(仮称)ウインドパーク天竜風力発電事業 計画段階環境配慮書に対する意見書を提出しました

宛先:(株)シーテック御中

令和元年9月25日

計画段階環境配慮書についての意見書

住所:〒438-0035 静岡県袋井市砂本町3-12
氏名:日本野鳥の会遠江 代表 増田 裕

住所:〒141-0031東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
氏名:(公財)日本野鳥の会 理事長 遠藤 孝一

意見書の提出の対象である配慮書の名称:
(仮称)ウインドパーク天竜風力発電事業 計画段階環境配慮書

[環境の保全の見地からの意見とその理由]
[主旨] 下記の理由により事業実施想定区域の位置および面積について変更を求める。

[全体的必要配慮事項]

  • 想定区域には貴重な野鳥を含む動植物が多く生息し、稜線への大型風力発電機の大規模な設置は、生息地放棄や忌避などによりその生息環境に多大な影響を与えると考えられる。よってその事業規模は動植物などへの影響を必要最小限に留め、また絶滅が具体的になっている種については風力発電機の設置場所の変更が必要である。また、工事の期間について、繁殖期間を避けるべく対策が必要。稜線への設置であることから、猛禽類の渡り時などのバードストライクが大いに懸念され、その影響を抑えるべく極力風車の高さは低く抑えるべきである。

[具体的個別の必要配慮事項] (希少種の存在と絶滅が危惧される種への対応)

特別な絶滅危惧種への配慮
想定区域の直近には静岡県指定の絶滅危惧種ブッポウソウ(絶滅危惧種ⅠA類 CR)がここ20年来毎年同じ場所にほぼ繁殖している(2019年も繁殖と巣立ちを確認)。しかも現在静岡県内繁殖地は1ケ所,1ペアーのみとなっており、その保護が課題となっている。全国的にも環境省により絶滅危惧種ⅠB類に指定されており、岡山県、長野県等では保護活動がなされている。長野県中川町ではリニア中央新幹線線の関連工事の影響で、昨年ブッポウソウが営巣を止め(2018年7月14日信濃毎日新聞 )工事も中断した。本風力発電所の想定エリア北東端からブッポウソウの営巣ポイント(天竜川大輪橋右岸側)までは平面距離で約1.5kmしか離れてなく、ブッポウソウの行動距離はロガー解析で巣箱から3.7km以上離れた場所で塒をとったとの報告(2019年7月14日ブッポウソウ保護フォーラム2019in吉備中央町、「ブッポウソウの子育てと里山での生態について」兵庫県立大学院黒田聖子氏発表)もあり、風力発電所の設置場所と工事エリアの変更が必要であると考える。少なくとも巣から5km以上離れた場所にすべきである。また、工事もそのエリアは避けるべきである。

[その他の絶滅危惧種]

  • その他の絶滅危惧種として、アカショウビン、ヨタカ、サンショウクイ、ヤマセミ、コシアカツバメ、イカルチドリ、ヤマドリ、ハイタカ、ハチクマ、オオタカなどが生息している。
    特にヨタカ、アカショウビンは事業想定エリアでは配慮する必要がある。

[調査への具体的配慮事項]

  • 事業実施に際しては動植物(特に野鳥)については周辺のエリアを含め渡りや繁殖の季節を含む少なくとも2年以上の調査が必要と考える。鳥類については希少種としてクマタカが各所で観察されておりその営巣場所および行動範囲を特定し、設置および工事に際し対策をすべきである。その他の希少種としてはヤイロチョウ、ハヤブサ、チュウヒも周辺および想定区域で当会の調査でも確認されている。
  • また、猛禽類渡りルートであることが考えられ、その調査も今までのデータでは十分ではなく、春と秋を含む2年間の調査が最低必要である。

[その他の必要配慮事項]

  • 鳥類以外への影響について
    1. 景観の問題
      配慮書段階で一般市民にもわかりやすく本事業の内容について告知し、フォトモンタージュ等を用いて事前事後で景観が変わる様子を示したうえで、広く市民の意見を聴取すべきである。
    2. 残骸の問題
      商用運転終了後や事業者の方針変更等で事業継続が難しくなった場合の残骸、どのように風車を撤去するのか、撤去に係る費用等は事業者内で担保できているかどうかを事業開始の条件にすべきである。
    3. 一般市民への配慮
      登山、ハイキング、自然観察、バードウォッチング、野鳥撮影など一般市民が継続的に利用し、楽しめる環境となるように配慮すべきである。
    4. 住民への配慮事項
      神社仏閣・山岳信仰など歴史的エリアについて事前に調査・配慮すべきと考える。

[添付資料]
写真:大輪橋ブッポウソウ営巣(一般への公開は控えてください)

(仮称)銚子沖洋上風力発電事業 計画段階配慮書に対する意見書を提出しました

令和元年9月30日

「(仮称)銚子沖洋上風力発電事業 計画段階配慮書」ご意見記入用紙

「(仮称)銚子沖洋上風力発電事業 計画段階配慮書」について、環境保全の見地からのご意見をお持ちの方は、意見書に必要事項を記入の上、縦覧場所に備え付けております意見箱にご投函いただくか、柿の問い合わせ先へ令和元年9月30日までにご郵送ください(当日消印有効)。

<問い合わせ先>
東京電力ホールディング株式会社 風力事業推進室 調査グループ
〒100-8560 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
電話 03(6373)1111 午前9時から午後5時まで
(土曜日、日曜日、祝日を除く)

項 目 記入欄
お 名 前 ➀ 日本野鳥の会千葉県 会長 志村英雄
②公益財団法人日本野鳥の会 理事長 遠藤孝一
ご 住 所 ①千葉県船橋市海神2-2-11 シャンブルレポ105号室
②東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
配慮書についての環境の保全の見地からのご意見(意見の理由を含む)

貴社が計画されている「(仮称)銚子沖洋上風力発電事業 配慮書」(以下、配慮書)について、以下の通り意見を提出いたします。

1)オンラインの閲覧方法の問題
数百ページもある配慮書及び要約書をPC上のみで閲覧しながら、精査・検討し、意見書を作成することは、PC複数台が必要なる等、かなり困難な作業であり、閲覧者、意見書作成者の対象範囲を狭めることになり縦覧の公平性、公益性を損なうものであり、ダウンロード、印刷を可能とすべきである。

2)事業実施想定区域は、多くの海洋性鳥類にとって重要な海域であり、計画段階配慮書に記載されている、調査、予測及び評価の結果で、動物、特に海洋性鳥類への評価は不十分なものと考える。当海域の重要性に鑑み、評価及び事業の見直しを検討すべきである。

