プレスリリース 2009.08.06


愛知県内の16野鳥保護団体の連絡協議会と(財)日本野鳥の会、日本湿地ネットワークが連名で愛知県・トヨタ自動車に対し里山環境を破壊する研究開発施設用地造成事業の見直しを要望

2009.08.06

愛知県野鳥保護連絡協議会
21世紀の巨大開発を考える会
財団法人 日本野鳥の会
日本湿地ネットワーク

 愛知県野鳥保護連絡協議会(事務局:愛知、議長:大羽康利、加盟団体16)、21世紀の巨大開発を考える会(事務局:愛知、会長:織田重己)、財団法人日本野鳥の会(事務局:東京、会長:柳生博、会員・サポーター数約5万1千人)、日本湿地ネットワーク(事務局:埼玉、代表:辻淳夫)は、8月6日までに、愛知県ならびにトヨタ自動車に対して、愛知県豊田市と岡崎市にまたがる豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業の計画地におけるミゾゴイ等の絶滅危惧種の保護施策と同事業の見直しを求める要望書を提出しました。また環境省に対し、本件に関する愛知県への助言を求めました。

 これは、愛知県野鳥保護連絡協議会加盟団体の21世紀の巨大開発を考える会と日本野鳥の会愛知県支部が、現在、環境影響評価のため各種調査などが進められている「豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業」計画地内において、絶滅危惧種の野鳥ミゾゴイの繁殖中の2巣と7羽の生息を確認したことに伴うもの。本年7月8日にミゾゴイの巣1巣、親鳥2羽、ヒナ3羽の計5羽の生息を確認し、さらに、7月15日、別の1巣を確認しました。この巣は途中で営巣放棄されていたと見られますが、雌雄2羽の存在が推測されます。

 この事実に基づき、同協議会らは8月4日付けで愛知県とトヨタ自動車に提出した「豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地の生物多様性の保全に関する要望書」の中で、国際的な自然環境保全の見地から、同事業計画による里地・里山環境の破壊を回避し、環境破壊といった悪影響のない代替地の検討・確保を求め、また愛知県に対しては同計画地内の湿地のラムサール条約湿地への登録の検討を求めました。そしてこの件に関する公開での説明および協議の場の開催を併せて求めています。また環境省に対しては8月6日、生物多様性条約第10回締約国会議開催にあたり、同条約の精神、生物多様性国家戦略に基づく絶滅のおそれのある種の保存及び里地里山の保全の観点、及びラムサール条約に基づく湿地保護の観点、そして生物多様性基本法の制定を踏まえて、愛知県が生物の多様性に及ぼす影響を回避する施策をとることができるよう、助力を求めました。

ミゾゴイ

全世界で1,000羽程度しか生息していないと推定されており、これまで日本以外での繁殖の確認事例はない。フィリピンなどから日本に春先に渡来し、繁殖活動を行なったあと、秋にフィリピンなどに渡去する。環境省レッドリスト(2006)、および愛知県レッドデータブックでは、絶滅のおそれが高いとして、絶滅危惧IB類とされている。
従来は山林で繁殖すると考えられていたが、里山の林で営巣し、周辺の草地や水田、果樹園等で採食することが最新の研究で明らかになってきている。したがって、森林と草地、水田がセットになった環境を保全しないと、生存できないと思われる。

ラムサール条約

水鳥の生息地として、全生息個体数の1%以上の生息が確認されれば、条約登録地として保全の対象地域に指定できる。
ミゾゴイに関しては、現在、生息数は少なくとも600羽とされており、6羽以上の生息が確認されれば条約湿地の登録用件を満たすと考えられる。

豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業

  • 愛知県東部の豊田市と岡崎市の下山地区において愛知県が研究開発施設用地を造成する計画で、総面積660ha(東京ドーム141個分)。
  • 現在の改変予定面積280ha(当初410haから、2008年9月に縮小を発表)、2010年着工予定。
  • 愛知県企業庁が用地買収、造成を行った後、トヨタ自動車が購入し、テストコース、研究棟、実験棟、厚生施設などを建設する計画となっている。
  • 現在の計画は、テストコースは6キロの周回路、2キロの直線、4キロの周回路など14コース
    研究者だけで5,000人、その他の就労者と合わせて6,000人が就労予定(参考:下山地区の5月1日現在の人口は5383人)
  • トヨタ自動車本社(愛知県豊田市)から30分以内の距離にあり、この距離が同地選定の最大の理由とされている。
  • この開発により、30種以上の絶滅のおそれのある種を含む里山の生物の生息する、良好な生息環境が破壊されると考えられる。
  • 同地では約30年前にトヨタ自動車が独自で開発計画を立てたが、この時は地権者の大反対にあい頓挫した経緯がある。

◎経過(愛知県企業庁の発表資料より)
2008年9月1日 絶滅危惧Ⅱ類のサシバやハチクマ(いずれも猛禽類)の繁殖が確認されたため、改変面積を410haから280haに縮小。
2008年12月3日 計画地内にてレッドリストに記載されている種を30種確認。
2009年1月16日 計画地の9割で土地売買契約を結ぶ(前年8月より買収交渉開始)
2009年2月23日 計画地(豊田市側)の買収契約96%完了(豊田市議会より)
2009年4月17日 企業庁が設置した「自然環境保全技術検討会」の初会合が実施される

愛知県野鳥保護連絡協議会

1992年8月発足し、現在は以下16団体が加盟(順不同)
日本野鳥の会愛知県支部・岡崎野鳥の会・三河湾水鳥調査会・西三河野鳥の会・海上の森自然観察会・藤前干潟を守る会・名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会・渥美自然の会・愛知生物調査会・カラスの弁護人ネットワーク・パンダクラブ愛知・三ヶ根ハヤブサを守る会・21世紀の巨大開発を考える会・汐川干潟を守る会・扇子山タカの渡り観察グループ

豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業については、2008年1月7日と2009年3月19日に愛知県に対して里山環境の保全を求める要望書を提出している。
議長 大羽 康利 渥美自然の会
加盟団体の「21 世紀の巨大開発を考える会」は2007 年11 月1 日発足。以来、一貫して豊
田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業問題を追究している。
ホームページ http://bio-diversity.info/
会長 織田 重己

ミゾゴイ繁殖確認の経緯

21世紀の巨大開発を考える会と日本野鳥の会愛知県支部は、愛知県が現在環境影響評価のための各種調査を実施しているのと平行して、「豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業」対象地内において、絶滅危惧種の野鳥の調査を実施。
 本年4月からは、断片的な観察記録が得られていたミゾゴイについて、繁殖の可能性が高いことをつきとめ、重点的に調査、観察を重ねた。そして本年7月8日にミゾゴイの巣1巣を事業予定地内で確認し、親鳥2羽、ヒナ3羽の計5羽の生息を観察。その後同月22日にヒナが無事、巣立ったことを確認した。
さらに、先の場所から離れた同事業予定地内において7月15日、別の1巣を確認。7月30日に繁殖途中で営巣放棄されたことを確認したが、先の巣とは別の雌雄2羽の存在が推測された。従って、同計画地内には今年、最低7羽のミゾゴイが生息していると推定できる。

