プレスリリース 2010.04.09

伊豆諸島域におけるカンムリウミスズメの初の洋上一斉調査の結果

2010.04.09

日本野鳥の会が、国の天然記念物で絶滅危惧種の海鳥「カンムリウミスズメ」の洋上一斉調査を、伊豆諸島海域において初めて実施。計441羽の生息を同時に確認した。


(財)日本野鳥の会(本部:東京、会長:柳生博、会員・サポーター数5万人)は、2009年に創立75周年を迎え、これを機に世界的な絶滅危惧種であり日本近海にしか生息していない海鳥、カンムリウミスズメの保護に着手しています。今回、カンムリウミスズメが伊豆諸島海域にどのくらい生息しているのかを調べるため、三宅島をはじめとした伊豆諸島北部の4島(三宅島、御蔵島、神津島、新島)周辺及び伊豆半島の神子元島(みこもとじま)周辺海域で同時に5隻の調査船を使い、洋上における一斉調査を行ないました。海鳥の洋上における分布を複数海域で同時に調査するのは国内では大変珍しい試みで、カンムリウミスズメの調査としては初めてのことです。

 この結果、洋上で計441羽のカンムリウミスズメを確認することができ、少なくともこれだけの個体数が伊豆諸島北部の海域に生息していることが分かりました。個体数が判明している繁殖地としては、宮崎県の枇榔島(びろうじま)に次いで世界で2番目に個体数の多い繁殖地域であることが確認でき、カンムリウミスズメの保全上非常に貴重な地域であることが分かりました。

 日本野鳥の会は今後も伊豆諸島海域における調査を継続し、当該海域における大凡の生息個体数、重要な生息海域、各島における繁殖状況、減少原因等の把握をし、海の生物多様性のバロメーターでもあるカンムリウミスズメを守るための対策を立案、提言していきたいと考えています。

今回の調査内容

洋上一斉調査は4月6日の9時から16時の間に行いました。各調査海域において地元の漁船や遊漁船5隻をチャーターし、各船に当会職員が数名ずつ乗船。調査海域内を巡航しながら、発見したカンムリウミスズメを数えました。巡航コースは、鳥を重複して数えないように設定しました。
調査に加わった人員は、当会職員17名、学生ボランティア2名、記録映像担当のカメラマン2名の計21名でした。調査した海域と各海域での確認数は以下のとおりです。

伊豆諸島 三宅島 32羽
御蔵島 6羽
神津島 34羽
新島 335羽
神子元島 34羽

<本件に関する問い合わせ先>
(財)日本野鳥の会
TEL:03-5436-2632 FAX:03-5436-2635 カンムリウミスズメPJ担当 安藤・小林・景山・高馬
〒141-0031東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館
〒100-1211 東京都三宅島三宅村坪田4188
TEL:04994-6-0410 FAX:04994-6-0458

カンムリウミスズメの概要

生息数と危機状況

カンムリウミスズメは、世界でも日本近海のみに分布が限定されている海鳥で、推定個体数は5千~1万羽と極めて少なく、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)にあげられ、国の天然記念物に指定されています。日本近海にしかいないため、我が国が保護活動を行なわなければ絶滅する恐れがあり、具体的な保護対策が急務な種類です。
減少要因としては、繁殖地に入り込んだネズミ類による捕食、釣人が放置するゴミやまき餌に誘引されたカラス類による捕食、漁網による混獲や油汚染による死亡などがあります。

分布

日本で繁殖するウミスズメ科の鳥は7種類です。このうち6種類は北日本の亜寒帯を主な分布域としており、カンムリウミスズメだけが黒潮や対馬海流がある暖帯海域に生息しています。知られている繁殖地の北限は、石川県の七ツ島、南限は東京都の鳥島。最大の繁殖地は宮崎県の枇椰島(びろうじま)で、約3千羽と推定されています。今回調査を行なった伊豆諸島以外の繁殖地としては、福岡県の筑前沖ノ島の小屋島(こやしま)、三重県の耳穴島(みみあなじま)、高知県の幸島(こうしま)などが知られており、国外では韓国南部の島において繁殖が確認されていますが、枇榔島以外での生息数は、これまでのところはっきり分かっていません。

繁殖

繁殖地は、無人島の崖や岩の隙間、草木の根元などです。繁殖地となる島の周辺海域に12月~1月には姿を見せはじめ、3月中~下旬にニワトリよりも少し小さな卵を1~2個生み、雌雄交代で約1か月抱卵します。ヒナは孵化後1~2日のうちに親鳥の声に導かれて海へ向かい、そのまま洋上生活をします。親鳥からの給餌も洋上で、次に陸へ上がるのは繁殖に戻った時と考えられています。枇榔島や伊豆諸島では5月下旬には周辺海域から姿を消し、繁殖期以外をどの海域で過ごすのか、まだあまり分かっていません。

日本野鳥の会のカンムリウミスズメにかかるこれまでの取り組み

2005年~08年

当会では、1995年から東京都三宅村の施設で当会が業務を受託している「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」を拠点に、大野原島を含む三宅島南西部の海域において、チャーターした漁船による集中的な洋上調査を継続して実施しており、1995年から2000年までの6年間に27回の調査を行いました。また1994年と1995年には三宅島の属島、大野原島に上陸し、繁殖確認調査も行なっています。
2000年夏の噴火で三宅島は全島避難となり、三宅島から出船しての調査は行なえなくなりました。このため翌2001年から2004年の期間には約40km離れた神津島や式根島から年に1回、調査船を出して調査を継続しました。1995年から2008年までの通算調査回数は計35回に及んでいます。
この間、2003年5月6日に式根島~三宅島往復の洋上調査で、当時、過去最大の237羽を記録しました。三宅島海域では1995年5月11日に205羽を記録したのが最大でした。

2009年

創立75周年を迎えた2009年には、カンムリウミスズメの保護に重点的に取り組むことになりました。洋上調査は海域、回数ともに増え、三宅島海域で9回、神津島海域で2回、八丈島海域で1回、伊豆半島海域で2回と4海域計14回行ないました。記録した個体数も、三宅島海域で5月12日に383羽と過去最大を更新しました。上陸調査も三宅島の属島である大野原島、神津島の属島である祇苗島(ただなえじま)、八丈小島の属島である小池根(こじね)の3島に上陸し、大野原島では15年ぶり、祇苗島では9年ぶりに繁殖確認をすることができました。

調査の協力者など

調査の資金

この調査の資金は、日本財団、学生バードソン、バードライフアジアからの助成金、日本野鳥の会の会員・サポーターからの会費、寄付及び一般からの寄付によって賄われています。

調査の協力者

今回の調査では、以下の団体と船にご協力いただきました。

○フィールド・アシスタント・ネットワーク
○三宅島 北洋丸、大和丸
○神津島 萬作丸
○新島 浜庄丸
○下田 喜久丸(伊豆下田フィッシング)


国の天然記念物で絶滅危惧種の海鳥「カンムリウミスズメ」

プレスリリース 2010.04.02

野鳥の子育てシーズン、野鳥のヒナへの正しい対処方法を知って欲しい
「ヒナを拾わないで!!」キャンペーン
(財)日本野鳥の会・(財)日本鳥類保護連盟・NPO法人野生動物救護獣医師協会 3団体共催

2010.4.2

 (財)日本野鳥の会・(財)日本鳥類保護連盟・NPO法人野生動物救護獣医師協会は、野鳥の子育て期間にあたる4月より7月まで、野鳥の巣立ちビナへの適切な対処方法を広く周知するために「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンを実施します。野鳥のヒナはまだ上手に飛べない状態で巣立つことが多いのですが、そのようなヒナでも多くは親鳥が食べ物を運んだり安全な場所へ導いたりして育てている最中なのです。明らかにケガや病気とわかるものでないヒナを迷子だと思って拾ってしまうと、親鳥から引き離してしまうことになりかねません。今年で16回目を迎える当キャンペーンでは、期間をとおしてポスター12万部を発行、学校など教育機関や公共の施設等を中心に無償配布を行います。つきましては、広く告知下さいますようお願いいたします。

