プレスリリース:ラムサール条約湿地「大山上池・下池」に近い「(仮称)加茂風力発電事業」の建設計画の中止を事業者に要請

2023年8月16日

ラムサール条約湿地 大山上池・下池に近い風力発電所建設計画の中止を要請

(公財)日本野鳥の会(事務局:東京。以下、当会)、日本野鳥の会山形県支部(山形県)、日本雁を保護する会(宮城県)は、山形県鶴岡市加茂地区で「ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(本社:東京)以下、事業者)」が計画する「(仮称)加茂風力発電事業(以下、本事業)」に対し、ガン・カモ類や猛禽類など希少種への影響を避けるために事業の中止を要請しました。本事業の建設計画地は、ラムサール条約湿地であり、希少鳥類の重要な生息地である大山上池(おおやまかみいけ)・下池(しもいけ)(山形県鶴岡市)から1.5~3.5kmと非常に近い場所にあるためです。合わせて、鶴岡市の皆川治市長に事業者への要請書の写しを送付し、大山上池・下池保護の立場から本事業に対して適切な対応をしていただけるよう依頼しました。

大山上池・下池と希少鳥類

山形県鶴岡市の大山上池・下池(面積39ヘクタール)は、3千羽のコハクチョウや多い時には6万羽のマガモをはじめ、国指定天然記念物のオオヒシクイ(準絶滅危惧)やマガン(準絶滅危惧)など冬鳥の飛来地、越冬地となっています。また、山形県以南で越冬するガン・カモ・ハクチョウ類の渡り移動経路および中継地にもなっています。多くの水鳥が飛来する重要な湿地であることから、2008年にラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されました。

建設計画と懸念される水鳥への影響

本事業は、鶴岡市加茂地区周辺に最大高約180mの風力発電機を最大8基(発電容量:最大約40MW)建設するもので、計画地は大山上池・下池からの距離はわずか1.5~3.5km程度しかありません。ガン・カモ・ハクチョウ類は体が大きく重いため、飛行時には一般に小回りが利かないグループであり、水面から飛び立った後、風車を超える高さまで上昇するまでには数kmの距離を要します(植田・嶋田2009)。また、渡りの際には対地高度数十から百数十mの高さを飛行していることも知られており(関島ら2021)、風車への衝突および風車が飛行経路選択に影響する障壁影響が強く危惧されます。

近隣発電所におけるクマタカの衝突の可能性

事業者は、本事業の計画地から南西に10km程度離れた「JRE鶴岡八森山(はちもりやま)風力発電所(以下、八森山発電所)」を運転しています。また、本事業地から南西に5km程度離れた三瀬(さんぜ)、矢引(やびき)地区周辺で「(仮称)三瀬矢引風力発電事業」を計画しています。八森山発電所では、8月2日の定例会見で市長から報告された通り、種の保存法で国内希少野生動植物種に指定されたクマタカ(絶滅危惧IB類)の死体が発見され、衝突の可能性が指摘されています。国内に生息するクマタカはわずか1800羽程度とされており、八森山発電所から本事業計画地にかけての山林では複数のクマタカが生息していることから、本事業計画地においてもクマタカの衝突死が発生することが危惧されます。

本事業地と事業者が計画中、運転中の風力発電所の位置関係

本事業地と事業者が計画中、運転中の風力発電所の位置関係。
2022年11月29日付「風力発電事業の実施に係る事前協議届出書」より抜粋。
鶴岡市ホームページ(https://www.city.tsuruoka.lg.jp/seibi/kankyo/recycleenergy/kankyo20221220.files/2022.12.pdf、2023年8月4日確認)

オオヒシクイ(写真/日本野鳥の会)
オオヒシクイ(写真/日本野鳥の会)
マガン(写真/日本野鳥の会)
マガン(写真/日本野鳥の会)


添付資料

(仮称)加茂風力発電事業」の建設予定地に近いラムサール条約湿地である大山上池・下池に生息する希少鳥類の保全に関する要請書[PDF/179KB]

報道関係者様 問い合わせ先

公益財団法人 日本野鳥の会 自然保護室/浦(うら)、田尻(たじり)
TEL: 03-5436-2633 E-mail: [email protected]

日本野鳥の会山形県支部 事務局/清野(せいの)
E-mail: [email protected]

※掲載いただけます場合には、お手数ですが上記の担当者までご連絡くださいますようお願いいたします。
※写真はデジタルデータの提供が可能です。使用については必ずご相談ください。禁:無断転載。



〈別紙詳細資料〉

大山上池・下池 概要

ラムサール条約湿地の大山上池・下池
ラムサール条約湿地の大山上池・下池。
写真は下池。(写真/日本野鳥の会山形県支部)

大山上池・下池は山形県鶴岡市大山地域にある農業用ため池で、400年前の築堤以降現在まで稲作用のため池として利用されている。西側に連なる八森山から高館山(たかだてやま)にかけての丘陵は江戸時代から森林伐採が禁じられてきたため良好な環境が残され、クマタカなどの稀少猛禽類が生息する。

1980年代後半から水鳥が渡来するようになり、現在はコハクチョウ、マガン、ヒシクイ、マガモ、コガモ、オナガガモなど2万羽以上の水鳥が飛来する越冬地・中継地となっている。

当地では「浮草組合」がハスの花を収穫、販売するほか、「鶴岡市自然学習交流館ほとりあ」を中心に環境教育や環境管理が行われている。

参考:大山上池・下池(山形県鶴岡市)/発行:環境省自然環境局野生生物課

日本野鳥の会 組織概要

組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
URL: https://www.wbsj.org/

日本野鳥の会山形県支部 組織概要

組織名:日本野鳥の会山形県支部(会員約200人)
代表者:支部長 細谷千鶴子
所在地:山形県西村山郡大江町
URL:https://wbsj-yamagata.jimdofree.com/

