渡邊野鳥保護区ヤウシュベツ(わたなべやちょうほごくヤウシュベツ)

タンチョウ保護のための野鳥保護区
北海道野付郡別海町 351.3ヘクタール

渡邊野鳥保護区ヤウシュベツ

2008年、ラムサール条約湿地「風蓮湖・春国岱」(同国指定鳥獣保護区特別保護地区)と野付風蓮道立自然公園に近接した湿原を渡邊士乃武氏のご寄付を元に352.4ヘクタール(*)を買い取った。広大なヨシ原がヤウシュベツ川河口流域に広がっている。
タンチョウの生息が確認されており、野鳥保護区内で2つがい、近くの上流で1つがいが繁殖している。
この野鳥保護区の一部は、別海町の「別海十景」にも選ばれており、国道244号線のヤウシュベツ川に架かる万年橋から野鳥保護区全体を見渡すことができる。秋の天気のよい夕方には、橋の上流側に綺麗な夕日が沈む景色を野鳥保護区越しに見ることができる。

*2012年5月23日 国へ1.1ヘクタール売却

渡邊野鳥保護区飛雁川(わたなべやちょうほごくとびかりがわ)

タンチョウ保護のための野鳥保護区
北海道別海町 15.3ヘクタール

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2006年、ラムサール条約湿地(国指定鳥獣保護区特別保護地区)野付半島・野付湾に近接していながら法的な保護指定がなされていなかった、野付湾に流れる飛雁川河口に広がる湿原15.3ヘクタールを渡邊士乃武氏のご寄付をもとに買い取った。1970年代よりタンチョウの生息が確認されており、この周辺でタンチョウ1つがいが繁殖している。

永野野鳥保護区飛雁川(ながのやちょうほごくとびかりがわ)

北海道別海町 15.6ヘクタール

写真

2006年、ラムサール条約湿地(国指定鳥獣保護区特別保護地区)野付半島・野付湾に近接していながら法的な保護指定がなされていなかった、野付湾に流れる飛雁川河口に広がる湿原15.6ヘクタールを、所有者の永野貴浩氏(当会個人特別会員)と保護協定を結び、野鳥保護区とした。永野氏は、「この土地は、先代の父が受継いだ地で乳牛や農耕馬の飼料の供給地として利用していました。その当時は、湿地のため牛馬の事故などがともない大変苦労をしたそうです。酪農の規模拡大とともに20年ほど前から私の父の趣味であった馬の放牧地となり観光客の人たちが車を止め、馬やツルの写真を撮る姿がよく見られました。今は、馬もいなくなり、今後の利用を考えていたところ、日本野鳥の会との話を進めることができ喜んでいるところです。」と当会と協定を結ばれた。1970年代よりタンチョウの生息が確認されており、この周辺でタンチョウ1つがいが繁殖している。

永野氏は、保護区の近くでレストランと宿(当会協定旅館)を経営されています。保護区の詳細な情報は、こちらでお尋ねください。
牛蔵 ふぁーむながの

持田野鳥保護区シマフクロウオホーツク第1(もちだやちょうほごくシマフクロウオホーツクだい1)

シマフクロウ保護のための野鳥保護区
北海道オホーツク地域 15.1ヘクタール

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当地域で最初の野鳥保護区。知床半島のシマフクロウのほとんどは、国立公園や国有林など保護策がとられている場所で繁殖しており、今後、繁殖地からの分散を図る上で周辺の民有林の保全は重要な課題である。

近年、当地域では森林伐採や土砂採掘などの開発が進んでおり、生息地破壊の心配が残る緊急性の高い場所である。そこで、2009年に会員持田勝郎氏からのご寄付を元に買い取りを行ない、野鳥保護区を設置した。

「持田野鳥保護区シマフクロウオホーツク第1」を含む地域では、シマフクロウ1つがいの繁殖が確認されている。
当地域は、環境省はじめ関係行政や専門家と連携して、当会職員が、調査や管理、巡回監視にあたっている。なお、シマフクロウは、カメラマンや観察者からの影響を受けやすいため、保護区の場所についての表記は控えさせていただきます。

出版・発行物

Strix

Strixは、野外鳥類学や自然保護に関する総説、論文を掲載する雑誌です。

詳しくはこちらをご覧ください。

野鳥保護資料集

日本野鳥の会が自然を守る活動を進めるにあたって収集した資料や調査・活動の結果、また自然保護に関する考え方をまとめた資料集です。

詳しくはこちらをご覧ください。

野鳥と感染症

鳥インフルエンザ

その他の感染症

野鳥と人とのあつれきの解消

カラス ~都市におけるカラス問題~

近年、都市地域でのカラスによる生活被害(ゴミを散らかす・うるさい・襲われる)が問題になっています。当会では東京周辺の支部と協力して、カラスの生息実態やゴミ散乱など生活被害との関係を調べ、シンポジウムの開催や『自治体担当者のためのカラス対策マニュアル』を策定するなど、人と野鳥の共存を図るためには何が必要なのかを考えながらカラス問題に取り組んでいます。

カワウ ~カワウとの共存をめざして~

魚食性の鳥であるカワウは個体数増加と分布拡大により、内水面漁業や水域生態系への影響が危惧されています。当会では浜離宮庭園の鴨場の修復工事と森林被害をきっかけに、カワウと人とのあつれきの解消に取り組みはじめ、河川や湖沼の内水面漁業との間の問題にも解決の方策を探っています。

海鳥と漁業の問題

海の豊かさを示す海鳥は、現在、急速に数が減っており、約360種のうち約3割の種で絶滅の恐れがあります。減少要因は、繁殖地での捕食者の増加や人の攪乱、海洋汚染、漁業による混獲、餌資源の減少等で、中でも混獲は大きな比重を占めています。近年、延縄(はえなわ)漁では混獲を回避する漁具の開発や漁法の改善がされていますが、刺し網漁ではまだ効果的な回避策はなく、混獲の実態の把握や回避策の検討を行なっています。

法制度の改善

野鳥保護に関する法制度の改善

海洋プラスチックごみへの対応

野鳥の保護に関係する主な法律や条約

原発問題に関する当会の見解

風力発電と野鳥

鳥獣保護管理法

特定外来生物法

野鳥誌記事一覧

密猟や違法販売の防止

現在、国内のすべての野鳥は、捕ったり飼ったりすることが原則禁じられています。
けれども現在の法律には、外国から輸入した野鳥を販売したり飼ったりすることへの規制がほとんどありません。そのため、国内で野鳥を密猟して外国産と偽って販売する事件が絶えず、また渡り鳥では、渡っていった先で捕獲され、商品として輸入・販売されるという問題があります。
日本野鳥の会は「野の鳥は野に」を創立以来の理念として掲げ、野鳥の密猟、違法な飼養・販売の根絶、野鳥輸入の禁止のための活動を行っています。

トピックス

鳥獣保護法Q&A

(メジロを飼うことは違法?/ペットショップで野鳥を売ることは?/密猟や野鳥の飼養・販売を見つけたら? など)

『野鳥』掲載記事

要望書など

リンク

保全のための調査・研究