営巣が発見された絶滅危惧IB類のミゾゴイ(ひな)。


(写真提供 21世紀の巨大開発を考える会)

★この撮影にあたってはミゾゴイの保護に十分配慮して行い、またその後の無事の巣立ちを確認しています。



日野鳥発第23号
2009年8月4日

愛知県知事  神田 真秋 様

21世紀の巨大開発を考える会
会長  織田 重己
愛知県野鳥保護連絡協議会 
議長  大羽 康利
財団法人 日本野鳥の会
会長  柳生 博
日本湿地ネットワーク(JAWAN)
代表  辻 淳夫

豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地の
生物多様性の保全に関する要望書

 日頃、環境行政にご理解・ご尽力いただき感謝申し上げます。
 さて、貴県において推進されている豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地において、この度、私どもの調査により、絶滅のおそれのある鳥類(環境省
2006、愛知県 2009共に絶滅危惧ⅠB類)であるミゾゴイの繁殖が確認されました。ミゾゴイは地球上に1,000羽程度しか生息していないと推定されており(IUCN
2009)、日本でのみ繁殖が確認されている国際的に貴重な種です。ラムサール条約の登録基準6(水鳥の1種の個体群の1%以上を定期的に支えている湿地)をクリアする個体数は6羽とされています(Wetlands
International 2006)。今回の私どもの調査では、少なくとも7羽の生息を確認しており、ラムサール条約湿地への登録基準をも満たす貴重な湿地を含む里山環境であることが改めて確認されました。
 その他、絶滅危惧Ⅱ類(環境省 2006、愛知県 2009共)で猛禽類のサシバも事業計画地内で繁殖しています。ミゾゴイ、サシバは湿地(水田を含む)、草地、森林がセットになった里山環境に生息しますので、全国的に減少しているこれらの種の生息環境が、当該地では良好に維持されており、これらを破壊しないことが必要です。ミゾゴイは3年に一度程度、巣の位置を変えると考えられる観察事例があるため、その保護のためには、今回発見された営巣地付近だけではなく、湿地(水田を含む)、草地、森林がセットになった環境を計画地一帯で保護しないと、種の保存には到らないと思われます。
 愛知県野鳥保護連絡協議会は既に本年3月19日に、代替地の検討・確保を進め、本事業計画による里地・里山環境の破壊を回避することについて要望をしておりますが、更に上記のことを踏まえ、次のように要望いたします。

  1. 豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地が貴県および環境省の指定した絶滅危惧種の重要な生息地であることを踏まえ、国際的な自然環境保全の見地から、このような影響のない代替地の検討・確保を進め、本事業計画による里地・里山環境の破壊を回避してください。
  2. ミゾゴイの生息状況を精査し、計画地一帯を「豊田の里山湿地」といった名称でラムサール条約湿地へ登録することを検討してください。
  3. 以上のことについて、公開での説明および協議の場の開催してください。

 貴県において2010年に開催される生物多様性条約第10回締約国会議を迎えるにあたり、従来の計画を再考しない限り、貴県が日本の自動車産業と共に生物多様性保全について国際的な批判を浴びることになるであろうことを、私どもは憂慮しております。生物多様性基本法の制定も踏まえて、生物の多様性に及ぼす影響を回避する施策となるよう、英断をくだしていただくことを切に希望しております。


日野鳥発第24号
2009年8月4日

トヨタ自動車社長  豊田 章男 様

21世紀の巨大開発を考える会
会長  織田 重己
愛知県野鳥保護連絡協議会 
議長  大羽 康利
財団法人 日本野鳥の会
会長  柳生 博
日本湿地ネットワーク(JAWAN)
代表  辻 淳夫

豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地の
生物多様性の保全に関する要望書

 日頃、自然環境の保全にご理解・ご尽力をいただき感謝申し上げます。
 さて、愛知県が計画し御社において造成後の土地利用を計画されている豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業の計画地において、この度、私どもの調査により、絶滅のおそれのある鳥類(環境省
2006、愛知県 2009共に絶滅危惧ⅠB類)であるミゾゴイの繁殖が確認されました。ミゾゴイは地球上に1,000羽程度しか生息していないと推定されており(IUCN
2009)、日本でのみ繁殖が確認されている国際的に貴重な種です。ラムサール条約の登録基準6(水鳥の1種の個体群の1%以上を定期的に支えている湿地)をクリアする個体数は6羽とされています(Wetlands
International 2006)。今回の私どもの調査では、少なくとも7羽の生息を確認しており、ラムサール条約湿地への登録基準をも満たす貴重な湿地を含む里山環境であることが改めて確認されました。
 その他、絶滅危惧Ⅱ類(環境省 2006、愛知県 2009共)で猛禽類のサシバも事業計画地内で繁殖しています。ミゾゴイ、サシバは湿地(水田を含む)、草地、森林がセットになった里山環境に生息しますので、全国的に減少しているこれらの種の生息環境が、当該地では良好に維持されており、これらを破壊しないことが必要です。ミゾゴイは3年に一度程度、巣の位置を変えると考えられる観察事例があるため、その保護のためには、今回発見された営巣地付近だけではなく、湿地(水田を含む)、草地、森林がセットになった環境を計画地一帯で保護しないと、種の保存には到らないと思われます。
 愛知県野鳥保護連絡協議会は既に本年3月19日に愛知県に対し、代替地の検討・確保を進め、本事業計画による里地・里山環境の破壊を回避することについて要望をしておりますが、更に上記のことを踏まえ、次のように要望いたします。

  1. 豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地が愛知県および環境省の指定した絶滅危惧種の重要な生息地であることを踏まえ、国際的な自然環境保全の見地から、御社の事業をこのような影響のない代替地に変更することにより里地・里山環境の破壊を回避してください。
  2. 以上のことについて、公開での説明および協議の場の開催してください。

 愛知県において2010年に開催される生物多様性条約第10回締約国会議を迎えるにあたり、従来の計画を再考しない限り、御社の事業が生物多様性保全について国際的な批判を浴びることになるであろうことを、私どもは憂慮しております。私どもは御社が生物多様性ガイドラインを公表され、また御社が加盟される(社)日本経済団体連合会からも生物多様性宣言が宣言されましたことを歓迎し、たいへん注目しております。生物多様性基本法の制定も踏まえて、本件に関する事業が生物の多様性に及ぼす影響を回避する事業となるよう、英断をくだしていただくことを切に希望しております。


日野鳥発第25号
2009年8月6日

環境大臣 斉藤鉄夫 様

21世紀の巨大開発を考える会
会長  織田 重己
愛知県野鳥保護連絡協議会 
議長  大羽 康利
財団法人 日本野鳥の会
会長  柳生 博
日本湿地ネットワーク(JAWAN)
代表  辻 淳夫

豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地の
生物多様性の保全に関する要望書

 日頃、環境行政にご尽力いただき感謝申し上げます。
 さて、愛知県において推進されている豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業計画地において、この度、私どもの調査により、絶滅のおそれのある鳥類(環境省
2006、愛知県 2009共に絶滅危惧ⅠB類)であるミゾゴイの繁殖が確認されました。ミゾゴイは地球上に1,000羽程度しか生息していないと推定されており(IUCN
2009)、日本でのみ繁殖が確認されている国際的に貴重な種です。ラムサール条約の登録基準6(水鳥の1種の個体群の1%以上を定期的に支えている湿地)をクリアする個体数は6羽とされています(Wetlands
International 2006)。今回の私どもの調査では、少なくとも7羽の生息を確認しており、ラムサール条約湿地への登録基準をも満たす貴重な湿地を含む里山環境であることが改めて確認されました。
 その他、絶滅危惧Ⅱ類(環境省 2006、愛知県 2009共)で猛禽類のサシバも事業計画地内で繁殖しています。ミゾゴイ、サシバは湿地(水田を含む)、草地、森林がセットになった里山環境に生息しますので、全国的に減少しているこれらの種の生息環境が、当該地では良好に維持されており、これらを破壊しないことが必要です。ミゾゴイは3年に一度程度、巣の位置を変えると考えられる観察事例があるため、その保護のためには、今回発見された営巣地付近だけではなく、湿地(水田を含む)、草地、森林がセットになった環境を計画地一帯で保護しないと、種の保存には到らないと思われます。
 上記のことを踏まえ、私どもは愛知県と造成地の利用を行なう予定のトヨタ自動車に対し、このほど別紙のような要望書を提出し、里山環境の保全に影響のない代替地の検討・確保による本事業計画による里地・里山環境の破壊を回避と、ラムサール条約湿地の登録の検討について要望しました。

 貴省におかれましても、生物多様性条約第10回締約国会議を開催するにあたり、同条約の精神、生物多様性国家戦略に基づく絶滅のおそれのある種の保存及び里地里山の保全の観点、及びラムサール条約に基づく湿地保護の観点から、本事業についてご関心を持っていただき、生物多様性基本法の制定も踏まえて、愛知県が生物の多様性に及ぼす影響を回避する施策をとることができるよう、貴省からのご助力をお願いいたします。


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プレスリリース 2009.05.27

日本野鳥の会が、生物多様性保全と希少種保護、地球温暖化対策の3つを同時に国内で実現する「The forest of the
fish owl シマフクロウの森を育てよう!」プロジェクトに着手しました

2009.05.27

プロジェクト名

The forest of the fish owl シマフクロウの森を育てよう!

プロジェクトの目的

絶滅危惧IA類のシマフクロウ[学名:Ketupa blakistoni]は、北海道および北方領土などに生息しています。近年、森林伐採による営巣木の減少等により著しく個体数を減らしており、国内では北海道東部に約130羽が生息するだけとなっています。
当プロジェクトは、シマフクロウの生息地である北海道東部で日本野鳥の会が所有する野鳥保護区に原生的自然環境を復元することにより、生物多様性と植樹による森林炭素吸収量【カーボンオフセット】を実現する森林再生・保全型の事業です。
このプロジェクトにより、「生物多様性保全」+「種の保護」+「炭素吸収量」のトリプル・ベネフィットが日本国内で実現できます。

  シマフクロウ
撮影:山本純郎

プロジェクトの実施主体

【主催】
財団法人日本野鳥の会(会長:柳生博)
【後援】
環境プランニング学会(会長:山本良一(東京大学教授) http://www.kankyo-planning.org/
【プランニング・支援】
太豊商事株式会社(代表取締役:太田豊彦 http://www.taiho.ne.jp

プロジェクトの概要

【事業用地】
 
渡邊野鳥保護区ソウサンベツ
(面積368ha 北海道根室市)

北海道根室市の「日本野鳥の会 渡邊野鳥保護区ソウサンベツ」(わたなべやちょうほごく)で実施します。
ここは、法的指定がなされていない湿原と山林を渡邊玲子氏からのご寄付を元に2002年に日本野鳥の会が買い取った場所です。面積は368haで日本野鳥の会の野鳥保護区としては最大、国内の民間設置保護区としても最大級です。タンチョウ1つがいが繁殖、隣接地では2つがいが繁殖し、自然採食地としても利用されていますが、シマフクロウは生息していません。

【事業内容】
この「渡邊野鳥保護区ソウサンベツ」の中で保護区化前に伐採され、そのままササ原などになってしまっている1,375m2に、ミズナラ、ハルニレ、ヤチダモ等の広葉樹の3~5年生幼樹を面積1,000m2あたり約500本の植栽率で植樹を行います。
植樹後の5年間は、ササに覆われたりシカに食べられないようになどの管理作業を行います。そしてその後は、日本野鳥の会が存続し非常に大きな方針の転換がない限り、その森を維持管理し続けることになります。
【事業効果】
○生物多様性保全と希少種保護
植樹後約10年で小鳥のアオジが巣をかけるようになります。50年後にはシジュウカラが巣をかけ、ネズミやリスなども生息するようになり、エゾフクロウが狩り場として使うようになります。100年後には50cm位の太さに木が育ち、シマフクロウが生息するようになります。
○炭素吸収(貯蔵量)
ミズナラ、ハルニレ、ヤチダモ等の天然林広葉樹では、一般的に年間約5t/haのCO2を吸収します。当事業地の1,375m2では、60年生の広葉樹で、約36t-CO2の炭素吸収(固定)が見込まれます。
【今後の展開】
今年、秋以降は事業用地を増やし、植樹だけでなく除間伐なども加えたプロジェクト展開を計画しています。

協賛募集

【募集内容】
・このプロジェクトに協賛していただける企業、団体、個人を募集しています。
・協賛金額は、事業用地の1,375m2を8区画に分け、1区画(約170m2)あたり40万円です。
・1区画あたり、ミズナラ、ハルニレ等を100本植樹します。
【協賛特典】
・植樹証明書を発行します。
・協賛いただくと、企業のCSR報告書等に当プロジェクトの効果を記載できます。
・1区画あたりの炭素吸収(固定)量は、約4.5t(t-CO2)/170m2です。
・炭素吸収量を、カーボンオフセットの仕組み(吸収量としてみなすこと)として活用できます。

詳細

こちらをご覧ください。

お問い合わせ

財団法人 日本野鳥の会
西五反田事務所
〒141-0031 東京都品川区西五反田3丁目9番23号 丸和ビル
TEL 03-5436-2632  FAX 03-5436-2635  E-mail:[email protected]
担当:小林
野鳥保護区事業所
〒086-0074北海道根室市東梅103  春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター内
TEL 0153-25-8911 FAX0153-25-8570 E-mail:[email protected]
担当:富岡