日本雁を保護する会 組織概要

組織名:日本雁を保護する会(会員412人)
代表者:会長 呉地正行
所在地:宮城県栗原市
URL:http://jawgp.org/


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プレスリリース:サシバ、ミゾゴイ等希少鳥類の保全のため岐阜県御嵩町のリニア残土処理予定地の計画変更を御嵩町他に要望

2023年8月3日

サシバ、ミゾゴイ等希少鳥類保護のために、重要湿地を残土処理場にしないよう要望

(公財)日本野鳥の会(事務局:東京。以下、当会)、日本野鳥の会岐阜(岐阜市)は、環境省の重要湿地(生物多様性の観点から重要度の高い湿地)に指定され、サシバ、ミゾゴイなど希少鳥類の貴重な生息地である「美佐野ハナノキ湿地群(東濃地域湧水湿地群の中の湿地の一つ)」(岐阜県御嵩(みたけ)町)を、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)が進めるリニア事業における残土置き場にすることに対して、計画変更を求める要望書をJR東海、岐阜県、御嵩町、環境省、経産省に提出しました。

該当湿地を含む残土置き場予定地周辺では、例年、2つがいのサシバが繁殖しています。しかし、今年度は1つがいのみが成功し、もう1つがいは繁殖に失敗した様子です。ミゾゴイは、2004年からの調査で古巣、羽、鳴き声などを確認しており、繁殖しているものと考えられます。

JR東海によるリニア残土処理計画

候補地A、Bの造成計画(平面図)

環境省の重要湿地内に、残土処理計画がある民有地(候補地A)と町有地(候補地B)とがあり、その候補地内にハナノキが散在し、サシバやミゾゴイの生息エリアとなっている。

「御嵩町リニア発生土置き場に関するフォーラム(第2回令和4年8月11日)」より引用

御嵩町美佐野地区の町有地と民有地において、リニア中央新幹線建設による残土処理計画を、JR東海が進めています。新しく御嵩町長となった渡辺幸伸氏は、当計画について白紙の立場で、今後地域住民等の声を聞いて判断すると述べています。町有地に計画されている置き場に持ち込まれる残土は、要対策土(※)が含まれ、天然由来のヒ素などの重金属が残土に含まれている可能性が住民から指摘されています。

※要対策土:土壌汚染対策法の基準を超える天然由来のヒ素やフッ素が含まれる残土のこと。

サシバ

木の枝にとまるサシバ

サシバは、日本の東北地方以南で繁殖をする中型のタカの仲間です。南西諸島から東南アジアで冬を越し、繁殖のために日本に渡来する夏鳥で、特に秋の渡りの時期には大きな渡りの群れが日本各地で観察されます。サシバは日本の里山環境において、ごく普通に見られていたタカですが、2006年の環境省のレッドリスト改定で絶滅危惧Ⅱ類に選定されるなど、急激な減少が心配されています。
写真提供:オオタカと美しい自然を守る会
リニア残土計画予定地周辺で2023年撮影

ミゾゴイ

ミゾゴイ

IUCN絶滅危惧種、環境省絶滅危惧Ⅱ類、岐阜県絶滅危惧Ⅱ類。夏鳥で冬季はフィリピンなど南方へ渡って越冬します。繁殖地は、ほぼ日本。岐阜県のレッドデータブックでは、減少要因として「本種の繁殖地となる丘陵帯の樹林が住宅や道路建設によって開発され、繁殖場所が減少している」とあり、保全対策は「繁殖地となる里山環境の保全に努める。特に、営巣場所となる樹林を伐採しないよう配慮する」とあります。
写真提供:日本野鳥の会岐阜:資料写真

ミゾゴイの巣

コナラに営巣したミゾゴイの巣。写真は2023年4月17日にリニア残土計画予定地周辺で撮影。今までにホオノキ、アラカシでも巣を確認。谷地形の樹林内で高さ10~15メートル程度の高木の枝先に、枯れ木を組み合わせて巣を作ります。
写真提供:オオタカと美しい自然を守る会

添付資料

要望書:岐阜県御嵩町のリニア残土処理予定地内のサシバ、ミゾゴイ等希少鳥類の保全について(御嵩町長他宛)[PDF/192KB]

報道関係者様 担当及び問い合わせ先

公益財団法人 日本野鳥の会  施設運営支援室/大畑(おおはた)、自然保護室/田尻(たじり)
(大畑)E-mail: [email protected]

日本野鳥の会岐阜 代表/伊藤(いとう)
E-mail: [email protected]

※写真はデジタルデータの提供が可能です。使用については必ずご相談ください。禁:無断転載。

日本野鳥の会 組織概要

組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
URL:https://www.wbsj.org/

日本野鳥の会岐阜 組織概要

組織名:日本野鳥の会岐阜(会員 約300人)
代表者:代表 伊藤恭博
URL:http://gifubird.sakura.ne.jp/

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プレスリリース:国際環境NGOから夢洲・大阪湾の保全・回復を要望する書簡が博覧会協会、大阪市に届けられる

2023年7月3日

  • バードライフ・インターナショナルは博覧会協会、大阪市に大阪湾の湿地環境の保全と回復のためにあらゆる手段を講じることを求めた。
  • 夢洲(ゆめしま)は、絶滅危惧種ヘラシギが観察されていたことから渡り鳥シギ・チドリの重要な中継地として南港野鳥園と合わせて重要であると指摘した。
  • 大阪・関西万博の開発、期間中の利用や万博終了後の跡地利用で生息地が失われる可能性から、博覧会協会、大阪市などに対して専門家、市民団体、万博出展企業の知恵と技術を活用し、環境再生の拠点とすることを求めた。


国際環境NGOバードライフ・インターナショナル本部のリチャード・グリメット氏(保全ディレクター)は、大阪湾夢洲で計画されている「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に関して、公益財団法人日本野鳥の会(理事長:遠藤 孝一)、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン、会長:末吉 竹二郎)、公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J、理事長:亀山 章)とともに、関係当局に、大阪湾に残された湿地環境の保全と回復のためにあらゆる手段を講じることを要望する書簡を、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会や大阪市、環境省に国内環境団体を通じて6月30日に送付した。