  • 企画名:「ヒナを拾わないで!!」キャンペーン
  • 目的:巣立ちビナへの適切な対処方法を、キャンペーンポスターをとおして広く伝えることで、
    自然の仕組みや野鳥の生態への理解者を増やしていきます。
  • 内容:キャンペーンポスターを12万部発行し、学校など教育機関や公共の施設を中心に、希望者に無償で配布します。マスコミをとおして、キャンペーンの趣旨を告知し、ポスターの配布・掲示への協力を広く呼びかけます。
    マスコミをとおして、キャンペーンの趣旨を告知し、ポスターの配布・掲示への協力を広く呼びかけます。
    ポスターはホームページからもダウンロードできます → http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/
  • 実施期間:2010年4月1日(水)~7月31日(金)
  • 共催:(財)日本野鳥の会・(財)日本鳥類保護連盟・NPO法人野生動物救護獣医師協会
  • 後援:環境省
  • 協賛:98法人・団体
  • ポスター申し込み・問合せ先:
    (財)日本野鳥の会:TEL 03-5436-2622
    (財)日本鳥類保護連盟:TEL 03-5378-5691
    NPO法人野生動物救護獣医師協会:TEL 042-529-1279
キャンペーンポスター
キャンペーンポスター
学校の授業での活用例
学校の授業での活用例

【本件のプレス関係者様からのお問合せ先】
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル 
財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:林山雅子 E-mail:[email protected]


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PDF 「ヒナを拾わないで!!」キャンペーン」に関するプレスリリース

プレスリリース 2010.02.10

昆布盛ウィンドファームおよび浜中風力発電所における
オジロワシのバードストライク事故防止対策に関する要望書を提出

2010.02.10

 財団法人日本野鳥の会(本部:東京、会長:柳生博 会員4万2千人)、日本野鳥の会根室支部、ニムオロ自然研究会の3団体はクリーンエナジーファクトリー株式会社に対し、2010年2月8日付で、昆布盛ウィンドファームおよび浜中風力発電所におけるバードストライク事故の再発防止対策に関する要望書を提出しました。

経緯

 北海道内では2004年以降、計16羽のオジロワシが風力発電用風車へのバードストライク事故で死亡しており、そのうち昆布盛ウィンドファーム(2004年12月10日、2007年4月28日)と浜中風力発電所(2008年10月19日)で、今までに3羽のオジロワシが死亡している。これらの地域は、オジロワシの営巣地が多いだけでなく越冬地としても重要な地域であり、このままバードストライク事故が多発すれば、種の存続にも大きな影響を及ぼしかねない。よって、この2か所の風力発電施設を運営、管理するクリーンエナジーファクトリー株式会社に対し事故の再発防止対策に関する要望書を提出した。

要望書の概要

  1. 定期点検中のバードストライク事故発見の有無について公表すること
  2. バードストライク事故の再発防止対策実施の有無について公表すること
  3. 再発防止対策の方法およびその結果について公表すること
  4. 事故が再発する場合には風車を一時停止し、新たな防止対策を検討すること
  5. 公式回答を3月末日までに提出すること

添付資料

要望書の提出先

クリーンエナジーファクトリー株式会社

オジロワシについて

全長69~92cm、北海道東部・北部で繁殖、北海道と本州北部で越冬。種の保存法に基づく国内希少野生動植物種。絶滅危惧ⅠB類。国内推定個体数(繁殖期=約60つがい、越冬期=550~850羽)。脅威=森林伐採や開発行為による餌資源の減少・カメラマン・鉛中毒等

平成22年2月5日

北海道クリーンエナジーファクトリー株式会社
代表取締役社長 鎌田 宏之 様

財団法人日本野鳥の会
会 長 柳生 博

日本野鳥の会 根室支部
支部長 細川 憲了

ニムオロ自然研究会
会 長 佐々木 弘往

風力発電施設でのバードストライクに関する要望書

拝啓

時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は本会の活動にご理解をいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、地球温暖化が深刻さを増す中、二酸化炭素を排出しない自然エネルギーへの利用転換の促進は、各国において重要な課題となっております。その中でも風力発電や太陽光発電は現在、技術の確立や利用効率のよさなどから最も注目を浴び、需要が増加している発電方法であると言えます。
風力発電は、自然界に無限に存在する風をエネルギー源として利用する点ではとてもクリーンな発電方法と言えますが、一方で、風力発電用風車の巨大なブレードに鳥類が衝突するバードストライクの発生など、生態系への影響が問題となっています。特に、希少な種が多い大型猛禽類の衝突死は、その種の存続をも左右するほど重大なものです。
北海道内ではこれまでに、オジロワシやオオワシ、トビ、カモメ類など、様々な鳥類のバードストライクが確認されています。中でも、国の天然記念物にも指定されているオジロワシのバードストライクは年々増加しているにもかかわらず、効果的な対策が実行されていないことは、大変深刻な問題だと危惧しております。貴社が運営する風力発電施設においても、オジロワシのバードストライク事故が複数回発生しております(昆布盛ウィンドファームにて2例、浜中風力発電所にて1例)。そして残念ながら、その後において貴社がバードストライクの再発防止策を講じているというお話は、未だに聞いておりません。
私共は、風力発電が環境だけでなく生態系のすべてに優しい、真にクリーンなエネルギーとなることを願っております。そこで、バードストライクの再発を防止するための対策等について、下記のとおり要望いたします。

敬具

  1. 定期点検等の作業中における鳥類の死体発見の有無およびその内容について公表して下さい。
  2. 貴社において、バードストライクの再発防止対策についてどのように検討しているか、また、その実施の有無についてお聞かせ下さい。
  3. バードストライクの再発防止対策を既に実施、あるいはその予定がある場合は、対策の方法、結果および評価についてお聞かせ下さい。
  4. バードストライクが再発した場合には、風車の運転を一時停止し、新たにバードストライクの防止対策を公開の場で検討してください。
  5. 本要望書に対する公式回答を3月末日までに、要望三団体宛に書面をもって提出してください。

以上

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[PDF] 昆布盛ウィンドファームおよび浜中風力発電所におけるオジロワシのバードストライク事故防止対策に関する要望書に関するプレスリリース

プレスリリース 2010.01.14

日本野鳥の会と明治乳業(株)が野鳥保護区にライブカメラを設置。
タンチョウなど野生生物の姿をご家庭で。

2010.01.14

 日本野鳥の会(会長:柳生 博)と明治乳業株式会社(社長:浅野 茂太郎)は、2007年に野鳥保護などを目的に協定を結び設定した「明治乳業野鳥保護区牧の内」(北海道根室市)に隣接する市有地に、根室市(市長:長谷川俊輔)およびNTT東日本(社長:江部 努)の協力を得て、同野鳥保護区の情景を配信するライブカメラを設置しました。
1月15日午前6時より、インターネットに接続できるパソコン端末から、日本野鳥の会、根室市、明治乳業の夫々のホームページから同野鳥保護区の自然の様子をライブ映像で閲覧できるようになります。
これにより、タンチョウやオジロワシ、オオワシなどの野鳥をはじめ、エゾシカ等の哺乳類、湿原に咲く花々など、季節ごとに様々な自然の姿を見ることができます。また、閲覧に際しては、パソコン端末上でカメラを遠隔操作(ズーム、水平・垂直方向)することができ、音声も楽しめます。
今年は「生物多様性条約締約国会議(COP10)」が名古屋で開催されることから、自治体や企業、NGO等の積極的な参画が求められております。今回、根室の野鳥保護区における活動の一つとして、ライブカメラを設置することができました。ライブカメラの映像を通し、様々な野生生物の姿や根室の雄大な自然を伝え、当該地における生物多様性保全の意義を広く社会に訴えて行きたいと思います。そして、これからも希少な野鳥の生息地の保全活動を推進してまいります。