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プレスリリース 2009.05.15

バードウィーク(愛鳥週間)初日の5月10日、日本全国で開催された探鳥会で、130種の野鳥が観察されました

2009.05.15

(財)日本野鳥の会(東京、会長:柳生博、会員・サポーター数約5万人)は、バードウィークの日曜日・5月10日に全国一斉探鳥会を行いました。各地の日本野鳥の会の支部が、全国56箇所で、初めての方にも気軽に野鳥や自然に親しんでいただこうとバードウォッチング・イベント”探鳥会”を開催しました。
この日に観察された野鳥は、130種と、この季節に見られる日本の野鳥(約500種)の4分の1以上にのぼりました。

バードウィーク(愛鳥週間)の一日に日本全国で130種類の野鳥が確認されました

バードウィークの初日5月10日(日)に、日本野鳥の会では、全国各地の支部(全88支部中、26支部・56箇所)で、一斉探鳥会を実施しました。当日は、全国的に天候に恵まれ、バードウォッチング日和となり、大人から子供まで多くの方がバードウォッチングを楽しみました。その日に全国で確認された野鳥の種類は、130種と、この季節に日本で観察できる野鳥約500種の四分の一以上にあたります。探鳥会1回あたりで確認できた野鳥の平均種数は、28.0種でしたが、九州と北海道では見られる野鳥が異なります。(参考資料参照)この比較から、南北に長く気候や環境が多様な日本では、同じ季節でも地域によって見られる野鳥の種が異なり、バードウィークの1日だけでも様々な野鳥の姿が楽しめることがわかります。

探鳥会とは

「探鳥会(たんちょうかい)」は、バードウォッチングを通して野鳥と自然に親しむ催しです。
日本では、日本野鳥の会が1934年に初めて開催しました。現在は、全国88の支部を中心に、
年間約3000回の探鳥会が開催され、約90,000人が参加されています。
探鳥会は、自然の中でゆったりと野鳥を探しながら歩きます。野鳥に詳しいリーダーが、初心者にもわかりやすく親切に手ほどきをしますので、どなたでも安心して参加できます。バードウィーク以外でも探鳥会は実施しています。探鳥会実施の詳細は、こちらから→http://www.wbsj.org/about-us/group/tanchokai/

財団法人 日本野鳥の会について

1934年に中西悟堂により創設され、1970年に財団化。「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然に親しみながら、自然を守る活動を続けているNGOです。会の多岐にわたる活動は全国88の支部と約50,000人の会員・サポーターに支えられています。会長:柳生博

バードウィーク(愛鳥週間 5月10日~16日)について

野鳥と親しみ、野鳥を通じて自然を大切にする心をはぐくむために設けられた一週間で、1894年アメリカのペンシルバニア州で4月10日を「バードデー」としたことが始まりです。日本では戦後間もない1947年4月10日に第一回「バードデー」が実施され、各地で野鳥と親しむイベントなどが開催されるようになりました。その後、北海道など北国では4月上旬にまだ雪が残っていること、より多くの方に親しんでもらうことを考慮し、期間を5月10日から16日までの「バードウィーク」と改めました。

参考資料:5月10日(バードウィークの日曜日)に日本全国で確認された野鳥130種類

アオアシシギ、アオゲラ、アオサギ、アオジ、アオバト、アカゲラ、アカショウビン、アカハラ、アマサギ、イカル、イスカ、イソシギ、イソヒヨドリ、イワツバメ、ウグイス、ウソ、ウミウ、ウミネコ、エゾセンニュウ、エゾビタキ、エゾムシクイ、エナガ、オオセグロカモメ、オオソリハシシギ、オオタカ、オオバン、オオヨシキリ、オオルリ、オシドリ、オナガ、オナガガモ、オバシギ、カイツブリ、カケス、カモメ、カルガモ、カワアイサ、カワウ、カワガラス、カワセミ、カワラヒワ、カンムリカイツブリ、キアシシギ、キジ、キジバト、キセキレイ、キビタキ、クマタカ、クロガモ、クロツグミ、ケリ、コアジサシ、ゴイサギ、コガモ、コガラ、コゲラ、コサギ、コサメビタキ、ゴジュウカラ、コジュケイ、コチドリ、コマドリ、コムクドリ、コルリ、ササゴイ、サシバ、サメビタキ、サルハマシギ、サンコウチョウ、サンショウクイ、シジュウカラ、シメ、ジュウイチ、シロチドリ、スズガモ、スズメ、セグロセキレイ、セッカ、センダイムシクイ、ソリハシシギ、ダイサギ、タシギ、チュウシャクシギ、チョウゲンボウ、ツグミ、ツツドリ、ツバメ、ツバメチドリ、ジョウビタキ、トウネン、トビ、トラツグミ、ニュウナイスズメ、ノスリ、ノビタキ、ハイタカ、ハクセキレイ、ハシビロガモ、ハシブトガラ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハチクマ、ハマシギ、ハヤブサ、バン、ヒガラ、ヒドリガモ、ヒバリ、ヒヨドリ、ビンズイ、フクロウ、ホオジロ、マガモ、マヒワ、マミジロ、マミチャジナイ、ミサゴ、ミソサザイ、ミユビシギ、ムギマギ、ムクドリ、メジロ、メダイチドリ、メボソムシクイ、モズ、ヤブサメ、ヤマガラ、ヤマゲラ、ユリカモメ、ルリビタキ
以上

本件のプレス関係者様からのお問合せ先

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:林山雅子 E-mail:[email protected] http://www.wbsj.org



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[PDF] バードウィーク(愛鳥週間)初日の5月10日、日本全国で開催された探鳥会で、130種の野鳥が観察されました に関するプレスリリース

プレスリリース 2009.05.11

三宅島全体で4392羽のアカコッコが生息していると推定。日本野鳥の会が三宅島で国の天然記念物・アカコッコの一斉調査を5月9日(土)、10日(日)に実施

2009.05.11

 (財)日本野鳥の会(本部:東京、会長:柳生博、会員・サポーター数5万1千人)は、1993年より「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」(三宅村立)にレンジャーを配置し、三宅島に生息する野鳥の保護、三宅島の復興に携わっています。今回、日本の固有種で国の天然記念物にも指定されているアカコッコが、三宅島でどのくらい生息しているのか調べる一斉調査を昨年に続いて実施し、4392羽が生息していると推定しました。つきましては、報道関係各位の記事掲載・報道をお願い申し上げます。

調査の結果について

 今回の調査結果から、三宅島全体でおよそ4392羽のアカコッコが生息していると推定しました。また、環境ごとの個体数密度では、噴火の影響をあまり受けていない森林や、森林の中に畑地が点在している場所に多く、逆に噴火の影響を受けた森林や草地には少なく、森林が消失し裸地化したところには全く出現しないという傾向が出ました(図)。昨年度は試行的な意味合いが大きく、島全体の羽数は算出していませんので、三宅島全体におけるアカコッコの推定総羽数を算出したのは今回が初めてとなります。
三宅島の森林は2000年の噴火後に放出した火山ガスによって、中腹部以上ではほとんど消失し、麓でも草地に置き換わった場所があるなど、大きな影響を受けました。噴火以前のアカコッコの総羽数は、失われた森林の面積を考えると、今回推定された総羽数よりはるかに多く生息していたと考えられます。
現在の三宅島は火山ガスが噴火直後に比べ1/10以上減少し、植生も次第に回復しつつあります。今後も毎年調査を実施し、アカコッコの推定羽数を比較していくことによって、三宅島の自然環境の変化をモニタリングしていきたいと考えています。

