「生物多様性を重視した農業政策を求めるつどい」のご案内

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生物多様性を重視した農業政策を求めるつどい
生物多様性を重視した農業政策を求めるつどい
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農業と生物多様性には密接な関わりがあり、農業の営みによって形成された「里地里山」に代表される二次的自然には、多くの動植物が生息しています。「食料・農業・農村基本法」という日本の農業政策の最も基本となる法律にも、農業・農村の役割は、食料の安定供給と農業・農村の多面的機能(水源のかん養や自然環境の保全、景観形成、文化の伝承)の発揮であると書かれています。

ところが、経済性や効率性のみを優先した農地の整備・管理や過剰な農薬・化学肥料の使用などによって、年々、生物多様性が劣化しています。そこで、先日、当会含め環境NGOで構成される「生物多様性と農業政策研究会」で、いま改訂作業中の「食料・農業・農村基本計画」に対して、自然環境保全の強化策を求めた意見書を提出しました。(詳細はこちら

今回は、里地里山の生物多様性の現状と、政策面からの課題について考える集会を開催します。
難しそうな内容に感じるかもしれませんが、ぜひお気軽にご参加ください。

生物多様性を重視した農業政策を求めるつどい
~次期「食料・農業・農村基本計画」への要望~

日時
2020年1月23日(木)18:30~20:30(受付18:15~)
会場
中央区環境情報センター
(東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン6階)
*アクセス:東京メトロ銀座線「京橋駅」3番出口直結
https://eic-chuo.jp/access/
定員
約50人
参加費
無料

プログラム

Ⅰ.趣旨説明
WWFジャパン 草刈 秀紀
Ⅱ.農業地域の生物多様性の危機的状況
日本自然保護協会 藤田 卓
日本野鳥の会 葉山 政治
WWFジャパン 並木 崇
Ⅲ.日本とEUの農業環境政策と生物多様性保全の未来
法政大学 西澤 栄一郎
Ⅳ.生物多様性を重視した農業政策を~次期「食料・農業・農村基本計画」に求めるもの~
オリザネット 斉藤 光明
Ⅴ.意見交換

申し込み方法

当日参加可。(資料準備の都合上、事前申込み推奨)
事前申込いただける方は、下記URL(Googleフォーム)より必要事項のご記入をお願いします。
https://forms.gle/rv7r8PHceqQcppYR9

主催

生物多様性と農業政策研究会
(日本自然保護協会、日本野鳥の会、WWFジャパン、ラムサール・ネットワーク日本、オリザネット)

生物多様性と農業政策1 生物多様性と農業政策2