ライブカメラシステムの概要

  • カメラ:キヤノン製 VB-C50iR(34万画素、ズーム28倍)
    パソコンを利用し、カメラを遠隔操作(ズーム、水平・垂直方向)が可能です。
  • 稼働時期と時間帯:稼動期間は通年。時間帯は6時~18時の間。
  • アクセス順に操作権を取得し、60秒間の操作ができます。
  • URL:http://kankyo.meinyu.jp/maker/hozenku/index_05.html

明治乳業自然環境保全区について

 明治乳業は、創立90周年にあたり、社有地の中で、特に自然環境を保全する価値を持つ土地を自然環境保全区とする制度を設けた。未来の世代のために貴重な自然環境を永く保全することにより、生物多様性の維持に努めるとともに、環境配慮型経営の象徴として、様々な情報を発信してゆきたいと考えている。

「明治乳業野鳥保護区牧の内」について

 「明治乳業野鳥保護区牧の内」は、根室市街地の東側に位置し、南側でオンネ沼およびタンネ沼に接する湿原を含む235.5ha の野鳥保護区である。絶滅危惧種のタンチョウやオジロワシが生息している。日本野鳥の会との保全協定締結により協同で管理している。

ライブカメラを設置した土地について

 ライブカメラは根室市タンネ沼の南側(根室市有地)に同市の協力を得て設置。その場所は野鳥保護区の南側対岸に当たり、根室市の取水施設に隣接している。

ライブカメラのインターネット回線設置協力

 ライブカメラの映像は、NTT東日本の光ファイバーを通じて配信されている。同社にはライブカメラまでの長距離ケーブル敷設の設置に協力を頂いた。

日本野鳥の会の野鳥保護区事業

 日本野鳥の会では、タンチョウやシマフクロウなどの希少な野鳥の生息地保全を目的として1987 年から「野鳥保護区」を設置している。開発や環境改変の恐れの高い民有地を対象にした買い取り等による野鳥保護区の設置は、対象生物の保全だけでなく、その土地に住む多様な生き物の生息地を確保し、生物多様性の保全に貢献することができる。これまでに北海道東部のタンチョウやシマフクロウの生息地を中心に29ヶ所、2671.2ha を買い取りや協定により確保した。この面積は、東京ディズニーランドが53 個入る大きさで、国内の自然保護団体が設置した保護区としては最大の面積である。
野鳥保護区設置後は、生息地の生物多様性を維持するため、調査や巡回監視、森林育成等の環境管理活動も実施している。

本リリースの配布先
  1. 環境省記者クラブ
  2. 農政クラブ(農水省内)
  3. 東商クラブ(東京商工会議所)
  4. 北海道経済記者クラブ(札幌市内)
  5. 根室市役所記者クラブ

以上

本件に関するお問い合わせ

財団法人日本野鳥の会 野鳥保護区事業所(現地)
〒086-0074 北海道根室市東梅115-1
TEL:0153-25-8911

明治乳業株式会社 広報室 
 〒136-8908 東京都江東区新砂1-2-10
TEL:03-5653-0300

 


設置したライブカメラ(キヤノン製 VB-C50iR)

(左)ライブカメラの操作画面と保護区を訪れたオオワシ
(右)明治乳業野鳥保護区牧の内の風景



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[PDF] 明治乳業野鳥保護区牧の内に設置したライブカメラに関するプレスリリース

プレスリリース 2009.11.26

日本野鳥の会がフィールドマナーを改定。あわせて普及ツールを製作しました。

2009.11.26

 財団法人 日本野鳥の会(会長:柳生 博、会員・サポーター数約5万人、本部:東京都品川区)は、バードウォッチングをはじめとする自然観察、野外活動での心がまえ(基本的なルール)を 「や・さ・し・い・き・も・ち」の7文字からはじまる標語「フィールドマナー」として提唱してきたが、近年のデジタル機器やインターネットの普及により、各地で野鳥撮影時のマナー悪化といった問題が顕在化していることから、「写真マナー」と「観察マナー」を従来より細かく具体的に示したものを加えて改定版とした。

 また、改定とともに、フィールドマナーの認知度向上をはかるため、野鳥”マナヅル”をモチーフにしてその遵守を呼びかけるキャラクター「マナーヅル」を設定したほか、普及のためのパンフレット「マナーを守ってバードウォッチングを楽しもう!」「フィールドマナーステッカー」を製作した。

このステッカーを身近なものに貼ってもらうことで「フィールドマナーを共に守っていく意志表示」となり、「フィールドマナーをできるだけ多くの人に知ってもらうこと」をねらう。

ステッカーは製作費の一部を、株式会社ニコンビジョンにご協賛いただきました。
当会ではステッカーの一部を行政、自治体等に配布するほか、広く一般販売します。
日本野鳥の会「バードプラザ」(本部に併設)にて店頭販売するほか、通信販売(TEL:03-5436-2626)でもお求めいただけます。価格は2種1セット(フィールドマナー説明書付)525円(税込)。
販売による収益は、さまざまな自然保護をすすめる日本野鳥の会の活動を支える大きな柱となります。
報道関係各位におかれましては、告知・報道へのご協力をお願いします。
ご掲載いただけます場合には、お手数ながら下記までご一報くださいますようお願いします。

この件に関するお問い合わせは   財団法人日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ 担当:林山
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル TEL:03-5436-2622 FAX:03-5436-2635
e-mail:nature@wbsj.org

添付資料

■財団法人日本野鳥の会について (詳しくはホームページ http://www.wbsj.org)

自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら、自然保護を進めている民間団体です。全国約5万人の会員、サポーターの方が、自然を楽しみつつ、自然を守る活動を支えています。
・創設:1934年(昭和9年)  ・創設者:中西悟堂  ・支部:全国90支部

<野鳥や自然を大切に思う心を伝える>

  • 全国11ヶ所のサンクチュアリやバードプラザを訪れる年間約30万人の方に、野鳥や自然のすばらしさを伝えています。
  • 野鳥図鑑などの発行を通して、バードウォッチングの楽しさを伝えています。
  • バードウォッチングや自然保護活動の指導、案内のできる人材の育成を進めています。

<野鳥や自然を守る>

  • 北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に、土地の買い取りや協定による野鳥保護区として保全しています。現在、保護区の面積は、29ヵ所、2671.2haで、自然保護団体としては国内最大級です。
  • 鳥類の生息地として、保全が急がれる場所を明確にするため、国際的に重要な鳥類等を指標にした重要度の基準(IBA基準)を満たした野鳥の重要な生息地の選定、リストの公表を行い、保全の推進、ネットワーク化を行なっています。

■パンフレット「マナーを守ってバードウォッチングを楽しもう!」(PDFファイル)添付ご参照

日本野鳥の会は、バードウォッチングをはじめとする自然観察、野外活動での心がまえ(基本的なルール)を「や・さ・し・い・き・も・ち」の7文字からはじまる標語「フィールドマナー」として提唱してきましたが、近年の野鳥撮影時のマナー悪化により、「写真マナー」と「観察マナー」を従来より細かく具体的に示したものを加えて改定版としました。これらを普及するため、パンフレット「マナーを守ってバードウォッチングを楽しもう!」を作成しました。
このパンフレットは当会ホームページhttp://www.birdfan.net/bw/manner/より無料でダウンロードできます。