添付資料

参考情報

ヘラシギ

ヘラシギ Calidris pygmea 英名 Spoonbill sandpipe © Ayuwat Jearwattanakanok
IUCNレッドリスト Critically Endangered (CR) – 「絶滅寸前」(絶滅危惧IA類)
環境省モニタリングサイト1000で、夢洲・南港野鳥園で2004~2006年に記録されている

ヘラシギ

ヘラシギ 日本野鳥の会大阪支部提供

本リリースに関するお問合せ

公益財団法人 日本野鳥の会 WWFジャパン 公益財団法人 日本自然保護協会



バードライフ・インターナショナルについては、下記にお問い合わせ下さい。

バードライフ・インターナショナル東京 担当: 鈴江恵子/清水恵美
Tel: 03-6206-2941
Email: [email protected]


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プレスリリース:「生物多様性」と「食料・農業・農村基本法」の意見交換会 参加者募集

2023年6月28日

持続可能な農業の実現のため、基本法に「自然環境保全」を!
「生物多様性」と「食料・農業・農村基本法」の意見交換会参加者募集 参加者募集

  • 2024年春に法改正予定の「食料・農業・農村基本法」について意見交換会(オンライン)を2023年7月18日(火)に開催します。
  • 持続可能な農業への転換に向け、その鍵となる農地の生物多様性保全、多面的機能の発揮の視点から、農水省担当者、NGO、参加者とともに意見交換します。ぜひご参加ください。


現在、“農政の憲法”といわれる「食料・農業・農村基本法」(以下「基本法」)の見直し・改訂作業が進み、5/29に農水省第3者委員会から「中間取りまとめ」※1が公表されました。今後、意見募集(7/22締切)※2を行ったのち、今秋に最終取りまとめが公表され、2024年春に国会に改正案が提出される予定です。

この「中間取りまとめ」の注目のひとつが、「食料安全保障」。その対策として、輸入に依存する食料・化学肥料等の備蓄・輸入先の確保等が挙げられています。しかし、根本的な課題解決のためにも、農業の基盤を支える生物多様性(例えば、花粉を媒介する昆虫、土壌を作る生物や、在来の天敵等がもたらす生態系サービス)を活かした持続可能な農業へ転換することが重要です。

現行の基本法において、生物多様性を含む自然環境保全・国土保全・水源涵養機能など、農地がもつ多面的機能は「適切かつ十分に発揮されなければならない」と定められています。しかし、すでに農地から多くの生き物が姿を消すなど、持続可能な農業の基盤となる生物多様性が低下している現状があります。2022年には生物多様性の新たな国際目標として、「2030年までに、生物多様性の損失を止め、回復基調にしていく“ネイチャーポジティブ”の実現」が、生物多様性条約第15回締結国会議において決議されました。今こそ、自然環境保全を基軸にした、持続可能な農業(有機農業や環境保全型農業を含む)への転換が必要です。

今回、5月に発表された「中間取りまとめ」に対して、持続可能な農業の実現に向け、生物多様性・多面的機能の発揮の視点で、農水省担当者、環境NGO、参加者とともに、意見交換会を開催します。ぜひご参加ください。

開催概要

日時
2023年7月18日(火) 18:00~20:30(17:50頃からログイン可能)
場所
Zoomウエビナー オンライン(後日、動画配信予定)
申込フォーム
https://forms.gle/Ufkkcs5H2VnvYDPz6 参加費無料
上記リンクからお申し込み下さい(イベント終了まで受付可)
主催
生物多様性と農業政策研究会((特非)ラムサール・ネットワーク日本、(特非)オリザネット、(公財)日本野鳥の会、(公財)世界自然保護基金ジャパン、(公財)日本自然保護協会)
詳細情報
詳細は(公財)日本自然保護協会のホームページをご覧ください

プログラム

※変更の可能性もあります

趣旨説明
藤田卓((公財)日本自然保護協会)
検証部会:中間取りまとめの紹介
農林水産省担当官
背景説明:生物多様性保全からみた基本法のあり方
西澤栄一郎(法政大学教授)
中間取りまとめに対する 環境NGO意見
金井裕((特非)ラムサール・ネットワーク日本)、田尻浩伸((公財)日本野鳥の会)、久保優((公財)世界自然保護基金ジャパン)、藤田卓((公財)日本自然保護協会)、斎藤光明((特非)オリザネット)
環境・有機農業20団体の共同提言~有機農業は環境問題解決の一分野~
徳江倫明((特非)全国有機農業推進協議会 理事)
意見交換
閉会後、希望者のみ~21:00延長予定

本リリースに関するお問合せ

公益財団法人 日本自然保護協会 生物多様性保全部(藤田・福田)
Tel: 03-3553-4101(受付時間:平日10時30分~15時)
E-mail: [email protected]


関連情報

※1 食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会 中間取りまとめ概要(PDF 272KB)、中間取りまとめ(PDF 250KB)

※2 食料・農業・農村基本法の検証・見直しに関する御意見・御要望の募集(7/22締切)

※3 「農業基本法に環境保全を!「農業基本法改正と多面的機能を考える集い」法政大学にて2023.1.21開催、当日資料および開催報告

※4 農地の環境保全等活動の交付金制度への提言書を提出(2022.4.15)

※5 「食料・農業・農村基本計画」に自然環境保全の強化策の必要性を明記すべきと意見書提出(2019.12.2)

参考

生物多様性と農業政策研究会 について

2018年11月より、欧米や国内の農業政策と生物多様性保全の事例研究をもとに、日本における生物多様性保全と農業環境政策のよりよいありかたを目指すことを目的として、公益財団法人日本自然保護協会、公益財団法人日本野鳥の会、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン、NPO法人ラムサール・ネットワーク日本、NPO法人オリザネットの5団体が中心に開催されている研究会。

