。

購入した土地について

購入地は、根室地域の山林、合計面積37.8ha(378,013㎡)で、その内11.4ha(114,034㎡)を「東野鳥保護区シマフクロウ根室第4」、26.4ha(263,979㎡)を「野鳥保護区シマフクロウ根室第5」として保全を進めていく。この周辺ではシマフクロウ1つがいの繁殖が確認されており、今回の購入地も生息地の一部である。
根室管内の当地域では、約6つがいのシマフクロウが確認されており、多数生息する知床地域に次ぐシマフクロウの重要な生息地になっている。今回の購入地は、周辺の森林で1つがいが継続して繁殖を成功させている重要な森林であったが法的な保護がされていなかったため、今回の保護区の設置に至った。今後も、この地域の森林を対象に野鳥保護区の設置を進める計画である。なお、シマフクロウの保護上、この保護区の位置は公表していない。

野鳥保護区事業について

 野鳥の生息地の保全を目的として、当会では「野鳥保護区」を設置している。これまでに北海道東部を中心に32か所、2870.8haを買い取りや協定により確保してきた。これは東京ディズニーランドが57個入る大きさで、国内の自然保護団体が設置した保護区としては最大級の面積である。この土地の買い取りの財源は、会員をはじめとする方々からの寄付で成り立っている。当会の最初の野鳥保護区は、1987年に根室に設置したタンチョウ営巣地の営巣地7.6haだった。それ以降、タンチョウ営巣地を中心に順次拡大を続け、タンチョウ保護では一定の成果が得られたため、2004年からシマフクロウの生息地の買い取りも開始した。野鳥保護区が集中する北海道東部では釧路地域と根室地域に事務所を置き、当会の専従職員を常駐させ、保護区の巡回監視にあたっている。

野鳥保護区基金について

土地の買い取りによって野鳥保護区を設置する際、土地の購入費用をはじめ自然環境維持のための管理費用など多くの資金が必要である。この資金は、一般個人や法人からの寄付金などによって支えられている。また、野鳥保護区を拡大し、恒久的に保護するため、当会では「野鳥保護区基金」を設立し、1口10万円からの寄付金を積み立てて運用している。なお、いただいた寄付金の半分を土地購入費に充て、残り半分を管理基金として積み立てて、毎年必要な額だけ維持費として支出している。

シマフクロウ Ketupa blakistoni blakistoni について

シマフクロウは、全長70㎝、翼を広げると約180cmの世界最大級のフクロウ類である。極東地域に狭い分布域をもち、我が国では、北海道および北方領土に生息している。河川および湖沼で魚類やカエルなどを捕食し、広葉樹の大木の樹洞に営巣する。
20世紀初頭までは、北海道全域に分布していたが、森林伐採による営巣木の減少と河川改修によるエサの魚類の減少等により、現在、北海道東部を中心に約40つがい130羽ほどが生息しているに過ぎない。この個体の約半数は知床地域に生息し、残りが日高地域、根室、十勝地域に分散して生息している。知床地域以外では人による、なんらかの手助けにより生息が維持されている状態がほとんどである。中には、釣り人や心ない撮影者などにより、採食や営巣が妨害されている個体や、人間の生活圏に近い場所では交通事故や感電事故に遭って死亡する個体もあり、一層の保護対策が求められている。また、生息地が分断・孤立化していることにより、繁殖地から巣立った若い個体がうまく分散できず、近親交配が起こりやすい状態になっており、生息地間の森林の確保や育成が課題となっている。

<シマフクロウの保護指定状況>

  • 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)
     「国内希少野生動植物種」
  • 文化財保護法 「天然記念物」
  • 改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物‐レッドデータブック‐ 2 鳥類 「絶滅危惧IA類(CR)」
  • IUCN(国際自然保護連合)レッドリスト 「EN C2a(i)」

財団法人日本野鳥の会について (詳しくはホームページ http://www.wbsj.org

 自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら、自然保護を進めている民間団体である。全国5万人の会員・サポーターが、自然を楽しみつつ、自然を守る活動を支えている。
・創設:1934年  ・創設者:中西悟堂  ・支部:全国90支部