■「マナヅル」について

マナヅル Grus vipio
全長約127cm
世界の推定個体数は6千羽。ロシア極東から中国東北部のアムール川流域およびモンゴル中央部にかけて広がる広大な湿地で繁殖し、そのうち約半数が鹿児島県出水地域で越冬する。
環境省鳥類レッドリスト 絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。



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[PDF] 日本野鳥の会がフィールドマナーを改定。あわせて普及ツールを製作しましたに関するプレスリリース

プレスリリース 2009.10.27

岩手県のウインドファームにおけるイヌワシの衝突死の対処について再度の要望書を提出

2009.10.27

 日本野鳥の会の東北地方17支部からなる日本野鳥の会東北ブロック協議会と財団法人日本野鳥の会(本部:東京、会長:柳生博 会員4万2千人)とは、株式会社ユーラスエナジーホールディングスに対して2009年10月27日、岩手県のウインドファームにおけるイヌワシの衝突死の対処を求める要望書を提出しました。また同時に、同社への指導と、東北地方における風力発電所の建設にあたって留意すべき野鳥と生息地の保全について、環境大臣に対して要望しました。

経緯

 2008年9月20日、岩手県釜石市和山の風車の翼(ブレード)に衝突死したイヌワシの死体が発見された。日本野鳥の会岩手県連絡協議会(盛岡支部、北上支部、宮古支部)、(財)日本野鳥の会の代表らは2008年12月8日、事故の再発防止のために早急な対策を行うよう、同ファームを運営する株式会社ユーラスエナジーホールディングスに、また、事業者への指導を釜石広域ウインドファームにおいて、岩手県知事、環境省東北地方環境事務所に要望した。
しかし、事業者からは未だに一切の回答がない。このことは、釜石広域ウインドファームにおけるイヌワシと風力発電施設の共存のみならず、東北地方における風力発電施設とイヌワシの共存についても、今後に大きな不安を残している状況となっている。
そこで、2009年6月13日に岩手県西和賀町で開催された「第32回日本野鳥の会東北ブロック会議」において、要望書の提出が決議されたもの。

株式会社ユーエスエナジーホールディングス向け要望の概要(詳しくは別紙

  1. 再発防止委員会を早急に設置すること。
  2. 事業者が事故後にロボットを置いて再発防止策としているのは不十分。ロボットが役立っているか調査し、役立っていなければ、新たな再発防止策が実行、評価されるまで、風車の運転を停止すること。
  3. 事故が再発した場合には、風車の運転を停止すること。

環境省向け要望の概要(詳しくは別紙

  1. 株式会社ユーラスエナジーホールディングスに対し、再発防止委員会を設置し衝突事故の再発防止策を立案し実施することを再度、指導をすること。
  2. 東北地方において、風力発電施設の影響を受けやすい場所には風車の設置をしないよう、風力発電の立地適正化に関するマニュアルに明記すること。
  3. 風力発電施設の設置にともなう大規模な道路の新設、森林伐採をしないよう、風力発電の立地適正化に関するマニュアルに明記すること。

イヌワシについて

種の保存法の国内希少野生動植物種、国の天然記念物に指定されており、全国の生息数は約650羽、岩手には北上高地を中心に全国の約10%が生息。しかし、近年岩手でも繁殖率は悪化し、32巣からようやく2~5羽が巣立つ状態となり、絶滅が心配されている。

添付資料

釜石広域ウインドファームにおけるイヌワシ衝突死の対処について再度の要望
東北地方における風力発電所の建設にあたって留意すべき野鳥とその生息地の保全について(要望)
東北地方における重要野鳥生息地(IBA)一覧

要望書提出先

株式会社ユーラスエナジーホールディングス
環境省

 


イヌワシの衝突事故再発防止対策として、ハンターの格好をさせた工事現場の旗振りロボットが設置されている。

日野鳥発第49号
平成21年10月27日

環境大臣 小沢鋭仁

日本野鳥の会東北ブロック協議会
第32回総会担当幹事 北上支部長  高橋知明
青森県支部長 針生倖吉
弘前支部長  小山信行
秋田県支部長 佐藤公生
山形県支部長 柳川堅治
宮古支部長  佐々木宏
盛岡支部長  中村茂
宮城県支部長 竹丸勝朗
福島支部長  白岩康夫
郡山支部長  湯浅孝子
二本松支部長 中野紀男
白河支部長  小森 勇
会津支部長  林 克之
南会津支部長 長沼 勲
いわき支部長 小野金次郎
福島県相双支部長 新妻徳善
南相馬支部長 佐藤勝彦
財団法人 日本野鳥の会  会長  柳生 博

東北地方における風力発電所の建設にあたって留意すべき野鳥とその生息地の保全について(要望)

 日ごろの環境行政へのご尽力まことにありがとうございます。
さて、私どもは平成21年6月13日、岩手県西和賀町で開催された「第32回日本野鳥の会東北ブロック協議会総会」において、日本野鳥の会の東北地方の支部と財団法人日本野鳥の会事務局の出席のもと、東北地方での風力発電における野鳥の事故とその防止について討議し、以下のような問題点を共有いたしました。
私どもは、地球温暖化対策のためには 自然エネルギーの適切な導入が必要と考えておりますが、その際に、地域の生物多様性を破壊せずに進めることが重要であると考えております。東北地方においては、風力発電施設の導入が各所で急速に進んでおります。
しかしご承知の通り、昨年9月に岩手県釜石市和山の風力発電所において、風力発電機に衝突死したと思われるイヌワシ(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の国内希少野生動植物種)の死体が発見されました。このことに関して、私どものうち岩手県内3支部で構成している日本野鳥の会岩手県連絡協議会と財団法人日本野鳥の会は、平成20年12月8日付けで事業者に衝突事故再発防止策の立案と実施等に関する要望書を提出し、同時に貴省東北地方環境事務所長様宛てで事業者に対するご指導を要望しておりますが、未だに事業者からは回答がなく、また事故再発防止に関する動きも見られません。そのため、イヌワシと風力発電施設の共存について、今後に不安を残している状況となっています。
さて別紙参考資料にあるとおり、東北地方には国際基準により選定された重要野鳥生息地(IBA)が36ヶ所存在し、このうちガン・カモ・ハクチョウ類の重要な生息地は17ヶ所、オジロワシ、オオワシの越冬地は13ヶ所、イヌワシ、クマタカ、オオタカ、ハヤブサの繁殖地は22ヶ所にも及んでいます。これらは、風力発電施設において事故に会いやすい種と考えられ、しかも絶滅のおそれのある種を含んでいることから、特に風力発電建設の気運の高い東北地方においては、その生息地と渡りや採食のための飛行コースにおいて、あらかじめ事故を防ぐために建設計画の対象から外していただく必要があると考えております。
福島県下においては、会津若松市、川内村、楢葉町において風力発電施設の計画があり県条例による環境影響評価が進められていますが、共に森林性鳥類の生息地であり、施設やその建設のための取り付け道路敷設に伴って森林の伐採や山地の地形改変が予定されており、森林環境の破壊が懸念されております。森林が炭素吸収源であることも考慮すると、このような山地森林における風力発電施設の建設計画は抑制されて然るべきと考えております。

 これらのことに基づいて、以下のように要望いたします。

  1. 岩手県釜石市和山の釜石広域風力発電所の事業者である株式会社ユーラスエナジーホールディングスに対し、再発防止委員会を設置し衝突事故の再発防止策を立案し実施すること、及び事後のモニタリングを継続していくことについて、再度、助言、指導をしていただくこと。
  2. 東北地方において、風力発電施設の影響を受けやすいオオワシ、オジロワシ、ハクチョウ、ガンカモ類の渡りのコースと越冬地、及びイヌワシ、クマタカ、オオタカ、ハヤブサの繁殖地の周辺には風車の設置をしないよう、貴省の作成される風力発電の立地適正化に関するマニュアルに明記し、事業者及び資源エネルギー庁に対する情報提供を行われること。
  3. 風力発電施設の設置にともなう大規模な道路の新設、森林伐採をしないよう、風力発電の立地適正化に関するマニュアルに明記していただくこと。