島内全域のアカコッコの羽数推定方法

  1. 航空写真や現地調査などから、島内を7つの環境(樹林、明るい樹林、草地、緑の多い市街地、緑の少ない市街地、緑の多い畑、裸地)に分け、環境ごとに面積を出します。今回実施したコースもこの7環境ごとに分かれて設定しています。
  2. 実際に調査した面積は1コースあたり50m×1000m。記録したのはさえずっていたアカコッコのオスの羽数なので、1コースで記録した羽数は50m×1000mあたりに出現したオスの羽数ということになります。
  3. 調査した面積におけるオスの羽数を、各環境ごとに島全体の面積と比較し、各環境における島全体のオスの羽数を算出します。
  4. 各環境ごとのオスの羽数を合計して、島全体のオスの羽数を算出します。
  5. さえずっていたオスは全て繁殖に参加し必ずメスとペアになると仮定します。雌の羽数を足すためにオスの羽数を2倍して、島全体のアカコッコの羽数を算出します。

例)樹林の場合
三宅島全体の樹林の面積÷調査したコースの面積×調査したコースの面積に出現したアカコッコの羽数×2(メスの数)=三宅島における樹林全体のアカコッコの羽数


図.環境ごとのアカコッコの個体数密度

アカコッコ個体数一斉調査とは?

 伊豆諸島やトカラ列島など一部の離島でしか生息が確認されていないアカコッコは、その希少性から天然記念物および絶滅危惧種に指定されています。また、バードウォッチャーに人気が高く、三宅島では観光面においても非常に重要な存在であり、三宅島を代表する生物の一つです。しかし、噴火など度重なる環境の変化によって、アカコッコをとりまく状況は大きく変化していると考えられます。しかし近年においては生息個体数の状況を調べるような調査などは十分には行われておりません。
そこでアカコッコ館では、①アカコッコの個体数から三宅島の自然環境をモニタリングすること②2000年噴火後のアカコッコの生息環境、の2つを調べることを目的に、調査員を募って一斉に個体数を数える調査を2008年春に初めて試みました。今年度は2回目の調査で、島内からは総勢約30名の方が調査員として参加しました。調査員の養成のため、アカコッコの識別や調査の講習会などを行ってきました。アカコッコのさらなる保護を目指して今後毎年継続してこの調査を実施していく予定です。

アカコッコ一斉調査について

  • 調査日
    1日目 2009年5月9日(土)  午前4:00~午前8:00
    2日目 2009年5月10日(日) 午前4:00~午前8:00
  • 1日の調査スケジュールについて
    4:00    調査員調査地集合
    4:00~5:00 アカコッコ一斉調査
    5:30    調査員アカコッコ館に集合
    5:30~10:00 調査のまとめ
  • 調査方法
    島内に設定した約1kmのコースを歩きながら、左右両側25m以内でさえずっているアカコッコの数を数え、調査票と地図に記入します。安全面や精度などを考え、二人一組で調査します。調査初心者の方は、経験者と組んで実施します。
  • 調査地
    三宅島島内全域(道路、林道に沿って約1kmのコースを25箇所設定。島全体の面積の約2%を調査エリアとしてカバーしています。)

アカコッコ(国・天然記念物、環境省RDB 絶滅危惧ⅠB類)について

 アカコッコ館の名称にもなっている野鳥・アカコッコは、伊豆諸島とトカラ列島でのみ繁殖する日本固有のツグミの仲間です。伊豆諸島では、大島から青ヶ島にかけて生息し、北部より南部の島で多く見られます。三宅島は本種の代表的な生息地で、三宅村の鳥にも選定されています。自然林から二次林までのさまざまな環境で暮らし、中でも照葉樹林の低木層があまり発達していない場所で多くみられます。また、林のふちで餌を探し、主にミミズやムカデ、昆虫類などを食べています。子育ての時期は4月から7月にかけてで、木の根や草の茎、コケなどを土で固めたお椀状の巣を樹上に作ります。卵の数は2~5個で、雌雄共同で雛を育てます。

三宅島の自然と日本野鳥の会の活動

 三宅島は、東京から南南西へ約180kmの太平洋上にある、周囲約38km、面積は55km2ほどのほぼ円形をした火山島です。温暖な気候が育くんだ照葉樹林に覆われており、国の天然記念物のアカコッコ、イイジマムシクイ、カラスバト、固有亜種のオーストンヤマガラやミヤケコゲラなど三宅島ならではの野鳥が生息しています。野鳥の生息密度が高く、別名”バードアイランド”とも呼ばれ、IBA(重要野鳥生息地)の1つにも選定をされています。当会では、三宅島の豊かな自然と野鳥の保護、三宅村の振興の両立を目的に、「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館(以下、アカコッコ館)」を拠点に活動をしています。現在、三宅島では、2000年6月に始まった火山活動により、照葉樹林が大きくダメージを受け、野鳥の生息環境の激変が起きています。住民の生活も5年ぶりに全島避難からの帰島とはなりましたが、未だに高濃度地区などで活動が制限されている場所もあります。当会ではこうした状況の中で、科学的な調査方法に基づいた野鳥の生息状況の把握、島民と自然が共存する復興のあり方への支援、特色ある三宅島の自然を活かした島の経済復興を応援しています。

三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館

 アカコッコ館は、特色ある三宅島の自然を将来へと受け継ぎ、自然にふれあうための拠点として、三宅村が1993年に開設した施設です。火山活動のために2000年9月から休館していましたが、2005年7月より約5年ぶりに運営を再開しました。日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、来訪者への自然解説や自然環境の調査、自然情報の発信、自然ガイドの養成などの活動を行っています。

「三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」
〒100-1211 東京都三宅島三宅村坪田4188
TEL:04994-6-0410 FAX:04994-6-0458 E-mail:[email protected]
開館時間 午前9時~午後4時30分
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)年末年始(12月29日~1月3日)
利用料金 一般200円(15人以上の団体:2割引)中学生以下・65才以上:無料
アカコッコ館http://www.wbsj.org/sanctuary/miyake/

この件に関するお問い合わせは

三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館」
〒100-1211 東京都三宅島三宅村坪田4188
(担当:江崎逸郎、篠木秀紀)
TEL:04994-6-0410 FAX:04994-6-0458 E-mail:[email protected]

参考写真



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[PDF] 三宅島のアカコッコの生息数を4392羽と推定。国の天然記念物・アカコッコの一斉調査に関するプレスリリース

