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野鳥と自然を愛する仲間が集うサロンのご案内 ~ランチコンサート『空』開催~
このイベントは終了しました。
日本野鳥の会では、音楽を楽しみながら、野鳥や自然について楽しく語らうサロンを開催しています。このたび、2020年1月31日(金)に東京・八芳園にて、「新春ランチコンサート『空』」を開催することになりましたので、ご案内いたします。
当日は、当会の名誉会長である柳生博と会長の上田恵介が、皆さまをお迎えいたします。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
- 【日時】
- 2020年1月31日(金) 11:30~14:30(開場11:00~)
- 【場所】
- 八芳園(東京都港区/地下鉄白金台駅より徒歩1分)
- 【参加費】
- 18,000円(ランチ、コンサート料金を含む)
- 【定員】
- 60名
- 【内容】
- 和食のランチコース(ドリンク付き)/心の四季をモチーフとしたコンサート(音楽作品『空』公演)/当会の野鳥保護活動のご報告ほか
音楽作品『空』について
音楽作品『空』は、詩人・安藤康弘と作曲家・楯直己が、言葉と音楽が織り成す新たな音空間を追及して制作した三部作から成る音楽作品です。第一部は北海道の自然をテーマに海と空と森を一粒の露が廻る『一粒の露』、第二部は太陽と星々の廻りの中で地球上に繰り広げられる光と闇を描いた『鏡の国』、第三部は現象と心の世界との一致を描いた『撒種』で構成されています。
撮影:髙間賢治 編集:熊谷達文
楯直己ソロコンサート「ソラノモリ」で上演された「鏡の国」(※ダイジェスト/2:04から)。
サロンコンサートでは、このほかに「一粒の露」「撒種」を演奏いたします。
楯直己氏からのコメント
雲一つない青空を見上げ思う。
上空100km、空と宇宙の境界線。この青の向こうは無限の星空だ。
地球の上に薄く広がる空。例え無限でなくてもなお、この「青」に永遠を感じるのは何故か。
はるか星々の輝きは、地球に降り注ぐコーラスとなり、鳥たちに歌う。
そして鳥たちは私達に歌いかけてくれる。その眼差しに、海と森と大地に囲まれた世界を映して…。
そんな詩と音の万華鏡から生まれた音空間。さぁ、旅に一緒に出かけましょう。
安藤 康弘・会員室長からのコメント
「ディープ・エコロジー」という言葉があります。ノルウェーの哲学者アルネ・ネスが提唱した言葉です。
その意味は、人間も他の生命体も生態系の構成員全てが、生き栄える生命の権利を等しく持ち、人間も自然の一部であるということです。
「生きとし生けるものは尊し」とする、仏教的考え方にも通じます。
『空』三部作は、私自身が自然の一部となることに挑み、その過程で出た言葉を書き記したものです。
自然を客観的、対象的に観察するのではなく、自然との交流、交わりです。
地、水、火、風を象徴する音と言葉との絶えざる共鳴が、皆さまをディープ・エコロジー体験へと誘います。
活動報告について
北海道根室市にある野鳥保護区事業所の松本チーフレンジャーが、絶滅危惧種「シマフクロウの保護活動」(予定)についてご紹介いたします。
八芳園について
八芳園は「天下のご意見番」こと旗本・大久保彦左衛門の屋敷跡で、どこから見ても美しいことからその名がつけられた由緒ある大庭園です。当日はこの日のためにご用意した懐石料理をご堪能ください。
お申し込み方法
電話またはFAX、e-mailにて、お名前、年齢、ご住所、電話番号、人数(同伴者のお名前と年齢、性別)を明記して必ずご予約の上、予約締め切り日までに下記振込先に参加費をお振込みください。
- 【予約締切り】
- 2020年1月21日(火)先着順。定員になり次第、締め切らせていただきます。
- 【振込先】
- 三井住友銀行 目黒支店 普通預金 6979948 ザイ)ニホンヤチョウノカイ
口座名 公益財団法人日本野鳥の会 - ※必ず参加される方のお名前でお振込みをお願いいたします。
※入金によりご予約を確定とさせていただきます。振込手数料はご負担をお願いいたします。
※入金後のキャンセルについては、払い戻しはいたしかねます。どうぞご了承ください。
ご予約・お問合せ
日本野鳥の会会員グループ
TEL:03-5436-2630/FAX:03-5436-2636/e-mail:[email protected]
出演者
楯 直己 作曲・空間音楽
音で空間を紡ぎ出し、響きの舞台美術を創作。ヴォイスや民族楽器、非楽器を使い、音楽の持つ世界観を広げている。NHK-Eテレ「てれび絵本」、JAXA月周回衛星「かぐや」サウンドトラック、航空自衛隊「ブルーインパルス」入場テーマ曲をはじめ、映像、舞台作品、空間をサウンドインスタレーションなど、幅広い業界で音楽を作曲・デザイン。地球のネイティブな音と共鳴し、これからの時代に、次元を超えた音楽を提供する。
安藤 康弘 詩文・朗読
日本野鳥の会事務局長代理・会員室長。音楽・絵画・写真に精通したアートメディア・プロデューサーで、『Toriino』編集長。都立東京港野鳥公園のレンジャーなどを経て現職。作品「Amour de la mer(海に愛を)」「ひばりはそらに」「愛の織物」、また日本を代表する作曲家、大島ミチル氏が全曲書き下ろした「道」など、様々なジャンルの音楽家と野鳥や環境をテーマにしたコラボレーション作品を手がけ、上演している。
イベント案内チラシはこちら(PDF 836KB)