公益財団法人 日本自然保護協会について

公益財団法人 日本自然保護協会

自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員2万4千人。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。
http://www.nacsj.or.jp/

公益財団法人 日本野鳥の会について

公益財団法人 日本自然保護協会

1934年設立の日本最古にして最大の自然保護団体。「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然の素晴らしさを伝えながら、自然と人間とが共存する豊かな社会の実現をめざして活動を続けています。独自の野鳥保護区を設置し、シマフクロウやタンチョウなどの絶滅危惧種の保護活動を行なうほか、野鳥や自然の楽しみ方や知識を普及するイベントや冊子の発行などを行なっています。会員・サポーター数は約5万人。野鳥や自然を大切に思う方ならどなたでも会員になれます。
https://www.wbsj.org/

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)について

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン

WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。急激に失われつつある生物多様性の豊かさの回復と、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けて、希少な野生生物の保全や、持続可能な生産と消費の促進を行なっています。
https://www.wwf.or.jp/

特定非営利活動法人ラムサール・ネットワーク日本について

特定非営利活動法人ラムサール・ネットワーク日本

ラムサール・ネットワーク日本は、日本各地の湿地にかかわるグループや個人から成り立っているネットワーク組織です。地域の草の根グループや世界のNGOと連携しながら、湿地保全の国際条約「ラムサール条約」に基づく考え方・方法により、すべての湿地の保全、再生、賢明な利用の実現に寄与することを目的として活動しています。当会の「田んぼの生物・文化多様性2030年プロジェクト」は、ラムサール条約と生物多様性条約に基づいた、湿地としての水田の生物多様性を求める「水田決議」と生物多様性世界目標の達成のため、田んぼの生きものを育む力を引き出し、それを主流化することを目指して、国内外でネットワークを拡げ、活動しています。
http://www.ramnet-j.org/

特定非営利活動法人オリザネットについて

農と自然を大切にして、人と生き物が共生でき、将来の世代も自然の恵みを享受できる持続可能な社会づくりに貢献することを理念とし、農林業地域と河川水辺の生物多様性の回復を目指し、調査、提言、普及活動などを行っています。2003年設立。

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プレスリリース:プラスチックの問題と海鳥を解説した小冊子 市民グループ、自治体、教育機関(中・高・大)などに無償配布します!

2023年5月30日

今、私たちの身の回りで数多く使われているプラスチックの一部が自然界に流出し、海鳥をはじめ多くの海洋生物に影響を及ぼしています。(公財)日本野鳥の会では、近年、数を大きく減らしている海鳥へのプラスチックの影響を減らすために、2018年よりこの問題に取り組み、普及啓発、海鳥への影響調査、政策提言などの活動を行っています。
このたび、小冊子『海鳥を守るために 始めよう 脱プラスチック生活!』を制作・発行し、配布を開始しました。

この小冊子は、生活者である私たちが、海洋プラスチックごみの問題について理解を深め、プラスチックの利用の仕方を見直し、持続可能な社会に向けてライフスタイルを転換することをめざし、制作したもので、プラスチックの問題の背景や現状、海鳥についての解説と海鳥への影響、海鳥や海洋環境の保全のために、私たち一人ひとりができることについて紹介しています。

小冊子表紙

小冊子の内容の一部

小冊子の表紙と内容の一部

目次

内容の一部

小冊子の目次と内容の一部。全21ページ、18×10.5cm

小冊子をご希望の団体に無償配布します!

当会では、全国各地のプラスチックごみ問題に関心のある団体、施設、自治体の担当部署、教育機関(※中学・高校・大学)などに活用していただければと考えています。

こんな活用法があります

  • 自然観察会やごみ拾いなどイベントを開催する市民団体の活動資料として
  • 海洋プラスチック問題の勉強会の資料として
  • 教育機関では夏休みの課題や自由研究の教材として

お申込み方法

以下の申込フォームに必要事項をご記入の上、お申込みください。

お申し込みはこちら

※お申し込みは10部単位で受け付けております。また、配布予定数がなくなり次第終了します。

海洋プラスチック問題に対する(公財)日本野鳥の会の取り組み

(公財)日本野鳥の会では、数を大きく減らしている海鳥へのプラスチックの影響を減らすために、普及啓発、海鳥への影響調査、政策提言の活動等を進めています。

普及啓発では、プラスチックの問題の理解を深め、正確な情報を多くの方に知っていただき、プラスチックの使用削減や個人の生活の中でできることを伝えるウェビナーを2021年以降開催しており、ごみを出さない暮らしを心がける意識の普及を行なっています。海鳥への影響調査では、伊豆諸島で繁殖するカンムリウミスズメやオーストンウミツバメ等の海鳥への有害化学物質の蓄積の有無、利用海域の把握を研究機関と共同で進めています。政策面では、「減プラスチック社会を実現するNGOネットワーク」の一員として、プラスチックの削減やリユースの推進を提言しています。

当会の取り組みの詳細については「海洋プラスチックごみから、海鳥を守ろう」をご覧ください。

日本野鳥の会 組織概要

組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
URL:https://www.wbsj.org/

本件に関するお問い合わせ先

(公財)日本野鳥の会担当:自然保護室 山本裕/手嶋洋子
電話:03-5436-2633(月~金 10:00~17:00)
E-mail:[email protected]


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プレスリリース:日本野鳥の会 ツバメを観察したくなるパンフレット 『ようこそツバメ』無料プレゼント!