以 上

日野鳥発第50号
平成21年10月27日

株式会社ユーラスエナジーホールディングス
取締役社長 永田 哲朗 様

日本野鳥の会東北ブロック協議会
第32回総会担当幹事 北上支部長  高橋知明
青森県支部長 針生倖吉
弘前支部長  小山信行
秋田県支部長 佐藤公生
山形県支部長 柳川堅治
宮古支部長  佐々木宏
盛岡支部長  中村茂
宮城県支部長 竹丸勝朗
福島支部長  白岩康夫
郡山支部長  湯浅孝子
二本松支部長 中野紀男
白河支部長  小森 勇
会津支部長  林 克之
南会津支部長 長沼 勲
いわき支部長 小野金次郎
福島県相双支部長 新妻徳善
南相馬支部長 佐藤勝彦
財団法人 日本野鳥の会  会長  柳生 博

釜石広域ウインドファームにおけるイヌワシ衝突死の対処について再度の要望

 日ごろは自然環境の保全にご理解をいただきまことにありがとうございます。
さて、私どもは平成21年6月13日、岩手県西和賀町で開催された「第32回日本野鳥の会東北ブロック協議会総会」において、日本野鳥の会の東北地方の支部と財団法人日本野鳥の会事務局の出席のもと、東北地方での風力発電における野鳥の事故とその防止について討議いたしました。
東北地方においては風力発電施設の導入が各所で急速に進んでいる一方で、絶滅のおそれのある猛禽類であるイヌワシ・クマタカの生息地が各県に存在しています。こうした中で、ご承知の通り、昨年9月に岩手県釜石市にある釜石広域ウインドファームにおいて、風力発電施設に衝突死したと思われるイヌワシ(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の国内希少野生動植物種)の死亡が発見されました。
このことに関して、私どものうち岩手県内3支部で構成している日本野鳥の会岩手県連絡協議会と財団法人日本野鳥の会は、平成20年12月8日付けで貴職に対し、衝突事故再発防止策の立案と実施等に関する要望書を提出しておりますが、未だに貴職からのご回答が一切ありません。このことは、釜石広域ウインドファームにおけるイヌワシと風力発電施設の共存のみならず、東北地方における風力発電施設とイヌワシの共存についても、今後に大きな不安を残している状況となっています。
私どもは、地球温暖化対策のためには、自然エネルギーの適切な導入が必要と考えておりますが、その際に、地域の生物多様性を破壊せずに進めることが重要であると考えております。以上のことを踏まえ、次のことを要望します。

  1. 釜石広域ウインドファームにおけるイヌワシの衝突事故への対応にあたり、イヌワシは絶滅のおそれのある野生動植物種の保存に関する法律の国内希少野生動植物種に指定されていること、及び同法第34条で、土地の占有者に対し、「その土地の利用にあたっては、国内希少野生動植物種の保存に留意しなければならない。」と規定されていることに鑑み、貴職に対し、土地の占有者の責務として、研究者、自然保護団体等から専門家の英知を集め、一刻もはやく適切な衝突事故再発防止策の立案および実施を行なっていただくよう、改めて要望します。
  2. 再発防止策を講じるにあたり、再発防止委員会を設置し、今まで御社によって行われたモニタリング調査の結果を元に再発防止策を講じてください。また、対策実施後も委員会を存続させ、防止策の実施結果のモニタリングと猛禽類飛翔状況調査を継続し、問題がある場合はさらなる検討を行なってください。そして、設置した委員会は原則公開とし、委員会で協議された内容等は、県、環境省、文化庁に逐次報告を行なってください。なお、日本野鳥の会岩手県内三支部は岩手県内のイヌワシについて、財団法人日本野鳥の会は風力発電機へのバードストライクについての情報を持っており、これらの団体は再発防止策を講ずるための委員会への協力は惜しみません。
  3. 御社が事故後にロボットを置いて再発防止策とされているのは、十分な措置とは言えないと考えられます。このロボットは規則的な動きを繰り返すものですが、野鳥は一般的に、規則的な動きをする物体には慣れることが知られています。また、ロボットはハンターの格好をしていますが、イヌワシは狩猟鳥ではないため、それを見て脅威を感じるかという疑問があります。ロボットがイヌワシを寄せ付けないために確実に役立っているかどうかモニタリングをし、そのことが実証できなければ、新たな再発防止策が実行および評価されるまで、イヌワシの飛来が確認されている風力発電機の運転を停止してください。
  4. 再発防止策を講じても事故が発生する場合には、イヌワシの飛来が確認されている場所の風力発電機の運転をすぐに停止してください。

 以上のことについて、貴職からのご回答を文書にていただけるよう、重ねてお願いいたします。なお本件につきましては、環境大臣宛にも種の保存法を踏まえた貴職への適切な助言または指導を文書にてお願いしていることを付記致します。
地球温暖化対策の円滑な推進のため、早急に対処していただけるよう、心よりお願い申し上げます。

以 上

東北地方における重要野鳥生息地(IBA)

IBA
コード
サイト名 選定基準 その他注意すべき主な生息種
32 弁天島 青森県 A4i:ウミネコ、A4iii:ウミネコ ハヤブサ繁殖
33 下北半島北部沿岸 青森県 A4i:コクガン ハヤブサ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬
34 陸奥湾 青森県 A4i:コクガン、オオハクチョウ ミサゴ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬
35 仏沼、小川原湖湖沼群 青森県 A1:オオセッカ、シマクイナ、A3:オオセッカ、コジュリン マガン、ヒシクイ通過
36 蕪島 青森県 A4i:ウミネコ、A4iii:ウミネコ コクガン、海ガモ類越冬
37 岩木川河口、十三湖 青森県 A1:オオセッカ、A3:オオセッカ、コジュリン チュウヒ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬、マガン・ヒシクイ・ハクチョウ類等越冬
38 廻堰大溜池、砂沢溜池 青森県 A4i:マガン、ヒシクイ、コハクチョウ、オナガガモ  
39 狄ヶ館溜池 青森県 A4i:ヒシクイ  
40 十和田、八甲田 青森県、岩手県、秋田県 A3:北東アジア温帯林  
41 白神山地 青森県、秋田県 A3:北東アジア温帯林 イヌワシ繁殖
42 日出島 岩手県 A4ii:クロコシジロウミツバメ ハヤブサ繁殖、海ガモ類越冬
43 三貫島 岩手県 A4i:ウミネコ、A4ii:オオミズナギドリ、A4iii:オオミズナギドリ ハヤブサ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬、海ガモ類越冬
44 椿島、青松島 岩手県 A4i:ウミネコ ハヤブサ繁殖、海ガモ類越冬
45 早池峰 岩手 A3:北東アジア温帯林 イヌワシ・クマタカ・オオタカ繁殖
46 新堤、北上川 岩手県 A4i:オオハクチョウ  
47 八幡平、和賀岳 岩手県、秋田県 A3:北東アジア温帯林  
48 栗駒、焼石 岩手県、宮城県、秋田県、山形県 A3:北東アジア温帯林 クマタカ繁殖、マガン・オオハクチョウ越冬
49 三陸海岸南部 宮城県 A4i:コクガン オジロワシ・オオワシ越冬
50 双子島 宮城県 A4i:ウミネコ ハヤブサ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬、海ガモ類越冬
51 陸前江ノ島 宮城県 A4i:ウミネコ コシジロウミツバメ繁殖、ハヤブサ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬、海ガモ類越冬
52 迫川 宮城県 A4i:コハクチョウ  
53 伊豆沼 宮城県 A4i:マガン、オオハクチョウ、オナガガモ、A4iii:カモ類 オオタカ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬
54 蕪栗沼 宮城県 A4i:マガン、A4iii:カモ類 オオタカ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬
55 化女沼 宮城県 A4i:マガン、ヒシクイ オオタカ繁殖
56 蔵王、船形 宮城県、山形県 A3:北東アジア温帯林 イヌワシ・クマタカ・オオタカ・サシバ・ハチクマ繁殖
57 小友沼 秋田県 A4i:ヒシクイ、マガン、オナガガモ、A4iii:マガン オオタカ繁殖、オジロワシ越冬
58 八郎潟 秋田県 A1:オオセッカ、A3:オオセッカ、A4i:マガン、ヒシクイ、コハクチョウ、A4iii:マガン ミサゴ・オオタカ・サシバ繁殖、オジロワシ・オオワシ越冬、海ガモ類越冬
59 玉川 秋田県 A4i:オオハクチョウ オオタカ繁殖、オジロワシ越冬
60 飛島、御積島 山形県 A4i:ウミネコ、A4iii:ウミネコ ハヤブサ繁殖、海ガモ類越冬
61 最上川河口 山形県 A4i:オオハクチョウ、コハクチョウ、オナガガモ、A4iii:カモ類 コジュリン繁殖
62 大山上池下池 山形県 A4i:マガモ、A4iii:マガモ オジロワシ・オオワシ越冬、マガン・ヒシクイ越冬
63 朝日岳、月山 山形県、福島県、新潟県 A3:北東アジア温帯林 イヌワシ・クマタカ・サシバ・ハチクマ繁殖
64 吾妻、磐梯 福島県、山形県、宮城県 A3:北東アジア温帯林  
65 阿武隈川 福島県 A4i:オナガガモ ミサゴ・オオタカ繁殖
66 猪苗代湖 福島県 A4i:コハクチョウ  
67 奥只見、奥日光、奥利根 福島県、栃木県、群馬県、新潟県 A3:北東アジア温帯林 イヌワシ・クマタカ・ハヤブサ繁殖

