プレスリリース 2006.04.20
還暦を迎える愛鳥週間
-第60回目の愛鳥週間(バードウィーク)関連イベント取材・報道のお願い -
2006.4.20
■還暦を迎える愛鳥週間
今年も5月の愛鳥週間(10~16 日)が近づいてきました。
今年は1947 年の「バードデー(Bird Day)」制定から数えて第60回目となります。
■飛躍的に増えたバードウォッチング人口
この60年間で日本野鳥の会の会員数は約150人から約46,000人と300倍以上になり、当時は一部の文化人の趣味や研究者のものであったバードウォッチングが、今では幅広い人々の趣味として飛躍的に普及しました。地球環境保全の面からの野鳥への注目度も高まっています。
■望まれる保護対策
しかし、保護の状況を見ると楽観できません。1998年に、日本産鳥類約700種のうち13%にあたる90種に絶滅のおそれがあるとされました(環境省レッドデータブック)。生息環境に目を向けると、例えば日本全国の干潟の面積はこの60年間で埋立などにより82,621haから49,380haに減少し、40%以上が消失しました(環境省・自然環境保全基礎調査)。国際的な状況を見ても、重要な生息環境である世界の熱帯林は1960~1990年の間に450万km2(日本の国土面積の12倍)が消失しました(国連食料農業機関)。ヨタカ、サンショウクイ、アカモズなどの渡り鳥の減少が著しいのは、東南アジアの熱帯林の減少が原因ではないかと言われています。生息環境はこの60年間で年々悪化し、保護対策が望まれます。一方で35年前に野生個体が消滅したコウノトリの野生復帰が昨年始まるという明るい話題もあります。
■イベント・キャンペーン広報のお願い
60回目という年に野鳥保護の歴史を振り返り、野鳥を愛する人が今後さらに増えるよう当会では別紙のイベントを企画しました。これらの取組みが自然環境の保護につながればと考えています。つきましては、報道関係各位の記事掲載・報道をお願い申し上げます。
■添付の資料
- 愛鳥週間の由来
- 野鳥保護60年間の動き
■添付のイベント・キャンペーン御案内
- 日本最大級の野鳥イベント「東京バードフェスティバル2006」
バードウォッチングの様々な楽しみ方を多くの方に知っていただくために、2日間にわたって開催します。毎年開催される最大級の野鳥イベントです。講演会、コンサート、トークショー、観察会などイベント盛りだくさん。
関連資料:「トークショー:『日本野鳥の会』の創設者・中西悟堂の足跡をたどる」バードフェスティバルの中で開催。日本野鳥の会の創設者の昭和初期からの数々の活動を語ります。 - 一杯のコーヒーから地球環境を守る「バードフレンドリーコーヒー」試飲キャンペーン
「バードフレンドリーコーヒー」は地球環境と動植物保護に配慮して栽培されたコーヒーです。1杯のコーヒーを飲むことから地球環境保護を始めるキャンペーンを実施。全国のバードサンクチュアリでバードウォッチングをしながらコーヒーを試飲。
付属資料:全国試飲キャンペーン実施一覧 - 会誌「野鳥」1万人プレゼントキャンペーン
多くの方々に野鳥の世界の素晴しさを知っていただくために、当会会誌「野鳥」を1万人に無料プレゼントします。 - 子ども向け冊子「野鳥のせかいへの パスポート」のプレゼント
子どもたちにバードウォッチングの楽しさを知っていただくための冊子を無料配布。家のまわりで使える観察シートなど親しみやすい内容になっています。
【財団法人日本野鳥の会について】
1934年に中西悟堂により創設され、1970年に財団化。「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然に親しみながら、自然を守る活動を続けているNGOです。会の多岐に渡る活動は全国89の支部と約52,000人の会員サポーターに支えられています。会長:柳生博。
- 当資料についてのお問い合わせ先
- (財)日本野鳥の会 サンクチュアリ室 東陽一
〒151-0061
東京都渋谷区初台1-47-1 小田急西新宿ビル1階
TEL 03-5358-3517 FAX 03-5358-3608
印刷される方はこちらをご利用ください
PDF 第60回目の愛鳥週間(バードウィーク)関連イベントに関するプレスリリース
プレスリリース
当会の活動
日本野鳥の会は、1934年に設立され、多くの会員に支えられた自然保護団体です。当会では、自然と人間との共存、調和を目指し、生物多様性の保全に取り組んでいます。野鳥と人がともにすめる社会を実現するために、当会は主に4つの活動を行なっています。

日本野鳥の会の活動
自然保護活動について
野鳥は生態系の上位を占める種が多く、自然環境の良好さを示すバロメーターです。多くの野鳥が生息するには、多様な環境があり、その環境が守られていることが大切です。当会では、野鳥と人が共に暮らせる生物多様性に富んだ自然環境の保全を第一に 考え、生息地の保全や法制度に働きかけ改善すること、また、全国の連携団体(支部)の協力を得て、自然を守る活動を行なっています。
自然観察や保護の普及活動について
野鳥や自然とのふれあいを通して、自然環境に興味を持つ方や、守りたいと考える方を増やしていくための活動です。全国各地の連携団体(支部)やサンクチュアリと連携し、さまざまな活動を行なっています。
自然系施設の運営活動について
当会は、1981年に民間として初めて直営のサンクチュアリ(野鳥をはじめとする、生物多様性を保全する自然系施設)を苫小牧市のウトナイ湖に設置し、全国からの募金等でネイチャーセンターなどを建設しました。サンクチュアリは当会のレンジャーが常駐しており、環境保全、環境教育の活動を行なう自然保護の拠点です。
収益活動について
日本野鳥の会では、バードウォッチングに役立つ観察用品や図鑑、野鳥を楽しむための雑貨、自然食品などの販売を行なっています。販売の収益は当会の自然保護活動に役立てます。みなさまのお買い物が自然を守る大きな力となります。
※画像の一部提供:ピクスタ