2023年5月19日

公益財団法人日本野鳥の会は、ツバメの観察方法や見どころを紹介するパンフレット『ようこそツバメ』を、ご希望の方全員に無料でプレゼントします。

ツバメは、近年、減少が心配されており、農耕地や日本家屋の減少に伴う、餌場や営巣環境の変化が背景にあると考えられています。それに加え、特に都市部では、不衛生を理由に巣が落とされてしまうケースも報告されています。

みなさんの身近な場所でツバメを探して観察していただくことで、ツバメを取り巻く環境を知っていただくともに、かれらをあたたかく見守る気持ちを広めていきたいと考え、このパンフレットを制作しました。ぜひ、多くの方にご覧いただければ幸いです。

パンフレットの概要

パンフレット『ようこそツバメ』

パンフレット『ようこそツバメ』
A3サイズ(約30×42cm)両面フルカラー
※折りたたむとハガキサイズ(約15×10cm)

【内容】

ツバメの基礎知識や観察の方法、観察時の注意点などを一枚のパンフレットにまとめました。また、ツバメの子育てのプロセスや見どころをイラストで解説しています。

【構成】
ツバメはこんな鳥/日本で見られるツバメのなかま/ツバメの子育てを見てみよう/ツバメの現状 ほか

申込方法

1.インターネット
専用ページよりお申し込みいただけます。
2.郵便・FAX

①氏名
②氏名のフリガナ
③郵便番号
④住所
⑤電話番号
⑥メールアドレス
⑦ご覧になった媒体名(新聞・雑誌・番組等の名称)

上記をご記入のうえ、「日本野鳥の会 ようこそツバメ係」までご送付ください。

【郵便】
〒141-0031 品川区西五反田3-9-23 丸和ビル 日本野鳥の会 ようこそツバメ係
【FAX】
03-5436-2635

※申し込み多数の場合、発送に時間がかかることがございます。あらかじめご了承ください。

「日本野鳥の会」について

「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然の素晴らしさを伝えながら、自然と人間とが共存する豊かな社会の実現をめざして活動を続けている自然保護団体です。

シマフクロウやタンチョウなどの絶滅危惧種の保護活動を行なうほか、野鳥や自然の楽しみ方や知識を普及するため、イベントの企画や出版物の発行などを行なっています。会員・サポーター数は約5万人。野鳥や自然を大切に思う方ならどなたでも会員になれます。

<組織概要>
組織名:公益財団法人 日本野鳥の会
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
創立:1934(昭和9)年3月11日 *創立89年の日本最古にして最大の自然保護団体
URL: https://www.wbsj.org/

報道関係者様 問い合わせ先

公益財団法人 日本野鳥の会
普及室 普及教育グループ 担当:井上、江面

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
TEL:03-5436-2622(平日の火・木13~15時)
FAX:03-5436-2635
E-mail:[email protected]
URL:https://www.wbsj.org/

※掲載いただけます場合には、お手数ですが上記担当までご連絡くださいますようお願いいたします。
※パンフレットの画像、イラストをお貸しできます。上記担当までお問い合わせ下さい。

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プレスリリース:5月13日は「世界渡り鳥の日 World Migratory Bird Day」

2023年5月9日

世界渡り鳥の日2023 鳥たちの命を支える水 バナー

5月13日(土)は、国連が定める「世界渡り鳥の日 World Migratory Bird Day」です。世界各地で、国境や文化を超えて、渡り鳥をテーマにイベントが開催されます。

日本を含むアジアでは、渡り鳥の魅力や直面する脅威、渡りのルートである「フライウェイ」全体で保全していくことの重要性を普及するため、渡り鳥を守る国際枠組である「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)」の呼びかけで、各地でこの日を祝う観察会などの普及啓発活動や保全活動が行なわれています。

(公財)日本野鳥の会は、EAAFPのパートナーとして、このキャンペーンを通じて、より多くの方に渡り鳥とその保護の重要性を知ってもらいたいと、その趣旨やテーマを紹介するほか、「世界渡り鳥の日」とその前後で、バードウォッチングなどのイベントを開催します。また、この日を多くの人に知ってもらうため公式ポスターの日本語版(pdf)を配布します。

「世界渡り鳥の日」とは

「世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)」は、渡り鳥とその保全の重要性を広く普及するキャンペーンです。国連環境計画(UNEP)の下にある2つの国際条約「アフリカ・ユーラシア大陸渡り性水鳥保全協定(AEWA)」と「移動性野生動物の種の保全に関する条約(CMS)」の共同により、2006年に始まりました。

現在は世界的なキャンペーンとなり、世界各地でさまざまな団体が、渡り鳥をテーマに観察会や展示会、フェスティバル、アートや音楽によるイベントなどを開催しています。鳥たちの渡りの時期は国や地域により異なりますが、年に2回、5月と10月の第2土曜日がメインの日に指定され、今年は、5月13日(土)と10月14日(土)が「世界渡り鳥の日」になります。

今年のテーマは「鳥たちの命を支える水」

「世界渡り鳥の日」は、毎年テーマが設定されています。今年の世界渡り鳥のテーマは”Water: Sustaining Bird Life” 「鳥たちの命を支える水」です。水は、私たち地球上のすべての生命を支えるものであり、渡り鳥もまた、飲料としての水のほか、干潟などの沿岸の湿地から、湖沼、河川などの内陸の湿地まで、さまざまな湿地環境を渡りの中継地として休息や採餌に利用したり、繁殖に利用したりしています。

しかし、こうした湿地環境は、埋め立てや開発、汚染、気候変動の影響などにより失われつつあります。私たちが便利な暮らしを求める一方で、きれいな水や湿地環境の消失が渡り鳥への大きな脅威となっています。「世界渡り鳥の日」には、皆で、渡り鳥と水、そして湿地環境の大切さを考えてみませんか?