以下に理由を述べる。

  • 銚子沖は、暖流、寒流、利根川から流下する淡水の合流する海域で、海洋鳥類の世界規模の生息海域である。
    1年を通して、カモ科、カイツブリ科、アビ科、アホウドリ科、ミズナギドリ科、ウミツバメ科、トウゾクカモメ科、ウミスズメ科、グンカンドリ科、カツオドリ科、ウ科、シギ科、カモメ科、トウゾクカモメ科、ウミスズメ科の多種・多数の鳥類がこの海域を利用している。
  • とりわけ、秋から春にかけては、北太平洋で繁殖する海洋鳥類の多くが越冬し、この海域に大規模な洋上風力発電事業を展開することは、グローバルな視点から見て、好ましくないと言わざるを得ない。
    想定区域での洋上風力発電の建設は、海洋鳥類の生息に大きな影響を及ぼす可能性がある。
  • 空域における影響を「着床式洋上風力発電の環境影響評価手法に関する基礎資料(最終版)」(以下、基礎資料最終版2018年)をもとに、カモメ類やオオミズナギドリ等の飛翔高度はほんどが海面から30m高までの範囲であり影響は小さいと評価されているが、調査事実に反する。
    オオミズナギドリは、海が荒れた時は30m高以上を飛行する。とくにアビ科、カモメ科の鳥は、採餌海域を替える時は、数十mから100mを越える高度を常時飛行し、ローターへのバードストライクの確率がきわめて高いと考えられる。
  • 北太平洋の海洋鳥の最も多く集まる秋・冬期、特に2月、3月に船舶トランセクト調査は行われていない。レーダー調査も通年で行われていない。さらに1~3月のデータは一季のみと少なく影響を的確に判断できているとは考えられない。船舶トランセクト調査、レーダー調査は年間を通して更に密に行うべきである。
  • オオミズナギドリやカモメ類は、洋上実証風車設置後の調査では2013年度から20カ月の鳥類衝突監視システムでバードストライクの調査が行われているが、さらに継続した調査を行うべきである。また、この鳥類衝突監視システムにより2013年に4例が感知されたと報告されているものの、バードストライクは無いと判定されている。この判定の結論には論理的に無理があると判断される。
  • 基礎資料最終版2018年をもとに、風車1機の結果から主要な鳥類の生息状況に大きな変化は現れていないと評価しているが、31基から72基の風車が設置された場合、海洋鳥が風車の間を飛翔する時にはバードストライクの危険が増し、風車設置区域を大きく迂回する時にはエネルギー消費量増大の影響が出てくる。従って、多くの風車が稼働した時の影響は小さいとは考えられず、風車設置区域内外の海鳥の全個体数分布をさらに調査し、生息密度の高い領域での風車設置を避けるべきである。
  • 基礎資料最終版2018年のもととなった現地調査は、波高2.5m以下の昼間にのみ行われたものであり、荒天時および夜間のデータは取られていない。荒天時および夜間の調査が必要であると考える。

(仮称)北海道石狩湾沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する意見書を提出しました

令和元年9月30日

(仮称)北海道石狩湾沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する意見書

ご住所
①札幌市中央区南1条西17丁目1-14-203
②東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル

ご氏名
①日本野鳥の会札幌支部
 支部長 山田 三夫
②公益財団法人日本野鳥の会
 理事長 遠藤 孝一  (公印省略)

貴社が計画されている「「(仮称)北海道石狩湾沖洋上風力発電事業境配慮書」(以下、配慮書)に記載されている事業実施想定区域の位置に関し、鳥類の生息地としての石狩湾の重要性とその保護を鑑みて以下の理由から、全面的に見直すよう意見を提出いたします。

  • 事業実施想定区域が設定されている海域にはオジロワシ(天然記念物・国内希少種)が周年、オオワシ(天然記念物・国内希少種)の一部も周年で生息しており、また、渡り経路となっている。さらに、石狩川や新川の河口部は海ワシ類の採食場所として重要であり、これら2つの河口部を交互に繰り返して行き来をする、越冬海域も存在する。それら飛行経路上に風力発電施設を建設すると、海ワシ類のバードストライクや障壁影響が発生する可能性が非常に高い。
  • 事業実施想定区域が設定されている海域には、ウミガラス(絶滅危惧種・国内希少種)やハシブトウミガラスの渡り経路および越冬海域が存在する。渡り経路および越冬海域上に風力発電施設を建設すると、バードストライクや障壁影響および生息地放棄が発生する可能性が非常に高い。
  • 事業実施想定区域が設定されている海域には、マガンやヒシクイ(天然記念物)・ハクチョウ類をはじめとする多くの鳥類の渡り経路が存在する。それらの渡り経路上に風力発電施設を建設すると、バードストライクや障壁影響が発生する可能性が非常に高い。
  • 事業実施想定区域が接する海岸域には多くのミサゴ(準絶滅危惧種)が繁殖しており、繁殖期は頻繁に海上に餌を獲りに行くことから、洋上風力発電施設を建設するとバードストライクを引き起こす可能性が高い。
  • 事業実施想定区域が設定されている海域は、アビ類の渡り経路や越冬海域等が存在することから、洋上風力発電施設を建設するとこれら鳥類の生息地放棄を引き起こす可能性が高い。
  • 事業実施想定区域の周辺には、オオセグロカモメ・ウミネコの繁殖コロニーが数か所存在する。カモメ類は普段行動している飛行高度から、洋上風力発電施設に衝突死するバードストライクが多く発生することが世界的に知られている。そのことから、事業実施想定区域に施設を建設すると、これらのコロニーのカモメ類の繁殖に影響を与えるものと考える。特にウミネコは世界的に個体数が減少している可能性があり、事業実施想定区域での洋上風力発電の建設でウミネコの個体数を減少させることがあってはならない。

以上

(仮称)日南風力発電事業 環境影響評価方法書に係る意見書を提出しました

「(仮称)日南風力発電事業 環境影響評価方法書」に係る意見書

令和元年10月1日 提出

項 目 記入欄
氏 名 ①日本野鳥の会宮崎県支部 支部長 岩切 久
②公益財団法人日本野鳥の会 理事長 遠藤孝一
住 所 ①〒880-0943 宮崎県宮崎市生目台西一丁目2-6
②〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
方法書についての環境の保全の見地からの意見

この度、貴社が作成された(仮称)日南風力発電事業に係る環境影響評価方法書について、次のとおり意見を提出します。

現在、貴社が環境影響評価方法書(以下、方法書と言う)を縦覧している日南風力発電事業について、対象事業実施区域(以下、計画地と言う)に風力発電施設を建設した場合、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で国内希少野生動物種に指定され、「環境省レッドリスト」でEN:絶滅危惧ⅠB類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に、また「宮崎県レッドリスト」にも掲載されているクマタカについて衝突死(以下、バードストライクと言う)等の影響が発生する危険性が非常に高く、また、「環境省レッドリスト」に掲載されているサシバなど希少猛禽類の渡り経路に対しても障壁効果等の影響を与えることが懸念される。
そのため、計画地およびその周辺において、一般的なものより質、量ともに更に十分で詳しい調査を行い、クマタカの生息および猛禽類の渡りの状況を把握したうえで、適切な保全措置を講じることを求める。
また、県内で減少が著しいヨタカやフクロウ、オオコノハズク、ミゾゴイなどの夜行性の鳥類など、クマタカ、サシバ以外の種についても十分な配慮を求める。