プレスリリース 2009.05.08

『絶滅危惧種の野鳥T シャツ エンデンジャード・バーズ』 発売のご案内

2009.05.08

 財団法人 日本野鳥の会(会長:柳生 博、会員・サポーター数約5万人、本部:東京都品川区)は、若い世代の方たちに自然を守る仲間になっていただきたいというメッセージをこめて、絶滅危惧種の野鳥4種をテーマにしたTシャツ「エンデンジャード・バーズ」を4月より販売開始しました。
Tシャツはタンチョウ、アホウドリ、コウノトリ、シマアオジの4 種類を各2、980円にて販売、日本野鳥の会ショップ「バードプラザ」と通信販売でお求めいただけます。販売による収益は、様々な自然保護活動をすすめる(財)日本野鳥の会の活動に有効に役立てられます。
5月10日からの愛鳥週間に合わせ、告知をしていただけると幸いです。

この件に関するお問い合わせは
財団法人日本野鳥の会 普及室 販売出版グループ 担当:清水
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル HP http://www.wbsj.org
TEL:03-5436-2623 FAX:03-5436-2636 e-mail:birdshop@wbsj.org

 このTシャツのデザインは、財団法人日本野鳥の会が製作した、絶滅危惧種の野鳥4種をデザインしたポスター「Voice
of Endangered Birds~地球から、消えてほしくない声がある。」(製作協力:ビーコン コミュニケーションズ )が元になっています。このポスターは、音楽好きな若い世代の目に留まるよう、レコードジャケット型にデザインされ、ポスターで取り上げた野鳥4種それぞれの鳴き声を素材に使った音楽を製作、完成したレコードを各種の生存個体数に限定して、レコード店にてリリースしました。
このプロモーションは2008 年に第55回カンヌ国際広告祭でプロモ部門「GOLD(金賞)」、ニューヨークADC アワードで「ディスティンクティブ・メリット賞」を受賞したほか、数々の国際的な広告コンテストで高い評価を受けました。

財団法人日本野鳥の会について

 自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら、自然保護を進めている民間団体です。全国約5万人の会員、サポーターの方が、自然を楽しみつつ、自然を守る活動を支えています。
・創設:1934 年(昭和9年) ・創設者:中西悟堂 ・支部:全国88支部

野鳥や自然を大切に思う心を伝える

  • 全国12ヶ所のサンクチュアリやバードプラザを訪れる年間約30万人の方に、野鳥や自然のすばらしさを伝えています。
  • 野鳥図鑑などの発行を通して、バードウォッチングの楽しさを伝えています。
  • バードウォッチングや自然保護活動の指導、案内のできる人材の育成を進めています。

野鳥や自然を守る

  • 北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に、土地の買い取りや協定による野鳥保護区として保全しています。現在、保護区の面積は、27ヵ所、2621.0ha
    で、自然保護団体としては国内最大級です。
  • 鳥類の生息地として、保全が急がれる場所を明確にするため、国際的に重要な鳥類等を指標にした重要度の基準(IBA 基準)を満たした野鳥の重要な生息地の選定、リストの公表を行い、保全の推進、ネットワーク化を行なっております。

愛鳥週間とは

  • 1946 年(昭和21 年)、来日した博士は日本の野鳥生息と保護の現状を調査しました。カスミ網による野鳥猟が盛んに行なわれ、大量の野鳥が捕獲され食用にされていた状況を見て、博士は「日本の山野に鳥がいなくなる。害虫がはびこり森林も野菜も朽ちる。」と述べ、GHQ
    はカスミ網猟の禁止を日本政府に勧告し、翌年カスミ網猟は禁止されました。
  • 1947 年(昭和22 年)、4 月10 日に博士の提唱で「第一回バードデーのつどい」が日比谷公会堂において開催されました。博士の講演や映画上映などが行われ、NHK
    が実況録音を放送しました。
  • 教科書では愛鳥をテーマにした内容を掲載する普及活動がおこなわれました。
  • 日本鳥学会ではキジを国鳥に制定しました。
  • 日本野鳥の会では探鳥会を開催しました。また東京科学博物館や上野動物園では展覧会が開催
    されました。
  • 1950 年より、5 月10 日からの一週間が愛鳥週間と変更されました。
  • 日本は南北に国土が広がっているため、当初の4 月10 日では北の地方に積雪が残っているという理由で一ヵ月後にずれました。期間が一週間になったのはより多くの人に知ってもらうためです。



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[PDF] 『絶滅危惧種の野鳥Tシャツ エンデンジャード・バーズ』 発売のご案内に関するプレスリリース

プレスリリース 2009.05.07

学校教員、指導者向けバードウォッチング小冊子「野鳥のせかいへのパスポート」無料配布、報道のお願い

2009.05.07

(財)日本野鳥の会(本部:東京、会長:柳生博、会員・サポーター数5万人)は、全国の子どもたちに野鳥や自然に親しんでいただこうと子ども向け小冊子「野鳥のせかいへのパスポート」を作成し、これまでに7万部の配布を行なってまいりました。同冊子はゲーム感覚でバードウォッチングが楽しめるワークブックで、主に学校教育関係者や野外活動指導者の方々などに教材として活用いただき好評を得ております。この度、増刷を行ないましたので、指導者の皆様へ無料配布を行ないます。つきましては、ぜひ、紙面でご紹介いただきたく、お願い申し上げます。(発行部数2万部、なくなり次第終了)。

学校や野外活動で、「野鳥のせかいへのパスポート」が好評です。

本冊子は、学校や家のまわりなどで使える6種類の観察シートが入ったワークブックになっています。ゲーム感覚で野鳥のいる場所をチェックしたり、鳥のからだの色の多様さに注目するなど、子どもに親しみやすい切り口でバードウォッチングの楽しみ方が提案されています。
学校では、総合学習や理科の授業の一端として活用いただき、野鳥の仕草や色などを楽しむことで野鳥をより身近に感じてもらえています。また、バードウォッチングを通してみえてくる、生きもの同士の命のつながりや自然界のバランスの重要性を学ぶこともでき、指導者からは「食物連鎖のページで鳥だけでなく、生きものと自然とのつながりが説明できた」などのお声をいただいております。好評をいただき、この度、追加の増刷を行ないました。引き続き、学校教員や野外活動指導者に向け、広く無料配布を行なってまいります。

冊子の申し込み方法

  1. 住所
  2. 氏名
  3. 電話番号
  4. 性別
  5. 生年月日
  6. 職業
  7. 希望部数
  8. なにでこの冊子をしったか

を明記して、
次の申し込み先までハガキ、FAX、Eメールでお申し込みください。
財団法人日本野鳥の会 野鳥のせかいへのパスポート 係
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル 
FAX:03-5436-2635 E-mail:[email protected]

※教材として活用いただける方へのみの配布といたします。それ以外で希望される方は、お問合せください。
※電話での受付はしておりません。
※10部以上のお申込みは、送料着払いの申込者負担とさせていただいております。
発送は先着順にお送りします。在庫がなくなり次第、配布終了とさせていただきます。

本件のプレス関係者様からのお問合せ先

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:掛下尚一郎  E-mail:[email protected]