5月13日にはバードウォッチングにでかけよう

この季節は、シギ・チドリ類が越冬地から繁殖地への渡りの途中に日本の各地の干潟や河川、水田などに立ち寄る姿が見られます。「世界渡り鳥の日」には、近くの水辺にバードウォッチングに行ってみませんか? 国内には34か所の「フライウェイサイト」と呼ばれる湿地があります。また、日本野鳥の会では、「世界渡り鳥の日」とその前後で、バードウォッチングイベントを開催しています。

国内のフライウェイサイトはこちら(外部サイト)
日本野鳥の会のバードウォッチングイベント情報
バードウォッチングの記録は、eBirdに投稿を

5月13日(土)は、世界最大の市民科学プロジェクト「eBird」による、世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー」にも重なっています。野鳥観察の記録は、ぜひeBirdに投稿してください。

「世界渡り鳥の日」のイベント情報

世界各地で「世界渡り鳥の日」とその前後で開催されるイベントの情報は、以下のイベントマップで登録、閲覧ができます。

ポスターのダウンロード
世界公式ポスターの日本語版(PDF)は、以下から自由にダウンロードできます。

ポスターのダウンロードはこちら(PDF 69.2MB)

詳細

詳細は「世界渡り鳥の日」の公式サイトをご覧ください

※「世界渡り鳥の日」の写真素材等も公式サイトからダウンロードでき、広報目的であれば無償で使用できます。

日本野鳥の会 組織概要

組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
URL:https://www.wbsj.org/

本件に関するお問い合わせ先

(公財)日本野鳥の会
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
担当:自然保護室 葉山政治/岡本裕子
電話:03-5436-2633
E-mail:[email protected]


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プレスリリース:愛鳥週間!身近な鳥を観察してeBirdに投稿しよう ~スマホで参加する、市民科学プロジェクト~

2023年4月13日

カワセミ

(公財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:上田恵介、会員・サポーター数:約5万人)は、愛鳥週間(5月10(水)~16日(火))に、より多くの方に野鳥観察を楽しみ、世界規模の市民科学プロジェクト「eBird」に観察情報を寄せていただけるよう、キャンペーン「愛鳥週間!身近な鳥を観察してeBirdに投稿しよう」を実施します。観察対象種を見た方、期間中毎日投稿した方には、記念品をプレゼントします(該当者多数の場合は抽選)。

eBirdについて

eBird(イーバード)は、米国・コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する、世界最大の野鳥観察データベースであり、市民科学(市民と科学者が協働する科学研究)プロジェクトです。eBirdには世界中のバードウォッチャーから10億件を超える野鳥観察情報が寄せられ、蓄積されたデータは鳥類の調査研究や保全活動に活用されています。日本野鳥の会はコーネル大学鳥類学研究室と協働で、その日本語のポータルサイト「eBird Japan」を運営しています。

eBirdでは、自分のバードウォッチングの記録をPCやスマートフォンから投稿して、アーカイブできます。またさまざまな検索機能で、どこに行けば見たい鳥が見られるか、人気のバードウォッチングスポットはどこか等を調べることができます。eBirdを利用すれば、スマートフォンひとつが、フィールドノートにも、図鑑にも、探鳥地ガイドにもなります。

5月10日~16日は愛鳥週間。身近で見られる鳥をeBirdに投稿しよう!

5月10日~16日は愛鳥週間です。今年のキャンペーンのテーマは「身近な鳥」。特別な場所に行かなくても、家の庭や近くの公園、通勤・通学路などで見られる鳥をeBirdに投稿してみましょう。観察対象種の身近な野鳥5種(スズメ、シジュウカラ、ヒヨドリ、アオサギ、カワセミ)をすべて見た方、7日間毎日投稿した方には、素敵なプレゼントも! また、身近な野鳥の見分け方を解説する講座(オンライン)や、野外でeBirdの使い方を学ぶ講座も実施します。

キャンペーン「愛鳥週間!身近な鳥を観察してeBirdに投稿しよう」の概要

期間

2023年5月10日(水)~16日(火) (愛鳥週間)

参加方法

期間中いつでも、好きな時間にバードウォッチングをして、見た鳥を「eBird Japan」またはアプリ「eBirdモバイル」から投稿してください。

※eBirdに投稿するには、アカウントが必要です。
アカウント作成方法

※初めて使う方は「eBird/Merlin 設定と基本操作ガイド」(PDF/1.2MB)をご覧ください。

投稿方法

スマホアプリ「eBirdモバイル」または、eBird Japanウェブサイトから投稿できます。投稿方法は、以下をご覧ください。

参加賞

1.サントリー特別賞

育林材の時計(カワセミ)
サントリーホールディングス(株)提供/「育林材の時計(カワセミ)」 直径約16cm

期間中にチェックリストを投稿された方のうち、対象種(身近な野鳥5種:スズメ、シジュウカラ、ヒヨドリ、アオサギ、カワセミ)のすべてを見た方10人(該当者多数の場合は抽選)に、「サントリー特別賞」としてサントリーホールディングス株式会社提供の「育林材の時計(カワセミのデザイン)」をさしあげます。


観察対象種‐身近な野鳥5種

スズメ
スズメ
シジュウカラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ヒヨドリ
アオサギ
アオサギ
カワセミ
カワセミ


2.日本野鳥の会賞

アホウドリの水筒
日本野鳥の会オリジナル
「アホウドリの水筒」

期間中、7日間毎日チェックリストを投稿した方10人(該当者多数の場合は抽選)に、日本野鳥の会オリジナルグッズ「アホウドリの水筒」をさしあげます。

講座(オンライン/対面)のご案内

1.オンライン講座「身近な野鳥を見分けて、eBirdに投稿しよう」

日時
2023年4月27日(木) 19:00~20:10
内容
身近な野鳥の識別ポイントを中心に解説し、家の庭や近くの公園で見た鳥をeBirdに投稿する方法をご紹介します。キャンペーンの観察対象種5種(スズメ、シジュウカラ、ヒヨドリ、アオサギ、カワセミ)のほか、身近な種について、見られる環境や、似ている種と見分けるポイントを解説します。
方法
Zoomウェビナー(定員400名)
講師
奴賀俊光(公益財団法人 日本野鳥の会)
参加費
無料