理 由

(1)方法書によれば計画地内には希少種のクマタカ、ミゾゴイ、サシバ等が生息していることが掲載されている。クマタカは過去に風車によるバードストライクに遭った事例があることから、計画地周辺での風車の建設はバードストライク等の影響が発生する可能性が高い。特に若いクマタカはバードストライクに遭う危険性が高く、繁殖地である当地では巣立ちおよびその後しばらくの時期が特に危険である。
方法書の「表4.3-9(2)鳥類の重要な種への影響の予測結果」には「事業実施想定区域内に主な生息環境が存在することから、事業実施により探餌活動の際、あるいは採餌環境と営巣環境間の移動や渡り時等において、移動経路の変更等の行動の変化及びブレード・タワー等への接近・接触の可能性があると予測する。」とある。クマタカなどの希少種の営巣が確認された場合は、営巣地周辺の区域を建設予定地から除外することを求める。
また、評価結果には、「低山帯の樹林、草地、市街地等を主な生息環境とする重要な種については事業実施想定区域内にも生息している可能性が高く、直接改変による生息環境の変化に伴う影響が生じる可能性がある」とあり、その為の留意する事項としてクマタカやサシバなどの猛禽類や渡り鳥ルートについて調査を実施するとあるが、「建設ありき」の調査であってはならず、バードストライクの回避策をどのように考えるのかその解決策が決まるまで工事を実施すべきではない。

(2)方法書及び日本野鳥の会宮崎県支部会員の目撃によると、予定地は、サシバの渡りルートになっている。クマタカ同様バードストライクに遭う確率が高い。
計画地一帯にはサシバを中心とする希少猛禽類の渡り経路が存在しており、風車の建設がバードストライクまたは障壁効果による渡り経路の変更といった影響を与える可能性が大きいと考える。

(3)動物の生息状況について文献その他の資料及び専門家等へのヒアリングにより調査をしたとある。専門家へのヒアリング結果により概略はつかむことができるが、絶滅危惧種のクマタカの生息状況(季節別の飛翔経路・繁殖カ所)等充分な現地調査をしてもらいたい。
 また、野鳥の種類によっては活動時間も異なるため、調査時間は毎回同じ時間ではなく時間帯を変えて調査することが必要であり、渡り鳥の調査においても2週間程度の間隔を置いて複数回の調査が必要である。自動撮影カメラの設置も有効である。

(4)計画地での風車の建設は、猛禽類を含む多くの希少鳥類の生息に対し、少なからず影響を及ぼすものと考える。ここではフクロウ、アオバズク、オオコノハズクなど夜間活動する野鳥も確認されており、このような夜行性の野鳥に対する対策も実施すべきである。フクロウ類の他、ミゾゴイ(宮崎県RL:EN-r)の鳴き声についても調査が必要で、さらに県内ではヨタカ(宮崎県RL:EN-r)の減少が著しくこのことにも慎重に調査して欲しい。

(5)渡り鳥や猛禽類等の鳥類について、バードストライクの重大な影響が避けられないとの結論に至った場合は風力発電機の配置等の検討を行うほか、バードストライクだけでなく、障壁影響による「渡り経路の変更」および「生息地の放棄(事実上の生息地からの追い出し)」といった影響についても、影響の回避または低減策を検討すべきである。

以上の理由から、貴社においても、風車の建設にあたっては、野鳥の生息状況等を的確に把握し、地域の優れた自然環境と生物多様性が失われないよう適切な対応をとることを強く求める。

以上。

(仮称)白島沖着床式洋上風力発電事業 計画段階環境配慮書に対する意見書を提出しました

第1号様式(第2条の4、第5条、第10条関係)

環境影響評価図書に係る意見書

令和元年11月7日

北九州市長 様

住所 北九州市戸畑区牧山新町2-16第一コーポ松本
   東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル

氏名 日本野鳥の会北九州支部 支部長 川﨑 実
 (公財)日本野鳥の会理事長 遠藤孝一

北九州市環境影響評価条例 第6条の4第1項 の規定により、 配慮書 についての意見書を提出します。

対象事業の名称 (仮称)白島沖着床式洋上風力発電事業
(株式会社グローカル)
氏 名 ①日本野鳥の会道北支部 支部長 小杉 和樹
②公益財団法人日本野鳥の会 理事長 佐藤 仁志
環境の保全の見地からの意見 この度の事業想定区域は、希少な鳥類が多く生息し、鳥獣保護区(特別保護地区)である白島に極めて近距離であるため、生息する鳥類への影響が大きいと予測される。
よって、この度の事業の見直し、もしくは事業想定区域の大幅な変更を行うこと。
 
以下、別紙1および2に続く

別紙-1


~事業の見直し、もしくは事業想定区域の大幅な変更を求める理由について~

1.近年における白島及びその周辺の洋上における調査では、白島の陸上で46種、周辺洋上で34種の鳥類を記録しており、そのうち希少種(絶滅・準絶滅危惧種、国内希少野生動植物種、天然記念物)は20種に及ぶ(※1、2)。中でも白島を往来し、周辺の洋上を飛翔する鳥類にとって風車の存在がバードストライク等の重大な影響を及ぼす可能性がある。

2.オオミズナギドリ(日ソ・日豪渡り鳥条約掲載種)は、国内でも数少ない集団繁殖地として毎年白島に多数渡来しており、これまでの調査では、特に白島西側海域での飛翔等が多く確認されている(※1、6)。飛翔高度においては40m以下もしくは40m~120mが多く、本事業計画のブレード回転範囲に重なっている(※6)。そのため、洋上を飛翔して白島を集団で出入りする際に、多数のオオミズナギドリが本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死し、さらに、貴重な繁殖地が放棄させる可能性がある。

3.カラスバト(国天然記念物・絶滅危惧種)は、島嶼地域に生息する希少な鳥類であり、白島固有の生物多様性を保全する観点からも重要な種である。これまでの調査によれば、シーズンによって個体数に変化があり(※1、2)、島嶼間を移動していると推定できる。その移動の際に、本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死し、さらに生息地を放棄する可能性がある。

4.ミサゴ(準絶滅危惧種)は、これまでの調査で、白島全体で29ヵ所(男島16ヵ所、女島13ヵ所)の営巣地が確認されている(※1)。猛禽類は国内外において風車への衝突死が多く、若松区響灘埋め立て地においてもすでに4羽の衝突死と推定できるミサゴの死骸が発見されている(トビに至っては7羽)(※3)。本事業計画の風車建設によっても同様の事故が発生する可能性が非常に高い。

5.ハチクマ(準絶滅危惧種)は、北九州市の陸域から海域を幅広く渡ることが日本野鳥の会北九州支部の観察により確認されている。白島上空においても、多数のハチクマが渡っていることを確認しており(※2)、気象条件によって渡りコースが変わるハチクマは洋上も重要な渡りコースであることを認識すべきである。また、ハチクマのような滑翔性鳥類は風車を避けることが難しいとも言われ、本事業計画の風車の最大高さ176m・回転直径141mは、ハチクマがブレードに接触するには十分な規模であり、衝突死の可能性がある。