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プレスリリース 2009.04.20_02

バードウィークに探鳥会に参加しよう!どなたでも参加できるバードウォッチングを全国で開催

2009.04.20

(財)日本野鳥の会(東京、会長:柳生博、会員・サポーター数約5万人)は、バードウィークの日曜日・5月10日に一斉探鳥会を行います。全国各地の支部で、初めての方にも野鳥や自然に親しんでいただけるバードウォッチング・イベント”探鳥会”を開催しますので、広く告知くださいますようお願いします。
詳細はこちら

探鳥会(バードウォッチング)とは

「探鳥会(たんちょうかい)」は、バードウォッチングを通して野鳥と自然に親しむ催しです。
日本では、日本野鳥の会が1934年に初めて開催しました。現在は、全国88の支部を中心に、年間約3000回の探鳥会が開催され約90,000人が参加されています

(1)初めてでも、特に道具が無くても、気軽に楽しめます
探鳥会は、自然の中でゆったりと野鳥を探しながら歩きます。野鳥に詳しいリーダーが、初心者にもわかりやすく親切に手ほどきをしますので、どなたでも安心して参加できます。
時間は、コースや場所、テーマにもよりますが、2~3時間程度で終了することが多いです。特別な道具は必要ありませんが、もし双眼鏡をお持ちなら是非持っていきましょう。双眼鏡を使った鳥の見つけ方も、リーダーに尋ねればきっとコツを教えてくれます。

(2)仲間の輪が広がります
探鳥会は、老若男女、職業を問わず、さまざまな人が集まります。長年バードウォッチングを楽しんでいる人もいれば初めての方もいますので、情報交換や仲間づくりにはぴったりです。

≪財団法人 日本野鳥の会について≫

1934年に中西悟堂により創設され、1970年に財団化。「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然に親しみながら、自然を守る活動を続けているNGOです。会の多岐にわたる活動は全国88の支部と約50,000人の会員・サポーターに支えられています。会長:柳生博

≪バードウィーク(愛鳥週間 5月10日~16日)について≫

 野鳥と親しみ、野鳥を通じて自然を大切にする心をはぐくむために設けられた一週間で、1894年アメリカのペンシルバニア州で4月10日を「バードデー」としたことが始まりです。日本では戦後間もない1947年4月10日に第一回「バードデー」が実施され、各地で野鳥と親しむイベントなどが開催されるようになりました。その後、北海道など北国では4月上旬にまだ雪が残っていること、より多くの方に親しんでもらうことを考慮し、期間を5月10日から16日までの「バードウィーク」と改めました。

本件のプレス関係者様からのお問合せ先

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:林山雅子 E-mail:[email protected] http://www.wbsj.org



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プレスリリース 2009.04.20_01

よこはま動物園ズーラシアと日本野鳥の会が共同で企画する、バードウィーク・スペシャルイベント「見て、ふれて、楽しむ、鳥の世界」

2009.04.20

よこはま動物園ズーラシア(横浜、園長:増井光子)と(財)日本野鳥の会(東京、会長:柳生博、会員・サポーター数約5万人)は、5月10日~16日の愛鳥週間(バードウィーク)の特別企画として、5月10日(日)に、ズーラシアで見られる野鳥や生きものとふれあうイベント「見て、ふれて、楽しむ、鳥の世界」を開催します。当日は、日本野鳥の会主席研究員の安西英明が講師をつとめ、来場者に向けて野鳥の羽や体の仕組みの不思議を知る講座や、実際に野外でバードウォッチングを楽しむ観察会、野鳥写真展やアニメーション映画の上映などを行います。

企画概要

●日程:2009年5月10日(日)9時30分~16時30分
●会場:よこはま動物園ズーラシア (〒241-0001 横浜市旭区上白根町1175-1)
●プログラム内容:
(1)講座「安西さんの見て・さわって知る、羽のふしぎ!」11:00~12:00
(2)観察会「初めてだって楽しめちゃう!バードウォッチング講座」14:00~15:00
(3)ワイルドバード写真展「野鳥も人も地球のなかま」9:30~16:30
その他、望遠鏡・双眼鏡体験コーナー、野鳥ぬりえコーナー、アニメーション映画「白いファンタジア」の上映など親子で楽しめるイベントが盛りだくさんです。
※詳細はホームページ:http://www.wbsj.org/event/zoorasia.html
●講師:安西英明 (財)日本野鳥の会主席研究員
●参加費:無料 ※ただし、ズーラシア入園料がかかります。
大人(18歳以上)600円、中人(高校生)300円、小人(小中学生)200円
●参加者特典:当日ズーラシア来場者先着2000名様に「野鳥のせかいのパスポート」、講座・観察会参加者に野鳥ポストカード(日本野鳥の会)・ボールペン(ズーラシア)をプレゼントします
●受付:当日園内にて行います
●問い合わせ:(財)日本野鳥の会 TEL03-5436-2622


オカピとも会える「よこはま動物園ズーラシア」

初めての方も楽しめる野鳥観察会

主催

(財)横浜市緑の協会、(財)日本野鳥の会共催

本件のプレス関係者様からのお問合せ先

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:林山雅子 E-mail:[email protected]



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プレスリリース 2009.03.23

野鳥の子育てシーズン、野鳥のヒナへの正しい対処方法を知って欲しい 「ヒナを拾わないで!!」キャンペーン (財)日本野鳥の会・(財)日本鳥類保護連盟・NPO法人野生動物救護獣医師協会 3団体共催

2009.03.23

(財)日本野鳥の会・(財)日本鳥類保護連盟・NPO法人野生動物救護獣医師協会 は、野鳥の子育て期間にあたる4月より7月まで、野鳥の巣立ちビナへの適切な対処方法を広く周知するために「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンを実施します。野鳥のヒナはまだ上手に飛べない状態で巣立つことが多いのですが、そのようなヒナでも多くは親鳥が食べ物を運んだり安全な場所へ導いたりして育てている最中なのです。明らかにケガや病気とわかるものでないヒナを迷子だと思って拾ってしまうと、親鳥から引き離してしまうことになりかねません。今年で15回目を迎える当キャンペーンでは、期間をとおしてポスター10万部を発行、学校など教育機関や公共の施設等を中心に無償配布を行います。

企画名:「ヒナを拾わないで!!」キャンペーン
目的:巣立ちビナへの適切な対処方法を、キャンペーンポスターをとおして広く伝えることで、自然の仕組みや野鳥の生態への理解者を増やしていきます。
内容:キャンペーンポスターを10万部発行し、学校など教育機関や公共の施設を中心に、希望者に無償で配布します。マスコミをとおして、キャンペーンの趣旨を告知し、ポスターの配布・掲示への協力を広く呼びかけます。
ポスターはこちらからもダウンロードできます
 → http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/
実施期間:2009年4月1日(水)~7月31日(金) 
共催:(財)日本野鳥の会・(財)日本鳥類保護連盟・NPO法人野生動物救護獣医師協会
後援:環境省
協賛: 98法人・団体
ポスター申し込み・問合せ先:
(財)日本野鳥の会:TEL 03-5436-2622
(財)日本鳥類保護連盟:TEL 03-5378-5691
NPO法人野生動物救護獣医師協会:TEL 042-529-1279