詳細・お申込みはこちら

2.対面講座「グローバル・ビッグ・デー!eBird野外体験講座」

日時
2023年5月13日(土) 10:00~12:00
会場
国立科学博物館附属自然教育園
内容
野鳥を観察し、その結果をモバイルアプリからeBirdに投稿するまでの手順を、フィールドで体験します。5月13日は、eBirdによる世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー」。本講座に参加いただくことで、グローバル・ビッグ・デーにも参加できます。
定員
20名
講師
日本野鳥の会スタッフ
参加費
無料(ただし、自然教育園への入園料がかかります)

詳細・お申込みはこちら

5月13日(土)は「グローバル・ビッグ・デー(世界一斉野鳥カウント)」

グローバル・ビッグ・デーバナー

5月13日はコーネル大学鳥類学研究室が主催する世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー(Global Big Day)」です。この日に投稿された観察記録は、リアルタイムでグローバル・ビッグ・デーのサイトから見ることができます。

eBirdとは

世界規模の市民科学プロジェクト

eBirdは、米国・コーネル大学鳥類学研究室が運営する、世界的な科学研究プロジェクトであり、誰でも参加できる市民科学プロジェクトです。世界中のバードウォッチャーの野鳥観察記録をオンラインで共有し、鳥類の研究や保護に役立てることを目的に、2002年に開発されました。2023年4月1日現在、eBirdの利用者は86万人にのぼり、日々増え続けています。

ポータルサイトeBird Japan公開により、日本語で利用可能に

eBirdは、コーネル大学鳥類学研究室と、世界中のパートナー団体、何千人もの地域の専門家、何十万ものユーザーの協働で運営されています。2021年11月にコーネル大学鳥類学研究室と(公財)日本野鳥の会によりポータルサイト「eBird Japan」が公開され、eBirdへの投稿や検索、関連するアプリが日本語で利用できるようになりました。「eBird Japan」は、現在、サントリーホールディングス株式会社(メインスポンサー)と、カールツァイス株式会社(協賛)のご支援を得て、(公財)日本野鳥の会が運営しています。

eBirdは多言語に対応しており、世界中で利用できます。また、eBirdに蓄積されたデータは、調査研究や教育活動、自然保護活動など非営利目的であれば、誰でも自由に利用できます。

eBird概念図

日本野鳥の会 組織概要

組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
URL:https://www.wbsj.org/

本件に関するお問い合わせ先

(公財)日本野鳥の会
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
担当:自然保護室 葉山政治/岡本裕子
電話:03-5436-2633
E-mail:[email protected]


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プレスリリース:ラムサール条約湿地・仏沼隣接地における太陽光発電所の計画地変更を承認するよう経産大臣に要望

2023年3月28日

仏沼隣接地における太陽光発電所建設計画地の変更を希望

(公財)日本野鳥の会(事務局:東京。以下、当会)、日本野鳥の会青森県支部(八戸市)、NPO法人おおせっからんど(三沢市)は、ラムサール条約湿地であり、希少鳥類の重要な生息地である仏沼(青森県三沢市)の隣接地で「エネみらい青森三沢ソーラーシェアリング合同会社(株式会社日本エナジーバンク(本社:札幌)が中心的役割、以下事業者)」が計画する「青森三沢市庭構地区 営農型太陽光発電所事業(以下、本事業)」の1工区に対し、希少種への影響を避けるために事業予定地の変更が必要であると考えています。本事業は太陽光パネルの下で営農活動を行なう営農型太陽光発電所であることが特徴です。

1工区とその近隣では希少種であるオオセッカ(絶滅危惧IB類、国内希少野生動植物種)が繁殖しており、またチュウヒ(絶滅危惧IB類、国内希少野生動植物種)の営巣地に非常に近いことから、1工区における太陽光パネルの設置と運用はこれら希少種に影響を与えることが想定されるため、当会らは希少種保護とそれによる生物多様性保全のため計画地の移設に向けて事業者、環境省(東北地方環境事務所、本省野生生物課)と協議を継続しています。

再生可能エネルギー導入と生物多様性保全の両立

地球規模で進行している気候変動への対応として、我が国においても2050年カーボンニュートラルを目指し再生可能エネルギー導入(以下、再エネ)の加速化をはじめとする各種の取り組みが行われています。また、生物多様性は食料や水、空気の供給などの生態系サービスのみならず、経済的繁栄を含めて人類の存続に必要不可欠なもので、生物多様性に影響を与える要因のひとつに気候変動があげられています。したがって、再エネ導入による脱炭素と生物多様性の維持、回復は同時に解決されるべき課題であり、どちらかを犠牲にして実施しても最良の結果は得られません。

事業者も建設計画地の変更を了承

おおせっからんどの長年の調査結果に基づく科学的なデータに基づいた協議の結果、事業者は1工区の重要性と営農による継続的な人の立ち入りが鳥類の繁殖に与える影響を認識し、本事業の影響を軽減するため1工区の計画地変更を受け入れ、計画地変更を認めるよう経済産業省と協議を行っています。そのため、当初9月の着工を予定していた1工区は今現在も未着工となっています。あわせて、環境省からも経済産業省に対して移設が認められないか相談が行われてきました。

事業の進捗に影響が出るにもかかわらず、希少種への影響を避けるために事業計画の変更を承認する事業者はまれであり、第6次エネルギー基本計画(令和3年10月)にも掲げられている再生可能エネルギーの地域と共生する形での適地確保にも合致するものと考えられます。

計画地変更手続きについて

認定を受けた事業計画の「地番の追加・削除」を行なうには、経済産業省への変更認定申請が必要です(変更内容ごとの変更手続の整理表/PDF)。現在、事業者と経産省間の計画地変更に向けての事前協議が整わず、本事業計画が中断している要因となっています。当会らは、計画認定後であっても自然環境への影響が懸念されることが明らかになった場合には計画地の変更を認めることで、再生可能エネルギーと生物多様性の維持を現状よりも両立させやすくなると考えています。

オオセッカ
オオセッカ(おおせっからんど提供)
チュウヒ
チュウヒ(おおせっからんど提供)

参考資料(アルファベット順)