6.ハヤブサ(国内希少動植物種・絶滅危惧種)は、希少種の名の通り、観察できる頻度は多くはないが、白島の女島周辺で繁殖している可能性が高い(※1)。白島周辺を飛翔する小鳥類などを捕食するために急降下および追跡飛翔する際、本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死する可能性がある。

7.カンムリウミスズメ(国天然記念物・絶滅危惧種)は、わが国固有種と言える希少な種であり、繁殖地も数少なく、その個体数は5千~1万羽とされ、ウミスズメの仲間では今絶滅が最も心配されている。本種は響灘海域を移動していることが明らかになっており(※1、4)、特に本事業計画の洋上風車建設時において影響を受ける可能性がある。

8.ヒメウ(絶滅危惧種)、ウミウ、クロサギ(準絶滅危惧種~福岡県)、カモメ類は、白島と陸域沿岸部等を往来する際、本事業計画の洋上風車のブレードに衝突死し、さらに生息地放棄の可能性がある。洋上における飛翔高度としてカモメ類の飛翔高度25m~60m、ウミウ25mが観察されており(※5)、波浪高さによってはさらに高度が上がり、衝突確率が高くなる。

この度の事業計画は、北九州市内では類のない生物多様性の島嶼地域として非常に重要な白島と、その周辺洋上の鳥類に与える影響が大きいと言わざるを得ない。上記希少種以外の夏鳥・冬鳥・旅鳥

別紙-2


と呼ばれる種も渡りの途中に白島を利用しており(※1、2)、配慮書の中の「事業想定区域には渡りのルートは見られない」という主張は当たらない。

また、響灘地区の既存の風力発電事業においては、鳥類への実効性ある影響低減策は実施されておらず、この度の事業計画においても期待することはできない。鳥類への影響を未然に防ぐ最も有効なのは、影響を与える場所には風車を建設しない事である。賢明な判断を期待する。

※出典

  1. 環境省委託風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業・福岡県の情報整備モデル地区における地域固有環境情報調査事業(2014年三洋テクノマリン(株)調査)
  2. 福岡県委託鳥類生息調査(白島)2015・2016年度(日本野鳥の会北九州支部)
  3. 日本野鳥の会北九州支部による事業者への聴き取り
  4. 論文「ジオロケータにより明らかになったカンムリウミスズメの移動経路2013-2014」山口典之 他
  5. NEDO次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究環境アセス調査(2016年エコ・パワー(株))
  6. 2016年度洋上風況観測システム実証研究、洋上風力発電システム実証研究のうち環境調査報告
    (2017年電源開発(株))

JRE酒田風力発電所更新計画 環境影響評価方法書に対する意見書を提出しました

「JRE酒田風力発電所更新計画 環境影響評価方法書に対する意見書」

令和元年11月13日提出

項目 記入欄
氏名 ①日本野鳥の会山形県支部 支部長 簗川 堅治
②公益財団法人 日本野鳥の会 理事長 遠藤 孝一 (公印省略)
住所 ①〒994-0081 山形県天童市南小畑4-8-33
②〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
環境影響評価方法書についての環境の保全の見地からの意見

 この度、貴社が作成された「JRE酒田風力発電所更新計画 環境影響評価方法書」について、次の通り意見を提出します。

 現在、貴社が風力発電所更新計画に係る環境影響評価方法書(以下、方法書と言う)を縦覧している酒田風力発電所更新計画について、事業実施区域に風力発電施設(以下、風車という)を建設した場合、事業実施区域は様々な野鳥の渡りのコースと重なっており、風車の高さがより高くなり、ローター直径もより長くなることで、バードストライクなどの様々な悪影響を及ぼす危険性がより高くなると考える。
 まず、事業実施区域が、ハクチョウ集団越冬地である最上川河口に隣接していることが大きな問題である。バードストライクの危険性が高まることが予測される。また、猛禽類では、近年ミサゴが増え、度々事業実施区域内に現れるようになってきている。渡りのコースとしているサシバやハチクマなど希少猛禽類のバードストライクや渡り経路の変更(障壁影響)といった影響が出ることが予測される。
 また、カモメ類は、越冬期に海岸を採餌場として利用しており、カモメ類への影響も懸念される。
 さらに、毎年、事業実施区域の近辺で絶滅危惧種Ⅱ類のコアジサシが繁殖しており、バードストライクや繁殖への影響が危惧される。
 調査の方法については、方法書によれば、バードストライクの調査に係って、死骸調査を既設風車の8地点で月2回、1年間行うとしている。しかし、バードストライクでの死骸調査はかなり困難である。多くは風車の真下に落ちるが、草地であれば発見は困難で、哺乳類などから捕食される場合もある。また、水面に落ちた場合には、発見や回収が困難になると予想される。死骸の種名と数をより正確に把握するための具体的な方法と手だてをきちんと検討すべきである。

 以上の理由から、貴重な野鳥の生息環境を保護・保全するために、
①野鳥の渡りの時期(4~5月、9~10月)と越冬期(11~3月)
は、風車を稼働しないようにしていただきたい。
②バードストライクの影響に係る死骸調査については、より正確な資料となるよう調査頻度を上げ、毎週実施する。さらに、死骸を発見しやすいように事前にシートを敷くなどの対策をとっていただきたい。

貴社においては、風車の更新建設にあたって、鳥類の生息状況を的確に把握し、バードストライクなどの鳥類への影響調査を適切の実施することで、地域の優れた自然環境と生物多様性が失われないよう適切な対応をとることを強く求める。

(仮称)秋田県由利本荘市沖洋上風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する意見書を提出しました

令和元年11月13日

秋田由利本荘洋上風力合同会社
代表 須山 勇 様
秋田県由利本荘市一番堰235番地3

由利本荘市野鳥を愛する会
代表 佐々木 正美
秋田県由利本荘市一番堰106-10

日本野鳥の会秋田県支部
支部長 佐藤 公生
秋田県潟上市天王追分86-15

公益財団法人 日本野鳥の会
理事長 遠藤 孝一
東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル

(仮称)秋田県由利本荘市沖洋上風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する意見書

貴社の作成した(仮称)秋田県由利本荘市沖洋上風力発電事業に係る環境影響評価準備書(以下、準備書と言う)について、対象事業実施区域およびその周辺(以下、計画地と言う)で実施された鳥類調査の時期や回数などについて不足が多く、また、地域住民等による鳥類の観察結果とも大きく異なっていることから、調査・予測・評価が不完全なまま準備書を作成、縦覧したと言わざるを得ない。環境影響評価書の作成に向けた追加調査の実施または風力発電施設(以下、風車と言う)の配置や位置の大幅な見直しおよび鳥類保護の観点から、以下に意見を述べる。

(1)渡り時期における鳥類調査に係る問題点
①渡来期(秋)
貴社は定点調査およびトランセクトライン調査を10月19日、レーダー調査を10月15日に終えているが、計画地において地域住民が観察した結果、ガン・カモ・ハクチョウ類の渡来のピークは10月中旬から11月中旬であった。貴社はこの時期に十分な調査を実施しておらず、計画地におけるガン・カモ・ハクチョウ類の詳細な渡来状況を把握したうえで影響を評価できていない。(準備書 表10.1.7-7)。