キャンペーンポスター

学校の授業での活用例

本件のプレス関係者様からのお問合せ先

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
財団法人日本野鳥の会 普及室 電話:03-5436-2622(月~金) FAX:03-5436-2635
担当:林山雅子 E-mail:[email protected]



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[PDF] 野鳥の子育てシーズン、野鳥のヒナへの正しい対処方法を知って欲しい 「ヒナを拾わないで!!」キャンペーン に関するプレスリリース

プレスリリース 2008.12.24

日本野鳥の会が、北海道野付郡別海町に「タンチョウ」の生息地 352.4ヘクタールを購入

2008.12.24

タンチョウのために設置した野鳥保護区は合計20ヶ所、2516.6ヘクタールに。

(財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:柳生博 会員・サポーター数約5万人)は、2008年12月18日、当会会員の渡邊玲子氏(わたなべれいこ・兵庫県)からの寄付金をもとに、タンチョウの生息する北海道野付郡別海町別海(べつかい)、奥行(おくゆき)の湿原352.4haを購入した。現地は、寄付者のお名前を冠した「渡邊野鳥保護区ヤウシュベツ」とし、恒久的に保全する。今回の保護区を含め、当会が野鳥保護のために設置した保護区は合計27ヶ所、面積は2621.0ha。このうちタンチョウを対象としたものは、20ヶ所、2516.6haとなった。

野鳥保護区を設置した野付郡別海町の土地について

 北海道野付郡別海町を流れ、ラムサール条約湿地である風蓮湖に流れ込むヤウシュベツ川河口流域に広がる湿原352.4ha。タンチョウの生息が確認されており、野鳥保護区内で2つがい、近くの上流で1つがいが繁殖している。
当該地は、ラムサール条約湿地「風蓮湖・春国岱」(同国指定鳥獣保護区特別保護地区)と野付風蓮道立自然公園に近接しているが、開発等への規制は緩い場所である。

寄付者のプロフィール

 渡邊玲子さん(77歳)は兵庫県在住。当会の会員歴29年。また、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの活動を支援する賛助会第Ⅰ期「タンチョウ383人の会」および同第Ⅱ期「タンチョウふぁんクラブ」のメンバーとして、1987年よりタンチョウ保護のために資金面での協力をしていただいている。これまで同氏からのご寄付をもとに、9ヶ所1456.3haの野鳥保護区を設置している。
※なお、直接の取材はご本人の希望により固くお断りいたします。

渡邊玲子さんのコメント

 「大型の動物を守りたい、大型の動物がすむ環境を守れば、そこに関わる他の動植物も守ることができるとの想いから、これまでもタンチョウの保護に力を入れてきました。今回も、タンチョウ生息地保護にかかわることができ、とてもうれしく思います。これからももっと野鳥保護区が増えることを願うとともに、応援して行きたいと考えています。」

購入費について

 渡邊玲子氏より、ご寄付をいただき購入した。
なお、金額は今後の購入にも関わるので、伏せさせていただきます。

日本野鳥の会保護区事業

 野鳥の生息地の保全を目的として、当会では、1986年から「野鳥保護区」を拡大しています。これまでに北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に27ヶ所、2621.0haを買い取り等により確保してきました。また、タンチョウ営巣地の買い取りで一定の成果が得られたため、2004年からタンチョウに続き、シマフクロウの生息地の買い取りもはじめました。現在、野鳥保護区の総面積は、山手線内側の40%の大きさで、国内の自然保護団体が設置した保護区としては最大の面積です。
買い取り後は、当会職員が、調査や管理、巡回監視に当たっていきます。
なお、土地の買い取りについては会員の方をはじめとする方々からの寄付を財源としています。

(財)日本野鳥の会のタンチョウ保護活動

 ■概要
タンチョウは、かつて江戸時代までは道内全域に生息していたと言われているが、明治時代の乱獲と生息地である湿原の開発により激減し、一時は絶滅したと考えられていた。大正時代末期に釧路湿原で再発見されて以来、地元農家の冬期給餌などの保護活動が実り、個体数は1000羽を超えるまでになった。国の特別天然記念物にも指定されているが、分布は北海道東部に偏在し、冬期の人為的な給餌に依存している。また生息地である湿原の面積は減少する一方で、残されている湿原も営巣地の約半分は法律による保護指定がなされておらず、いつ開発されてもおかしくないのが現状である。
(財)日本野鳥の会は1987年に全国からの募金をもとに、タンチョウの越冬地である阿寒郡鶴居村の給餌人、伊藤良孝氏(故人)のご理解とご協力を得て「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」を開設した。そこでは日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、タンチョウ保護のために生態調査や自然解説などを行う現地拠点となっている。また繁殖地の保護状況調査をもとに、タンチョウの営巣地でありながら法律で保護指定されていない湿原を購入、あるいは地主と協定を結ぶ等で、野鳥保護区を設置する活動を行っている。土地の購入費用は会員をはじめ、趣旨に賛同する個人、団体からのご寄付が充てられている。

財団法人日本野鳥の会について

 自然と人間が共存する豊かな社会の実現を目指し、野鳥や自然のすばらしさを伝えながら、自然保護を進めている民間団体です。全国約5万人の会員・サポーターの方が、自然を楽しみつつ、自然を守る活動を支えています。
・創設:1934年  ・創設者:中西悟堂  ・支部:全国88支部

野鳥や自然を大切に思う心を伝える

・ 全国11ヶ所のサンクチュアリやバードプラザを訪れる年間約30万人の方に、野鳥や自然のすばらしさを伝えています。
・ 東京バードフェスティバルなどの大規模イベントへの参加や野鳥図鑑などの発行を通して、バードウォッチングの楽しさを伝えています。
・ バードウォッチングの指導・案内のできる人材の育成を進めています。

野鳥や自然を守る

・北海道東部のタンチョウの営巣地を中心に、土地の買い取りや協定により野鳥保護区として保全しています。現在、保護区の面積は、27ヶ所、2621.0haで、自然保護団体としては国内最大級です。
・鳥類の生息地として、保全が急がれる場所を明確にするため、国際的に重要な鳥類等を指標にした重要度の基準(IBA基準)を満たした野鳥の重要な生息地の選定、リストの公表を行い、保全の推進、ネットワーク化を行っています。

特定公益増進法人です

・日本野鳥の会は、特定公益増進法人に認定されておりますので、個人や法人が支出した寄付金に対して所得控除や損金算入が設定されています。

同時発表先

環境省記者クラブ、根室記者クラブ

本件についての問合せ先

財団法人日本野鳥の会 野鳥保護区事業所 Tel:0153-25-8911 担当:富岡辰先、有田茂生、松本潤慶

■渡邊野鳥保護区ヤウシュベツ

国道244号線 野付郡別海町奥行 万年橋より上流を望む

国道244号線 野付郡別海町奥行 万年橋より下流を望む

 


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PDF 日本野鳥の会が、北海道野付郡別海町に「タンチョウ」の生息地 352.4ヘクタールを購入に関するプレスリリース

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