添付資料

  1. 「青森三沢市庭構地区 営農型太陽光発電所事業」事業地の変更に関する要望書(経済産業大臣宛)(1.13MB/PDF)

報道関係者様 問い合わせ先

公益財団法人 日本野鳥の会 自然保護室/田尻(たじり)
TEL:03-5436-2634  E-mail: [email protected]

NPO法人 おおせっからんど 理事長/津曲(つまがり)

※掲載いただけます場合には、お手数ですが上記の担当者までご連絡くださいますようお願いいたします。
※写真はデジタルデータの提供が可能です。使用については必ずご相談ください。禁:無断転載。


〈別紙詳細資料〉

日本野鳥の会 組織概要

組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
URL: https://www.wbsj.org/

おおせっからんど 組織概要

組織名:特定非営利活動法人おおせっからんど
代表者:理事長 津曲隆信
URL: https://oosekka.com/

仏沼(ほとけぬま)について

仏沼とは?

オオセッカ

仏沼の風景

青森県下北半島の付け根付近の太平洋岸に位置する干拓地で、周辺の水田地帯やヨシ原、小川原湖などの複数の湖沼群とともに鳥類の重要な生息地となっている。仏沼干拓地はオオセッカの世界最大の繁殖地と言われており、他にチュウヒ、コジュリン、シマクイナ、マガンやヒシクイなど稀少な種が生息する。ラムサール条約湿地であり、環境省によって生物多様性保全上重要な里地里山(Mo2-5 仏沼周辺の湖沼群)、生物多様性の観点から重要度の高い湿地(重要湿地No080仏沼)に指定されている。

仏沼の歴史と現状、1工区の位置

仏沼はもともとは小川原湖につながっているラグーンであったが、1963年から干拓が開始された。1970年代から開始された減反政策の影響を受け、700ヘクタールの干拓地の多くは農地として利用されないまま年月が経過し、ヨシ等の生育する湿地となった。農地としての利用はなかったものの排水や火入れによるヨシ原の管理は継続されたため、冷涼な気候と相まって背丈の低い草原が維持されている。その結果、オオセッカやシマクイナ、ウズラなどの稀少な種の生息地となっているほか、ベニモンマダラやマークオサムシなどの絶滅が危惧される昆虫(どちらも絶滅危惧II類)やジョウロウスゲ(絶滅危惧II類)などの植物も生育している。仏沼の環境の維持には、火入れによる草地管理が欠かせないものとなっている。

本事業の1工区はラムサール条約湿地仏沼(国指仏沼鳥獣保護区特別保護地区)の南端に接し、同鳥獣保護区の普通地域内に位置する(図参照)。

オオセッカ
1工区と仏沼の位置関係
図中の紫色の網掛け部分が1工区(事業者資料を元に作図)


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プレスリリース:日本野鳥の会 かわいい野鳥がもりだくさんのパンフレット『しあわせことり図鑑』無料プレゼント!

2022年11月1日

公益財団法人 日本野鳥の会は、野鳥たちのかわいい仕草やおもしろい表情の写真を集めたパンフレット『しあわせことり図鑑』を、ご希望の方全員に無料でプレゼントします。

パンフレットに掲載されたかわいい・おもしろい野鳥の写真を見て、「実際にこんな姿の野鳥を見てみたい!」と興味・関心をもっていただき、野鳥観察をはじめるきっかけをつくれたらという思いで制作しました。ぜひ、多くの方にご覧いただければ幸いです。

パンフレットの概要

表紙イメージ 図鑑ページイメージ
パンフレット『しあわせことり図鑑』
A3サイズ(約30×42cm)両面フルカラー
※折りたたむとハガキサイズ(約15×10cm)
【内容】

見ているだけで癒(いや)される、12種類のかわいらしい野鳥たちの写真をハンディなパンフレットにまとめました。また、その種が見られる季節や場所など、観察に役立つ情報も記載しています。

【構成】
野鳥に目を向けてみよう/野鳥たちの行動に注目してみよう/探鳥会のご案内 ほか

申込方法

*2022年11月1日より受付開始

1.インターネット
専用ページよりお申し込みいただけます。
2.郵便・FAX
  1. 氏名
  2. 氏名のフリガナ
  3. 郵便番号
  4. 住所
  5. 電話番号
  6. メールアドレス
  7. ご覧になった媒体名(新聞・雑誌・番組等の名称)

上記をご記入の上、「日本野鳥の会 しあわせことり図鑑係」までご送付ください。

【郵便】
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル 日本野鳥の会 しあわせことり図鑑係
【FAX】
03-5436-2635

※パンフレットの発送は、お申し込み受付後に順次行なっていく予定ですが、お申し込みが集中した場合は遅れることがございます。あらかじめご了承ください。

「日本野鳥の会」について

「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然の素晴らしさを伝えながら、自然と人間とが共存する豊かな社会の実現をめざして活動を続けている自然保護団体です。

シマフクロウやタンチョウなどの絶滅危惧種の保護活動を行なうほか、野鳥や自然の楽しみ方や知識を普及するため、イベントの企画や出版物の発行などを行なっています。会員・サポーター数は約5万人。野鳥や自然を大切に思う方ならどなたでも会員になれます。

<組織概要>
組織名:公益財団法人 日本野鳥の会
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
創立:1934(昭和9)年3月11日 *創立88年の日本最古にして最大の自然保護団体
URL: https://www.wbsj.org/

報道関係者様 問い合わせ先

公益財団法人 日本野鳥の会 普及室 普及教育グループ
担当:荒(あら)、江面(えづら)

〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
TEL: 03-5436-2622(平日の火・木13~15時)/090-5332-5363(平日10~17時)
FAX:03-5436-2635
E-mail:[email protected]
URL:https://www.wbsj.org/

※掲載いただけます場合には、お手数ですが上記担当までご連絡くださいますようお願いいたします。
※冊子の画像をお貸しできます。上記担当までお問い合わせ下さい。

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