②渡去期(春)
貴社は春の渡り時期における鳥類調査を3月8日~11日に実施しているが、計画地において地域住民が観察した結果、この年は2月25日にはガン・ハクチョウ類は渡去し終えており(渡去数; 2/18 ~22に2000羽以上)、貴社の調査ではこれらの時期を逸しており、計画地におけるガン・カモ・ハクチョウ類の詳細な渡去状況を把握したうえで影響を評価できていない。

(2)重要種および調査対象種の選定に係る問題
①絶滅危惧種であるシジュウカラガン・ハクガンについて記載がない
地域住民の観察結果によると、シジュウカラガンを2019年2月11日に20羽、2月16日3羽、2月17日2羽を由利本荘市内の水田で確認している。また、ハクガンは秋田市沖の洋上を南下するのを観察している。これらのことから、この2種は計画地の上空を飛翔する可能性があるため、追加調査を実施して状況を把握すべきである。

②調査対象となっている渡り鳥の種数が少ない
地域住民による観察結果ではマガモ等のカモ類も大量に洋上を渡っていることが確認されている(2019年10月27日~11月6日間に5000羽以上)。また、アジサシを含むカモメ科の鳥類もこの海域の洋上を渡っているため、貴社は追加調査を実施してこれらの鳥類の飛翔状況を確認し、衝突確率の計算等、影響評価を実施すべきである。

(3)予測評価における問題点
①ガン・ハクチョウ類の飛翔高度を適切に把握できていない
準備書10-1.7-74~78においてガン・ハクチョウ類は「レーダー調査結果によれば、鳥類等の軌跡高度は高度H(風車ブレード領域外)が全体の70~80%程度を占めていたことから、高高度の飛翔割合が高いものと推察される」とある。しかしながら、

  • 遠方を目指し高高度を飛翔する群が頻出する時期に偏って調査した可能性が高い。
  • ガン・ハクチョウ類は強風等の悪天候時に低高度を飛翔するなど、飛翔高度は天候等によって変化するが、貴社はこれらの条件を含めた調査を実施していない。
  • 洋上から内陸、内陸から洋上へと飛翔ルートを変える際に飛翔高度が大きく変化するが、貴社はこれらの条件を含めた調査を実施していない。

以上の理由から、貴社の限られた日数による2地点のみのレーダー調査の結果から、計画地におけるガン・ハクチョウ類の飛翔高度を一般化して影響を評価できない。

②衝突確率を過小評価している
準備書10.1-7-119~208では複数の衝突確率計算モデルで各鳥類の風車への衝突確率を算出しているが、これはあくまでも計画地内を飛翔した鳥類に限って計算したに過ぎない。計画地の周辺にはたくさんの風力発電所および計画地があるため、それらの地域を飛翔する鳥類が障壁影響および生息地放棄により貴社の計画地に飛来することも考慮して衝突確率の計算をすべきである。つまり、貴社の準備書にある定性的記述によるものではなく、単純加算モデルによる累積的影響評価を実施すべきである。もし、累積的影響評価を実行するのに鳥類のデータが足りない場合は、追加調査を実施すべきである。

③ミサゴに対する配慮が欠如している
風車の基礎および海底ケーブルの設置の工期がミサゴの育雛期と重なっている。騒音による魚類の忌避および水の濁りの発生により餌の探索が難しくなることで、ミサゴが育雛に十分な餌を確保するのが困難になる可能性がある。
工事の予定されている7月はヒナの巣立ち直前であり、もっとも給餌量の多い時期である。また、巣立ち後もしばらくヒナは親から給餌を受け、8月~10月にかけては巣立ちしたばかりの未熟な幼鳥が頻繁に海上で魚を捕る練習をする時期であるため、7月から10月にかけては工事を行うべきではない。

④海鳥の餌となるハタハタの卵(ブリコ)への影響を評価すべきである
ハタハタの産卵期である11~12月および孵化期である1~2月には、ハタハタの卵は計画地で越冬する鳥類にとって貴重な餌資源となっている。貴社による風車の設置に係る工事および建設後の騒音等が計画地周辺のハタハタの産卵にどのような影響が出るか評価を行い、また、その影響が計画地で越冬する鳥類の生息にどのような影響を及ぼすか評価すべきである。

(4)準備書で提示している事後調査における問題点
①順応的管理は問題点が多い
準備書に記載されている保全措置では、事後調査を実施しながら影響が生じた場合にそれらを取り除いていく順応的管理を行おうとしていると理解できる。しかし、順応的管理を実施するには、事業者の実行可能な範囲ではなく、確実に影響を取り除くことができる保全措置の例を示し、また、それを事業者が絶対に実施することを確約しなければ、実効性のある順応的管理はできない。
洋上風車の建設に係る鳥類の影響予測は陸上と比べても不確実性が高く困難なことから、本来は予防原則の観点から鳥類が利用する海域での風車の建設を避けたうえで、なお残る不確実性を取り除くために順応的管理が実施されるべきである。順応的管理は事業実施のための免罪符ではなく、貴社もその観点に立って保全措置を講じるべきである。

②事後調査の実施期間が述べられていない
順応的管理を行いたいのであればなおさらであるが、共用期間(20年)を通して事後モニタリングを実施すべきである。

③バードストライクの発生状況確認調査の方法に不備がある
まず、鳥類のモニタリングのためのカメラの設置数が2台(風車2地点)では少なすぎる。基本的にはすべての風車にカメラを設置すべきであるが、最低でも3kmに一本、計10地点以上で設置すべきである。特にミサゴの営巣地付近および風車列の端ではカメラの設置密度を増やすべきである。

(5)結論

  • 適切な影響評価を実施するために、(1)から(3)にある追加調査を最低でも1年間は実施すべきである。
  • 追加調査の結果も鑑みて、貴社による洋上風車の計画が鳥類その他の生物に影響があると認められた場合には、風車の設置位置および基数を変更すべきである。
  • 対象事業計画区域は海鳥にとって重要な生息地であり、多くの渡り鳥の経路にもなっているという観点から、本来は配慮書作成以前の段階から事業実施想定区域として選定されるべき海域ではなかった。そのような観点から鑑みて、上記にある追加調査を実施できないのであれば、鳥類をはじめとする海洋生物に影響が大きいと予測される風車(大きく海岸側と沖側に二列ある風車列のうち海岸側のすべて、子吉川河口の沖合すべて)の建設を無条件に取りやめるべきである。

なお、この意見は概要にまとめる際に原文のまま採用すること、また写真も掲載あるいは添付することを希望する。

以上



2018/2/22 9:18 ガンの北帰
2019/10/27 7:27 マガモの南下
2019/10/26 7:09 低高度を飛ぶハクチョウ(1)
2019/10/26 7:09 低高度を飛ぶハクチョウ(2)