<選定基準について>

基準A1-
世界的に絶滅が危惧される種の生息地:世界的に絶滅が危惧される種、または全世界で保護の必要がある種が、定期的・恒常的に多数生息している生息地。
基準A2-
生息地域限定種の生息地:生息地域限定種(Restricted-range species)が相当数生息するか、生息している可能性がある生息地。
基準A3-
バイオーム限定種の生息地:ある1種の鳥類の分布域すべてもしくは大半が1つのバイオームに含まれている場合で、そのような特徴をもつ鳥類複数種が混在して生息する生息地、もしくはその可能性がある生息地。
基準A4-
群れをつくる種の生息地

A4 i
群れを作る水鳥の生物地理的個体群の1%以上が定期的に生息するか、または生息すると考えられる生息地。
A4 ii
群れを作る海鳥または陸鳥の世界の個体数の1%以上が定期的に生息するか、または生息すると考えられる生息地。
A4 iii
1種以上で2万羽以上の水鳥、または1万つがい以上の海鳥が定期的に生息するか、または生息すると考えられる生息地。
A4 iv
渡りの隘路にあたる場所で、定められた閾値を超える渡り鳥が定期的に利用するボトルネックサイト。

<参照ウエブページ>
http://www.wbsj.org/nature/hogo/others/iba/index.html
http://www.wbsj.org/nature/hogo/others/iba/search/touhoku.html


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[PDF] 岩手県のウインドファームにおけるイヌワシの衝突死の対処について再度の要望書を提出に関するプレスリリース

プレスリリース 2009.10.07

日本野鳥の会が、「シマフクロウ」の生息地47.6ヘクタールを購入
シマフクロウのための野鳥保護区は5箇所に
知床地方/浜中地域に野鳥保護区設置は はじめて

2009.10.07

 (財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:柳生博 会員・サポーター数:約5万人)は、当会名誉顧問の持田勝郎氏(もちだかつろう・東京都杉並区)からの寄付金をもとに、2009年2月にシマフクロウの生息地としては、4箇所目となる知床地方の山林を購入した。また、2009年10月には5箇所目となる浜中地域の山林を購入した。各購入地は寄付者のお名前を冠した「持田野鳥保護区シマフクロウ知床」「持田野鳥保護区シマフクロウ浜中」とし恒久的に保全する。今後も継続して、シマフクロウの生息地を購入し、野鳥保護区を拡大していく。今回の保護区を含め、当会が野鳥保護のために設置した保護区は合計29箇所、面積は2671.2haになった。

購入した土地について

持田野鳥保護区シマフクロウ知床
知床地方の山林、面積15.1ha(151,476m2)。今回購入した土地は、シマフクロウの生息地の一部である。なお、具体的な場所や地名は、シマフクロウ保護上伏せている。国内のシマフクロウの総つがい数40つがいの4割は民有林等で法的な保護指定がなく、伐採による生息環境の悪化などの恐れがある。シマフクロウの生息する知床地方は、半島部を国立公園や世界自然遺産として保護されているが、内陸部は一部が国有林等で保護されているのみで、法的な保護がされていない。当会では、知床半島からシマフクロウの分散の足がかりとなるこの地域を対象に野鳥保護区設置を進めている。なお、この購入地の周辺では、1つがいの繁殖が確認されている。

持田野鳥保護区シマフクロウ浜中
浜中地域の山林、面積32.5ha(324,510m2)。今回購入した土地は、根室地方から釧路地方への続く、シマフクロウの分散のルート上に位置し、これまで1つがいの繁殖が確認されていた重要な地域である。浜中地域にはラムサール条約等で保護されている霧多布湿原などがあるが、山林に関しては法的な保護がされていない地域が残っている。シマフクロウの釧路方面への更なる分散を考えると、この地域の山林の確保は重要であることから、今回の保護区の設置に至った。また、購入地においては、シマフクロウ1羽が数年前から定着し、2008年から繁殖が確認されている。

寄付者のプロフィール

持田勝郎(もちだかつろう)氏は、当会名誉顧問で、1987年に根室市内のタンチョウの営巣地、2004年、2005年に根室市内、2007年に日高地方のシマフクロウの生息地を購入した際にもご寄付をいただいた。

日本野鳥の会 野鳥保護区事業について

 野鳥の生息地の保全を目的として、当会では、1986年から「野鳥保護区」を拡大している。これまでに北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に29ヶ所、2670.9haを買い取りや協定により確保してきた。また、タンチョウ営巣地の買い取りで一定の成果が得られたため、2004年からタンチョウに続き、シマフクロウの生息地の買い取りもはじめた。現在、野鳥保護区の総面積は、東京ディズニーランドが52個入る大きさで、国内の自然保護団体が設置した保護区としては最大級の面積である。
設置後は、環境省はじめ関係行政や専門家と連携して、当会職員が、調査や管理、巡回監視に当たる。
なお、土地の買い取りについては会員の方をはじめとする方々からの寄付を財源としている。

シマフクロウ Ketupa blakistoni blakistoni について

 シマフクロウは極東地域に狭い分布域を持ち、我が国では、北海道および北方領土に生息する。全長70㎝、翼を広げると約180cmの世界最大級のフクロウである。河川および湖沼で魚類やカエルなどを捕食し、広葉樹の大木の樹洞に営巣する。20世紀初頭までは、北海道全域に分布していたが、森林伐採による営巣木の減少と河川改修によるエサの魚類の減少等により、現在、北海道東部を中心に約40つがい130羽ほどが生息しているに過ぎない。その約半数が知床に生息し、残りが日高地域、根室、十勝地域に生息している。知床地域以外では何らかの人による手助けにより生息が維持されている状態がほとんどである。釣り人や心無い撮影者などにより、採食や営巣が妨害されている生息地もある。人間の生活圏に近い場所では交通事故や感電事故に遭って死んだり、生息地が分断・孤立化していることにより、繁殖地から巣立った若い個体がうまく分散することができず、近親交配が起こりやすい状態にある。

