鳥インフルエンザ ツバメを怖がる必要はありません : 日本野鳥の会消えゆくツバメをまもろうキャンペーン特設ブログ

鳥インフルエンザ ツバメを怖がる必要はありません

2013年04月10日 (水) 17時26分

 今年の2月から、中国の上海など揚子江下流周辺で「鳥インフルエンザ(H7N9亜型)」の人への感染が起こり、死亡者も出ていることが報道されています。身近な場所に渡ってくるツバメが、この鳥インフルエンザウイルスを運んでくるのでは、と不安に思われている方もいらっしゃるようです。

 ですが、この鳥インフルエンザがツバメから人にうつることは考えられません。小さな体で海を越え数千kmも旅をして、日本で子育てをするツバメたちを、どうか温かく見守ってあげてください。

 鳥インフルエンザウイルスは、糞などで体外に出された場合、他の鳥に感染しなければ速やかに感染性を失います。また日光(紫外線)や高温に弱い事も知られています。
 今回の鳥インフルエンザ(H7N9亜型)に、ツバメが感染した例はこれまでありません。もし渡ってきた時にウイルスを持っていたツバメがいたとしても、他の鳥に伝染する機会がないまま、体の中に抗体ができて、ウイルスも消滅してゆくと考えられます。
 またツバメが日本に到着してから、卵を産むまでにふつう1ヶ月以上が経過しますので、仮にウイルスを持ったツバメがいたとしても、そのウイルスがひなに伝染していくことはまず考えられません。

 ツバメはヒナが大きくなると巣の下にフンを落とすようになりますが、気になる方は、そ巣の下に糞を受けるもの(古新聞などで十分です)を置いて、時々取り替えたり、掃除をすることで、清潔にしておくとよいでしょう。

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