<野鳥や自然を大切に思う心を伝えます>
  • 全国11か所のサンクチュアリやバードプラザを訪れる、年間約30万人に野鳥や自然のすばらしさを伝えている。
  • 東京バードフェスティバルなどの大規模イベントへの参加や野鳥図鑑などの発行を通して、バードウォッチングの楽しさを伝えている。
  • バードウォッチングの指導・案内のできる人材の育成を進めている。
<野鳥や自然を守ります>
  • 北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に、土地の買い取りや協定により野鳥保護区として保全している。現在、保護区の面積は32か所、2870.8haで、自然保護団体としては国内最大級である。
  • 鳥類の生息地として保全が急がれる場所を明確にするため、国際的に重要な鳥類等を指標にした重要度の基準(IBA基準)を満たした野鳥の重要な生息地の選定、リストの公表を行ない、保全の推進、ネットワーク化を行なっている。
<特定公益増進法人です>

日本野鳥の会は、特定公益増進法人に認定されており、個人や法人が支出した寄付金に対して所得控除や損金算入が設定されている。

本リリースの配布先

根室市役所記者クラブ

●本件に関するお問い合わせ
財団法人日本野鳥の会
野鳥保護区事業所
担当:松本 潤慶(まつもと じゅんけい)
〒086-0074 北海道根室市東梅115-1
T E L:0153-25-8911 携帯電話:080-1179-2786


野鳥保護区シマフクロウ根室第4・第5

プレスリリース 2010.10.16

2010年10月16日

三宅島のサンゴ一部食害が見られるも、今年も良好な状態を確認

主催:三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館
共催:コーラル・ネットワーク
共催:スナッパー・ダイビングセンター

2010年10月16日、三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館とコーラル・ネットワークは共同で、世界共通のサンゴ調査である「リーフチェック」を実施した。実施した場所は三宅島の西側に位置する富賀浜のテーブル状サンゴ群集と、伊ヶ谷沖のカタン崎のサンゴ群集である。
調査を実施した結果、富賀浜ではここ数年の結果と同様に、調査範囲の約60%以上がサンゴに覆われていた。しかしサンゴ食の巻貝による食害が例年より多く見られた。カタン崎においては、調査範囲の約30%以上がサンゴに覆われ、また多様な種類のサンゴが点在することが確認された。
富賀浜で一部食害が見られたものの、どちらのサンゴ群集とも良い状態が保たれていることが確認された。

※リーフチェックとは
サンゴ礁の健康度を測るために世界同一基準で用いられているモニタリング調査で1997年に始まった。アメリカ・カリフォルニアに本部を置く民間団体が推進している。調査は科学者とボランティアダイバーでチームを編成し、サンゴ、魚類、海底の生物など国際基準の調査項目を潜水して調査し、調査結果をインターネットを通じて本部に送る。各地の結果は毎年本部で取りまとめられ、ホームページなどを通じて公表される。

1.三宅島でのリーフチェックの経緯と調査方法


調査風景(富賀浜)
三宅島では1998年より調査を開始し、以後99年、05年、06年、08年、09年と6回調査が行われ、今回の調査は7回目となる。
今回はコーラル・ネットワークのリーフチェックコーディネーター1名、コーラルネットワークの会員2名、地元のダイビングサービス1名、日本野鳥の会の職員でアカコッコ館のスタッフ3名、また今回は全島帰等後では初めて一般のダイバーも募り、4名のボランティアダイバー(島外1名、島内3名)で、地元の漁船の協力を得て、富賀浜と伊ヶ谷沖のカタン崎を調査した。
世界共通の調査方法に準じ、サンゴ群集上にメジャーで100mのラインを設置し、ライン上のサンゴの状態を観察した。あわせて、周辺の魚やエビ、ウニなどの決められた生き物の数を記録した。

2.調査結果

(1)富賀浜

富賀浜のテーブル状サンゴ群集と
調査ライン
テーブル状のサンゴを中心に、ここ数年の調査結果同様60%以上が造礁サンゴに覆われ、非常に良好な状態にあった。
ただしサンゴ食の巻貝による食害が例年よりも若干多く見られた。一方オニヒトデについては今年の調査では確認されず、被害も見られなかった。


(2)カタン崎

カタン崎の造礁サンゴ群集と調査ライン
テーブル状のサンゴを中心に、ここ数年の調査結果同様30%以上が造礁サンゴに覆われ、良好な状態にあった。カタン崎は三宅島の中でもサンゴの種類は多いと考えられ、サンゴの生育環境としては良好に保たれていた。サンゴ食の巻貝の仲間やオニヒトデ、サンゴの病気等は全く見られなかった。
今年三宅島の水温が高かったためか、チョウチョウウオ類が例年に比べて多く確認できた。