(仮称)えりも岬風力発電所環境影響評価方法書に対する意見書を提出しました

令和元年11月22日

「(仮称)えりも岬風力発電所環境影響評価方法書」に対する意見書

〒100-0011東京都千代田区内幸町 1-1-6 NTT 日比谷ビル9F
日本風力開発株式会社
代表取締役社長 塚脇 正幸 様

〒141-0031東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
公益財団法人 日本野鳥の会
理事長 遠藤 孝一

貴社が縦覧している「(仮称)えりも岬風力発電所」事業に係る環境影響評価方法書について、希少鳥類保護の視点から下記のように意見を述べさせていただきます。

●全体について
貴社が設定する対象事業実施区域(以下、計画地という)に風力発電施設(以下、風車という)を建設すると、設置に係る工事中の騒音や人の出入りおよび供用後にシマフクロウ、クマタカ、オオワシ、オジロワシ、タンチョウ等の希少種の生息地放棄やバードストライクなどが発生し、その生息および繁殖に影響を与える恐れがあることから、計画地の位置を根本的に見直す必要がある。

●第3章について
〇3.1-27(56)ページ

  • 事業実施想定区域(以下、想定区域という)のメッシュには環境省のセンシティビティマップにおける注意喚起レベルBおよびA3に該当するものが含まれる。予防原則の観点から考えて、環境省が示すような鳥類の脆弱性が高いエリアを計画地として選定すべきではなかった。
  • 渡り鳥について、環境省のセンシティビティマップでは日中、夜間ともに計画地の上空を通過するルートは確認されなかったとあるが、それは単にそのようなデータがとられていないだけで、渡りルートがないと断言できるものではない。計画地周辺の地形等から考えると多くの渡り鳥が飛来、通過する可能性があるため、十分な事前調査を行ったうえで、渡りルートを遮断しないような計画地の配置を行う必要がある。

●第4章について
〇4.3-36(226)ページ

  • 想定区域を可能な限りIBAおよびKBAから除外したため、現段階では重大な影響が回避、提言されていると評価している。しかし、隣接または近接していることで風車建設による悪影響(野生動植物、騒音、振動等)がIBAおよびKBAに及ぶ可能性があることから、IBAおよびKBAから適切な離隔距離をもって計画地を配置すべきである。適切な離隔距離については、IBAを指定した(公財)日本野鳥の会を含めて検討すること。

●第6章について
〇6.2-38(320)~6.2-39(321)ページ

  • ポイントセンサス法による調査について、1地点あたりで出現鳥種が飽和するまでの回数(通常4~5回)を調査すべきである。
  • ポイントセンサス法による調査について、このように開けた環境では周囲半径50mおよびその範囲外でも確認された鳥類を記録すること。
  • 渡り鳥調査について、日の出前後および日没前後だけでなく、日中も調査を行うこと。渡り鳥が通過する時間は場所によって大きく違う(例;愛媛県瀬戸町のハチクマは9月下旬の10~13時頃がピーク)ためである。
  • 渡り鳥調査について、夜間はレーダー調査を実施し、計画地周辺の渡りの実態把握に努めること。襟裳岬周辺には多くの鳥類の重要な渡りルートが存在する可能性があるが、スズメ目やカモ科の鳥類は夜間にも渡りをすることが知られているためである。
  • 渡り鳥調査について、気象条件によって渡りルートや高度が変わるため、調査日数を増やし、できる限り多くの条件下で調査を実施し、計画地周辺の渡りの実態解明に努めること。
  • 希少猛禽類調査について、高性能のレーザー距離計を使用するなどして3次元的な正確な飛翔図を作成すること。
  • 希少猛禽類調査について、月に3日程度の調査では計画地の詳細な利用状況を把握できないので、月に6~8日程度など調査の頻度を増やすべきである。
  • 計画地周辺にはタンチョウおよびシマフクロウが繁殖している可能性がある。そのため、専門家にヒアリングを行って適切な調査方法によって生息状況を把握するとともに、これらの生息に影響を与えないように配慮して調査を実施すること。

〇6.2-57(339)ページ

  • 図6.2-4(12-1)について、場合により営巣適地環境の推定、採餌環境のポテンシャルマップを作成し予測を行う、とあるが、これは場合によりではなく、確実に実施すること。また、ポテンシャルの高い営巣適地や採餌環境は計画地から除外すること。

〇6-2.59(341)ページ

  • 図6.2-4(13)について、年間予測衝突数を0.000000から0.100000までを5段階に分けているが、どのような理由でこのように5段階に分けたのか、また、それぞれの段階における鳥類への影響の重みについて説明すること。

以上

(仮称)大和風力発電事業 環境影響評価方法書に対する意見書を提出しました

(仮称)大和風力発電事業 環境影響評価方法書に対する意見書

令和元年11月25日提出

項目 記入欄
氏名 ① 日本野鳥の会宮城県支部  支部長  竹丸 勝朗
② 公益財団法人日本野鳥の会 理事長  遠藤 孝一 (公印省略)
住所 ①〒982-0811 宮城県仙台市太白区ひより台20-7
②〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
環境影響評価方法書についての環境の保全の見地からの意見

この度、貴社が作成された「(仮称)大和風力発電事業 環境影響評価方法書」について、次のとおり意見を提出します。

現在、環境影響評価方法書(以下、方法書と言う)を縦覧している(仮称)大和風力発電事業について、対象事業実施区域(以下、計画地と言う)に風力発電施設(以下、風車と言う)を建設した場合、環境省レッドリストの絶滅危惧ⅠB類で宮城県の絶滅のおそれのある野生動植物 RED DATA BOOK MIYAGI 2016(以下宮城RDBと言う)にも掲載されているクマタカの生息地と重なることが予想され、衝突死(以下、バードストライクと言う)が発生する危険性が高い。また、サシバやハチクマなど希少猛禽類の渡り経路に対しても障壁影響等が発生することが懸念される。
方法書では猛禽類や他の鳥類に対し調査計画を述べているが、猛禽類や希少な鳥類への影響を適切に評価できる環境影響評価調査データを得るために方法書について下記のように要望する。

① 私たちの普段の観察において計画地周辺でクマタカの生息を確認しており、また、計画地全域周辺でも同種の生息の可能性が高いことから、影響評価に係る現地調査ではクマタカが繁殖しているものとして、2営巣期にわたり調査を行うなど、調査には慎重を期していただきたい。国内ではクマタカが過去に風力発電施設によるバードストライクに遭った事例があることから、計画地に風車を建設した場合、バードストライクの起こる可能性が高いと考える。そのため、クマタカの生息状況の確認および猛禽類の渡りに係る調査について、環境影響評価が適切に行えるよう質、量とも十分なものを求める。

② 方法書における鳥類の調査計画において、季節ごとに年4回の調査を計画されているが、猛禽類の生息、生態調査は3月、4月の造巣期から巣立った幼鳥の生態、行動範囲を調査によって把握していただきたい。猛禽類が計画地をどのように利用しているかを明確にできるよう調査時期を選定するとともに、調査回数を増やすなど配慮していただき、周年生息する猛禽類の正確な生息状況データを影響評価に提供していただきたい。
また、強風時、クマタカは飛翔行動を行わないことが知られているので、調査実施に際しては、適切な気象条件時に調査を行うことを方法書に明記していただきたい。

