「世界湿地の日 記念セミナー」動画を公開

日本最南端のラムサール条約湿地・名蔵アンパルと名蔵湾の生物多様性 ~石垣リゾート&コミュニティ計画の環境課題と提言~

アンパルの自然を守る会、公益財団法人日本野鳥の会、公益財団法人世界自然保護基金ジャパンは、国際的に重要な湿地に関するラムサール条約が締結された「世界湿地の日」(2月2日)を記念し、2月1日(火)10時より、日本最南端のラムサール条約湿地である沖縄県・石垣島の名蔵アンパルと名蔵湾の生物多様性、およびこれらの上流域で計画されているリゾート開発の環境課題について、報告および提言を紹介するセミナーを開催しました。

セミナーは、マスコミ向けに開催したものですが、多くの皆さまにも知っていただきたく、録画を公開いたします。

動画はこちらからもご覧いただけます

開催概要

主催
アンパルの自然を守る会
共催
日本野鳥の会、WWFジャパン
協力
石垣島エコツーリズム協会、いのちと暮らしを守るオバーたちの会、カンムリワシ・リサーチ、日本魚類学会、日本自然保護協会、日本湿地ネットワーク(JAWAN)、八重山ネイチャーエージェンシー、ラムサール・ネットワーク日本、我がーやいまの自然環境を考える会

プログラム

緒言(0:00
名蔵アンパルの自然とそれを支える水系(3:49
名蔵アンパルの豊かな生物多様性と価値、地下水を含む水系の重要性と利用上の課題
(アンパルの自然を守る会共同代表・島村会長)
天然記念物カンムリワシの生態と保全(31:42
特別天然記念物カンムリワシの生態や石垣島の生息地の状況・リゾート計画がカンムリワシの生息に与える影響
(カンムリワシ・リサーチ 佐野清貴)
日本最南端のラムサール条約湿地である名蔵アンパル(53:24
日本最南端のラムサール条約湿地としての名蔵アンパルの国際的価値と保全の重要性
(日本野鳥の会 常務理事・葉山政治)
名蔵アンパル周辺の魚類群集とその保全(1:07:24
名蔵アンパル周辺に生息する希少淡水魚類の保全に向けた日本魚類学会からの要望
(日本魚類学会 会長・瀬能宏)
名蔵湾の自然(1:22:21
名蔵湾のユニークな生態系とその価値
(九州大学・浅海底フロンティア研究センター センター長・菅浩伸)
名蔵アンパルをまもるために11団体からの要請~石垣島で求められるSDGsアクションとは(1:38:46
沖縄県・石垣市・関連省庁宛て要請のポイント~地域未来等促進法の適用や農地利用、SDGs目標達成の観点から
(WWFジャパン 野生生物グループ・フィールドプロジェクトリーダー 小田倫子)