3.総評(コーラル・ネットワーク リーフチェックコーディネーター 土川 仁氏コメント)

富賀浜、カタン崎の造礁サンゴ群集とも良い状態で保たれていた。特に富賀浜のサンゴ群集は依然として伊豆諸島最大のテーブル状サンゴ群集であり、非常に良い状態で保たれていると考えられる。
今年は三宅島の水温が高く、オニヒトデの影響も懸念されていたが、調査の範囲では確認されず一安心ではあったが、富賀浜ではサンゴ食の巻貝の食害が例年に比べて多く見られた。今後の推移を見ていきたい。

4.三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館

アカコッコ館は、東京都伊豆諸島の三宅島の自然を多くの人に知ってもらうために1993年に設置された、三宅村営の自然観察施設。93年のオープン時から日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、自然情報の提供、自然観察会の開催、調査・研究などの活動を行っている。

5.参考リンク

プレスリリース 2010.10.14

2010年10月14日

報道関係各位

財団法人日本野鳥の会
日本製紙株式会社

日本野鳥の会と日本製紙が野鳥保護に関する協定を締結
~シマフクロウなどの野鳥生息地(約126ha)で野鳥保護の活動を行う~

財団法人日本野鳥の会(会長:柳生 博)と日本製紙株式会社(社長:芳賀 義雄)は、日本製紙が北海道根室地方に所有する森林約126haに「日本製紙野鳥保護区シマフクロウ根室第3」を共同で設置し、野鳥保護活動にあたることで合意し、協定を締結いたしました。
日本野鳥の会が、国の天然記念物であり絶滅危惧種でもあるシマフクロウの保護を目的として、企業と協定を締結することにより、まとまった面積を野鳥保護区とするのは今回が初めての取り組みです。
本日協定を締結した森林は、シマフクロウの生息地で、現在3つがいの生息が確認されています。シマフクロウは食物連鎖の頂点に立つ動物のひとつであり、その生息する森は生物多様性に富んだ、自然環境を保護する重要性が高い地域とされています。日本製紙は当該地における木材生産目的の伐採を行わないこととしており、今後はさらに、両者で共同計画を策定し野鳥の保護に努めてまいります。

協定を締結した土地について

具体的な場所、地名は、シマフクロウを保護するため、伏せさせていただきます。

シマフクロウについて

シマフクロウは極東地域に狭い分布域を持ち、日本では北海道中東部に生息している。全長70㎝、翼を広げると約180㎝の世界最大級のフクロウです。かつては北海道全域に分布していましたが、現在では、約40つがい130羽が生息しているに過ぎず、1971年に国の天然記念物、1993年には国内希少野生動植物種に指定されています。

※日本製紙の国内社有林
日本製紙では、国内全ての社有林で森林認証の取得を完了しています。取得したSGEC森林認証は日本独自の森林認証制度で日本の風土に適した形で水源涵養や生物多様性といった森林の多面的機能を維持し、持続可能な森林経営が行われているかを審査します。日本製紙の社有林は、生物多様性に配慮しながら各地の自然環境に適した森林施業を行ってきたことが評価されました。今後もこの承認基準を遵守しながら、持続可能な森林経営を実施していきます。

※日本野鳥の会野鳥保護区事業
野鳥の生息地の保全を目的として、日本野鳥の会では、1986年から「野鳥保護区」を拡大しています。今回の協定で、北海道東部を中心に買い取りや協定により30ヶ所、2,833.2haの野鳥保護区を確保しました。この面積は東京ディズニーランドが55個入る大きさで、国内の自然保護団体が設置した保護区としては最大の面積です。野鳥保護区設置後は、調査や管理、巡回監視にあたっていきます。
なお、土地の買い取りについては会員の方をはじめとする方々からの寄付を財源としています。

本件に関するお問い合わせ

  • 財団法人日本野鳥の会 サンクチュアリ室
    TEL:03-5436-2634
  • 株式会社日本製紙グループ本社 CSR部
    TEL:03-6665-1443