③ ミゾゴイやヨタカなど夕方から朝方の夜間に活動する種の調査は適切な時間および時期、地域で行い、生息状況がきちんと評価できる夜間調査を要望する。また、夜間に上空を移動する鳥類の存在も知られているので、各種アセスのガイドラインに沿った内容だけでは不足してしまう調査データを補うような調査の実施(時間及び回数)を求める。

④ 秋の渡り調査にあたっては、夏鳥の南下時期と冬鳥の南下時期が異なるので、3回の調査回数では全く不十分である。夏鳥であるサシバやハチクマなどの猛禽類調査にあたっては、適切な移動時期に適切な回数の調査を行い、計画地付近を通過する猛禽類の飛行行動を明らかにできる調査方法で実施すること。また、計画地は冬鳥の移動ルートとなっていることが予想されるので、バードストライクが予想される小鳥類についても、猛禽類調査と同様の調査の実施を要望する。

⑤ 計画地を通過する猛禽類について、秋の調査実施を計画されているが、サシバ、ハチクマの移動時期は、宮城県では9月上旬から始まり、約ひと月続くことが観察され、また公表されている。しかし、ピークの時期は短く、その年の気候に左右されることが知られている。従って、このピークの時期を外さない調査方法での実施が必要である。計画地は広範囲であるため、風向きによって上昇気流発生が峰の東になるか西になるかによって、移動のコースが変わること、風力によって移動時の飛翔高度が変わることも調査時には考慮して、適切な調査データを示していただきたい。
なお、有識者の意見として3回で十分としているが、宮城県の猛禽類の移動については、近年の私たちの調査により明らかになった結果であることから、有識者の理解が不十分であるとも考えられるので、事業者は公表されているデータを見て、適切な調査日程を計画し、実施していただきたい。
決して調査方法の不備および不適切な調査方法によって過小な評価とならないよう調査は質、量とも十分なものを求める。

⑥ 計画地周辺に生息する鳥類は猛禽類だけではなく、それ以外の鳥類や移動の時期には水鳥類の移動も考えられる。従って、日中の調査だけではなく、レーダー調査を行うなど夜間の調査も充実した内容となることを要望する。
また、夜行性の鳥類は日の出前や日没後2時間くらいの時間に活発に行動するので、ボイスレコーダーの台数を適切に配置し、調査期間を長くとるなど、調査対象種の行動を理解した上での調査となるよう調査内容の充実を要望する。

以上

(仮称)福井県あわら洋上風力発電事業 計画段階環境配慮書への意見書を提出しました

令和元年12月19日

Looop電源開発株式会社
取締役社長 渡部 肇史 様

日本野鳥の会石川
代表 中村正男
929-1125 石川県かほく市宇野気1-71

(公財)日本野鳥の会
理事長 遠藤 孝一
141-0031 東京都品川区西五反田3—9-23丸和ビル

(仮称)福井県あわら洋上風力発電事業 計画段階環境配慮書への意見書

事業実施想定区域は、多くの水鳥や渡り鳥が生息、利用している海域であるため、バードストライクや生息地放棄等が発生することが大きく危惧されます。よって既に計画が進められている他の洋上風力発電事業と協議・調整を行い、以下の配慮と対応を求めます。

1 (仮称)あわら沖洋上風力発電事業における事業者と協議、調整された事業計画のもとに共同作業も含めた適切な環境影響評価を実施することが必要です。さらに、事業実施想定区域の東には貴社が建設し株式会社ジェイウィンドが運転するあわら北潟風力発電所があり、この発電所との複合的な影響(累積的影響)も評価する必要があります。これらができない場合には本事業計画は実施すべきではありません。

2 渡りの時期にはアカエリカイツブリ、アビ類やウミスズメ類など多くの鳥類が事業実施想定区域に生息し、渡りを行っています。このような海域ではバードストライクや生息地放棄の発生を念頭においた調査が必要であり、これらが発生しそうな時期や兆候を予測し把握する事が必要です。また、風力発電施設の稼働後においてもモニタリング調査を実施し、影響が生じた際には風車の稼働停止を含めた対応が必要です。

3 カモ類が夜間に渡りを行うことは知られていますが、オオミズナギドリ、アビ類やウミスズメ類も夜間に渡りを行うと推測されています。そのため、夜間にバードストライクが発生することを念頭に置いた調査も必要であり、上記同様、バードストライクが発生しそうな時期や兆候を予測し把握する事が必要です。また、施設の稼働後においても、影響が生じた際には風車の稼働停止を含めた対応が必要です。

4 トモエガモ、マガモ、マガン、ヒシクイは日本海を直接横断して大陸へ渡ることが確認されており、片野鴨池のカモ類、ヒシクイ、マガンも事業実施想定区域を渡る可能性があります。この飛行ルートを詳細に把握するための調査・予測・評価が必要であり、それができない場合には、風力発電施設を建設すべきではありません。

5 施設の稼働後に鳥類の飛翔状況を監視できる体制を設け、バードストライクが発生した場合には該当する風力発電機を停止する仕組みを盛り込んだ保全措置のためのシステム構築が必要です。

6 施設の稼動後にバードストライクの事故が頻発するなど著しい環境影響が生じた場合は、該当する風力発電機の撤去も含めた判断を行う第三者を参加させた検討体制を設置することについて明文化するべきです。

7 海上に飛来する鳥類の数や海洋環境は年によって異なることが多いため、地上に比べて調査・予測・評価などの難度は高いと考えられます。そのため、環境調査の実施には3年以上をかけるべきです。

8 環境アセスメント制度における、配慮書、方法書、準備書等の文書は、一般の端末でも縦覧でき、合わせてダウンロード、印刷が可能とすべきです。

以上

(理由については次頁以降に記しています)

《理由》

◎既存計画における事業者と協議、調整された事業計画であるべき
事業実施想定区域は、既に(仮称)あわら沖洋上風力発電事業が計画されており、計画段階環境配慮書が公開されている。本件の配慮書によると(仮称)あわら沖洋上風力発電事業の事業実施想定区域と重複する部分が多くあり、しかも沖合に広く拡大されている。2つの事業がそれぞれに事業計画を進めた場合は複合的な影響評価を実施するという観点がなく、最も心配されるバードストライクにおいて有効な調査・予測・評価ができないと考えます。
従って、(仮称)あわら沖洋上風力発電事業における事業者と協議、調整された事業計画のもとに共同作業も含めた適切な環境評価を実施することが必要です。

◎既存発電所を含む累積的影響が考慮された事業計画であるべき
累積的影響とは、一定の地域内で複数の事業が平行して行われる際、個々の事業の環境アセスメントの積み重ねでは十分に複数事業による環境影響を検討することが困難である場合に、相加的・相乗的に影響を評価することを言います。
業実施想定区域の東側には、あわら北潟風力発電所が稼働中です。片野鴨池と坂井平野を往復するマガンへの影響を評価するためには、既設の10基に加え新たに建設される風車の影響を考慮することが必要です。
なお、あわら北潟風力発電所建設時の環境影響評価資料も利用し、風車が一切ない状態のマガンの行動と現状の比較を行ったうえで、(仮称)福井県あわら洋上風力発電事業の影響を評価することが重要です。