<シマフクロウの保護指定状況>

  • 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法) 「国内希少野生動植物種」
  • 文化財保護法 「天然記念物」
  • 改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物‐レッドデータブック‐ 2 鳥類 「絶滅危惧IA類(CR)」
  • IUCN(国際自然保護連合)レッドリスト 「EN C2a(i)」

財団法人日本野鳥の会について

 自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら、自然保護を進めている民間団体である。全国5万人の会員・サポーターの方が、自然を楽しみつつ、自然を守る活動を支えている。

  • 創設:1934年
  • 創設者:中西悟堂
  • 支部:全国90支部

<野鳥や自然を大切に思う心を伝える>

  • 全国11ヶ所のサンクチュアリやバードプラザを訪れる年間約30万人の方に、野鳥や自然のすばらしさを伝えている。
  • 東京バードフェスティバルなどの大規模イベントへの参加や野鳥図鑑などの発行を通して、バードウォッチングの楽しさを伝えている。
  • バードウォッチングの指導・案内のできる人材の育成を進めている。

<野鳥や自然を守る>

  • 北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に、土地の買い取りや協定により野鳥保護区として保全している。現在、保護区の面積は、29ヶ所、2671.2haで、自然保護団体としては国内最大級である。
  • 鳥類の生息地として、保全が急がれる場所を明確にするため、国際的に重要な鳥類等を指標にした重要度の基準(IBA基準)を満たした野鳥の重要な生息地の選定、リストの公表を行い、保全の推進、ネットワーク化を行っている。

<特定公益増進法人です>

日本野鳥の会は、特定公益増進法人に認定されており、個人や法人が支出した寄付金に対して所得控除や損金算入が設定されている。

同時発表先

環境省記者クラブ

本件についての問合せ先

財団法人日本野鳥の会 野鳥保護区事業所 0153-25-8911 090-3008-9659 担当:松本潤慶、富岡辰先


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[PDF] 「シマフクロウ」の生息地47.6ヘクタールを購入に関するプレスリリース

プレスリリース 2009.09.30

三宅島のサンゴ、今年も良好な状態を確認 ~6 回目のリーフチェックを実施~

2009.09.30

主催:三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館
共催:コーラル・ネットワーク
協力:スナッパー・ダイビングセンター

 2009年9月26日、三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館とコーラル・ネットワークは共同で、世界共通のサンゴ調査である「リーフチェック」を実施した。実施した場所は三宅島の西側に位置する富賀浜のテーブル状サンゴ群集と、伊ヶ谷沖のカタン崎のサンゴ群集である。調査を実施した結果、富賀浜では昨年と同様に、調査範囲の約60%以上がサンゴに覆われていた。またカタン崎においては多様な種類のサンゴが点在する群集が確認され、2006年の調査よりサンゴが多くなっていた。どちらのサンゴ群集とも良い状態が保たれていることが確認された。

三宅島でのリーフチェックの経緯と調査方法

三宅島では1998年より調査を開始し、以後99年、05年、06年、08年と5 回調査が行われ、今回の調査は6回目となる。今回はコーラル・ネットワークのリーフチェックコーディネーター1名、地元のダイビングサービス1名、日本野鳥の会の職員でアカコッコ館のスタッフ2名で地元の漁船の協力を得て、富賀浜と伊ヶ谷沖のカタン崎を調査した。世界共通の調査方法に準じ、サンゴ群集上にメジャーで100mのラインを設置し、ライン上のサンゴの状態を観察した。あわせて、周辺の魚やエビ、ウニなどの決められた生き物の数を記録した。


調査結果

富賀浜

テーブル状のサンゴを中心に、昨年同様60%以上が造礁サンゴに覆われ、非常に良い状態にあった。昨年同様サンゴ食の巻貝による食害は見られたが、多くは無かった。オニヒトデと思われる食痕も1箇所あったが、姿は見つからなかった。また、今年の夏には台風の接近があったが、それによる被害も見られなかった。



カタン崎

サンゴの種類が多く、同じ箇所で調査した2006年に比べて造礁サンゴが増えている。昨年見られた窪地での砂などの堆積が見られず、サンゴの生育環境としては良好に保たれていた。サンゴ食の巻貝の仲間やオニヒトデ、サンゴの病気等も見られなかった。魚類では2006年にくらべてチョウチョウウオ類が若干少なかった。


総評(リーフチェックコーディネーターでコーラル・ネットワーク所属の土川氏のコメント)

今年の三宅島の夏は例年と比べて水温が低かったが富賀浜、カタン崎の造礁サンゴ群集とも良い状態で保たれていた。特に富賀浜のサンゴ群集は依然として伊豆諸島最大のテーブル状サンゴ群集であり、非常に良い状態で保たれていると考えられる。

リーフチェックとは

サンゴ礁の健康度を測るために世界同一基準で用いられているモニタリング調査で1997年に始まった。
アメリカ・カリフォルニアに本部を置く民間団体が推進している。調査は科学者とボランティアダイバーでチームを編成し、サンゴ、魚類、海底の生物など国際基準の調査項目を潜水して調査し、調査結果をインターネットを通じて本部に送る。各地の結果は毎年本部で取りまとめられ、ホームページなどを通じて公表される。

三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館

アカコッコ館は、東京都伊豆諸島の三宅島の自然を多くの人に知ってもらうために1993年に設置された、三宅村営の自然観察施設。
93年のオープン時から日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、自然情報の提供、自然観察会の開催、調査・研究などの活動を行っている。

参考リンク

「コーラル・ネットワーク」 http://coralnetwork.jp/
「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」 http://www.wbsj.org/sanctuary/miyake/
「スナッパー・ダイビングセンター」 http://www.snapper-d.com/


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[PDF] 三宅島のサンゴ、今年も良好な状態を確認 ~6回目のリーフチェックを実施~に関するプレスリリース

プレスリリース 2009.09.08_02

絶滅の危機にあるカンムリウミスズメの保護のため
小冊子「カンムリウミスズメの海をまもろう!」を無償配布します ※配布終了いたしました。

2009.09.08

 財団法人 日本野鳥の会(会長:柳生博、会員・サポーター数:約5万1千人、本部:東京都品川区)は、今年度、創立75周年を機に絶滅の恐れのある海鳥「カンムリウミスズメ」のより一層の保護に着手しています。そこで、多くの方にカンムリウミスズメの生態や保護の重要性を知っていただくため、小冊子「カンムリウミスズメの海をまもろう!」を2万部作成し、9月9日より無償配布を行います。
報道関係各位におかれましては、告知・報道へのご協力をお願いいたします。

カンムリウミスズメの保護と小冊子の作成について

 カンムリウミスズメは環境省の絶滅危惧種に指定され、かつ世界の絶滅危惧種にも指定されている希少な海鳥です。その数は世界中でわずか5,000羽程しかいないとされ、日本近海の島嶼域が主要な繁殖地であることから日本が率先して保護に取り組むべき優先度の高い種です。しかし、その生態や生息状況は未だ詳しく把握されておらず、一般の方々にはその名前すら知られていません。
そこで、カンムリウミスズメの生態やくらす環境を多くの方々に知っていただき保護の重要性を広く普及するため、小冊子2万部を作成し、無償配布を行うことにしました。
小冊子では、カンムリウミスズメの生態、危機的な状況、保護の必要性などをわかりやすいイラストや写真を交え解説しています。カンムリウミスズメをはじめ、多様な生きものがくらす海洋環境の保全の重要さをお伝えし、保護のために何ができるかを読みながら考えていただけるように構成されています。