以上

日本製紙野鳥保護区シマフクロウ根室第3

プレスリリース 2010.06.04

日本野鳥の会が知床に広葉樹2,000本の植樹を実施
シマフクロウの森を育てる活動、世界遺産知床からスタートします

2010.06.04

 (財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:柳生博 会員・サポーター数:約5万人)は、知床地方のシマフクロウ生息地を保全するため、本年6月4日から、2009年に設置した「持田野鳥保護区シマフクロウ知床」へ、ミズナラ・ハルニレ・ヤチダモ・イタヤカエデの4種類の広葉樹の苗木2,000本を植樹します。
この植樹活動は、当会が進める「シマフクロウの森を育てよう!プロジェクト」の一環として、全国の企業や個人から1区画25万円の協賛金を募集して実施している植樹プログラムで、知床地方において今年からスタートします。このプログラムでは、百年先にシマフクロウがすめる森を目指して、伐採後の裸地へ広葉樹の苗木を植えることから始め、継続して適正な管理を行なうことで、豊かな森林環境を復元します。
今年は「生物多様性条約締約国第10回会議(COP10)」が名古屋で開催されることから、自治体や企業、NGO等の生物多様性保全への積極的な参画が求められています。当会では、シマフクロウを代表とする希少な野鳥の生息地の保全を進めるとともに、植樹をはじめとする森づくりを通して、森林内の生物多様性を向上させる活動を推進しています。

シマフクロウの森を育てよう!プロジェクトについて

 百年先、シマフクロウが住める森を目指して伐採跡地や放牧跡地へ植樹を行ない、生物多様性に富んだ森をつくります。また、同時に森林を育てることで二酸化炭素を吸収させるという、当会独自のプロジェクトです。
当プロジェクトは、
①森林内の生物多様性の復元
②森林の育成による二酸化炭素吸収の促進
③希少種のシマフクロウの保護
の3つの効果を同時に進めることを目標に、2009年からスタートしたものです。
(詳しくはホームページ http://www.wbsj.org/nature/hogoku/fishowl/index.html
日本野鳥の会TOP→当会の活動→自然保護→野鳥保護区
→シマフクロウの森を育てよう!プロジェクト

■第三者評価のある協賛型植樹プログラム

 当プロジェクトでは、植え付けや植樹後5年間の管理経費を「協賛金」の形で企業や個人から募集し、森づくりを実施しています。この協賛は、区画単位(1区画広葉樹4種計100本)でお願いしており、協賛いただいた区画は、企業名などを特定して管理しています。協賛企業・個人へは、植樹証明書を発行しています。
このプロジェクトは、(社)環境プランニング学会(会長:山本良一、東京大学教授)から第三者評価を受けています。苗木が生物多様性を乱さないよう選択されているか、一連の植樹作業に伴う廃棄物処理・二酸化炭素排出抑制などが適正か、同学会の現地調査を含む監査を依頼。2009年に実施した根室市内での本プロジェクトでは、監査の結果、同学会からの「優良」との評価を得ています。
国内でもさまざまな植樹プログラムが行なわれていますが、このような広範な第三者評価を受けているものは、少ないと思われます。

2010年の植樹について

 知床地方のプロジェクト実施地において、2010年6月4日から、植樹を実施します。植樹を行うのは、森林伐採跡の裸地で、当会が2009年に買い取り、保護区とした「持田野鳥保護区シマフクロウ知床」(面積15ha)の一部です。今回の植樹では、この保護区内の裸地1haに、地元網走管内で採種・育苗されたミズナラ・ハルニレ・ヤチダモ・イタヤカエデの4種類の広葉樹を各500本ずつ植樹します。来年以降も、継続して植樹を行ない、森林の回復に取り組む予定です。なお、シマフクロウの保護上、この保護区の位置や植樹場所については公表していません。

野鳥保護区事業について

 野鳥の生息地の保全を目的として、当会では「野鳥保護区」を設置しています。これまでに北海道東部を中心に29か所、2,708haを買い取りや協定により確保してきました。これは東京ディズニーランドが54個入る大きさで、国内の自然保護団体が設置した保護区としては最大級の面積になります。この土地の買い取りの財源は、会員をはじめとする方々からの寄付で成り立っています。当会の最初の野鳥保護区は、1987年に根室に設置したタンチョウ営巣地の営巣地8haでした。それ以降、タンチョウ営巣地を中心に順次拡大を続け、タンチョウ保護では一定の成果が得られたため、2004年からシマフクロウの生息地の買い取りも開始しました。野鳥保護区が集中する北海道東部では釧路地区と根室地区に事務所を置き、当会の専従職員を常駐させ、保護区の巡回監視にあたっています。

