Important Bird Areas in Japan
Important Bird Areas in Japan -翼が結ぶ重要生息地ネットワーク-

IBAサイト詳細 三重県・奈良県:大峰山脈・台高山脈

大峰山脈、台高山脈(大台ヶ原〜国見山)

三重県:松阪市、尾鷲市、熊野市、北牟婁郡紀北町、多気郡大台町
奈良県:五條市、吉野郡川上村・天川村・十津川村・下北山村・上北山村
     ・東吉野村

位置 N 34°11′ E 136°07′
面積 40,000ha

環境構成


大台ケ原日出が丘山頂付近シカ
写真提供:市川雄二

森林



 主に古生代、中生代の水成岩な どから成る関西を代表する山岳地帯。
 大峰山脈は、山上ケ岳〜大普賢岳〜弥山〜釈迦ケ岳〜涅槃岳と連なり、峻険な峰々と深い谷からなる。亜高山帯の針葉樹林や切り立った岩場もみられる稜線は,古くから修験道の道場として有名。
 台高山脈は、大台ケ原一帯〜国見山に連なる。大台ケ原は、標高1,500m前後に広がる非火山性の隆起準平原で,広大なブナやトウヒなどの原生的な樹林が残っている。(参考:吉野熊野国立公園の概要)

保護指定

サイト名 保護区指定 面積
大峰山脈
・台高山脈
国指定大台山系鳥獣保護区(特別保護地区)
※特別保護区内に「利用調整地区」(全国初)
18,054ha(1,403ha)
※約450ha
県指定黒滝大峰山系鳥獣保護区 10,694ha
県指定旭鳥獣保護区 1,190ha
県指定花瀬山鳥獣保護区 1,836ha
県指定前鬼鳥獣保護区 1,033ha
県指定白川又鳥獣保護区(特別保護地区) 1,688ha(379ha)
吉野熊野国立公園(特別保護地区) 59,788ha(100ha)
室生赤目青山国定公園

保全への脅威

大台ケ原 ・観光によるオーバーユース問題。踏み込みによる植生への影響
・シカの食害 樹木の枯死が目立つ 
三重県では今年度から5年間特定鳥獣保護管理計画(ニホンジカ)
を策定し、県内全域でオス、メスが狩猟できることになった
・台風など自然災害 倒木 土砂崩壊(林道)
・ソウシチョウが増え、ウグイスとほぼ同数の場所もある

保全活動

環境省 ・「大台ヶ原自然再生推進計画」平成17年1月策定
自然誌の会(三重県) ・随時調査
環境省・奈良県 ・立ち入らないようロープを張っている
・日の出ヶ岳〜正木ケ丘 木道が整備されている

2006年の動き

環境省 ・12月:吉野熊野国立公園・西大台地区 に、自然公園法に基づく入山コントロールを行う「利用調整地区」を初設置

見られる鳥

 大台ケ原での記録。近年、コマドリが減り、ソウシチョウ(外来種)が増えている。

目視での確認種 トビ、ハイタカ、ノスリ、アオバト、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、アマツバメ、アオゲラ、アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、カワガラス、ミソサザイ、カヤクグリ、コマドリ、ルリビタキ、トラツグミ、マミジロ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、ヤブサメ、メボソムシクイ、キクイタダキ、キビタキ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、アトリ、マヒワ、ウソ、イカル、カケス、ハシブトガラス

交通

鉄道 近鉄吉野線
大和上市
大和上市ー(奈良交通バス)−大台ヶ原
自動車 大台ケ原山上駐車場 オーバーユースに伴う規制あり。
鉄道・バスをご利用ください。