小冊子申し込み先
  1. 住所
  2. 氏名
  3. 電話番号
  4. 性別
  5. 生年月日
  6. 職業
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を明記して、次の申し込み先までハガキ、FAX、Eメールでお申し込みください。

財団法人日本野鳥の会 カンムリウミスズメの海をまもろう! 係
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル 
FAX:03-5436-2635  E-mail:[email protected]

※電話での受付はしておりません。
※ご応募いただいた方には当会からのご案内をお送りすることがあります。
※発送は先着順にお送りします。在庫がなくなり次第、プレゼントは終了とさせていただきます。

この冊子の特長

  • カンムリウミスズメはどんな野鳥か、どんな問題に直面しているかを、イラストでわかりやすく説明しています。
  • なぜカンムリウミスズメを守らなければならないのか、その保護の意義を伝えています。
  • カンムリウミスズメだけでなく、海の生物多様性を知ってもらい、読者自身何ができるかを考えていただけるよう構成されています。

本冊子は、日本財団の助成金ならびに三菱製紙からの用紙提供を受け作成しました。



WEBでの目撃情報も募集中

カンムリウミスズメは、繁殖期をのぞいて一生のほとんどを洋上で過ごすため、どのような暮らしをしているか、とくに6月から翌1月頃までどこにいるのか解明されていません。そこで、生息状況を把握するため目撃情報をWEB上で募集します。頂いた情報は今後の保護活動に役立てていきます。携帯電話からの投稿もできます。あなたの情報が新発見につながるかもしれません。

≪目撃情報のサイトアドレス≫
PC http://www.wbsj.org/nature/kisyou/sw/
携帯 http://www.birdfan.ne.jp/m/find_sw.html

※小冊子内でも告知しております。

【本件のプレス関係者様からのお問合せ先】 財団法人日本野鳥の会 普及室普及教育グループ
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル    担当:掛下(かけした)、岡本
電話:03-5436-2622(月~金)/ FAX:03-5436-2635
E-mail:[email protected] / URL:http://www.wbsj.org


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[PDF] 小冊子「カンムリウミスズメの海をまもろう!」無償配布に関してのプレスリリース

プレスリリース 2009.09.08_01

日本野鳥の会オリジナル 2010年版カレンダー発行
絶滅の恐れのある海鳥「カンムリウミスズメ」をカレンダーに。

2009.09.08

 財団法人 日本野鳥の会(会長:柳生博、会員・サポーター数:約5万1千人、本部:東京都品川区)は、全国に向け、2010年オリジナルカレンダー「バーズ・イン・シーズンズ2010卓上カレンダー」、「ワイルドバード・カレンダー2010」の販売を開始しました。特に、卓上カレンダーには、当会が創立75周年を機に今年度からより一層の保護に取り組んでいる絶滅の恐れのある海鳥、「カンムリウミスズメ」の写真を掲載しました。
 ぜひ、貴誌にてご紹介下さいますようお願い致します。

バーズ・イン・シーズンズ2010卓上カレンダー(写真上)について

企画意図: 日本野鳥の会では、設立75周年を迎える2009年を機に、「カンムリウミスズメ」の保護活動により一層力を注いでおります。この野鳥は、推定個体数5,000羽程度と極めて少なく、環境省レッドリストでは絶滅危惧種に指定され、かつ世界の絶滅危惧種にも指定されている希少な海鳥です。しかし、その生態や行動範囲については解明されていない点が多く、保護対策が十分ではないのが現状です。また、一般の方々にはその名前すら知られていないことが多い鳥です。
そこで、より多くの方々に、「カンムリウミスズメ」の存在を知っていただきたいという思いを込め、この鳥の写真を取り入れた卓上カレンダーを製作しました。また、12ヶ月の写真を、カンムリウミスズメの生息地である「海」につながる水の流れにまつわる環境でくらす野鳥たちの写真で構成し、1種の生物の背景には様々な環境・生物のつながりがあることを皆様に感じていただければと期待しております。
仕様: 紙製スタンド。リング(生分解性素材)製本。
写真部分はポストカードとして再利用可能。全14枚(表紙・裏表紙含む)
サイズ: 組立て時 高さ18.5×幅15×奥行7cm/本文 縦18×横15cm
価格(税込): 1,050円

ワイルドバード・カレンダー2010(写真下)について

概要: 日本の自然の中で生き生きと暮らす野鳥の姿をとらえた写真のカレンダーです。写真は、「野鳥も人も地球のなかま」のテーマで公募し、応募総数1,127点から厳選しました。音声再生機器「SNGサウンドリーダー」(別売/詳細2枚目)で野鳥の声が再生できる音声コード付。
仕様: ペーパーリング製本で廃棄時に分別が不要。全14枚(表紙・裏表紙含む)
サイズ: B3判(約51×36cm)
価格(税込): 1,470円 
 

カレンダーの販売について

主な販売場所: 日本野鳥の会通信販売  
電話:03-5436-2626/FAX:03-5436-2636
オンラインショップ:
http://www.wbsj.org/shopping/shop/online-shopping/
日本野鳥の会バードプラザ(弊会事務所併設)
全国書店・セブンイレブンでお取り寄せ ほか

いずれのカレンダーも、自然の中で生き生きと暮らす野鳥の写真を通じて、野鳥はもちろん彼らが暮らす環境にも関心をもっていただき、自然保護の輪をより大きくひろげていくことを目指しています。また、ワイルドバード・カレンダーは30年以上発行を続けている人気商品であり、販売による収益は日本野鳥の会の活動を支える大きな柱となっています。

プレゼントのご案内

掲載いただいた場合、読者の方への上記カレンダーのプレゼントも考慮致しますので、併せてご検討くださいますようお願い申し上げます。お預かりする個人情報につきましても、責任をもって管理させていただきます。

「SNGサウンドリーダー」について

サウンドリーダー専用の音声コードをなぞることで音声を再生する機械(写真)です。
サイズ(約):幅9.7×5.8×3.7cm。約112g(電池含)。税込8,925円。詳しくは、下記までお問い合わせ下さい。

財団法人 日本野鳥の会について

自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら、自然保護を進めている民間団体です。全国約5万1千人の会員・サポーターの方が、自然を楽しみつつ、自然を守る活動を支えています

  • 創設:1934年
  • 創設者:中西悟堂
  • 支部:全国90支部

<野鳥や自然を大切に思う心を伝える>

  • 全国11ヶ所のサンクチュアリやバードプラザを訪れる年間約30万人の方に、野鳥や自然のすばらしさを伝えています。
  • 東京バードフェスティバルなどの大規模イベントへの参加や野鳥図鑑などの発行を通して、バードウォッチングの楽しさを伝えています。
  • バードウォッチングの指導・案内のできる人材の育成を進めています。

<野鳥や自然を守る>

  • 北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に、土地の買い取りや協定により野鳥保護区として保全しています。現在、保護区の面積は、28ヶ所、2638.4haで、自然保護団体としては国内最大級です。
  • 鳥類の生息地として、保全が急がれる場所を明確にするため、国際的に重要な鳥類等を指標にした重要度の基準(IBA基準)を満たした野鳥の重要な生息地の選定、リストの公表を行い、保全の推進、ネットワーク化を行っています。

<特定公益増進法人です>

日本野鳥の会は、特定公益増進法人に認定されておりますので、個人や法人が支出した寄付金に対して、所得控除や損金算入が設定されています。

掲載いただけます場合には、お手数でも下記担当までご一報くださいますようお願い申し上げます。
以上、よろしくお願い致します。

この件に関するお問い合わせは財団法人 日本野鳥の会 普及室 販売出版グループ まで
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル [担当:江面(えづら)、瀬古]
TEL:03-5436-2623/FAX:03-5436-2636/e-mail:birdshop@wbsj.org
URL:http://www.wbsj.org


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