◎多数の水鳥や渡り鳥が生息する海域はバードストライクが発生する可能性がある
日本野鳥の会石川では毎年3月に事業実施想定区域に属する地点の海岸で探鳥会を行っています。その結果注1を見ますと、春の渡り時期にはアカエリカイツブリ、アビ科の鳥類(アビ、オオハム、シロエリオオハム等)、ウミスズメ(環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠA類)、オオミズナギドリやヒメウ(環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB)が観察され、時としては数百羽に及ぶことがあります。さらにはミサゴ(環境省レッドリスト准絶滅危惧)の採餌場所になっています。
なお、2005年10月にハクガン(環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠA類)4羽が当該区域を飛翔していたのが観察されています。
また、ラムサール条約湿地である片野鴨池で越冬するマガン(環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)は、片野鴨池と餌場である坂井平野を毎日往復する際、北潟湖周辺を通過します。北潟湖上を飛行することが多いものの、気象条件によっては海上を通過することがあり、(公財)日本野鳥の会ではマガンが北潟湖西の海上から内陸に向けて飛翔していることをレーダー観測によって確認しております。注2
これらの種については洋上の巨大風車によるバードストライクの発生が十分に考えられます。

◎夜間に渡る鳥類のバードストライクの恐れ
一般にカモ類は夜間に渡りを行うと言われています。片野鴨池で越冬するカモ類あるいは他地域からのカモ類も事業実施想定区域を夜間に渡る可能性があります。また、オオミズナギドリは繁殖地では夜間に活動することが確認されており、渡りも夜間と推測されます。同様にアビ類やウミスズメ類も夜間に渡ると考えられます。
確認の難しい、夜間におけるバードストライクの可能性については十分な調査・予測・評価が必要と考えます。

◎日本海を直接横断する種に影響を与える可能性がある
トモエガモ(環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)が陸伝いではなく、直接日本海上を飛んで大陸へ渡ることが解明されています注3。また、九州(長崎県)や関東地方(埼玉県)から追跡されたマガモでも、日本海を横断して大陸へと渡ることが確認されており、そのうちの一部は石川県を経由して渡っています注4。
さらに、島根県出雲市で越冬する国指定天然記念物のヒシクイ注5、マガン注6も日本海を直接横断する渡りを行うことが知られています。この時に送信機を装着されたヒシクイのうち1羽が片野鴨池でも観察されており注7、片野鴨池のヒシクイ(亜種ヒシクイが絶滅危惧II類、オオヒシクイが準絶滅危惧)も日本海を横断するものがいる可能性があります。
片野鴨池は、2010年代初めまで西日本最大のマガンの越冬地でしたが、近年は国内のマガン個体数が増加しているにも関わらず、片野鴨池での越冬数は減少しています。この原因として、個体数の増減に影響を与える要因や渡り時の行動などから、片野鴨池に飛来するマガンは宮城県などに飛来するマガンとは繁殖地や春の渡りルートが異なる可能性が示唆されました注2。渡り時の行動や島根県で越冬するヒシクイの例から、片野鴨池のマガンも直接日本海を横断しているものと考えられています。
これらの渡りの状況から、トモエガモやマガン、ヒシクイを含む北潟湖周辺で越冬するガンカモ類が事業実施想定区域を通過する可能性があります。
北潟湖周辺のガンカモ類の渡りの際の飛行ルートを詳細に把握するための調査を少なくとも数年間実施したうえで予測、評価を行う必要があり、これが困難な場合は事業実施想定区域での風力発電所の建設を行うべきではないと考えます。

◎洋上でのバードストライクについて
洋上での風車によるバードストライクは陸上でのそれに比べて、調査・予測・評価が難しく、巨大風車が立ち並ぶ本計画では特に綿密にこれらを実施しなければなりません。特に、渡り鳥が重要な調査対象となるため、1シーズンでは予測、評価のための情報が不足するため、複数年に渡る調査が必です。
また、風車が稼働した後はバードストライクの発生監視を行う仕組が必要であり、バードストライクの発生に対しては第三者も入れた検討体制を構築し、バードストライクが多発するならば対象の風車の停止、定常的に発生するならば風車の撤去を盛り込んだ運営を行うことが肝要と考えます。
さらに、バードストライクの発生事実、その対策検討結果は公表されるべきです。

◎オンライン閲覧について
環境アセスメント制度における、配慮書、方法書、準備書等の文書は、県庁を始めとした縦覧場所での縦覧は、1部のみのため複数の人員が同時に縦覧することが困難です。また、そのために縦覧場所に出向く必要があるため、時間的、距離的な制約が大きいです。それ故にオンライン閲覧は大きな利点があるものと考えます。しかし、現在のオンライン閲覧は WindowsのInternet explorerでしか閲覧ができないため、下記の問題があります。

  • 今やパソコンよりも、スマートフォンやタブレット端末でのネットアクセスが主流になっているにも関わらずこれらでは閲覧できない。またMacでの閲覧もできない。
  • Windows 10では、Internet Explorerは標準ブラウザではなく、Edgeが標準ブラウザとなっている。Window 10にはInternet Explorerがインストールされてはいるが、うまく使えない方が多々いる。
  • 印刷、ダウンロードができないため複数人が同時に縦覧するためには複数のWindowsパソコンやそのためのネット環境が必要となり、複数人での意見合成などが困難であり、意見書等への反映が十分にできない状況である。
  • また、準備書には多額の費用が費やされたアセスメント実施の結果が記されており貴重な資料となっている。該当地域の環境実態を把握し、以降の検討
  • 研究に広く利用するためにも、ダウンロードや印刷ができないのは問題と考える。

上記の問題解消を強く望みます。

注1.片野海岸探鳥会データ(付表)
1999年〜2014年は石川野鳥年鑑(ホビーズワールドで購入可)、2015年~2019年は日本野鳥の会石川の会報「石川の野鳥」4月号または6月号より。

注2.詳細については(公財)日本野鳥の会に問い合わせ

注3.世界で初めて、トモエガモの渡りのルートを解明(日本野鳥の会ホームページ)https://www.wbsj.org/activity/press-releases/press-2012-09-07/

注4.Yamaguchi N et al. 2008. Spring migration routes of mallards (Anas platyrhynchos) that winter in Japan, determined from satellite telemetry. Zoological Science 25(9):875-881.

注5.出雲市で越冬するヒシクイを衛星追跡 日本海を渡るルート解明(http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/news/201007_hishikui.html

注6. Yamaguchi, N. and Higuchi, H. 2008. Migration of birds in East Asia with reference to the spread of avian influenza. Global Environmental Research 12:41-54.

注7.2010年11月11日~2011年2月11日にかけて観察(平成22年度(2010年度)加賀市鴨池観察館 年次報告書)