持田野鳥保護区シマフクロウ知床について

 2008年2月に購入した知床地方の山林、面積15ha(151,476㎡)で、この周辺ではシマフクロウ1つがいの繁殖が確認されています。知床半島は、国内で最も多くのシマフクロウが生息する重要な地域です。半島の先端側の約半分が国立公園や世界自然遺産として保護されているものの、それ以外のほとんどは法的な保護がされていません。当野鳥保護区も、半島内ではありますが法的保護がされてない地域であり、今後もこの地域を対象に野鳥保護区設置を進める計画です。

シマフクロウ Ketupa blakistoni blakistoni について

 シマフクロウは極東地域に狭い分布域をもち、我が国では、北海道および北方領土に生息しています。全長70㎝、翼を広げると約180cmの世界最大級のフクロウです。河川および湖沼で魚類やカエルなどを捕食し、広葉樹の大木の樹洞に営巣します。20世紀初頭までは、北海道全域に分布していましたが、森林伐採による営巣木の減少と河川改修によるエサの魚類の減少等により、現在、北海道東部を中心に約40つがい130羽ほどが生息しているに過ぎません。
その約半数が知床に生息し、残りが日高地域、根室、十勝地域に生息しています。知床地域以外では人による、なんらかの手助けにより生息が維持されている状態がほとんどです。釣り人や心ない撮影者などにより、採食や営巣が妨害されている生息地もあります。人間の生活圏に近い場所では交通事故や感電事故に遭って死んだり、生息地が分断・孤立化していることにより、繁殖地から巣立った若い個体がうまく分散できず、近親交配が起こりやすい状態にあります。

<シマフクロウの保護指定状況>

  • 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法) 「国内希少野生動植物種」
  • 文化財保護法 「天然記念物」
  • 改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物‐レッドデータブック‐ 2 鳥類 「絶滅危惧IA類(CR)」
  • IUCN(国際自然保護連合)レッドリスト 「EN C2a(i)」

財団法人日本野鳥の会について

 自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら、自然保護を進めている民間団体です。全国5万人の会員・サポーターが、自然を楽しみつつ、自然を守る活動を支えています。

<野鳥や自然を大切に思う心を伝えます>

  • 全国11か所のサンクチュアリやバードプラザを訪れる、年間約30万人に野鳥や自然のすばらしさを伝えています。
  • 東京バードフェスティバルなどの大規模イベントへの参加や野鳥図鑑などの発行を通して、バードウォッチングの楽しさを伝えています。
  • バードウォッチングの指導・案内のできる人材の育成を進めています。

<野鳥や自然を守ります>

  • 北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に、土地の買い取りや協定により野鳥保護区として保全しています。現在、保護区の面積は29か所、2,708haで、自然保護団体としては国内最大級です。
  • 鳥類の生息地として保全が急がれる場所を明確にするため、国際的に重要な鳥類等を指標にした重要度の基準(IBA基準)を満たした野鳥の重要な生息地の選定、リストの公表を行ない、保全の推進、ネットワーク化を行なっています。

<野鳥や自然を守ります>
日本野鳥の会は、特定公益増進法人に認定されており、個人や法人が支出した寄付金に対して所得控除や損金算入が設定されています。

本リリースの配布先

環境省記者クラブ
オホーツク総合振興局記者会
根室市役所記者クラブ
その他一般各紙

財団法人 日本野鳥の会
(本件に関するお問い合わせ)
野鳥保護区事業所
担当:松本 潤慶(まつもと じゅんけい)
〒086-0074 北海道根室市東梅115-1
T E L:0153-25-8911 携帯電話:080-1179-2786
(協賛申し込み先)
サンクチュアリ室
担当:富岡 辰先(とみおか たつゆき)
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
TEL:03-5436-2634 FAX:03-5436-2635 メール:[email protected]

生物多様性の向上

森林内における生物多様性向上のイメージ

森林伐採後の裸地(植樹実施地)

持田野鳥保護区シマフクロウ知床
 

印刷される方はこちらをご利用ください
[PDF] 「日本野鳥の会が知床に広葉樹2,000本の植樹を実施~シマフクロウの森を育てる活動、世界遺産知床からスタートします!~」に関するプレスリリース

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